7031 M-インバウンド 2021-02-12 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年2月12日
上場会社名 株式会社インバウンドテック 上場取引所 東
コード番号 7031 URL https://www.inboundtech.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 (氏名)東間 大
問合せ先責任者 (役職名) 専務執行役員 管理本部長 (氏名)金子 将之 TEL 03-6274-8400
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 1,421 - 241 - 232 - 155 -
2020年3月期第3四半期 - - - - - - - -
潜在株式調整後
1株当たり 1株当たり
四半期純利益 四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 231.73 213.72
2020年3月期第3四半期 - -
(注)1.当社は2020年3月期第3四半期については、四半期財務諸表を作成していないため、2020年3月期第3四半期の数値及び2021年3月
期第3四半期の対前年同四半期増減率については記載しておりません。
2.2020年3月期第3四半期累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、2020年3月期
においては当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため記載しておりません。
3.当社は2020年12月18日に東京証券取引所マザーズへ上場したため、2021年3月期第3四半期累計期間の潜在株式調整後1株当たり四
半期純利益は、新規上場日から2021年3月期第3四半期会計期間の末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しておりま
す。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 1,992 1,586 79.6
2020年3月期 910 454 49.9
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 1,585百万円 2020年3月期 453百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年3月期 - 0.00 -
2021年3月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 1株当たり
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,019 △32.3 250 18.5 258 22.9 155 10.7 216.92
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 849,200株 2020年3月期 663,000株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q -株 2020年3月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 672,479株 2020年3月期3Q -株
(注)当社は2020年3月期第3四半期については、四半期財務諸表を作成していないため、期中平均株式数を記載しておりません。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基
づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっ
ての注意事項等については、四半期決算短信(添付資料)3ページ「(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社インバウンドテック(7031) 2021年3月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 4
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 6
第3四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 8
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株式会社インバウンドテック(7031) 2021年3月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当社は、前
第3四半期累計期間については四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期累計期間との比較分析は行っ
ておりません。
①全般的概況
当第3四半期累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)における我が国経済は、長期化する米中貿易摩擦
の深刻化に加え、新型コロナウイルス感染症が依然として猛威を振るうことで経済の回復が難航しており、先行
きは依然厳しい状況にあります。このような環境のもと、当社では、マルチリンガルCRM事業においてはインバ
ウンド需要の悪化に伴い多言語事業に係る業務の受注は停滞しております。一方、自治体及び民間企業による新
型コロナウイルスに関連するサポート業務や、コロナウイルス禍によって需要が喚起される形となった通販等に
おけるユーザーサポート業務の受託など、新たな業務の受注に至っております。セールスアウトソーシング事業
においては、主力業務であります東京電力グループへの電力切替勧奨業務が緊急事態宣言の発令により2020年4
月から6月まで休業を余儀なくされ、7月以降業務は再開されているものの、当初想定していた通常稼働時の
50%程度の獲得にとどまり、8・9月と段階的に獲得量は増加基調にありましたが、獲得については不安定な状
況が続いております。その結果、当第3四半期累計期間における売上高は1,421,133千円となりました。
費用においては、主にセールスアウトソーシング事業による東京電力グループへの電力切替勧奨業務に係る外
注費用の削減及びマルチリンガルCRM事業に係る外注コストコントロールに努めた結果、売上原価は1,014,501千
円、販売費及び一般管理費は165,574千円となりました。
上記の結果から、損益面につきましては、営業利益は241,057千円、経常利益は232,258千円、四半期純利益は
155,833千円となっております。
当第3四半期
累計期間(千円)
売上高 1,421,133
営業利益 241,057
経常利益 232,258
四半期純利益 155,833
②セグメント別概況
セグメント別の状況は以下のとおりであります。また、各事業分野のセグメント利益は、全社管理部門費用
164,316千円を含まない額であります。
・マルチリンガルCRM事業の概況
マルチリンガルCRM事業におきましては、日本語を含む12カ国語を活用し、外国人と日本人のコミュニケーシ
ョン問題を解決する多言語・通訳ソリューションを24時間365日体制で提供しております。
新型コロナウイルス禍発生前においては、訪日外国人観光客の増加に伴い、今まで日本語のみで顧客対応をし
ていた企業の多言語化対応によって、当社の多言語化サポートを導入する取引先が拡大を続けてまいりました
が、当第3四半期累計期間については、訪日外国人観光客の減少によって多言語によるサポートニーズは少ない
状況にあります。しかしながら、企業のテレワーク推進による一次受付需要の発生や新型コロナウイルス関連サ
ポート業務、生活様式の変化に伴う通販需要増におけるサポート業務の受託など新たなニーズの発生から、日本
語を中心とした案件の引き合いが目立ってきております。
以上の結果、マルチリンガルCRM事業全体では、売上高は730,153千円、セグメント利益は127,110千円となり
ました。
当第3四半期
累計期間(千円)
売上高 730,153
セグメント利益 127,110
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株式会社インバウンドテック(7031) 2021年3月期第3四半期決算短信
・セールスアウトソーシング事業の概況
セールスアウトソーシング事業では、主に当社がクライアント企業に代わって見込みユーザーに対してインサ
イドセールス等を行っております。当第3四半期累計期間については、主力業務であります東京電力グループへ
の電力切替勧奨業務が緊急事態宣言の発令により2020年4月から6月まで休業を余儀なくされた一方、同業務に
係る外注費用の発生が大幅に抑制される形となったことから、セグメント利益が発生しております。また、7月
以降についても想定獲得量を下回る推移でありますが、新規案件開始及び外注費用のコントロール等によって利
益を確保する体制が維持できていることから、利益の確保に至っております。
以上の結果、セールスアウトソーシング事業全体では、売上高は690,980千円、セグメント利益は278,263千円
となりました。
当第3四半期
累計期間(千円)
売上高 690,980
セグメント利益 278,263
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
①資産の部
当第3四半期会計期間末における資産合計は1,992,895千円となり、前事業年度末に比べ1,082,790千円増加して
おります。
(流動資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産は1,907,184千円となり、前事業年度末に比べ1,080,793千円増加して
おります。これは主に現金及び預金が1,139,095千円増加し、売掛金が63,131千円減少したことによるものであり
ます。
(固定資産)
当第3四半期会計期間末における固定資産は85,711千円となり、前事業年度末に比べ1,997千円増加しておりま
す。これは有形固定資産が6,494千円増加し、無形固定資産が4,284千円減少、投資その他の資産が212千円減少し
たことによるものであります。
②負債の部
当第3四半期会計期間末における負債合計は406,236千円となり、前事業年度末に比べ49,475千円減少しており
ます。
(流動負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債は406,236千円となり、前事業年度末に比べ38,675千円減少しており
ます。これは主に未払消費税が10,893千円増加し、買掛金が14,555千円減少、未払法人税等が37,981千円減少した
ことによるものであります。
(固定負債)
当第3四半期会計期間末における固定負債は0円となり、前事業年度末に比べ10,800千円減少しております。こ
れは長期借入金が10,800千円減少したことによるものであります。
③純資産の部
当第3四半期会計期間末における純資産合計は1,586,659千円となり、前事業年度末に比べ1,132,266千円増加し
ております。これは資本金が488,216千円増加、資本準備金が488,216千円増加、利益剰余金が155,833千円増加し
たことによるものであります。
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株式会社インバウンドテック(7031) 2021年3月期第3四半期決算短信
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第3四半期累計期間において、四半期純利益が2021年3月期の業績予想に達しており、引き続き業績は堅調に
推移することを予想しております。しかしながら、第4四半期会計期間において事業拡大に係る支出等の一時的な
費用発生が見込まれているため、今後の見通しにつきましては据え置いた上で精査を行っております。
なお、業績予想発表時に見込んでいた新型コロナウイルス感染症の影響については、少なくとも2021年3月期末
までは続くものと見込んでおりますが、これまで受注が停滞した業務が発生している一方、新たに需要が喚起され
る形となった業務もあり、結果として業績への影響は現時点において軽微であると判断しております。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 514,289 1,653,385
売掛金 304,396 241,264
その他 7,705 12,533
流動資産合計 826,390 1,907,184
固定資産
有形固定資産 20,270 26,765
無形固定資産 22,093 17,808
投資その他の資産 41,350 41,137
固定資産合計 83,714 85,711
資産合計 910,105 1,992,895
負債の部
流動負債
買掛金 102,200 87,644
短期借入金 170,000 170,000
1年内返済予定の長期借入金 16,800 16,400
未払法人税等 80,506 42,525
その他 75,405 89,666
流動負債合計 444,912 406,236
固定負債
長期借入金 10,800 -
固定負債合計 10,800 -
負債合計 455,712 406,236
純資産の部
株主資本
資本金 36,625 524,841
資本剰余金 73,288 561,505
利益剰余金 343,818 499,652
株主資本合計 453,732 1,585,998
新株予約権 660 660
純資産合計 454,392 1,586,659
負債純資産合計 910,105 1,992,895
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(2)四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:千円)
当第3四半期累計期間
(自 2020年4月1日
至 2020年12月31日)
売上高 1,421,133
売上原価 1,014,501
売上総利益 406,632
販売費及び一般管理費 165,574
営業利益 241,057
営業外収益
受取利息 2
受取給付金 8,375
その他 1,238
営業外収益合計 9,615
営業外費用
支払利息 1,103
上場関連費用 17,311
営業外費用合計 18,414
経常利益 232,258
税引前四半期純利益 232,258
法人税、住民税及び事業税 69,440
法人税等調整額 6,983
法人税等合計 76,424
四半期純利益 155,833
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年12月18日に東京証券取引所マザーズへ上場いたしました。上場にあたり、2020年12月17日を払込期
日とする有償一般募集(ブックビルディング方式による募集)による新株式186,200株の発行により、資本金及び資
本準備金がそれぞれ488,216千円増加し、当第3四半期会計期間末において資本金が524,841千円、資本剰余金が
561,505千円となっております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当第3四半期累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期損益
調整額
計算書計上額
マルチリンガル セールスアウト (注)1
計 (注)2
CRM事業 ソーシング事業
売上高
外部顧客への売上高 730,153 690,980 1,421,133 - 1,421,133
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 730,153 690,980 1,421,133 - 1,421,133
セグメント利益 127,110 278,263 405,374 △164,316 241,057
(注)1.セグメント利益の調整額△164,316千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に
管理部門等に係る費用であります。
2.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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株式会社インバウンドテック(7031) 2021年3月期第3四半期決算短信
(重要な後発事象)
(第三者割当による新株式発行)
当社は、2020年12月18日に東京証券取引所マザーズへ上場いたしました。当社は上場にあたり、2020年11月16
日及び2020年12月1日開催の取締役会において、オーバーアロットメントによる当社株式の売出しに関連して、
東海東京証券株式会社が当社株主である下大薗豊より借り入れる当社普通株式の返還に必要な株式を取得させる
ため、同社を割当先とする第三者割当による新株式発行を決議し、2021年1月20日に払込が完了いたしました。
①募集株式の種類及び数 当社普通株式 4,900株
②割当価格 1株につき 5,244円
③資本金組入額 1株につき 2,622円
④割当価格の総額 25,695千円
⑤資本金組入額の総額 12,847千円
⑥払込期日 2021年1月20日
以下の内容で充当する予定であります。
本社改修費用、本社移転費用及び保証金、システム投資、マルチリンガル
⑦資金の使途
CRMシステムの機能拡充に係る外注業務委託費用、人材の採用費及び人
件費、広告宣伝費及び借入金の返済資金
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