7014 名村造船 2019-05-14 15:40:00
2019年3月期通期連結業績予想と実績との差異および個別決算における特別損失(関係会社株式評価損)の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                                     2019年5月14日
 各     位
                                  上場会社名       株式会社 名村造船所
                                  代表者         代表取締役社長 名村 建介
                                 (コード番号       7014)
                                  問合せ先責任者     取締役常務執行役員経営業務本部長 池邊 吉博
                                 (TEL         06-6543-3561)



                  2019年3月期通期連結業績予想と実績との差異および
              個別決算における特別損失(関係会社株式評価損)の計上に関するお知らせ


 2018年11月2日に公表いたしました2019年3月期の通期連結業績予想値と本日公表の実績値に差異が生じ
ましたので、下記の通りお知らせいたします。
 また、2019年3月期通期個別業績において特別損失(関係会社株式評価損)を計上しましたので、併せて下記
の通りお知らせいたします。

                                   記

1.2019年3月期通期連結業績予想と実績との差異について
(1)2019年3月期通期連結業績予想数値と実績数値との差異(2018年4月1日~2019年3月31日)
                                                         親会社株主に
                                                                        1株当たり
                      売上高         営業利益        経常利益       帰属する当期
                                                                        当期純利益
                                                          純利益
                        百万円            百万円       百万円         百万円             円 銭

 前回発表予想(A)             129,000     △ 5,000     △ 5,000      △ 500          △ 7.24

 今回実績(B)               124,589     △ 4,114     △ 3,872         621           8.99

 増減額(B)-(A)           △ 4,411           886      1,128       1,121

 増減率(%)                 △ 3.4             -          -           -
 (ご参考)前期実績
                       134,887    △ 19,418    △ 20,275    △ 20,554       △ 297.85
 (2018年3月期)

(2)通期業績予想修正の理由
   当社グループの中核事業である新造船事業において、世界の多くの海運企業が激化する米中貿易戦争によ
  る海上荷動量の低下を懸念して新造船発注を手控えており新造船需要の回復時期は予断を許さない状況か
  ら、受注計画および操業計画をペースダウンさせた結果、売上高は減少したものの工事損失引当金が減少し、
  営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純利益とも改善されました。

2.個別決算における特別損失(関係会社株式評価損)の計上について
   当社個別決算において、連結子会社である佐世保重工業株式会社は、新造船事業における工程混乱・納期
  遅延の影響などにより収益が大幅に悪化し、同社株式の実質価額が著しく低下したため減損処理を実施し、
  関係会社株式評価損14,660百万円を特別損失に計上いたしました。
   なお、当該関係会社株式評価損は、連結決算上は消去されるため、連結業績への影響はありません。

     現在、同社の体制立て直しをグループの最優先課題として取り組み、収益構造の改善に努めております。

                                                                          以 上