7013 IHI 2020-05-19 15:00:00
2019年度(2020年3月期)決算説明資料 [pdf]
2019年度(2020年3月期)
決算説明資料
2020年5月19日
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目次
1.2019年度 連結決算
連結決算の概要(連結受注高,連結損益計算書).............................. 4
報告セグメント別内訳................................................................................... 5
営業外損益...................................................................................................... 8
特別損益........................................................................................................... 9
連結貸借対照表............................................................................................. 10
連結キャッシュ・フロー計算書.................................................................... 11
補足資料........................................................................................................... 12
2.2020年度 連結業績見通し
今後の見通し.................................................................................................. 15
3.報告セグメント別の概況
資源・エネルギー・環境................................................................................ 17
社会基盤・海洋............................................................................................... 19
産業システム・汎用機械.............................................................................. 21
航空・宇宙・防衛............................................................................................. 23
<参考資料>................................................................................................ 25
※ 各項目の金額は億円未満を切り捨てて表示しています。
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1.2019年度 連結決算
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1.2019年度 連結決算
連結決算の概要(連結受注高,連結損益計算書)
2019年度 売上平均レート(米ドル) 109.16円
2020年2月6日公表 業績予想
(億円)
2018年度 2019年度 増 減
14,000 ▲ 261
受 注 高 13,992 13,739 ▲ 252
14,000 ▲ 135
売 上 高 14,834 13,865 ▲ 969
600 7
営 業 利 益 824 607 ▲ 216
340 ▲ 18
経 常 利 益 657 322 ▲ 334
税金等調整前
当期純利益
694 387 ▲ 306
親会社株主に帰属する 160 ▲ 32
当期純利益
398 128 ▲ 270
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1.2019年度 連結決算
報告セグメント別内訳(受注高・受注残高)
2020年2月6日公表 業績予想
(億円)
受 注 高 受 注 残 高
2018年度 2019年度 増 減 2018年 度 2019年 度 増 減
3,400 ▲ 231
資源・エネルギー・環境
2,855 3,169 313 5,231 5,212 ▲19
1,800 169
社会基盤・海洋
1,244 1,969 724 1,916 2,296 379
4,400 ▲ 199
産業システム・汎用機械
4,589 4,201 ▲388 1,803 1,908 104
4,200 1
航空・宇宙・防衛
4,943 4,201 ▲741 5,626 4,936 ▲689
13,800 ▲ 259
報告セグメント計
13,632 13,541 ▲91 14,578 14,354 ▲223
そ の 他 814 688 ▲125 204 266 61
調 整 額 ▲454 ▲490 ▲35 - - -
14,000 ▲ 261
合 計
13,992 13,739 ▲252 14,782 14,620 ▲162
海外受注高・受注残高
6,485 6,913 427 5,798 6,055 256
海外受注高・受注残高比率 46% 50% 4% 39% 41% 2%
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1.2019年度 連結決算
報告セグメント別内訳(売上高・営業利益)
2020年2月6日公表 業績予想
(億円)
売 上 高 営 業 利 益
2018年度 2019年度 増 減 2018年 度 2019年 度 増 減
3,400 ▲ 123 60 ▲ 13
資源・エネルギー・環境
3,770 3,277 ▲493 33 47 13
1,700 ▲ 172 150 ▲ 16
社会基盤・海洋
1,431 1,528 96 142 134 ▲7
4,200 ▲ 136 160 ▲ 46
産業システム・汎用機械
4,410 4,064 ▲346 231 114 ▲116
4,400 408 270 133
航空・宇宙・防衛
4,922 4,808 ▲113 464 403 ▲61
13,700 ▲ 21 640 60
報告セグメント計
14,535 13,679 ▲856 871 700 ▲171
そ の 他 793 703 ▲89 23 35 12
調 整 額 ▲494 ▲517 ▲23 ▲70 ▲127 ▲57
14,000 ▲ 135 600 7
合 計
14,834 13,865 ▲969 824 607 ▲216
海外売上高 7,135 6,630 ▲505
海外売上高比率 48% 48% 0%
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1.2019年度 連結決算
報告セグメント別内訳(営業利益の前期比増減要因)
(億円)
売上高の 工事採算 販管費の
為替の変動 合 計
増減 の変動 変 動
資源・エネルギー・環境 ▲ 52 52 ▲2 15 13
社会基盤・海洋 ▲6 8 ▲1 ▲8 ▲7
産業システム・汎用機械 ▲ 129 ▲ 23 36 ▲ 116
航空・宇宙・防衛 1 ▲ 58 ▲ 15 11 ▲ 61
報告セグメント計 ▲ 186 ▲ 21 ▲ 18 54 ▲ 171
そ の 他 5 7 12
調 整 額 ▲9 ▲ 48 ▲ 57
合 計 ▲ 186 ▲ 25 ▲ 18 13 ▲ 216
報告セグメント別・要因別の数値の合計と合計欄の数値は四捨五入の関係で一致しない場合があります。
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1.2019年度 連結決算
営業外損益
(億円)
2018年度 2019年度 増 減
金融収支 ▲ 11 ▲ 20 ▲9
持分法による投資損益 41 ▲ 129 ▲ 170
為替差損益 0 ▲ 20 ▲ 20
そ の 他 ▲ 196 ▲ 113 82
営業外損益 ▲ 167 ▲ 285 ▲ 118
期末日レートの変動(米ドル) 2018年度 +4.75円 (期首106.24円→期末110.99円)
2019年度 ▲2.16円 (期首110.99円→期末108.83円)
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1.2019年度 連結決算
特別損益
(億円)
2018年度 2019年度 増 減
固定資産売却益 - 44 44
事業譲渡益 11 (※) 38 27
関係会社出資持分譲渡益 - 22 22
保険差益 - 11 11
関係会社株式売却益 41 2 ▲ 39
特 別 利 益 53 117 64
投資有価証券評価損 - ▲ 48 ▲ 48
減 損 損 失 ▲ 16 ▲4 11
特 別 損 失 ▲ 16 ▲ 52 ▲ 36
特 別 損 益 36 65 28
(※) 知的財産権の譲渡によるものです。
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1.2019年度 連結決算
連結貸借対照表
(億円)
2018年度末 2019年度末 増減
資産合計 16,645 17,407 762
(うち 現預金) (949) (1,472) (522)
(うち 売上債権) (3,776) (4,038) (261)
(うち 棚卸資産) (4,419) (4,455) (36)
負債合計 12,828 13,870 1,041
(うち 仕入債務) (2,900) (2,625) (▲ 274)
(うち 前受金) (1,575) (1,517) (▲ 57)
(うち 有利子負債残高) (3,550) (4,881) (1,330)
純資産合計 3,816 3,537 ▲ 279
株主資本 3,434 3,292 ▲ 142
その他の包括利益累計額 56 ▲ 28 ▲ 85
非支配株主持分等 325 273 ▲ 51
負債・純資産合計 16,645 17,407 762
D/Eレシオ (※1) 0.93倍 1.38倍 0.45倍
自己資本比率 21.0% 18.7% ▲ 2.2%
ROIC (※2) 8.7% 5.7% ▲ 3.0%
有利子負債残高には,リース債務残高(2018年度末:174億円,2019年度末:273億円)を含んでいます。
(※1)D/Eレシオ=有利子負債/純資産
(※2)ROIC(投下資本利益率)=税引後(営業利益+受取利息・配当金)/(自己資本+有利子負債)
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1.2019年度 連結決算
連結キャッシュ・フロー計算書
(億円)
2018年度 2019年度 増 減
営業キャッシュ・フロー 464 145 ▲ 318
投資キャッシュ・フロー ▲ 792 ▲ 758 33
フリー・キャッシュ・フロー ▲ 328 ▲ 613 ▲ 285
財務キャッシュ・フロー 164 1,152 988
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1.2019年度 連結決算
補足資料
(1)研究開発費・設備投資額・減価償却費
(億円)
2018年度 2019年度
研究開発費 365 381
設備投資額 743 806
減価償却費 480 538
設備投資額,減価償却費は,有形固定資産およびソフトウェアに係る金額を示しています。
(2018年度まで有形固定資産に係る金額で開示していたため,2018年度の数値を変更しています)
(2)海外売上高 (億円)
2018年度 2019年度
ア ジ ア 1,454 1,238
中 国 1,146 906
北 米 3,270 3,646
中 南 米 121 90
欧 州 1,022 686
そ の 他 119 63
合 計 7,135 6,630
海外売上高比率 48% 48%
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1.2019年度 連結決算
補足資料
(3)報告セグメント別内訳 資産残高
(億円)
資 産 残 高
2018年度末 2019年度末 増 減
資源・エネルギー・環境 2,926 2,918 ▲8
社会基盤・海洋 2,313 2,376 63
産業システム・汎用機械 3,556 3,417 ▲ 138
航空・宇宙・防衛 5,695 6,210 514
報告セグメント計 14,492 14,922 430
そ の 他 1,017 1,051 34
調 整 額 1,135 1,433 297
合 計 16,645 17,407 762
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2.2020年度 連結業績見通し
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2.2020年度 連結業績見通し
今後の見通し
2020年度 業績見通しの公表について
現時点で,新型コロナウイルスの感染拡大が当社グループの業績に与える影響を
合理的に算定することが困難であることから,2020年度の業績見通しは「未定」と
し,公表を見送り
今後,業績への影響を慎重に見極め,合理的な算定が可能となった時点で,
速やかに公表を予定
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3.報告セグメント別の概況
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3.報告セグメント別の概況
資源・エネルギー・環境
(億円/各期の金額は累計)
前回:2020年2月6日公表の業績予想数値 主要事業:原動機,ボイラ,プラント,原子力
受注高
3,169 3,400
2,855
<対前期 増減内訳>
2,437
1,642
472
【受注高】
プラントで減少したものの,ボイラで海外向け大型案件を受注
1Q 2Q 3Q 通期 1Q 2Q 3Q 通期 前回 したことで,増加しました。
2018年度 2019年度
【売上高】
ボイラで工事進捗遅れによる減収,プラントで前期に大型プロ
売上高 3,770 ジェクトが進捗した反動で減収となりました。
3,277 3,400
2,224
【営業利益】
1,402
648 ボイラでの減収の影響や原動機での工事下振れはあったも
のの,プラントでの前期の採算悪化が収束してきた影響により
1Q 2Q 3Q 通期 1Q 2Q 3Q 通期 前回
増益となりました。
2018年度 2019年度
営業利益 <対前回見通し 増減内訳>
受注高はプラント,原動機で減少となりました。
33 47 60 売上高,営業利益は,原動機で減収,減益となりました。
▲ 17
▲ 57 ▲ 72
1Q 2Q 3Q 通期 1Q 2Q 3Q 通期 前回
2018年度 2019年度
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3.報告セグメント別の概況
資源・エネルギー・環境
(億円)
受注高 売上高
’18年度 ’19年度 ’18年度 ’19年度
通期 通期 1Q 2Q累計 3Q累計 通期 1Q 2Q累計 3Q累計 通期
原 動 機 828 826 179 422 632 934 179 360 534 861
ボ イ ラ 797 956 270 697 945 1,215 168 448 702 984
プ ラ ン ト 564 321 230 458 595 801 138 266 392 564
原 子 力 305 362 50 120 167 331 48 89 135 279
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3.報告セグメント別の概況
社会基盤・海洋
(億円/各期の金額は累計) 主要事業:橋梁・水門,交通システム,シールドシステム,
前回:2020年2月6日公表の業績予想数値 コンクリート建材,都市開発
受注高 1,969 1,800
1,244
1,034
<対前期 増減内訳>
611 【受注高】
340
橋梁・水門で海外向け大型案件を受注したことで,増加し
1Q 2Q 3Q 通期 1Q 2Q 3Q 通期 前回
ました。
2018年度 2019年度
【売上高】
シールドシステムで減収となったものの,橋梁・水門で増
売上高 1,528
1,700 収となりました。
1,431
1,027
681 【営業利益】
328 交通システムで増益となったものの,シールドシステムで
減収により減益となりました。
1Q 2Q 3Q 通期 1Q 2Q 3Q 通期 前回
2018年度 2019年度
<対前回見通し 増減内訳>
営業利益
150
受注高は交通システムは減少したものの,橋梁・水門で増
142 134 加しました。
80 売上高は橋梁・水門,シールドシステムで減収となり,営業
51
25 利益は橋梁・水門で減益となりました。
1Q 2Q 3Q 通期 1Q 2Q 3Q 通期 前回
2018年度 2019年度
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3.報告セグメント別の概況
社会基盤・海洋
(億円)
受注高 売上高
’18年度 ’19年度 ’18年度 ’19年度
通期 通期 1Q 2Q累計 3Q累計 通期 1Q 2Q累計 3Q累計 通期
橋 梁 ・ 水 門 650 1,111 152 301 462 720 192 382 575 835
シールドシステム 144 236 40 97 146 185 46 97 120 155
都 市 開 発 163 165 37 79 119 163 39 79 118 165
※「都市開発」の豊洲地区関連情報は,P32,P33の<参考資料>をご覧ください。
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3.報告セグメント別の概況
産業システム・汎用機械
(億円/各期の金額は累計) 主要事業:車両過給機,パーキング,回転機械,熱・表面処理,
前回:2020年2月6日公表の業績予想数値 運搬機械,物流・産業システム,農機
受注高 4,589 4,201 4,400 <対前期 増減内訳>
3,286
2,266 【受注高】
1,160 運搬機械は大型案件を受注したことで増加したものの,車
両過給機や熱・表面処理が減少したことで,減少となりまし
1Q 2Q 3Q 通期 1Q 2Q 3Q 通期 前回
た。
2018年度 2019年度
【売上高】
車両過給機,熱・表面処理で減収となったほか,小型原動
売上高 4,410 4,064 4,200
機事業を譲渡した影響により,減収となりました。
2,882 <車両過給機の販売台数>
( 万台)
1,857
販売年度 通期
867 2018年度 676
2019年度 600
1Q 2Q 3Q 通期 1Q 2Q 3Q 通期 前回
2018年度 2019年度
【営業利益】
車両過給機や熱・表面処理の減収の影響により減益となり
ました。
営業利益
231
160
114 <対前回見通し 増減内訳>
51
21
2 受注高は物流・産業システムで減少となりました。
1Q 2Q 3Q 通期 1Q 2Q 3Q 通期 前回
売上高は車両過給機,物流・産業システムで減収となり,
営業利益は車両過給機,回転機械で減益となりました。
2018年度 2019年度
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3.報告セグメント別の概況
産業システム・汎用機械
(億円)
受注高 売上高
’18年度 ’19年度 ’18年度 ’19年度
通期 通期 1Q 2Q累計 3Q累計 通期 1Q 2Q累計 3Q累計 通期
車 両 過 給 機 1,902 1,555 516 993 1,436 1,895 387 767 1,188 1,557
パ ー キ ン グ 525 534 77 179 294 497 100 220 339 530
回 転 機 械 513 513 106 215 327 495 104 211 335 490
熱 ・ 表 面 処 理 413 322 111 210 311 416 98 197 291 377
運 搬 機 械 332 612 50 79 137 239 37 92 177 290
※「車両過給機」の’18年度3Q累計の数値は,4Qに実施した内部取引調整を3Qに織り込んで表示しています。
※「車両過給機」の詳細は,P31の<参考資料>をご覧ください。
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3.報告セグメント別の概況
航空・宇宙・防衛
(億円/各期の金額は累計)
前回:2020年2月6日公表の業績予想数値 主要事業:航空エンジン,ロケットシステム・宇宙利用,防衛機器システム
受注高 4,943 4,201 4,200
<対前期 増減内訳>
【受注高】
1,467
1,853 防衛省向け航空エンジン,民間向け航空エンジン,ロケットシ
ステム・宇宙利用で減少しました。
135
1Q 2Q 3Q 通期 1Q 2Q 3Q 通期 前回 【売上高】
2018年度 2019年度 防衛省向け航空エンジンで減収となりました。
<民間向け航空エ ンジ ンの販売台数> ( 台)
販売年度 通期
売上高 4,922 4,808
4,400 2018年度 1,521
2019年度 1,571
2,946
1,876 【営業利益】
902 民間向け航空エンジンで,新型エンジンのコストダウン活動
の成果は表れてきているものの,整備事業の検査プロセス
1Q 2Q 3Q 通期 1Q 2Q 3Q 通期 前回
厳格化による影響や,プログラム費用の追加負担の影響等
2018年度 2019年度 により,減益となりました。
営業利益 <対前回見通し 増減内訳>
464
403 売上高,営業利益は,民間航空エンジンで増収,増益となり
270 ました。
204
133 なお,民間向け航空エンジンについては,当社が参画してい
54 るエンジンプログラムに関する売上情報を早期に入手できる
1Q 2Q 3Q 通期 1Q 2Q 3Q 通期 前回
ようになったことから,従来1か月遅れで認識していた売上
2018年度 2019年度
収益を,メインパートナーの販売のタイミングで計上すること
に変更しました。
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3.報告セグメント別の概況
航空・宇宙・防衛
(億円)
受注高 売上高
’18年度 ’19年度 ’18年度 ’19年度
通期 通期 1Q 2Q累計 3Q累計 通期 1Q 2Q累計 3Q累計 通期
民間向け
3,348 3,082 731 1,525 2,432 3,185 651 1,315 2,081 3,331
航空エンジン
※「民間向け航空エンジン」の詳細は,P30の<参考資料>をご覧ください。
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<参考資料>
・業績の推移
・海外大型案件の進捗状況
・当第4四半期のトピックス
・航空エンジン
・車両過給機
・都市開発
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業績の推移
2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度
売上高 15,393億円 14,683億円 15,903億円 14,834億円 13,865億円
営業利益率 1.4% 3.2% 4.5% 5.6% 4.4%
営業利益 220億円 473億円 722億円 824億円 607億円
経常利益 97億円 220億円 214億円 657億円 322億円
親会社株主に
15億円 52億円 82億円 398億円 128億円
帰属する当期純利益
ROIC(※1) 2.3% 5.0% 7.7% 8.7% 5.7%
CCC (※2) 97日 87日 83日 97日 120日
D/Eレシオ (※3) 1.12倍 1.10倍 0.92倍 0.93倍 1.38倍
ROE (※4) 0.5% 1.6% 2.6% 11.8% 3.8%
3円/株 中間3円/株 70円/株 50円/株
配当 (中間3円, 0円/株 期末30円/株 (中間30円, (中間30円,
期末0円) (期末は,株式併合後) 期末40円) 期末20円)
為替レート 118.27円/$ 108.27円/$ 111.00円/$ 111.09円/$ 109.16円/$
※1:ROIC(投下資本利益率)=税引後(営業利益+受取利息・配当金)/(自己資本+有利子負債)
※2:CCC=運転資本/売上高×365日
※3:D/Eレシオ=有利子負債/純資産
※4:ROE(自己資本利益率)=親会社株主に帰属する当期純利益/(前期末・当期末平均 自己資本)
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海外大型案件の進捗状況
エルバ天然ガス液化設備
<主要工程>
2016年3月: 契約締結
2016年11月: FERC (米国連邦エネルギー規制委員会) の建設
許可承認
2017年2月: No.1 トレイン液化モジュール (MMLS) 現着開始
2019年9月: No.1トレイン 商業運転開始
2020年第2四半期内: プラント全体引き渡し
完成予想図 2020年3月現在 MMLS: Movable Modular Liquefaction System
液化トレインはプラント全体で10トレインあり,1トレインは79モジュールで構成
<プロジェクト概要> <進捗状況>
・契約内容:エルバ島 天然ガス液化設備のEPC契約 2020年3月末現在で,液化モジュール(MMLS) No.1~5 は商業運転中,
・建設地:米国ジョージア州 チャタム郡 サバンナ エルバ島 MMLS No.6は運転調整中,MMLS No.7~10は試運転中。
・担当範囲:年産約250万トンの液化設備の設計 (液化モジュール 進捗は設計:100%,調達:100%,据付:99.5%,試運転:90.2%,プロジェ
はお客さま支給),建設,試運転 クト全体:98.9%。
<2020年4月23日時点の進捗状況>
MMLS No. #1 #2 #3 #4 #5 #6 #7 #8 #9 #10
Mechanical Completion O O O O O O O O O O
O O O O
試運転開始 (進捗%) O O O O O O
(88.0%) (81.1%) (61.5%) (52.1%)
2020年
商業運転開始 O O O O O O 第2四半期内
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当第4四半期のトピックス
横浜事業所に高効率なガスエンジン/バイナリーコジェネシステムを新設
IHIは,防災性向上とCO2削減のため,同クラス最高効率のガスエンジン
とその冷却水からの熱により発電するバイナリー発電機をパッケージにした
高効率コジェネシステム(以下「本設備」)を設置します。本設備は,エネル
ギーマネジメントシステム(EMS)を設置し,本設備の運用データや事業所
内の詳細な電力の使用量データの収集,見える化を実現することで省エネ
や需給最適化により将来一層のCO2削減を進めます。本設備の完成・運
転開始は2021年4月予定です。
IHIは,高い防災性と環境性を備えたモデル事業所として横浜事業所を位
置づけ横浜市・地域社会に貢献するともに,CO2削減技術への取組みによ
り,引き続き「脱炭素社会の実現」に向けて取り組んでいきます。
<設置予定のガスエンジン「12V28AGS」(出力4000kW,(株)IHI原動機 製) >
事業用火力発電所におけるアンモニア混焼の実証を目指した検討を開始
微粉炭+1次空気 IHIは,既設火力発電所から排出されるCO2の削減への取り組みの
一つとして,アンモニア燃料の利用を目指しています。この度,事業用
アンモニア
火力発電所において,アンモニア混焼に関する国立研究開発法人新エ
燃焼用空気 ネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業に,株式会社
JERA,丸紅株式会社およびWoodside Energy Ltd.とともに,共同で参
画することといたしました。
IHIは,これら実証試験を通じ,アンモニアをはじめとする水素エネル
ギーの社会実装に向けた準備を進めると共に,再生エネルギーを利用
したカーボンフリーのアンモニアの製造や,運搬・貯蔵・利用をつなぐ
NOxの還元領域
“水素・アンモニアバリューチェーン”の構築を通じて,脱CO2・循環型社
会の早期実現を目指します。
<アンモニア20%混焼時のイメージ>
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当第4四半期のトピックス
ミャンマー向け2橋梁新設・既設3橋梁解体工事および
バングラデシュ バンガバンドゥ橋(ジャムナ鉄道専用橋)建設事業を連続受注
IHIのグループ会社である株式会社IHIインフラシステム(以下,IIS)は,
以下の橋梁工事を受注いたしました。
ミャンマー連邦共和国の建設省橋梁局から,「ジャイン・ザタピン橋」・
「アトラン橋」の新設工事および「ジャイン・コーカレー橋」を含む既設
の3橋解体工事を受注。新設橋梁の完成は,2023年7月の予定。
バングラデシュ人民共和国の鉄道省バングラデシュ国鉄から,IISと
三井住友建設株式会社の共同企業体は,バンガバンドゥ シェーク
ムジブル鉄道橋(ジャムナ鉄道専用橋)建設事業の西側を受注。
<バンガバンドゥ橋 完成予想図>
IISは,多数の大型橋梁建設に携わり,豊富な経験を有しています。
※出典:OC GLOBAL -長大-
今後もより一層海外での橋梁受注活動を推進し,社会インフラの整備を DDC Joint Venture
通して各国の発展に貢献していきます。 <ジャイン・ザタピン橋 完成予想図>
※出典:JICA
航空機のCO2排出量削減に向けて,航空機電動化技術を開発
IHIは,CO2排出量削減に向けて,航空機を飛躍的に低燃費化する
「航空機・エンジン電動化システム(以下,MEAAP)」の実現を目指し,
様々な研究開発を推進しています。
MEAAPは,機器の単なる電動化に留まらず,従来有効利用されず機
外に排出されている客室空気を機器の冷却に再利用するなど,エンジン
を含む航空機全体のエネルギーマネジメント最適化を目指す技術です。
この実現に向けては,消費電力の増大に対応する電動機や,機器の
発熱抑制などが大きな課題となっています。IHIは,このたび,エンジン後
方に搭載できるエンジン内蔵型電動機(250kW級),および,100kW級
パワーエレクトロニクスの空冷システムを,世界で初めて開発しました。
<IHIが目指す2030年代の電動化システム>
2030年代のMEAAP実現を目指し,さらなる大出力化の検討など,今
後も研究開発に取り組んでいきます。 29
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航空エンジン
(1)民間向け航空エンジン:連結売上高推移
(億円)
実績
’13 ’14 ’15 ’16 ’17 ’18 ’19
売上高 2,260 2,670 2,991 2,915 2,810 3,185 3,331
(2)民間向け航空エンジン:累計販売台数
(台)
実績(累計)
主要搭載機
’11 ’12 ’13 ’14 ’15 ’16 ’17 ’18 ’19
エアバス
V2500 4,980 5,468 5,969 6,469 6,896 7,236 7,508 7,688 7,735 A319/320/321
ボーイング
GE90 1,399 1,589 1,806 2,039 2,257 2,457 2,617 2,715 2,824 B777
リージョナルジェット
CF34 3,242 3,548 3,820 4,156 4,471 4,821 5,085 5,331 5,611 (70~110席級)
ボーイング
GEnx 118 259 468 751 1,035 1,295 1,542 1,826 2,159 B787/B747-8
エアバス
PW1100G 16 148 398 1,058 1,784 A320Neo
ボンバルディア社
Passport20 13 66 142 Global7500
合 計 9,739 10,864 12,063 13,415 14,675 15,957 17,163 18,684 20,255
(注)販売台数は,機体メーカーに引き渡した台数であり,工場出荷台数とは異なります。
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車両過給機
<地域別連結売上高推移>
(億円)
実績
’12 ’13 ’14 ’15 ’16 ’17 ’18 ’19
日 本 339 353 375 346 389 398 446 391
ア ジ ア 248 298 275 216 158 117 110 107
中 国 181 234 243 249 485 719 631 593
北 米 13 16 18 24 33 84 116 108
中 南 米 0 0 7 34 61 74 75 66
欧 州 432 602 756 743 617 811 513 289
そ の 他 0 0 0 0 0 0 0 1
合 計 1,216 1,507 1,677 1,616 1,746 2,205 1,895 1,557
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都市開発
(1)豊洲地区 賃貸収入の実績推移
(億円)
実績
’12 ’13 ’14 ’15 ’16 ’17 ’18 ’19
賃貸収入 92 91 93 101 93 92 93 94
(2)豊洲地区 賃貸収入,賃貸費用実績(当期)
(億円)
賃貸費用
賃貸収入 差額
減価償却費 その他
2019年度 94 40 34 20
(3)豊洲地区 賃貸用不動産の期末時価評価額等
(億円)
連結貸借対照表計上額 期末時価
期末時価
期首残高 期中増減額 期末残高 -期末残高
2019年度 535 23 558 2,036 1,477
(注)連結貸借対照表計上額は,取得原価から減価償却累計額および減損損失累計額を控除した金額です。
期末時価は,社外の不動産鑑定士による不動産調査報告書に基づいて算定した金額です。
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2020年5月時点
豊洲IHIビル
豊洲1~3丁目地区 開発マップ 地上25F,高さ:約125m,延床面積:97,617㎡
2006年2月竣工
幼児園,保育園,カフェ,結婚式場
敷地面積:19,492㎡
2010年3月~2011年2月竣工
豊洲一丁目
開発
豊洲フォレシア
(IHI,三菱地所(SPC))
芝浦工業大学 地上16F,高さ:約75m,延床面積:101,503㎡
アーバンドック IHI本社 豊洲キャンパス 2014年7月竣工
アーバンドック ららぽーと豊洲ANNEX パークシティ豊洲
(三井不動産)
地上5F,高さ約25m,延床面積:24,721㎡ シティータ
2006年10月開業 ワーズ豊
洲
第一生命 豊洲 ザ・シンボ
豊洲本社 レジデンス ル
4-2街区 晴
1.9 ha ロイヤル
海 3-2街区
アーバンドック パークス ザ・トヨス・
通 1.6 ha 豊洲 タワー
ららぽーと豊洲 (IHI持分割合:33%)
り
豊洲3丁目
3-1街区 公園 江東区立
4-1街区
1.4 ha 豊洲北小
1.0ha (IHI持分割合: 18%) 学校 豊洲フロント
(IHI, 三菱地所(SPC),三菱UFJ信託銀行)
1街区 地上15F,高さ:約75m,延床面積:106,861㎡
豊洲公園 2.7 ha 2010年8月竣工
豊洲ベイサイドクロスタワー(AC棟) 2街区
(駅前から移 交通
(IHI,三井不動産) 2.6ha
地上36F,高さ178m,延床面積約185,000㎡ 転) (IHIは一部を所有) 広場
2020年3月竣工
A棟
ゆりかもめ 豊洲駅 有楽町線
(2006年3月27日開業) 豊洲駅
建物賃貸 豊洲センタービル
シビックセンター棟:2015年9月開業 地上37F,高さ:約165m,延床面積:100,069㎡
土地賃貸 1992年10月竣工
消防署棟:2016年6月竣工
C棟
建物賃貸 (借地)
豊洲センタービルアネックス
第一種市街地再開発事業 ※1 地上33F,高さ:約150m,延床面積:105,448㎡
IHI所有地 約5ha 2006年8月竣工
売却・寄付・交換済
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※1 都市再開発法で定める手法の一つ 33
本資料のうち,業績見通し等に記載されている将来の数値は,現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通
しであり,リスクや不確実性を含んでいます。従いまして,これらの業績見通しのみに依拠して投資判断を下すこ
とは控えるようお願いいたします。実際に業績は,様々な重要な要素により,これら業績見通しとは大きく異なる
結果となり得ることをご承知置きください。実際の業績に与える重要な要素には,当社の事業領域を取り巻く政治,
経済情勢,対ドルをはじめとする円の為替レートなどがあります。