株式会社プロレド・パートナーズ
2021年10月期 第１四半期
決算説明資料
東証一部（証券コード：7034）
2021.3
FY2021 1Q Financial Result
1. 2021年10月期 第１四半期 決算概要 P03
FY2021 Forecast
2. 2021年10月期 業績見通し P08
Priority Strategy
3. 2021年10月期 重点施策 P11
Our Vison and Growth Potential and strategy
4. 中期成長戦略 P19
Appendix
Appendix P24
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FY2021 1Q Financial Result
1. 2021年10月期 第１四半期 決算概要
（C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 3
1. 2021年10月期 1Q 決算概要
業績ハイライト
• 売上面については、計画通りの水準で着地（1Qの計画 8.6億円）
• 費用面については、積極的な人材投資（コンサル・新規事業）および
報酬体系の変更により1Qの人件費が増加
• 下期の売上増加に向け、営業面は温度感の高い業種・領域の案件獲得、
コンサル面は人員の増員等を計画通り実施
2021年10月期1Q 業績
（連結） 売上高 8.8 億円
営業利益 2.1 億円
（単体） 売上高 8.4 億円 前四半期比
対予算比
▲ 5.2%
＋ 3.9%
営業利益 2.3 億円 前四半期比
対予算比
▲ 41.0%
▲ 13.2%
01. FY2021 1Q Financial Result （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 4
1. 2021年10月期 1Q 決算概要
新型コロナウイルス感染症拡大の当社事業への影響
2020年4月の緊急事態宣言下における営業活動制限は新規訪問件数を減少し、
2021年10月期上期の案件数に大きく影響を与えたが、現時点ではほとんどの指
標が回復・増加しており、今後は更に増加する見込み
緊急事態宣言中 現状
重要指標 将来展望
（2020/4~6) （緊急事態宣言中）
・大幅に減少 ・増加 ・増加見込
初回訪問 -活動制限により営 -コスト削減ニーズの -コスト削減ニーズ
件数 業訪問実施できず 高まりで前年同期よ の継続と営業メン
り高い水準で推移 バーの増員
・増加 ・増加 ・増加見込
-危機感のあるクラ -危機感のあるクラ -引き続き経済不安定な
契約率 イアントとの営業 イアントとの営業 状況が続くため、契約
が増加 が増加 率は高止まると想定
・減少 ・減少 ・現状と同水準見込
PJT当たり -費用ボリューム減 -費用ボリューム減 -温度感が水準が継
報酬 少により報酬も減少 少により報酬も減少 続すると想定
・延期 ・変化なし ・現状と同水準見込
-コロナにより社内決 -コロナ禍における新 -コロナ禍における新
PJT期間 裁・調整に時間を要 しい業務スタイルが しい業務スタイルが
する 確立しつつある 確立
01. FY2021 1Q Financial Result （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 5
1. 2021年10月期 1Q 決算概要
P/Lサマリー（連結）
プロレドの進捗は当初の計画通り順調に進んでいます
グループ会社の進捗も同様に当初の計画通り順調に進んでいます（知識経営研
究所の公共部門売上が3月、9月に集中しているため、計画通りに推移）
（単位：百万円）
2021年10月期
2021年10月期
1Q 達成率（％）
（予想）
（実績）
売上高 882 4,349 20.3%
プロレド 839 3,795 22.1%
その他 42 554 7.7%
売上総利益 554 － －
販売費及び一般管理費 341 － －
営業利益 213 1,264 16.5%
EBITDA 242 1,313 18.4%
EBITDA/売上高 27.4% 30.2% －
01. FY2021 1Q Financial Result （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 6
1. 2021年10月期 1Q 決算概要
P/Lサマリー（プロレド単体）
売上、営業利益、及び営業利益率は計画通りの水準で推移
（単位：百万円）
2019年10月期 2020年10月期1Q 2020年10月期 2021年10月期1Q 対前同期比
（実績） （実績） （実績） （実績） 増減率（％）
売上高 2,641 886 3,270 839 ▲5.2%
売上原価 595 206 924 298 +44.5%
原価率 22.5% 23.3% 28.3% 35.5%
売上総利益 2.046 679 2,346 541 ▲20.3%
粗利率 77.5% 76.7% 71.7% 64.5%
販売費及び一般管理費 980 286 1,130 309 +8.1%
販管費比率 37.1% 32.4% 34.6% 36.9%
営業利益 1,065 392 1,216 231 ▲41.0%
営業利益率 40.3% 44.3% 37.2% 27.6%
経常利益 1,046 392 1,189 231 ▲41.1%
税引前当期純利益 1,046 120 1,189 231 ▲41.1%
当期 (四半期) 純利益 682 272 869 160 ▲41.1%
01. FY2021 1Q Financial Result （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 7
FY2021 Forecast
2. 2021年10月期 業績見通し
（C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 8
2. 2021年10月期 業績見通し
2021年10月期 業績見通し
2021年10月期から連結ベースでの計画を策定
連結では、プロレドと比較して子会社の収益性が低いこと、のれんの償却負担
により、営業利益率は30％に着地
単体では人材投資を中心とした投資を推進しつつ、高い営業利益率を確保
（単位：百万円）
2020年10月期 2021年10月期
増減率（％）
（連結） （実績） （予想）
売上高 － 4,349 －
(内訳) プロレド － 3,795 －
その他 － 554 －
営業利益 － 1,264 －
EBITDA － 1,313 －
EBITDA/売上高 － 30.2% －
（単体）
売上高 3,270 3,795 +16.0%
営業利益 1,216 1,312 +7.9%
営業利益率 37.2% 34.6%
02：FY2021 Forecast （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 9
Priority Strategy
3. 2021年10月期 重点施策
（C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 11
3. 2021年10月期 重点施策 ①コンサルティングサービスの既存強化および拡充
株式会社知識経営研究所のグループ参入
知識経営研究所のグループ参入により、官公庁/地方自治体を対象としたシン
クタンク事業、環境/食品安全衛生領域のコンサルティングが加わり、グルー
プとしてのサービス範囲が拡大
今後の成長分野である環境・リスク管理のコンサルティング
サービスの拡充
サービスを拡充
顧客基盤の 知識経営研究所のもつネットワークを活かし
拡大 官公庁・自治体向けサービス展開を拡大
• コンサルティング・サービス拡張により各サービスに能力的に充
足する人材を広く募集
人材面
• 従業員に多様なキャリアアッププランを提示でき、個々のモチベーション
シナジー の維持・向上を図る
効果
• 当社の営業力を活かし、両社のコンサルティング・サービスのク
営業面 ロスセル、アップセルを推進
03. Priority Strategy （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 14
3. 2021年10月期 重点施策 ②M&A施策 プリンシパル投資の戦略
具体的な投資対象のテーマと事業イメージ
M&Aにおけるポリシーとして、当社ビジネスとのシナジー効果及びサービス
拡充を最優先にし、投資対象の選定を実施
分類 投資対象のテーマ 事業イメージ
各種販管費・原価のコスト削減に資する専門性を持ち、既存事業
コスト削減 既存のコスト削減事業の強化
を強化・補完するコンサルティング
上場企業向けIRコンサルティングや、企業やサービスの認知度向
IR/ブランディング
上に向けたブランディング戦略の支援
地域金融機関等と連携し、特にコロナ禍で業績悪化企業の再生に
バリューアップ/ターンアラウンド
特化したコンサルティング
コンサルティング
サービス 国・地方公共団体に対する効率化・コスト削減等の政策提言を実
シンクタンク
施するコンサルティング
中堅中小企業が保有する特許などの知財や不動産等の財産を評価
企業財産評価
するコンサルティング
デジタルトランスフォーメーションに関するコンサルティングか
DX/システム構築/AI らシステム構築まで一気通貫でサービス提供
AIに関しては自然言語処理をコンサルティングビジネスに活用
IT関連 中堅中小企業の管理部門の運用管理や営業部門のSFA/CRMなど
SaaS/シェアードサービス
のクラウド型システムを提供
デジタルマーケティングを活用した中堅中小企業の売上拡大に寄
デジタル/Webマーケティング
与するコンサルティング
03. Priority Strategy （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 16
3. 2021年10月期 重点施策 ③M&A施策 PEファンド事業
ブルパス・キャピタルの進捗
2021年1月29日1stクローズの完了
• みずほ証券株式会社、株式会社みずほ銀行、株式会社福岡銀行、株式会社
プロレド・パートナーズ、他金融機関3社等より1stクローズで65億円の出
資を受け、ドルフィン1号投資事業有限責任組合を組成
• 最終的には運用総額100億円を計画。ソーシング等順調に進捗
ファンド規模 運用総額100億円
投資対象企業規模 20～100億円程度（企業価値ベース）
プロレド・パートナーズのコンサルティングを活用した
ファンドコンセプト
ハンズオン支援を主軸とするバリューアップ・ファンド
03. Priority Strategy （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 17
3. 2021年10月期 重点施策 資本政策
資本政策
今後、資本効率の改善及び株主還元を実現すべく資本政策を積極的に実施
マーケット状況を鑑み、株主還元目的で自己株式取得を取締役会にて決議
資本政策方針
✓ 資本効率の改善
✓ マクロ環境の不確実性の高まり －ROEの改善
✓ 投資家心理の悪化 ✓ 株主還元
－株価の乱高下 －自己株式取得を主軸
最高 6,280円 (2020/9/30) ✓ 投資余力
最安 3,250円 (2021/3/4) －将来のM&Aに備えて適切な水
準の余力を確保
自己株式取得の概要
• 取得対象株式の種類 当社普通株式
• 取得し得る株式の総数 ：35 万株（上限）
• 株式の取得価額の総額 ：10 億円（上限）
• 取得期間 ：2021 年 3月 17 日～2021 年 10 月 31 日
03. Priority Strategy （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 18
Our Vison and Growth Potential and strategy
4. 中期成長戦略
① 既存事業の事業環境
② 中長期的な成長戦略
（C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 19
Appendix
Appendix
（C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 24
Appendix⓪ 会社概要
プロレドパートナーズの会社概要
会社名 株式会社プロレド・パートナーズ | Prored Partners CO.,LTD.
代表者 佐谷 進 | Susumu Satani
創業 2009年12月 (設立 2008年4月)
決算期 10月
資本金 20億2,504万1千円 (2020年10月31日現在)
従業員数 152名（2021年1月31日現在）
監査法人 EY新日本有限責任監査法人
顧 問 弁 護 士 西村あさひ法律事務所、未来創造弁護士法人
上場市場 東京証券取引所 市場第一部
参画団体 事業再生実務家協会、日本プライベート・エクイティ協会、経済同友会
所在地 (本社) 東京都港区芝大門1-10-11 芝大門センタービル4F
事業内容 成果報酬型マネジメントコンサルティング
01. FY2021 1Q Financial Result （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 25
Appendix① 2021年10月期 1Q 決算概要説明
B/Sサマリー (連結)－前期比較
四半期純利益により利益剰余金が積み上がり、高い自己資本比率(86%)を維持
（単位：百万円）
2020年 2021年 2020年 2021年
差額 差額
10月期 10月期1Q 10月期 10月期1Q
流動資産 6,674 6,550 △124 流動負債 912 712 △200
現金・預金 5,952 5,690 △262 買掛金 28 33 ＋5
未払金 147 125 △22
売掛金 629 733 ＋104
未払費用 212 105 △107
棚卸資産 43 61 ＋18
未払法人税等 193 84 △109
その他 49 64 ＋15 その他 330 365 ＋35
固定資産 848 873 ＋25 固定負債 343 298 △45
有形固定資産 44 28 △16 長期借入金 50 44 △6
無形固定資産 416 407 △9 社債 240 240 0
(うち、のれん) (369) (361) △8 退職給付負債 13 13 0
投資その他資産 386 437 ＋51 資産除去債務 38 - △38
純資産合計 6,266 6,412 ＋145
資本金 2,025 2,025 0
資本剰余金 2,015 2,015 0
利益剰余金 2,226 2,370 ＋145
資産合計 7,522 7,423 △99 負債純資産合計 7,522 7,423 △99
01. FY2021 1Q Financial Result （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 28
Appendix① 2021年10月期 1Q 決算概要説明
B/Sサマリー (プロレド単体)－前期比較
ブルパス・キャピタル設立により子会社株式が増加
本社移転の決定により資産除去債務が固定から流動へ振替
（単位：百万円）
2020年 2021年 2020年 2021年
増減額 増減額
10月期 10月期1Q 10月期 10月期1Q
流動資産 6,592 6,282 △310 流動負債 867 671 △196
現金・預金 5,846 5,406 △440 買掛金 24 29 ＋5
未払金 126 107 △19
売掛金 612 720 ＋108
未払費用 207 99 △108
短期貸付金 100 100 0
未払法人税等 193 83 △110
その他 33 55 ＋22 その他 315 351 ＋36
固定資産 913 1,144 ＋231 固定負債 329 284 △45
有形固定資産 44 28 △16 長期借入金 50 44 △6
無形固定資産 47 45 △2 社債 240 240 0
投資その他資産 820 1,069 ＋249 資産除去債務 38 - △38
(うち、子会社株式) (451) (651) ＋200 純資産合計 6,308 6,471 ＋162
資本金 2,025 2,025 0
資本剰余金 2,015 2,015 0
利益剰余金 2,268 2,429 ＋162
資産合計 7,506 7,427 △79 負債純資産合計 7,506 7,427 △79
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Appendix② 当社のビジネスモデル
主要領域でコンサルティングフローが確立
コンサルティングフロー
最初に契約し、次にデューデリジェンスを行い、顧客が成果内容に興味があれ
ば、コンサルティングを実施。コンサルティングを実施し、顧客の成果が確定
したタイミングで当社への報酬が発生
デューデリジェンス
コンサルティング契約締結 コンサルティング 成果・報酬
（成果の可能性診断）
‒成果の可能性検証を行う ‒コンサルティング対象の ‒提案後、顧客から依頼が ‒顧客の成果確定後にコン
にあたって、「コンサル 状況把握のため、必要な あった場合にコンサル サルティング成果を算出
ティング契約」を締結 情報・データを受領し、 ティングを実施 ‒コンサルティングを開始
‒報酬が発生するタイミン 当社にて簡易デューデリ ‒顧客に必要な要素を確認 する際に、あらかじめ顧
グは、顧客からコンサル ジェンスを実施 の上、詳細なデータを収 客と協議した内容に基づ
ティングを要望され、当 ‒分析から成果の見込みが 集し、分析、検証を実施 き報酬を算出
社がコンサルティングに あるかどうか、成果額は ‒最適な提案を複数パター ‒報酬確定後に支払契約内
より顧客の成果を実現し どの程度か算出し、顧客 ン提示し、顧客の選択後 容に基づき請求を実施
た場合に限る に提案 に成果確定までの実行を
サポート
コンサルティング契約の 成果が出たタイミングで
締結 当社への報酬が発生
Appendix （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 31
3Appendix③ PEファンド事業
PEファンドビジネスを通して目指す将来ビジョン
「価値」＝「対価」の世界の実現にあたっては、中小・中堅企業のバリュー
アップにこだわり続けること、その過程で多くのプロ経営者を養成・輩出する
といった、社会的課題を解決するエコシステムの構築を企図
真に競争力のあるグロース企業を
１
中堅・中小企業より累計100社創出する
• 経営承継問題の解決と同時に、多くのIPOを実現させ、成長企業を輩出する
• 企業価値向上、IPOの実現を通じて、金融市場の活性化に貢献する
• バリューアップノウハウを科学化し、形式知を世に広める
ファンド投資を通じて、プロ経営人材を輩出するための
2
プラットフォームを創造する
• 多くの投資先を通じて、若いプロ経営者が輩出されるプラットフォームを創る
• グループを通じて、プロ経営者、プロフェッショナル人材のネットワークを形成
• 経営の武器となる、実行支援型のコンサル機能を究極に発展させる
03. Priority Strategy （C） PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 36
本資料の取り扱いについて
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