7031 M-インバウンド 2021-08-13 15:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

 
                                                                                                
 
             2022年3月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                                   2021年8月13日
上場会社名     株式会社インバウンドテック                                                   上場取引所  東
コード番号     7031  URL  https://www.inboundtech.co.jp/
代表者       (役職名) 代表取締役 社長執行役員            (氏名)東間 大
問合せ先責任者 (役職名) 専務執行役員 管理本部長              (氏名)金子 将之                         TEL  03-6274-8400
四半期報告書提出予定日     2021年8月13日              配当支払開始予定日                  -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無  
四半期決算説明会開催の有無      :無  
 
                                                                                        (百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
  (1)連結経営成績(累計)                                                        (%表示は、対前年同四半期増減率)
 
                      売上高                      営業利益                経常利益                 親会社株主に帰属する
                                                                                          四半期純利益
                     百万円         %             百万円       %         百万円             %           百万円            %
  2022年3月期第1四半期        541      -               13       -              13         -                5         -
  2021年3月期第1四半期         -       -               -        -              -          -                -         -
 
(注)包括利益   2022年3月期第1四半期          5百万円 (-%)               2021年3月期第1四半期                        -百万円 (-%)
 
                                           潜在株式調整後
                      1株当たり                 1株当たり
                     四半期純利益                四半期純利益
                                円 銭                      円 銭
 2022年3月期第1四半期                  6.36                     6.00
 2021年3月期第1四半期                    -                        -
(注)1.当第1四半期連結会計期間末より四半期連結財務諸表を作成しているため、2021年3月期第1四半期の数値及びこれに係る対前年四
     半期増減率については記載しておりません。
   2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、
     2022年3月期第1四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっております。
 
    (2)連結財政状態
                          総資産                            純資産                            自己資本比率
                                       百万円                             百万円                                    %
  2022年3月期第1四半期                        1,982                           1,640                                82.7
  2021年3月期                                -                               -                                   -
 
(参考)自己資本      2022年3月期第1四半期              1,639百万円         2021年3月期                     -百万円
(注)1.当第1四半期連結会計期間末より四半期連結財務諸表を作成しているため、2021年3月期の数値については記載しておりません。
   2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、
     2022年3月期第1四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっております。
 
2.配当の状況
                                                       年間配当金
 
                   第1四半期末        第2四半期末               第3四半期末                   期末                    合計
                  円 銭      円 銭                                   円 銭                   円 銭                  円 銭
  2021年3月期          -      0.00                                   -                    0.00                 0.00
  2022年3月期          -                                                                                    
  2022年3月期(予想)             0.00                                   -                    0.00                 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
 
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
                                (%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
 
                                            親会社株主に帰属  1株当たり
               売上高        営業利益        経常利益  する当期純利益   当期純利益
                  百万円     %   百万円    %       百万円       %       百万円        %      円 銭
         通期       2,600   -    220   -        219      -         140      -    163.92
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
    2.連結業績予想につきましては、当第1四半期連結会計期間末より連結財務諸表を作成しているため、対前年増減率については記載し
      ておりません。
 
※  注記事項
  (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
      新規  1社  (社名)株式会社シー・ワイ・サポート
 
  (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
 
  (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
    ①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更        :有
    ②  ①以外の会計方針の変更                      :無
    ③  会計上の見積りの変更                        :無
    ④  修正再表示                                  :無
     
 
  (4)発行済株式数(普通株式)
     ①  期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q                854,100株   2021年3月期       854,100株
     ②  期末自己株式数                 2022年3月期1Q              -株     2021年3月期           -株
     ③  期中平均株式数(四半期累計)          2022年3月期1Q          854,100株   2021年3月期1Q         -株
     (注)当社は2021年3月期第1四半期については、四半期財務諸表を作成していないため、期中平均株式数を記載しておりません。
 
 
※  四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
    (将来に関する記述等についてのご注意)
     本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基
    づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっ
    ての注意事項等については、四半期決算短信(添付資料)3ページ「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧くださ
    い。
 
                            株式会社インバウンドテック(7031) 2022年3月期第1四半期決算短信

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………      2
     (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………      2
     (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………      3
     (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………      3
    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………      4
     (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………      4
     (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………      5
        四半期連結損益計算書                                           
         第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………      5
        四半期連結包括利益計算書                                         
         第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………      6
     (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………      7
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………      7
       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………      7
       (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………      7
       (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………      7
       (当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) …………………………………………………        7
 




                            - 1 -
                                株式会社インバウンドテック(7031) 2022年3月期第1四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
    (1)経営成績に関する説明
      当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症の影響によ
     るインバウンド需要が依然として停滞していることから、マルチリンガルCRM事業における多言語分野に係る業務
     の受注は回復に至っておりませんが、ワクチン接種受付業務や国内サービスにおけるカスタマーサポート業務の受
     託が増加傾向にあり、安定した推移を見せております。一方、セールスアウトソーシング事業においては、主力業
     務である、訪問による東京電力グループへの電力切替勧奨業務について、2021年4月に東京に3回目となる緊急事
     態宣言が発出されたことによる活動制限などが生じたため、従前の操業度まで回復するに至らない状況が続いてお
     ります。また、昨期末より開始している新規の営業獲得案件については期間を通じて堅調に推移いたしましたが、
     電力切替勧奨業務の制限に伴う人員の配置転換などによる工数の増加及び拡大に伴う人員増に係る外注コストの先
     行発生が原価に影響しております。
      その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は541,503千円、営業利益は13,840千円、経常利益は13,624千
     円、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,432千円となりました。
      なお、当社は当第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期
     間との比較分析は行っておりません。
      セグメント別の状況は以下のとおりであります。また、各事業分野のセグメント利益は、全社管理部門費用
     65,780千円を含まない額であります。
 
                            当第1四半期連結
          
                            累計期間(千円)
         売上高                      541,503

         営業利益                      13,840

         経常利益                      13,624
         親会社株主に帰属する
                                    5,432
         四半期純利益
      
     ・マルチリンガルCRM事業の概況
      マルチリンガルCRM事業におきましては、日本語を含む12カ国語を活用し、外国人と日本人のコミュニケーショ
     ン問題を解決する多言語・通訳ソリューションを24時間365日体制で提供しております。
      新型コロナウイルス禍発生前においては、訪日外国人観光客の増加に伴い、今まで日本語のみで顧客対応をして
     いた企業の多言語化対応によって、当社の多言語化サポートを導入する取引先が拡大を続けてまいりましたが、世
     界各国による渡航制限のため、訪日外国人観光客は依然として増加の兆しは見えておらず、多言語によるサポート
     ニーズは低迷しております。しかしながら、企業のテレワーク推進による一次受付需要の発生やワクチン接種受付
     業務、生活様式の変化に伴う通販需要増におけるサポート業務の受託など新たなニーズの発生から、日本語を中心
     とした案件の引き合いが増加したことで、受注については安定基調にあります。また、2021年3月に大阪に大規模
     コンタクトセンターを開設し、4月から6月にかけて既に100人以上のスタッフが入職していることから、採用コ
     スト及び人件費、外注費等の費用が先行して発生しております。
      以上の結果、マルチリンガルCRM事業全体では、売上高は333,007千円、セグメント利益は42,295千円となりまし
     た。
 
                            当第1四半期連結
          
                            累計期間(千円)
         売上高                      333,007

         セグメント利益                   42,295
      




                                 - 2 -
                                株式会社インバウンドテック(7031) 2022年3月期第1四半期決算短信

     ・セールスアウトソーシング事業の概況
      セールスアウトソーシング事業では、主に当社がクライアント企業に代わって見込みユーザーに対してインサイ
     ドセールス等を行っております。当第1四半期連結累計期間については、主力業務であります訪問による東京電力
     グループへの電力切替勧奨業務が、2021年4月に東京へ3回目となる緊急事態宣言が発出されたことによって活動
     が制限され、従前の操業度まで回復するに至らない状況となりました。これに伴い、余剰スタッフを別の営業案件
     にシフトすることで売上の確保に努めてまいりましたが、管理工数の増加及び大阪コンタクトセンターでの営業案
     件開始に伴う人員増に係る外注費用の先行発生などから、事業全体を通じてコスト増となりました。
      以上の結果、セールスアウトソーシング事業全体では、売上高は208,496千円、セグメント利益は37,325千円と
     なりました。
      
                           当第1四半期連結
          
                           累計期間(千円)
         売上高                      208,496

         セグメント利益                   37,325
      
 
    (2)財政状態に関する説明
      (資産)
         当第1四半期連結会計期間末における総資産は1,982,577千円となりました。
         流動資産は1,754,936千円、固定資産は227,640千円となりました。
     (負債)
      当第1四半期連結会計期間末における負債合計は341,969千円となりました。
     (純資産)
      当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は1,640,608千円となりました。
      なお、当社は当第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度末との比
     較分析は行っておりません。
 
    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
      2022年3月期の業績につきましては、2021年5月14日に公表いたしました業績予想に変更はありません。今後、
     業績予想の修正の必要性が生じた場合は速やかに開示いたします。
      なお、業績予想発表時に見込んでいた新型コロナウイルス感染症の影響については、少なくとも2022年3月期末
     までは続くものと見込んでおりますが、業績への影響は現時点において軽微であると判断しております。
 




                                 - 3 -
                       株式会社インバウンドテック(7031) 2022年3月期第1四半期決算短信

2.四半期連結財務諸表及び主な注記
    (1)四半期連結貸借対照表
                               (単位:千円)

                       当第1四半期連結会計期間
                         (2021年6月30日)
    資産の部                                  
     流動資産                                 
       現金及び預金                    1,422,014
       売掛金                         319,127
       その他                          13,794
       流動資産合計                    1,754,936
     固定資産                                 
       有形固定資産                       50,593
       無形固定資産                             
         のれん                        40,523
         その他                        42,683
         無形固定資産合計                   83,207
       投資その他の資産                     93,840
       固定資産合計                      227,640
     資産合計                        1,982,577
    負債の部                                  
     流動負債                                 
       買掛金                          80,672
       短期借入金                       100,000
       1年内返済予定の長期借入金                 6,600
       未払法人税等                       10,074
       賞与引当金                         1,545
       その他                         142,082
       流動負債合計                      340,974
     固定負債                                 
       資産除去債務                          995
       固定負債合計                          995
     負債合計                          341,969
    純資産の部                                 
     株主資本                                 
       資本金                         537,689
       資本剰余金                       574,353
       利益剰余金                       527,905
       株主資本合計                    1,639,947
     新株予約権                             660
     純資産合計                       1,640,608
    負債純資産合計                      1,982,577
 




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                            株式会社インバウンドテック(7031) 2022年3月期第1四半期決算短信

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
     (四半期連結損益計算書)
      (第1四半期連結累計期間)
                                    (単位:千円)

                            当第1四半期連結累計期間
                             (自 2021年4月1日
                              至 2021年6月30日)
    売上高                                541,503
    売上原価                               459,395
    売上総利益                               82,108
    販売費及び一般管理費                          68,268
    営業利益                                13,840
    営業外収益                                     
     自動販売機手数料                                2
     営業外収益合計                                 2
    営業外費用                                     
     支払利息                                  213
     その他                                     5
     営業外費用合計                               218
    経常利益                                13,624
    税金等調整前四半期純利益                        13,624
    法人税、住民税及び事業税                         5,999
    法人税等調整額                              2,192
    法人税等合計                               8,191
    四半期純利益                               5,432
    親会社株主に帰属する四半期純利益                     5,432
 




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                       株式会社インバウンドテック(7031) 2022年3月期第1四半期決算短信

     (四半期連結包括利益計算書)
      (第1四半期連結累計期間)
                                (単位:千円)

                        当第1四半期連結累計期間
                         (自 2021年4月1日
                          至 2021年6月30日)
    四半期純利益                          5,432
    四半期包括利益                         5,432
    (内訳)                                 
     親会社株主に係る四半期包括利益                5,432
     非支配株主に係る四半期包括利益                   -
 




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                                        株式会社インバウンドテック(7031) 2022年3月期第1四半期決算短信

    (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
     (継続企業の前提に関する注記)
      該当事項はありません。
 
     (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
      該当事項はありません。
 
     (会計方針の変更)
      (収益認識に関する会計基準等の適用)
       「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日公表分。以下「収益認識会計基準」とい
      う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点
      で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
       これによる主な変更点は以下のとおりです。
       
      (初期導入費用)
       当社グループの主たるサービスであるコンタクトセンターサービス等の導入時に顧客から受け取る研修費及び業
      務の設計費等の導入準備売上は、従来は業務の開始時点で収益を認識しておりましたが、主たるサービスであるコ
      ンタクトセンターサービスの提供に付随して発生し、その効果は当該サービスの提供期間に対応することから、導
      入準備売上を当該期間にわたって収益認識する方法に変更しております。
       収益認識会計基準の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
      り、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1四半
      期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
       この結果、当第1四半期連結累計期間に与える影響は軽微であります。
       
     (セグメント情報等)
          当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
          1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                               (単位:千円)
                                       報告セグメント                                 四半期連結損益
                                                                     調整額
                                                                               計算書計上額
                      マルチリンガル セールスアウト                               (注)1
                                                       計                        (注)2
                        CRM事業 ソーシング事業
    売上高                                                                                  

     外部顧客への売上高            333,007         208,496      541,503             -      541,503
     セグメント間の内部売上高
                                 -               -            -            -          -
     又は振替高
            計             333,007         208,496      541,503             -      541,503

    セグメント利益                   42,295          37,325       79,621    △65,780      13,840
      (注)1.セグメント利益の調整額△65,780千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に管
           理部門等に係る費用であります。
           2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
 
          2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
           (のれんの金額の重要な変動)
           「マルチリンガルCRM事業」セグメントにおいて、株式会社シー・ワイ・サポートの株式を取得したことに
          より、同社を連結の範囲に含めております。当該事象によるのれんの増加額は、当第1四半期連結累計期間に
          おいて、42,656千円であります。
 
     (当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
      当第1四半期連結会計期間において、株式会社シー・ワイ・サポートの株式を取得して子会社化したため、連結の
     範囲に含めております。




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