7030 スプリックス 2021-05-12 15:00:00
2021年9月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]

2021年9月期(2020年10月-2021年9月)
     第2四半期 決算説明資料

         2021年5月12日




                      (東証1部 7030)
ミッション・ビジョン




               MISSION
             「教育」を通して、
   世界中の人に「人生の新たなステージ(春)」を届ける。



                VISION
             「教育」でNo.1へ。




                                1
目次


     1. 業績説明
         1-1. 第2四半期 総括                  4
         1-2. 第2四半期 差異分析                7
         1-3. 下半期の見通し                   9
         1-4. 第2四半期の財務状況/キャッシュ・フロー状況   11
         1-5. 株主還元                     12

     2. 事業説明
         2-1. 事業概要                     14
         2-2. 事業トピック                   16
         2-3. 新規事業への取り組み               26
         2-4. 参考                       30

     Appendix(DATA SHEET)



                                            2
1 業績説明




         3
1-1. 2021年9月期第2四半期 総括


業   績   ● 連結売上高 : 10,686百万円 (前年同期比 +81.6% )
          連結営業利益: 1,448百万円 (前年同期比 +50.5% )


トピックス   ● 湘南ゼミナールが加わり売上高、営業利益は大幅に増加。

        ● スプリックス単体でも業績伸長。

        ● 冬期講習以降、中核事業である学習塾サービスが復調。
          ‣ 「森塾」は21年3月末時点で169教室(前年同期比+19教室)、
            在籍生徒数は36,401人(前年同期比+11,347人)。
          ‣ 「湘南ゼミナール」は2月末時点で178教室(前年同期比+4教室)、
            在籍生徒数は20,838人。

        ● 積極的な広告宣伝、研究開発活動、新教室の設備投資により
          費用増加。



                                              4
1-1. 2021年9月期第2四半期 損益状況(サマリー)

  ● 売上高は前年同期比で+81.6%の増加。
  ● 営業利益、EBITDA※についても、それぞれ+50.5%、+67.3%の増加。
                                                                   単位:百万円


            売上高               営業利益                        EBITDA

   +81.6%                                       +67.3%
                        +50.5%


                                           10,686
              10,686              1,448                        1,752
    5,885               962                     1,047


    前2Q           当2Q   前2Q          当2Q            前2Q            当2Q

                        ※ EBITDAは、「営業利益+減価償却費+のれん償却費」で計算しております。


                                                                            5
1-1. 2021年9月期第2四半期 損益状況(前年同期比・期首予想比)

   ● 売上高、各利益ともに期首の予想を上回り、前年同期比で大幅な成長。


                2020年9月期2Q         2021年9月期2Q               2021年9月期2Q
                 (連結) 実績          (連結) 期首予想                  (連結) 実績

               金 額      売上高      金 額      売上高      金 額      売上高      前年同期      期首予想

               (百万円)    比率       (百万円)    比率       (百万円)    比率       比率         比率

売上高             5,885   ―         9,956   ―        10,686   ―        +81.6 %    +7.3 %

営業利益              962   16.4 %      813    8.2 %    1,448   13.6 %   +50.5 %   +78.2 %

経常利益              962   16.3 %      813    8.2 %    1,446   13.6 %   +50.3 %   +78.0 %

(親会社株主に帰属する)
当期純利益             698   11.9 %      477    4.8 %      927    8.7 %   +32.8 %   +94.4 %


EBITDA ※        1,047   ―         ―       ―         1,752   ―        +67.3 %    ―


                                           ※ EBITDAは、「営業利益+減価償却費+のれん償却費」で計算しております。




                                                                                      6
1-2. 連結営業利益の差異分析(前年同期比)
単位:百万円 2,742
          438



                    438
                            △926



       1,600 湘南ゼミナール
                                          湘南ゼミナール
            連結による売上       +3,860 △3,653   連結による費用
                  増加分                        増加分




                                           △288
                                                   △187    △187     2020年
                                          人事関連費用
                                                   広告宣伝費
                   +941                     増加
                                                     増加     その他
                                                                     9月期
                                                           費用増加     (連結)
                  売上高増加
                                                                   1,448
                                                                    営業利益
         962                                                        (予想)

          2020年                                                     2021年
        9月期2Q累計                                                   9月期2Q累計
         営業利益                                                      営業利益



                                                                            7
1-2. 連結営業利益の差異分析(期首予想比)
単位:百万円
         2,742
            438


                                          +117   △146     △80
                                        △261
                                      人事関連費用                       +13
                                +151
                                 △926  未消化       広告宣伝費
                                                   増加     償却費の    その他
                              売上高増加
                                                          増加※     費用減
         1,600                (湘南ゼミナール)


                    +580
         2020
         9月期                                                              1,448
         (単体)      売上高増加
                                                                           2021年
         営業利益      (スプリックス)                                                 9月期
           813                                                              1,106
                                                                         2Q営業利益
         (予想)                                                              (実績)
                                                                             2020年
           2021年
            9月期                                                             9月期
         2Q営業利益
                                                                            (連結)
         (期首予想)
                                                                           営業利益
                                                                            (予想)
                                                 ※ 湘南ゼミナール連結に伴い発生した無形資産の償却費となります。




                                                                                     8
1-3. 2021年9月期下半期の見通し                ※5月10日公表、修正後業績予想


修正後業績予想
   ●売上高、各利益、EBITDAにおいていずれも上方修正。
                                                           (親会社株主に
             売上高        EBITDA※     営業利益       経常利益         帰属する)
                                                           当期純利益
   金額(百万円)    24,983       2,519      1,477       1,476        859
    売上高比         ―           ―          5.9%        5.9%        3.4%
    期首予想比      +13.5%      +60.3%    +141.3%     +122.0%     +200.3%
                             ※ EBITDAは、「営業利益+減価償却費+のれん償却費」で計算しております。


連結業績予想の内容
   ● 売上高
      ‣ 上期から引き続き、学習塾サービスは復調を維持。
      ‣ 湘南ゼミナールの決算期変更を予定。当初予定の9カ月(2020年12月-
        2021年8月)から1か月増え、10カ月(2020年12月-2021年9月)の業績を
        取り込む見込み。
   ● 利益
      ‣ 下期以降の業績拡大に向け、更に積極的な広告宣伝、研究開発活動実施。
      ‣ 上期以上に費用の増加を見込むも、上期の利益水準は維持。

                                                                       9
1-3. (参考) 研究開発費推移

  ● 下期以降の業績拡大を目指し、AI・IT領域を中心に積極的に
    研究開発活動を実施予定。

単位:百万円                     研究開発費推移
   350


   300


   250


   200
                                                       326
                                     297
   150
                            240
          179
   100
                   141                        145

    50
         2017/9   2018/9   2019/9   2020/9   2021/3   2021/9
                                             2Q実績     通期予想




                                                               10
1-4. 21年9月期連結第2四半期 財務状況/キャッシュ・フロー状況
                 2020年9月期末 (連結)                    2021年9月期第2Q末 (連結)
                  金 額      構成比       金 額      構成比            増減             主な増減要因
                 (百万円)               (百万円)                 (百万円)           (金額は百万円)
                                                                      ・湘南ゼミナール連結+4,733
      流動資産         9,428    82.1 %    9,687      49.6%        +259    ・SPRIX現預金△4,086
                                                                      ・湘南ゼミナール連結+4,766
      固定資産         2,057    17.9 %    9,860      50.4 %      +7,802   ・のれん+2,997

   資産合計           11,485   100.0 %   19,547   100.0 %        +8,061
                                                                      ・湘南ゼミナール+4,878
      流動負債         2,875    25.0 %    7,850      40.2 %      +4,975   ・SPRIX未払金+333

      固定負債          518      4.5 %    3,052      15.6 %      +2,533   ・湘南ゼミナール+2,465

    負債合計           3,394    29.5 %   10,903      55.8 %      +7,509
                                                                      ・利益剰余金+653
   純資産合計           8,091    70.4 %    8,644      44.2 %       +552    ・自己株式△103

 負債・純資産合計         11,485   100.0 %   19,547   100.0 %        +8,061

                 2020年9月期第2Q(連結)                    2021年9月期第2Q (連結)
                      (百万円)              (百万円)               主な要因(金額は百万円)
営業キャッシュ・フロー                  +907             +1,200
投資キャッシュ・フロー                 △228              △1,444      子会社の取得△1,297

財務キャッシュ・フロー                 △431                 △427     配当支払△267

現金及び現金同等物 増減額                +247                △671
現金及び現金同等物 期末残高              7,157                6,636

                                                                                         11
1-5. 株主還元


    ● 配当性向を連結純利益ベース、ならびに連結EBITDAベースで
      見ながら、安定的な配当を実施予定。


               第2四半期末           期末          合計         配当性向            配当性向
                                                     (連結純利益ベース)      (連結EBITDAベース)


  2019年9月期        15円           16円         31円              -             -


  2020年9月期        15円           16円         31円             46.2 %       27.4 %

  2021年9月期
                  15円           16円         31円             62.2%        21.2 %
    (予想)


  ※ 2020年9月第2四半期より連結決算を行っておりますので、2019年9月期の配当性向は記載しておりません。
  ※ 連結EBITDA=連結営業利益+減価償却費+のれん償却費。




                                                                                     12
2 事業説明




         13
2-1. 事業概要

           No.1ブランドを数多く抱えるスプリックスグループは
         学習塾サービスを中心に、ITを駆使した教育コンテンツ事業、
                生涯教育事業等を持つ、総合教育企業
   売上構成比                                                              売上構成比


  88.8%                                                               11.2%
                    学習塾サービス                                      教育関連サービス




※売上構成比は2021年3月末実績
※「No.1」表記については、以下の通り当社グループ調べによるものであります。
・「森塾」は教室当たり生徒数で日本最大級。           ・「HSKテキスト過去問集」はHSK対策教材シェアトップクラス。
・「自立学習RED」は自立学習市場シェアトップクラス。     ・「塾講師JAPAN」は塾講師求人案件数で日本最大級。
・「フォレスタ」は個別指導専用教材市場シェアトップクラス。   ・「グリムスクール」は読書教育プログラム市場シェアトップクラス。
・「東京ダンスヴィレッジ」は拠点の会員数で日本最大級。     ・「QUREOプログラミング教室」はプログラミング教室数トップクラス。


                                                                              14
2-1. 事業概要

  ● ブランド別、学習塾サービス


                                                  湘南ゼミナール 河合塾マナビス
                    森塾                 湘南ゼミナール       (注1)       (注1)
                                                                           その他
                            スプリックス
                                          (注1)

    売上高(注2)      6,385百万円   5,577百万円     808百万円    2,449百万円    596百万円        -

  事業利益(注2、3)     1,642百万円   1,486百万円     156百万円     588百万円     ▲15百万円        -

      教室数         169教室      124教室       45教室       178教室       47教室         -

    期末生徒数         36,401人    27,342人     9,059人     20,838人    5,783人        -

                                                              大学受験指導の
                      先生1人に生徒2人までの個別指導             神奈川県を
                                                              河合塾マナビス
       特徴                成績保証 のパイオニア              中心に展開する
                                                               のフランチャイ
                                                                         RED、そら塾等
                       教室当たり生徒数は日本最大級              集団指導塾
                                                              ジーとして最大級

  注1)株式会社湘南ゼミナールが運営する「森塾」、「湘南ゼミナール」、「河合塾マナビス」の売上高、及び事業利益は、2020年12月1日~ 2021年2月28日の
     3カ月分を、当第2四半期連結累計期間に計上しております。
  注2)売上高、及び事業利益は、各事業部間取引の相殺前の数値であります。
  注3)事業利益は、管理部門等の共通費用配賦前の事業部門における営業利益であります。
  注4)「河合塾マナビス」は、大学入試の集中する2月・3月にかけて、高校3年生の受講が減少するため、他の月と比較して売上高が大きく減少する傾向にあります。




                                                                                 15
2-2. 事業トピック 森塾




   ▶ 先生1人に生徒2人までの個別指導型の学習塾。
   ▶ 1教室あたりの平均生徒数は日本最大規模。
   ▶ スプリックス124教室、湘南ゼミナールで45教室、計169教室を展開。
    ※2021年3月末時点

   ▶ 定期テストで「1科目20点以上成績が上がること」を保証する「成績保証制度」
   ▶ ITを活用し、成績の上がる仕組みと効率的な運営を実現。


                                             16
2-2. 事業トピック 森塾

  ● 森塾の教室数と生徒数の推移
            スプリックス運営期首教室数         スプリックス運営新規開校数
            湘南ゼミナール運営教室数          生徒数合計
                                                         ※内、湘南ゼミナール運営教室
                                              36,401人     生徒数9,059人
  190



                                                              35, 000




  170
                                                169           30, 000




                        25,054人
        23,659人                                               25, 000




  150




                                                45
                                                           9月末までに
                                                              20, 000




  130




                                                          6教室開校予定
                            109                  9            15, 000




  110




          97                12                                10, 000




  90      9                                     115           5,0 00




                            97
          88
  70                                                          0




        2019年9月期       2020年9月期               2021年9月期
          第2Q末           第2Q末                   第2Q末

                            ※当期より株式会社湘南ゼミナール運営の森塾教室を加えております。


                                                                        17
2-2. 事業トピック 湘南ゼミナール




           1976年創業 神奈川県を中心に展開
             県内難関校合格率トップクラス




   ▶ 小学生・中学生・高校生の集団授業がメインの学習塾・進学塾。
   ▶ 公立トップ高校合格を中心とした高校受験をはじめ、公立中高一貫校等の
     中学受験、大学受験も展開。
   ▶ 神奈川県を中心に首都圏に計178教室を展開。
   ▶ 集団授業でも、面倒見の良さを徹底。

                                         18
2-2. 事業トピック 河合塾マナビス




   ▶現役合格を目指す高校生向けの学習塾。
   ▶河合塾のトップ講師による映像授業を配信。
   ▶バリエーション豊富で細かいレベル設定の1,000講座をラインナップ。
   ▶河合塾マナビスのフランチャイジーとして最大級。



                                         19
2-2. 事業トピック 自立学習RED



                                   自立学習REDのFC教室数の推移    132
                                          110           22

                                           45
                              65
                              23                        110
 ▶ 教育 I T コンテンツで指導するため、                    65
   講師は不要。                     42
  →学生講師が採用できない地方や、
   小さな町 (かなり小商圏)でも展開が可能。   2019年9月期末     2020年9月期     2021年9月期
                               2Q末          2Q末          2Q末

 ▶ FC展開のため、展開スピードが速い。
 ▶ AIを使って指導しているためビッグデータの蓄積で指導力が飛躍的に改善する
   可能性が高い。
 ▶ 「日本サービス大賞」経済産業大臣賞を受賞。

                                                                 20
2-2. 事業トピック そら塾




   ▶スマホがあれば自宅で授業が受けられる。
   ▶授業はたっぷり80分(小学生は60分も可)。
   ▶オンラインならではの費用設定。
   ▶講師は首都圏の有名大学生が中心。
   ▶解説動画も見放題。


                             21
2-2. 事業トピック フォレスタネットとフォレスタコーチ



         公教育チャネルへの挑戦                      「勉強したい」という気持ちをサポート
  日本最大級の教員向け情報共有サイト。2020年度に引き         中高生の学習に対するモチベーションを喚起するアプリ。
  続き、『文部科学省「EDU-Port ニッポン」応援プロジェクト』   生徒が「自分で学習できるようになる」ための学習計画機能や
  経済産業省『「未来の教室」実証事業』に継続採択。            グループ学習機能を搭載。




                                                                22
2-2. 事業トピック 東京ダンスヴィレッジ




  ▶ 初心者20代30代女子限定のダンススクール。全11ジャンル✕400クラスで
    一店舗としては日本最大級。
  ▶ 池袋駅徒歩1分の商業施設WACCA池袋2F全フロアにて展開。
  ▶ 塾で培ったオペレーション開発力を活かし、属人的なダンスレッスンを
    カリキュラム化したことで大規模化が可能に。
  ▶ ダンススクールNo.1ブランドを目指し、多店舗展開を目指す。

                                            23
2-2. 事業トピック QUREO(キュレオ)プログラミング教室




   ▶ サイバーエージェント子会社と設立した株式会社キュレオが運営。
   ▶ スプリックスはオペレーション構築と学習塾等への販売・研修支援等を行う。
   ▶ 国内最大のeラーニング分野アワードである日本e-Learning大賞の総務大臣賞受賞。
   ▶ アジアの優れたEdTechサービスを表彰する「第1回Global e-Learning Award」にて
     「AES GLOBAL BRONZE PRIZE」を受賞。
   ▶ プログラミング教育へのニーズの高まりを受け、2019年の導入からわずか2年で
     2000教室を突破。プログラミング教室では、引き続き国内No.1の教室数。

                                                        24
2-2. 事業トピック フォレスタ学習道場




   ▶ ビッグデータを活用した基礎学力育成プログラム。
     生徒ひとりひとりに最適なスパイラル学習を提供。
   ▶ 国語(漢字/言葉の意味)及び英語をラインナップ。計算も開発中。
     文科省が掲げる「学力3要素」の根幹を成す知識・技能を効率的に習得。
   ▶ 東京大学大学院工学系研究科の松尾研究所の成果活用型企業である
     株式会社松尾研究所と共同開発体制に移行。
   ▶ 共同開発に合わせ、ほぼ全ての森塾校舎に拡大。


                                         25
2-3. 新規事業への取り組み プログラミング総合研究所




   株式会社プログラミング総合研究所を
   株式会社サイバーエージェントと共同設立



 ▶ プログラミングの基礎知識を測る「プログラミング能力検定」の開発・運営・販売を行う。
 ▶ スプリックスは検定事業のノウハウと学習塾等への展開を担う。
 ▶ 急速に広がるプログラミング教育の為の新しい評価指標を提供する。




                                           26
2-3. 新規事業への取り組み スプリックス基礎学力研究所



       「基礎学力」にフォーカスするかたちで
       「子ども達の学力を正しく評価し、着実に定着させる」

       日本のみならず、世界中の子ども達に
       「基礎学力」を定着させるべく、研究および開発を進めていく



                    日本経済新聞に
                     リサーチ結果
                      記事掲載



  ▶ 教育環境の大きな変化で、「基礎学力」の必要性、重要性はますます高まっている。
  ▶ 学習塾運営と教育コンテンツ制作を通じて蓄積した定量・定性データを元に、
    最新の情報や、革新的なテクノロジーを掛け合わせ、科学的な観点から研究開発。


                                         27
2-3. 新規事業への取り組み TOFAS




   保護者の96%以上が重要視する「基礎学力」に特化したかたちで評価する
               国際基礎学力検定


                         毎日新聞に
                        紹介記事掲載




▶ 「基礎学力」は世界11か国、特に日本の保護者が重要視。   ※スプリックス基礎学力研究所リサーチ

▶ 「基礎学力」に特化するかたちで評価、世界規模で比較。
▶ 2021年3月21日に第1回検定を、日本(東京都港区の公立小学校)を含む、アメリカ等
  世界5ヵ国で実施し数千名が受験。今後対象科目を拡大予定。

                                                 28
2-3. 新規事業への取り組み 未来の教室

 経済産業省『「未来の教室」実証事業』の事業者に4年連続採択。
 ▶ 未来の教室は、EdTechなどを活用して課題発見・解決能力育成を両立する新たな
   学習プログラムの開発などを目指す経済産業省の実証事業。今年度は、「未来の
   教室」ビジョンにおいて提唱された「学びのSTEAM化」実現に向けた「STEAMライブ
   ラリー事業」が展開される。
 ▶ 日本最大級の教員向け情報共有サイト「フォレスタネット」内に『「未来の教室」ルーム』
   を開設。「未来の教室」が構築する「STEAMライブラリー」と連携。教員間の積極的な
   コミュニケーションを促進することで、実証事業への貢献を目指す。




       経済産業省「未来の教室」ホームページ                        フォレスタネット『未来の教室ルーム』
     (https://www.learning-innovation.go.jp)より




                                                                      29
2-4. (参考) 学習塾業界の市場規模推移
   ▶ 少子化が進む日本であるが、学習塾市場は極めて堅調。
   ▶ 少子化に伴う教育熱の高まりから、一人単価も上昇しており、今後当面はこの傾向は
     変わらない有望市場。
   ▶ スプリックスグループの市場占有率は、まだ2~3%にすぎない。

        【家計支出(2人以上の世帯の年間支出)の推移】                                     【学習塾市場規模と学齢人口の推移】

 1.60                                                 (億円)                学習塾市場規模               学齢人口            (千人)

 1.40                   学習塾費                          10,000                                                     20,000

 1.20

 1.00                                家計支出総額
        (2000年=1.00)
 0.80                                                  7,500                                                     15,000

 0.60
          2000年        2006年         2012年    2018年
        出所:総務省「家計調査」、
           文部科学省「子どもの学習費調査」を基に当社で作成                    5,000                                                     10,000


                   【子どもの学習塾費】
 (千円)
                       2006年     2018年
 300                                                   2,500                                                     5,000


 200

 100
                                                          0                                                      0
                                                                2000年   2005年   2010年   2015年   2019年   2020年
   0
           小学生                 中学生           高校生                                                        (予)
                                                               出所:(株)矢野経済研究所「教育産業白書」、
        出所:文部科学省「子どもの学習費調査」を基に当社で作成                               総務省「人口推計」を基に当社で作成



                                                                                                                          30
2-4. (参考) 学習塾について

     江戸時代      個人が教える寺子屋→今の塾の前身
        明治時代     近代学校制度の導入
         昭和時代     小学校・中学校の義務教育化
             文部科学省が小・中学校で教えるカリキュラムを策定
                     (教育指導要領)
   指導要領の増加→進度が早い→すべての生徒が理解できるまで時間をかけられない

                         学力格差

                学校教育の受け皿としての「塾」の役割
                   1.基礎学力       2.補習     3.進学



  学校の授業を超える発展的な内容を扱い、           1.基礎学力   学校の勉強についていけない子供の学力強化
                        3.進学塾
  難関校への進学サポート                     の強化


                           2.補習塾


                学校勉強のサポート、定期テストの成績アップ

                                                           31
Appendix

DATA SHEET




             32
DATA SHEET


                                2017.9       2018.9       2019.9       2020.9       2021.3(2Q)
                           単位
                                <単体>         <単体>         <単体>         <連結>          <連結>
          売上高              千円    8,504,920   10,451,776   11,410,180   11,843,549    10,686,753
          営業利益             千円    1,164,342    2,467,110    2,741,939    1,787,702     1,448,876
 業績
          経常利益             千円    1,165,398    2,423,278    2,744,083    1,787,315     1,446,224
          当期純利益            千円     854,949     1,566,498    1,773,188    1,150,014       927,399
                 流動資産      千円    3,791,005    8,587,133    8,891,575    9,428,437     9,687,527
                 固定資産      千円    1,262,749    1,380,251    1,970,033    2,057,361     9,860,075
          資産合計             千円    5,053,755    9,967,384   10,861,608   11,485,798    19,547,602
 資産・負債           流動負債      千円    2,097,318    3,099,047    2,788,199    2,875,401     7,850,615
                 固定負債      千円     361,683      399,126      430,985      518,934      3,052,839
          負債合計             千円    2,459,001    3,498,173    3,219,185    3,394,335    10,903,454
          純資産合計            千円    2,594,753    6,469,210    7,642,423    8,091,462     8,644,147
          営業キャッシュ・フロー      千円    1,340,595    2,499,904    1,288,692    1,459,139     1,200,468

 キャッシュ・   投資キャッシュ・フロー      千円   △ 320,403    △ 145,923    △ 696,196    △ 373,312    △1,444,495
 フロー      財務キャッシュ・フロー      千円    △ 47,356     2,263,676   △ 598,509    △ 687,962      △427,086
          現金及び現金同等物の期末残高   千円    2,207,901    6,825,559    6,819,546    7,308,111     6,636,997




                                                                                                  33
              <資料取扱い上のご注意>
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