7030 スプリックス 2020-05-13 15:00:00
2020年9月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]
2020年9月期
第2四半期決算説明資料
2020年5月13日
(東証1部 7030)
<資料取扱い上のご注意>
このプレゼンテーションで述べられている株式会社スプリックスおよびグループ
会社の業績予想、計画、事業展開等に関しましては、本資料の発表日現在に
おいて入手可能な情報に基づき判断したものです。
マクロ経済や当社の関連する業界の動向等によっては、大きく変化する
可能性があります。
従いまして、実際の業績等が本プレゼンテーションと異なるリスクや不確実性が
ありますことをご了承下さい。また、大きな変更がある場合は、その都度発表
していく所存です。
お問い合わせ先
株式会社スプリックス
管理部 IR担当
TEL:03-6912-7058
https://sprix.jp/
目次
1 会社概要 3
2 2020年9月期第2四半期連結決算概要 7
3 2020年9月期連結業績予想 15
4 森塾について 20
5 その他事業について 24
Appendix 33
1 会社概要
3
会社概要
【 社 名 】 株式会社スプリックス (SPRIX, Ltd.)
【 設 立 】 1997年1月
【 資 本 金 】 1,422百万円
【 事業内容 】 個別指導塾の運営、教育コンテンツの開発、ダンススクールの運営
【 役 員 】 代表取締役社長 常石 博之
取締役 平石 明
取締役 平井 利英
取締役常勤監査等委員 松原 克利
社外取締役監査等委員 大津 広一
社外取締役監査等委員 松浦 剛志
【 正社員数 】 437名 *2019年9月末時点
【 本 社 】 新潟県長岡市東坂之上町2-2-1
【 東京本社 】 東京都豊島区西池袋1-11-1
4
ミッション・ヴィジョン
MISSION
「教育」を通して、
世界中の人に「人生の新たなステージ(春)」を届けること。
VISION
「教育IT」で世界No.1企業になること。
5
事業概要
スプリックスは日本最大規模の個別指導事業を中心に
ITを駆使した教育コンテンツ事業、社会人対象の生涯教育事業も持つ
総合教育企業です。
売上構成比 売上構成比
83.6% 16.4%
学習塾サービス 教育関連サービス
※売上構成比は2020年3月末実績となっております。
6
2 2020年9月期第2四半期連結決算概要
7
2020年9月期第2四半期 総括
業 績
● 前年同四半期単体実績比 減収減益。
連結売上高 :5,885百万円 (前年同期単体比 △0.5%)
連結営業利益 : 962百万円 (前年同期単体比△38.3%)
※当期第2四半期より連結決算を行っておりますので、増減は前年同四半期単体実績との比較を記載しております。
トピックス
● 「森塾」
‣ 第2四半期末時点で直営109教室(前年同期比+12教室)
‣ 直営在籍生徒数25,054人(前年同期比+1,395人)
● 「自立学習RED」
‣ 第2四半期末時点でFC110教室 (前年同期比+45教室)
● 新型コロナウイルス感染症拡大の影響
‣ 3月休校・4月振替 → 一部売上(228百万円)が第3四半期にズレ込み
‣ 春期講習の入塾軟調
● 広告宣伝活動、人材採用はほぼ予定通り実施
8
連結損益状況 前年同四半期単体実績比
2019年9月期第2Q 2020年9月期第2Q
(単体) 実績 (連結) 実績
金 額 売上高比 金 額 売上高比 増減 主な増減要因
(百万円) (百万円) 額(百万円) 率
売上高 5,913 ― 5,885 ― △28 △0.5 % 授業の一部を4月に振替
売上原価 3,138 53.1 % 3,563 60.6 % +425 +13.5 % 人事関連費用、新規開校費用増加
売上総利益 2,774 46.9 % 2,321 39.4 % △453 △16.3 %
販 管 費 1,213 20.5 % 1,358 23.1 % +145 +11.9 % 人事関連費用増加
営業利益 1,561 26.4 % 962 16.4 % △599 △38.3 %
経常利益 1,562 26.4 % 962 16.3 % △600 △38.4 %
(親会社株主に帰属する)
1,026 17.4 % 698 11.9 % △328 △31.9 %
当期純利益
※当期第2四半期より連結決算を行っておりますので、増減は前年同四半期単体実績との比較を記載しております。
9
営業利益の差異分析 前年同四半期単体実績比
単位:百万円
2,742
438
△28
売上減 △261
438 △240
△926
人事関連費用
1,561 増加 △192
1,600
新規開校関連 △139
2019年 費用増加
9月期第2Q
2020 その他
(単体) 費用増加
9月期
営業利益 962
(単体)(実績)
営業利益
1,106
2020年
(予想) 9月期第2Q
2020年
(連結)
営業利益 9月期
(実績)
(連結)
営業利益
(予想)
※当期第2四半期より連結決算を行っておりますので、増減は前年同四半期単体実績との比較を記載しております。
10
連結損益状況 期首予想比
2020年9月期第2Q 2020年9月期第2Q
(単体) 予想 (連結) 実績
金 額 売上高比 金 額 売上高比 対予想比 主な増減要因
(百万円) (百万円) 額(百万円) 率
売上高 6,160 ― 5,885 ― △275 △4.5 % 授業の一部を4月に振替
営業利益 896 14.5 % 962 16.4 % +66 +7.4 % 人事関連費、広告宣伝費等未消化
経常利益 896 14.5 % 962 16.3 % +66 +7.3 %
(親会社株主に帰属する)
当期純利益 573 9.3 % 698 11.9 % +125 +21.8 %
※当期首においては連結業績予想を発表しておりませんでしたので、増減は期首時点の当期第2四半期単体業績予想との
比較を記載しております。
11
営業利益の差異分析 期首予想比
単位:百万円
2,742
438
△261 102 △8
438
△926 その他
広告宣伝費 費用
未消化
△276 248 962
1,600
896
売上未達 人事関連費用 2020年
2020
2020年 未消化 9月期第2Q
9月期
9月期第2Q (連結)
(単体)(単体) 営業利益
営業利益 (実績)
営業利益 )
(予想
1,106
(予想)
2020年
9月期
(連結)
営業利益
(予想)
※当期首においては連結業績予想を発表しておりませんでしたので、増減は期首時点の当期第2四半期単体業績予想との
比較を記載しております。
12
森塾(直営)の教室数と生徒数の推移
期首教室数 新規開校数 生徒数
25,054人
23,659人
130
109校舎
21,738人
23,000人
110
97校舎 12
90
88校舎 9
8
18,000人
70
97
88
50
80
30 13,000人
2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期
第2Q末 第2Q末 連結第2Q末
13
2020年9月期連結第2四半期 財務状況/キャッシュ・フロー状況
2019年9月期末 (単体) 2020年9月期第2Q末 (連結)
金 額 構成比 金 額 構成比 増減 主な増減要因
(百万円) (百万円) (百万円) (金額は百万円)
流動資産 8,891 81.9 % 9,299 80.8 % +408 現預金+337 など
固定資産 1,970 18.1 % 2,210 19.2 % +240 建物+344 など
資産合計 10,861 100.0 % 11,509 100.0 % +648
流動負債 2,788 25.7 % 3,112 27.0 % +324 未払金+221 など
固定負債 430 4.0 % 491 4.3 % +61 固定資産除去債務+48 など
負債合計 3,219 29.6 % 3,604 31.3 % +385
純資産合計 7,642 70.4 % 7,905 68.7 % +263
負債・純資産合計 10,861 100.0 % 11,509 100.0 % +648
2019年9月期第2Q(単体) 2020年9月期第2Q (連結)
(百万円) (百万円) 主な要因(金額は百万円)
営業キャッシュ・フロー +481 +907 税前純利益 +1,151、法人税等の支払△542
投資キャッシュ・フロー △296 △228 有形固定資産の取得△237
財務キャッシュ・フロー △342 △431 自己株式の取得△215、配当金の支払い△272
現金及び現金同等物 増減額 △158 +247
現金及び現金同等物 期末残高 6,667 7,157
※当期第2四半期より連結決算を行っておりますので、増減は前年同四半期単体実績との比較を記載しております。
14
3 2020年9月期連結業績予想
15
2020年9月期連結業績予想 (期首単体予想比)
2019年9月期 2020年9月期
期首予想(単体) 連結業績予想
金 額 売上高比 金 額 売上高比 増減
(百万円) (百万円) 額(百万円) 率
売上高 11,848 ― 11,063 ― △785 △6.6 %
営業利益 1,600 13.5 % 1,099 9.9 % △501 △31.3 %
経常利益 1,600 13.5 % 1,098 9.9 % △502 △31.4 %
(親会社株主に帰属する)
当期純利益 1,024 8.6 % 791 7.2% △233 △22.7 %
※増減は期首に公表した単体業績予想との比較を記載しております。
連結業績予想の内容
・プログラミング総合研究所の業績予想を反映。
・スプリックス単体では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を考慮し、森塾における売上減など最新の予想を反映。
単体ベースでは、単体期首予想に対し売上高△785百万円(△6.6%)、営業利益△460百万円(△28.8%)、経常
利益△460百万円(△28.8%)、当期純利益△208百万円(△20.3%)を見込む。
16
2020年9月期 下半期の見通し
下半期の活動と新型コロナウイルス感染症による影響
● 「森塾」
‣ 開校 :予定通り6校舎
‣ 生徒数 :春期講習以降の入塾が低調
‣ 4月新卒採用 :予定通り
‣ 授業 :「オンライン個別指導」も継続
● 「自立学習RED」
‣ FC展開 :新規開校ペースは不透明
‣ 授業 :「在宅学習サービス」も継続
● 教育関連サービス
‣ 教育コンテンツ(教材・映像コンテンツなど)販売
:販売先の業績低迷による減収
‣ 「東京ダンスヴィレッジ」 :休校による減収
‣ 「プログラミング総合研究所」 :検定サービスの開発を継続
※新型コロナウイルスに関連して事業環境は日々変化しており、今後当社グループの業績に大きな影響を及ぼす事象が
発生した際は、改めてお知らせいたします。
17
教室開校計画
2020年9月期 2020年9月期
上期に12教室増加 上期に35教室増加
下期に6教室増加予定 下期に15教室の増加を計画するが不透明
125
115 110
109 +15
97 +12 +6
75 +35
2019年9月期末 2020年9月期 2020年9月期末 2019年9月期末 2020年9月期 2020年9月期末
第2Q末 (計画) 第2Q末 (計画)
直営教室数の推移 FC教室数の推移
18
株主還元
配当性向30%を目途に、安定的な配当を実施。
第2四半期末 期末 合計 配当性向
2018年9月期 15円 20円 ※ 35円 ※ 36.1 %
2019年9月期 15円 16円 31円 29.9 %
2020年9月期(予想) 15円 16円(予想) 31円(予想) 67.0 %(予想)
※ 上場記念配当 5円を含む
19
4 森塾について
20
森塾のご紹介
▶ 先生1人に生徒2人までの個別指導型の学習塾
▶ 1校舎あたりの平均生徒数は約250名で日本最大規模
▶ 第2四半期末において、直営で109教室、FCで41教室を展開
▶ 定期テストで「1科目20点以上成績が上がること」を保証する「成績保証制度」
▶ ITを活用し、成績の上がる仕組みと効率的な運営を実現
▶「オンライン個別指導」を導入。コロナウイルスの感染拡大に対応。
21
学習塾業界の市場規模推移と個別指導
少子化に関わらず、市場規模は横ばい。
一人単価上昇により個別指導のマーケットは拡大(集団指導のマーケットは縮小)。
学習塾市場規模
1兆円
10,000 100 %
90%
80%
70%
60%
44.8% 45.5%
42.6% 50%
36.9% 40%
28.1%
30%
個別指導の市場シェア
20%
10%
0 0%
2000年 2005年 2010年 2015年 2019年(予)
出所:(株)矢野経済研究所「教育産業白書」を基に当社で作成
22
森塾の展開余力
地域に依存しない集客力→日本全国の都市部でも地方でも展開可能。
新潟(長岡)で創業し、関東中心に展開。
23
5 その他事業について
24
自立学習RED
教育ITでとことん学ぶ個別学習塾
― 自立学習RED教室数の推移 ―
▶ 教育 I T コンテンツで指導するため、 75
講師は不要。 65
→学生講師が採用できない地方や
直営教室
小さな町(かなり小商圏)でも展開が可能 55
FC教室
▶ FC展開のため、展開スピードが速い。 45
▶ AIを使って指導しているため、 35
110
ビッグデータの蓄積で指導力が
飛躍的に改善する可能性が高い。 25 75
46
▶ 「在宅学習サービス」を開始。自宅に居な
15
27
がら個別最適化された学習カリキュラム 5
の受講が可能。 4 5 5 5
-5
2017年9月期末 2018年9月期末 2019年9月期末 2020年9月期
第2Q末
25
未来の教室
経済産業省『「未来の教室」実証事業』の事業者として再び採択。
▶ 未来の教室は、EdTechなどを活用して課題発見・
解決能力育成を両立する新たな学習プログラムの
開発などを目指す経済産業省の実証事業。
▶ 自立学習の個別最適化プログラム「eフォレスタ」を
公教育向けに再定義し、学校教育の実態にあわせた
カリキュラムおよびオペレーションのあるべき姿を構築し、
公教育と民間教育の連携を実証する。
経済産業省「未来の教室」ホームページ(https://www.learning-innovation.go.jp/)より
26
フォレスタネットとフォレスタコーチ
教育I T でN o . 1 になるための様々な教育プラットフォームへの挑戦。
学校チャネルへの挑戦 「勉強したい」という気持ちをサポート
学校の先生の長時間労働を解決。 中高生の学習に対するモチベーションを喚起するアプリ。
授業準備や教材準備が無料でできる学校の先生専用SNS。 生徒が「自分で学習できるようになる」ための
学習計画機能やグループ学習機能を搭載。
27
フォレスタ道場
▶ ビッグデータを活用した基礎学力育成プログラム。生徒ひとりひとりに
最適なスパイラル学習を提供。
▶ 国語(漢字/言葉の意味)及び英語をラインナップ。計算も開発中。
文科省が掲げる「学力3要素」の根幹を成す知識・技能を効率的に習得。
28
QUREO(キュレオ)
※
株式会社キュレオを株式会社CA Tech Kids と共同設立。
※ 株式会社サイバーエージェント (東証1部 4751)の連結子会社
▶ 学習塾等への
プログラミング教育支援サービス
を開始。
▶ スプリックスはオペレーション
構築と学習塾等への販売・研修
支援等を行う。
▶ プログラミング教育は、2020年
より小学校において必修化。
▶ 第2四半期末時点で1500教室
を突破。
29
プログラミング総合研究所
株式会社プログラミング総合研究所を
株式会社サイバーエージェントと共同設立。
▶ プログラミングの基礎知識を測る「プログラミング能力検定」の開発・運営・販売を行う。
▶ スプリックスは検定事業のノウハウと学習塾等への展開を担う。
▶ 急速に広がるプログラミング教育の為の新しい評価指標を提供する。
30
今後の成長ステップ
「教育×I T 」 で N O . 1 を目指す。
教育ITコンテンツ
教育のプラットフォームへ
RED
教育ITを利用して
学生講師が採用できない
エリアでも出店が可能 教育ITコンテンツ事業
生涯学習事業
森塾の全国展開 RED
地域的制約の少ない
ビジネスモデル
森塾
31
Appendix
DATA SHEET
32
DATA SHEET
2015.9 2016.9 2017.9 2018.9 2019.3(2Q) 2019.9 2020.3(2Q)
単位
<単体> <単体> <単体> <単体> <単体> <単体> <連結>
売上高 千円 5,832,267 7,035,473 8,504,920 10,451,776 5,913,588 11,410,180 5,885,088
営業利益 千円 ― 505,499 1,164,342 2,467,110 1,561,231 2,741,939 962,853
業績
経常利益 千円 337,437 505,337 1,165,398 2,423,278 1,562,594 2,744,083 962,013
(親会社株主に帰属する)
千円 184,367 232,829 854,949 1,566,498 1,026,063 1,773,188 698,624
当期純利益
流動資産 千円 ― 2,457,843 3,791,005 8,587,133 8,719,346 8,891,575 9,299,179
固定資産 千円 ― 1,017,129 1,262,749 1,380,251 1,682,974 1,970,033 2,210,180
資産合計 千円 2,933,728 3,474,972 5,053,755 9,967,384 10,402,321 10,861,608 11,509,359
資産・負
流動負債 千円 ― 1,425,095 2,097,318 3,099,047 2,812,971 2,788,199 3,112,320
債
固定負債 千円 ― 263,466 361,683 399,126 437,005 430,985 491,984
負債合計 千円 1,343,074 1,688,562 2,459,001 3,498,173 3,249.,976 3,219,185 3,604,305
純資産合計 千円 1,590,654 1,786,410 2,594,753 6,469,210 7,152,344 7,642,423 7,905,054
営業キャッシュ・フロー 千円 ― ― 1,340,595 2,499,904 481,128 1,288,692 907,233
投資キャッシュ・フロー 千円 ― ― △320,403 △145,923 △296,785 △ 696,196 △228,223
キャッ
シュ・フ
ロー 財務キャッシュ・フロー 千円 ― ― △47,356 2,263,676 △342,770 △ 598,509 △431,746
現金及び現金同等物の
千円 ― ― 2,207,901 6,825,559 6,667,132 6,819,546 7,157,510
期末残高
33