7034 プロレドパートナーズ 2020-12-17 15:00:00
2020年10月期 決算説明資料 [pdf]
株式会社プロレド・パートナーズ
2020年10月期 決算説明資料
東証一部(証券コード:7034)
2020.12
FY2020 Financial Result
1. 2020年10月期 決算概要 P03
FY2021 Forecast
2. 2021年10月期 業績見通し P11
Priority Strategy
3. 2021年10月期 重点施策 P14
Our Vison and Growth Potential and strategy
4. 中期成長戦略 P28
Appendix
Appendix P35
(C) PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 2
FY2020 Financial Result
1. 2020年10月期 決算概要
(C) PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 3
1. 2020年10月期 決算概要
業績ハイライト
事業環境 • 先行き不透明な経済情勢等もあり、引き続きコンサル
ティング(主にコストマネジメント)ニーズは高く推移
• 感染症拡大がもたらした社会環境変化により、ビジネ
スコンサルティング市場は拡大が見込まれる
業績 売上高 32.7億円 前期比 + 23.8%
営業利益 12.1億円 前期比 + 14.1%
業績のポイント • 売上は、新型コロナウイルス感染症による影響は受けたも
のの、営業パートナーの拡充およびリレーション強化等に
より案件数増加、コンサルタント増員による検収案件の増
加により、継続的に成長
• 潤沢なニーズに対応すべく、コンサルタント採用を強化
(2019/11:64名→2020/11:83名)
• 人件費増加や新規事業開発費用が発生するが、増収効果に
よりそれらのコストを吸収、前期比大幅増益となる
01:FY2020 Financial Result (C) PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 4
1. 2020年10月期 決算概要 P/L①
P/Lサマリー
新型コロナウイルス感染症の影響で売上の当初予想を未達も、高水準の利益率
を確保 (単位:百万円)
2018年10月期 2019年10月期 2020年10月期 対前期増減率 2020年10月期 (参考)
(実績) (実績) (実績) (%) (当初予想) 当初予想比
売上高 1,651 2,641 3,270 +23.8% 3,468 △5.7%
売上原価 379 595 924 +55.2% ー
原価率 23.0% 22.5% 28.3% ー
売上総利益 1,272 2,046 2,346 +14.6% ー
粗利率 77.0% 77.5% 71.7% ー
販売費及び一般管理費 657 980 1,130 +15.3% ー
販管費比率 39.8% 37.1% 34.6% ー
営業利益 614 1,065 1,216 +14.1% 1,235 △1.6%
営業利益率 37.2 % 40.3% 37.2% 35.6%
経常利益 591 1,046 1,189 +13.6% 1,233 △3.6%
税引前当期純利益 591 1,046 1,189 +13.6% ー
当期純利益 380 682 869 +27.3% 766 +13.5%
01:FY2020 Financial Result (C) PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 5
1. 2020年10月期 決算概要 B/S①
B/Sサマリー (連結)-連単比較
当期末から連結貸借対照表を作成
知識経営研究所の子会社化により、3.6億円ののれんが発生
(単位:百万円)
単体 連結 差額 単体 連結 差額
流動資産 6,592 6,674 +82 流動負債 867 912 +45
現金・預金 5,846 5,952 +106 買掛金 24 28 +4
未払金 126 147 +21
売掛金 612 629 +17
未払費用 207 212 +5
棚卸資産 1 43 +42
未払法人税等 193 193 +0
その他 132 49 △83 その他 315 330 +15
固定資産 913 848 △65 固定負債 329 343 +14
有形固定資産 44 44 ― 長期借入金 50 50 ―
無形固定資産 47 416 +369 社債 240 240 ―
(うち、のれん) - (369) 退職給付負債 - 13 +13
投資その他資産 820 386 △434 資産除去債務 38 38 ―
純資産合計 6,308 6,266 △42
資本金 2,025 2,025 ―
資本剰余金 2,015 2,015 ―
利益剰余金 2,268 2,226 △42
資産合計 7,506 7,522 +16 負債純資産合計 7,506 7,522 +16
01:FY2020 Financial Result (C) PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 9
1. 2020年10月期 決算概要 B/S②
B/Sサマリー (単体)-前期比較
2020年1月および2月の新株予約権行使により約18億円の資金調達を実施
当期純利益も積み上がり、80%を超える高い自己資本比率を確保
(単位:百万円)
2019年 2020年 2019年 2020年
増減額 増減額
10月期 10月期 10月期 10月期
流動資産 4,471 6,592 +2,121 流動負債 689 867 +178
現金・預金 4,154 5,846 +1,692 買掛金 17 24 +7
未払金 58 126 +68
売掛金 277 612 +335
未払費用 163 207 +44
短期貸付金 0 100 +100
未払法人税等 285 193 △92
その他 38 33 △5 その他 164 315 +152
固定資産 247 913 +666 固定負債 358 329 △29
有形固定資産 50 44 △6 長期借入金 - 50 +50
無形固定資産 5 47 +42 社債 320 240 △80
投資その他資産 191 820 +629 資産除去債務 38 38 0
(うち、子会社株式) - (451) 純資産合計 3,670 6,308 +2,638
資本金 1,140 2,025 +885
資本剰余金 1,130 2,015 +885
利益剰余金 1,399 2,268 +869
資産合計 4,718 7,506 +2,788 負債純資産合計 4,718 7,506 +2,787
01:FY2020 Financial Result (C) PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 10
FY2021 Forecast
2. 2021年10月期 業績見通し
(C) PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 11
2. 2021年10月期 業績見通し
2021年10月期 業績見通し
知識経営研究所の子会社化により、2021年10月期からは連結ベースでの計画
連結では、プロレドと比較して子会社の収益性が低いこと、のれんの償却負担
により、営業利益率は低下
単体では人材投資を中心とした投資を推進しつつ、高い営業利益率を確保
(単位:百万円)
2020年10月期 2021年10月期
増減率(%)
(連結) (実績) (予想)
売上高 - 4,349 -
営業利益 - 1,264 -
EBITDA - 1,313 -
EBITDA/売上高 - 30.2% -
(単体)
売上高 3,270 3,795 +16.0%
営業利益 1,216 1,312 +7.9%
営業利益率 37.2% 34.6%
02:FY2021 Forecast (C) PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 12
Priority Strategy
3. 2021年10月期 重点施策
(C) PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 14
3. 2021年10月期 重点施策 ①コンサルティングサービスの既存強化および拡充
2021年10月期 重点施策の進捗状況-詳細説明
継続的成長に向けて、営業・コンサルティング両輪の施策を実施
新事業領域については、2022年10月期までに売上10億円規模のサービス化を
目指す
現在までの取組 今後の取組
既
人員強化に PE/パートナー ・パートナーとの連携強化及び新 ・パートナーからの紹介拡充
存
よる受注・ への営業経路 パートナーの開拓 ・ターゲットを絞った戦略に基づ
領
売上拡大 を拡大 ・受注数は前年比+11%増加 く営業活動の実施
域
・受注プロジェクトの遂行
サービス ・直接材コストマネジメントの ・プロジェクトノウハウの整備
直接材
領域を拡大 受注(建設業)及び一部完了 ・複数案件に対応できるチーム体
制の構築
新
・受注プロジェクトの完了
事 ・業務改善コンサルティングの
・プロジェクトノウハウの整備
業 BPR 受注(小売業、サービス業)
2022年10 ・複数案件に対応できるチーム体
領 ・受注プロジェクトの遂行
月期までに 制の構築
域
売上10億円 ・受注プロジェクトの完了
Sales ・マーケティングの受注(製造業、
規模へ ・プロジェクトノウハウの整備
Management サービス業)
・複数案件に対応できるチーム体
(売上アップ) ・受注プロジェクトの遂行
制の構築
03. Priority Strategy (C) PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 18
3. 2021年10月期 重点施策 ①コンサルティングサービスの既存強化および拡充
株式会社知識経営研究所のグループ参入
知識経営研究所のグループ参入により、官公庁/地方自治体対象としたシンク
タンク事業、環境/食品安全衛生領域のコンサルティングサービスが加わり、
グループとしてのサービス範囲が拡大
今後の成長分野である環境・リスク管理のコンサルティング
サービスの拡充
サービスを拡充
顧客基盤の 知識経営研究所のもつネットワークを活かし
拡大 官公庁・自治体向けサービス展開を拡大
• コンサルティング・サービス拡張により各サービスに能力的に充
足する人材を広く募集
人材面
• 従業員に多様なキャリアアッププランを提示でき、個々のモチベーション
シナジー の維持・向上を図る
効果
• 当社の営業力を活かし、両社のコンサルティング・サービスのク
営業面 ロスセル、アップセルを推進
03. Priority Strategy (C) PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 19
3. 2021年10月期 重点施策 ② M&A施策 プリンシパル投資の戦略
投資企業の具体的な投資対象のテーマと事業イメージ
M&Aにおけるポリシーとして、当社ビジネスとのシナジー効果及びサービス
拡充を最優先にし、投資対象の選定を実施
分類 投資対象のテーマ 事業イメージ
各種販管費・原価のコスト削減に資する専門性を持ち、既存事業を
コスト削減 既存のコスト削減事業の強化 強化・補完するコンサルティング
上場企業向けIRコンサルティングや、企業やサービスの認知度向上
IR/ブランディング に向けたブランディング戦略の支援
地域金融機関等と連携し、特にコロナ禍で業績悪化企業の再生に特化
再生/ターンアラウンド したコンサルティング
国・地方公共団体に対する効率化・コスト削減等の政策提言を実施
シンクタンク するコンサルティング
コンサルティング
サービス 海外での現地ネットワークや人材採用まで包含した中堅中小企業向け
海外展開支援 海外支援パッケージ
中堅中小企業が保有する特許などの知財や不動産等の財産を評価する
企業財産評価 コンサルティング
投資ファンドや事業会社のM&A後の、事業基盤整備や事業計画作成を
M&Aにおける100日プラン支援 標準化し、提供するサービス
デジタルトランスフォーメーションに関するコンサルティングから
DX/システム構築 システム構築まで一気通貫でサービス提供
中堅中小企業の属人化した業務に関してマニュアル化等を通して
構造化支援/技術承継 見える化・標準化するコンサルティング
中堅中小企業の管理部門の運用管理や営業部門のSFA/CRMなどの
IT関連 SaaS/シェアードサービス クラウド型システムを提供
特に非上場の中堅中小企業に関する情報(経営指標等)の集約、販売
非公開企業情報の収益化 に関するサービス
デジタルマーケティングを活用した中堅中小企業の売上拡大に寄与
デジタル/Webマーケティング するコンサルティング
03. Priority Strategy (C) PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 21
3. 2021年10月期 重点施策 ③M&A施策 PEファンド事業
PEファンドビジネスを通して目指す将来ビジョン
「価値」=「対価」の世界の実現にあたっては、中小・中堅企業のバリュー
アップにこだわり続けること、その過程で多くのプロ経営者を養成・輩出する
といった、社会的課題を解決するエコシステムの構築を企図
真に競争力のあるグロース企業を
1
中堅・中小企業より累計100社創出する
• 経営承継問題の解決と同時に、多くのIPOを実現させ、成長企業を輩出する
• 企業価値向上、IPOの実現を通じて、金融市場の活性化に貢献する
• バリューアップノウハウを科学化し、形式知を世に広める
• ファンド規模の拡大後も投資サイズを変更せず、20-100億円投資のノウハウを蓄積
ファンド投資を通じて、プロ経営人材を輩出するための
2
プラットフォームを創造する
• 多くの投資先を通じて、若いプロ経営者が輩出されるプラットフォームを創る
• グループを通じて、プロ経営者、プロフェッショナル人材のネットワークを形成
• 経営の武器となる、実行支援型のコンサル機能を究極に発展させる
03. Priority Strategy (C) PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 27
Our Vison and Growth Potential and strategy
4. 中期成長戦略
① 既存事業の事業環境
② 中長期的な成長戦略
(C) PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 28
Appendix
Appendix
(C) PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 35
主要領域でコンサルティングフローが確立
コンサルティングフロー
最初に契約し、次にデューデリジェンスを行い、顧客が成果内容に興味があれ
ば、コンサルティングを実施。コンサルティングを実施し、顧客の成果が確定
したタイミングで当社への報酬が発生
デューデリジェンス
コンサルティング契約締結 コンサルティング 成果・報酬
(成果の可能性診断)
‒成果の可能性検証を行う ‒コンサルティング対象の ‒提案後、顧客から依頼が ‒顧客の成果確定後にコン
にあたって、「コンサル 状況把握のため、必要な あった場合にコンサル サルティング成果を算出
ティング契約」を締結 情報・データを受領し、 ティングを実施 ‒コンサルティングを開始
‒報酬が発生するタイミン 当社にて簡易デューデリ ‒顧客に必要な要素を確認 する際に、あらかじめ顧
グは、顧客からコンサル ジェンスを実施 の上、詳細なデータを収 客と協議した内容に基づ
ティングを要望され、当 ‒分析から成果の見込みが 集し、分析、検証を実施 き報酬を算出
社がコンサルティングに あるかどうか、成果額は ‒最適な提案を複数パター ‒報酬確定後に支払契約内
より顧客の成果を実現し どの程度か算出し、顧客 ン提示し、顧客の選択後 容に基づき請求を実施
た場合に限る に提案 に成果確定までの実行を
サポート
コンサルティング契約の 成果が出たタイミングで
締結 当社への報酬が発生
Appendix (C) PRORED PARTNERS All Rights Reserved.. 37
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