2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
2020年2月7日
上場会社名 株式会社 ニッチツ 上場取引所 東
コード番号 7021 URL http://www.nitchitsu.co.jp
代表者 （役職名） 代表取締役社長 （氏名） 廣瀬 靖夫
代表取締役副社長 社長補佐兼管理本
問合せ先責任者 （役職名） （氏名） 本多 修 TEL 03-5561-6200
部長
四半期報告書提出予定日 2020年2月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 ： 無
四半期決算説明会開催の有無 ： 無
（百万円未満切捨て）
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績（2019年4月1日∼2019年12月31日）
(1) 連結経営成績（累計） （％表示は、対前年同四半期増減率）
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2020年3月期第3四半期 6,406 4.0 24 △59.9 34 △52.8 △13 ―
2019年3月期第3四半期 6,160 △4.8 61 △80.0 72 △76.5 35 △81.3
（注）包括利益 2020年3月期第3四半期 △34百万円 （―％） 2019年3月期第3四半期 △141百万円 （―％）
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 △6.53 ―
2019年3月期第3四半期 16.63 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 ％ 円銭
2020年3月期第3四半期 15,275 11,031 72.2 5,339.66
2019年3月期 15,354 11,106 72.3 5,378.37
（参考）自己資本 2020年3月期第3四半期 11,031百万円 2019年3月期 11,106百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 25.00 ― 5.00 30.00
2020年3月期 ― 15.00 ―
2020年3月期（予想） 15.00 30.00
（注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想（2019年 4月 1日∼2020年 3月31日）
（％表示は、対前期増減率）
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円銭
通期 9,000 6.8 160 12.3 160 16.1 90 62.7 43.56
（注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動） ： 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ： 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 無
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
(4) 発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む） 2020年3月期3Q 2,130,000 株 2019年3月期 2,130,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 64,058 株 2019年3月期 64,952 株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2020年3月期3Q 2,065,584 株 2019年3月期3Q 2,105,192 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果と
なる可能性があります。なお、業績予想の前提条件その他の事項につきましては、添付資料の２ページをご参照ください。
㈱ニッチツ（7021） 2020年３月期 第３四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… ２
（１）経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… ２
（２）財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… ２
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… ２
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… ３
（１）四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… ３
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… ５
四半期連結損益計算書
第３四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… ５
四半期連結包括利益計算書
第３四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… ６
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… ７
（継続企業の前提に関する注記） ………………………………………………………………………………… ７
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） ………………………………………………………… ７
（セグメント情報等） ……………………………………………………………………………………………… ７
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㈱ニッチツ（7021） 2020年３月期 第３四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当社グループを取り巻く事業環境は、機械関連については、舶用機器の需要が緩やかな造船市況の回復を受けて
堅調に推移し、産業機器の需要は重電関連及び製鉄関連とも強含みに推移しました。資源関連については、住宅関
連資材向け並びに半導体、情報通信関連分野の需要とも弱含みに推移しました。賃貸ビル業においては、都内オフ
ィスビルの平均空室率は低い水準を維持しております。
上述の如き環境の下、当第３四半期連結累計期間の売上高は64億６百万円（前年同期比4.0％増）、営業利益は
２千４百万円（同59.9％減）、経常利益は３千４百万円（同52.8％減）となり、親会社株主に帰属する四半期純損
益は特別損失として昨年10月の台風19号による災害による損失５千８百万円を計上したこと等により１千３百万円
の損失（前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益３千５百万円）となりました。
事業分野別の概況は次のとおりであります。
①機械関連事業
舶用機器については、売上はハッチカバーの大幅増を主因に増加し、受注は船殻ブロックの需要が堅調で増加い
たしました。産業機器は、売上は減少したものの、受注は重電関連及び製鉄関連等の需要が堅調で増加いたしまし
た。収支については、ハッチカバーの急激な工事量増加に伴う採算悪化や、産業機器の赤字工事等により悪化いた
しました。
この結果、機械関連事業全体では、売上高は43億９千４百万円（前年同期比9.9％増）、営業利益は１億１千３
百万円（同26.8％減）となりました。
②資源関連事業
結晶質石灰石部門の売上は、台風19号の災害により操業停止を余儀なくされ、大きく減少いたしました。半導体
封止材などの原料であるハイシリカ（精製珪石粉等）部門の売上は、落ち込みが予想された半導体関連の需要が堅
調に推移する一方、光学関連及び液晶関連の需要が低調で全体では減少いたしました。
この結果、資源関連事業全体では、売上高は13億８千１百万円（前年同期比9.6％減）、営業損失は１億６千万
円（前年同期は営業損失１億４千２百万円）となりました。
③不動産関連事業
高稼働率を維持したこと等から、売上高は１億６百万円（前年同期比1.0％増）となりましたが、維持管理費等
が増加したこと等から営業利益は３千８百万円（同22.5％減）となりました。
④素材関連事業
耐熱塗料の売上は、設備用が増加したものの、商品の販売が減少したため、全体では減少しましたが、様々な収
支改善策が功を奏し、同部門は黒字化しました。ライナテックス（高純度天然ゴム）関連は、製鉄及びセメント業
界向け売上が増加し、増収増益となりました。
この結果、素材関連事業全体では、売上高は５億２千４百万円（前年同期比1.0％減）、営業利益は２千７百万
円（前年同期は営業損失６百万円）となりました。
（２）財政状態に関する説明
（資産、負債、純資産の状況）
当第３四半期連結会計期間末の総資産は、152億７千５百万円となり、前連結会計年度末比７千８百万円減少い
たしました。これは、現金及び預金の増加、電子記録債権の増加、仕掛品の増加がある一方、受取手形及び売掛金
の減少、原材料及び貯蔵品の減少、流動資産のその他に含まれている未収入金の減少があったこと等によるもので
あります。負債合計は42億４千４百万円となり、前連結会計年度末比３百万円減少いたしました。これは、流動負
債のその他に含まれている前受金の増加がある一方、賞与引当金の減少、堆積場安定化工事引当金の減少があった
こと等によるものであります。純資産合計は110億３千１百万円となり、前連結会計年度末比７千５百万円減少い
たしました。これは、利益剰余金の減少があったこと等によるものであります。この結果、自己資本比率は72.2％
となりました。
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年３月期の連結業績予想につきましては、台風19号災害により昨年10月に操業を停止した資源関連事業の結
晶質石灰石部門が、同12月に操業を再開したものの現在も完全復旧に至っていないため、その通期業績予想に与え
る影響については引き続き調査中であること等を勘案し、2019年５月10日に公表いたしました内容を変更しており
ません。
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㈱ニッチツ（7021） 2020年３月期 第３四半期決算短信
２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
（単位：千円）
前連結会計年度 当第３四半期連結会計期間
(2019年３月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,154,618 4,261,428
受取手形及び売掛金 2,347,017 1,959,580
電子記録債権 240,553 415,442
商品及び製品 259,901 257,985
仕掛品 710,757 888,392
原材料及び貯蔵品 326,412 291,596
その他 449,063 403,438
貸倒引当金 △293 △265
流動資産合計 8,488,033 8,477,599
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物（純額） 1,770,317 1,701,832
機械装置及び運搬具（純額） 625,925 600,228
土地 2,308,326 2,303,401
その他（純額） 115,660 188,830
有形固定資産合計 4,820,230 4,794,293
無形固定資産 8,066 9,808
投資その他の資産
投資有価証券 1,383,023 1,385,957
その他 656,316 609,751
貸倒引当金 △1,432 △1,582
投資その他の資産合計 2,037,907 1,994,126
固定資産合計 6,866,205 6,798,228
資産合計 15,354,238 15,275,828
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（単位：千円）
前連結会計年度 当第３四半期連結会計期間
(2019年３月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 743,664 746,034
短期借入金 1,244,690 1,210,000
未払法人税等 28,859 8,697
賞与引当金 95,074 21,565
受注損失引当金 26,491 32,676
その他 784,354 944,745
流動負債合計 2,923,135 2,963,719
固定負債
長期借入金 80,000 140,000
役員退職慰労引当金 22,780 19,915
役員株式給付引当金 10,388 19,161
環境安全対策引当金 5,008 5,008
堆積場安定化工事引当金 87,239 40,349
退職給付に係る負債 652,407 633,093
資産除去債務 62,847 63,133
その他 403,842 360,025
固定負債合計 1,324,514 1,280,685
負債合計 4,247,649 4,244,404
純資産の部
株主資本
資本金 1,100,000 1,100,000
資本剰余金 811,257 811,257
利益剰余金 8,966,135 8,910,058
自己株式 △120,008 △118,355
株主資本合計 10,757,384 10,702,960
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 299,706 298,487
繰延ヘッジ損益 119 －
為替換算調整勘定 82,521 57,433
退職給付に係る調整累計額 △33,143 △27,457
その他の包括利益累計額合計 349,204 328,462
純資産合計 11,106,588 11,031,423
負債純資産合計 15,354,238 15,275,828
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（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
（四半期連結損益計算書）
（第３四半期連結累計期間）
（単位：千円）
前第３四半期連結累計期間 当第３四半期連結累計期間
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 6,160,353 6,406,086
売上原価 5,249,804 5,485,630
売上総利益 910,549 920,456
販売費及び一般管理費 849,112 895,843
営業利益 61,436 24,612
営業外収益
受取利息 614 422
受取配当金 40,811 41,250
持分法による投資利益 － 12,023
その他 27,786 29,745
営業外収益合計 69,212 83,441
営業外費用
支払利息 6,614 6,868
持分法による投資損失 2,240 －
休廃止鉱山管理費 47,489 64,607
その他 2,267 2,572
営業外費用合計 58,613 74,048
経常利益 72,035 34,004
特別利益
固定資産売却益 12 10,930
特別利益合計 12 10,930
特別損失
固定資産処分損 5,181 540
減損損失 － 2,641
災害による損失 － 58,450
その他 － 723
特別損失合計 5,181 62,356
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
66,867 △17,420
純損失（△）
法人税、住民税及び事業税 6,441 13,574
法人税等調整額 25,425 △17,515
法人税等合計 31,867 △3,940
四半期純利益又は四半期純損失（△） 35,000 △13,479
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
35,000 △13,479
に帰属する四半期純損失（△）
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㈱ニッチツ（7021） 2020年３月期 第３四半期決算短信
（四半期連結包括利益計算書）
（第３四半期連結累計期間）
（単位：千円）
前第３四半期連結累計期間 当第３四半期連結累計期間
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失（△） 35,000 △13,479
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △162,535 △1,219
繰延ヘッジ損益 381 △119
退職給付に係る調整額 5,176 5,685
持分法適用会社に対する持分相当額 △19,354 △25,088
その他の包括利益合計 △176,332 △20,741
四半期包括利益 △141,331 △34,221
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 △141,331 △34,221
非支配株主に係る四半期包括利益 － －
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㈱ニッチツ（7021） 2020年３月期 第３四半期決算短信
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
（セグメント情報等）
【セグメント情報】
Ⅰ 前第３四半期連結累計期間（自2018年４月１日 至2018年12月31日）
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
（単位：千円）
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
機械関連 資源関連 不動産関連 素材関連 （注）１ 計上額
計
事業 事業 事業 事業 （注）２
売上高
外部顧客への売上高 3,997,333 1,528,709 105,038 529,271 6,160,353 － 6,160,353
セグメント間の内部
－ 159 － 4,997 5,156 △5,156 －
売上高又は振替高
計 3,997,333 1,528,868 105,038 534,268 6,165,509 △5,156 6,160,353
セグメント利益又は損
155,531 △142,724 49,684 △6,534 55,956 5,480 61,436
失（△）
（注）１．セグメント利益又は損失（△）の調整額は、セグメント間取引消去7,560千円、全社費用△2,079千円で
あります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
２．セグメント利益又は損失（△）は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第３四半期連結累計期間（自2019年４月１日 至2019年12月31日）
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
（単位：千円）
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
機械関連 資源関連 不動産関連 素材関連 （注）１ 計上額
計
事業 事業 事業 事業 （注）２
売上高
外部顧客への売上高 4,394,752 1,381,262 106,063 524,007 6,406,086 － 6,406,086
セグメント間の内部
15,312 159 － 4,912 20,383 △20,383 －
売上高又は振替高
計 4,410,065 1,381,421 106,063 528,919 6,426,470 △20,383 6,406,086
セグメント利益又は損
113,794 △160,596 38,523 27,267 18,988 5,623 24,612
失（△）
（注）１．セグメント利益又は損失（△）の調整額は、セグメント間取引消去7,560千円、全社費用△1,936千円で
あります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
２．セグメント利益又は損失（△）は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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