7012 川崎重 2020-08-06 11:30:00
2021年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月6日
上 場 会 社 名 川崎重工業株式会社 上場取引所 東・名
コ ー ド 番 号 7012 URL https://www.khi.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名) 橋本 康彦
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名) 星野 達生 (TEL) (03)3435-2130
四半期報告書提出予定日 2020年8月6日 配当支払開始予定日 ー
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家・アナリスト・マスコミ向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 300,602 △14.3 △20,661 - △18,931 - △11,771 -
2020年3月期第1四半期 350,778 2.0 1,088 △84.7 △4,391 - △8,249 -
(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 △13,593百万円( - %) 2020年3月期第1四半期 △6,232百万円( - %)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 △70.47 -
2020年3月期第1四半期 △49.38 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 2,013,273 457,557 22.0
2020年3月期 1,957,845 471,562 23.3
(参考) 自己資本 2021年3月期第1四半期 442,169百万円 2020年3月期 455,627百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 35.00 - 0.00 35.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) 0.00 - - -
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
当社は定款において第2四半期末日及び期末日を配当基準日と定めています。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
売上高 営業利益
百万円 % 百万円 %
通期 1,460,000 △11.0 △30,000 -
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
注)詳細は、添付資料P.9「2.(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の
適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 167,080,532株 2020年3月期 167,080,532株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 36,782株 2020年3月期 36,587株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 167,043,805株 2020年3月期1Q 167,045,137株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記載等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき判断したものであり、その達
成を当社としては約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績は様々な要因の変化により、記載の予想と異なる結果
となることがあります。業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.4
「1.(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手について)
当社は、2020年8月6日(木)に、カンファレンス・コール(電話会議)による機関投資家・アナリスト・マスコミ向け決算
説明会を開催する予定です。この説明会で使用する四半期決算説明資料につきましては、決算発表と同時にTDnet及び当社
ウェブサイトに掲載する予定です。
川崎重工業株式会社(7012)
2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………… 9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)……………………………………………………· 9
(四半期連結貸借対照表関係)…………………………………………………………………………………… 9
(四半期連結損益計算書関係)…………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………………… 10
3.補足情報 ……………………………………………………………………………………………………………… 11
(1)(要約)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………… 11
(2)2021年3月期 連結業績見通し補足資料 …………………………………………………………………… 12
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川崎重工業株式会社(7012)
2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
国内外経済とも、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、人・モノの輸送需要が減退しているほか、サ
プライチェーンの分断等により企業活動がグローバルレベルで大幅に停滞しており、実体経済にも大きな悪影響が
出ています。一部の国・地域では経済活動が再開されつつありますが、先行きは予断を許さない状況です。
こうした中で、米中関係は更に悪化しており、両国間経済の分断リスクが懸念されつつあることから、米中関係
の今後の動向についても引き続き注視が必要です。
このような経営環境の中で、当第1四半期連結累計期間における当社グループの連結受注高は、航空宇宙システ
ム事業、エネルギー・環境プラント事業を中心に減少となりました。連結売上高については、車両事業などが増収
となる一方で、航空宇宙システム事業、モーターサイクル&エンジン事業などが減収となったことにより、全体で
は前年同期比で減収となりました。利益面に関しては、車両事業の改善はあったものの、航空宇宙システム事業で
の悪化などにより、営業利益、経常利益とも減益となりました。親会社株主に帰属する四半期純損益は、固定資産
売却益の特別利益への計上や税金費用の減少はあったものの、経常利益の減益により減益となりました。
この結果、当社グループの連結受注高は前年同期比799億円減少の2,482億円、連結売上高は前年同期比501億円減
収の3,006億円、営業損益は前年同期比217億円悪化して206億円の損失、経常損益は前年同期比145億円悪化して189
億円の損失、親会社株主に帰属する四半期純損益は前年同期比35億円悪化して117億円の損失となりました。
当第1四半期連結累計期間の連結セグメント別業績の概要は以下のとおりです。
(単位:億円)
前第1四半期 当第1四半期
(参考)受注高
連結累計期間 連結累計期間 増 減
(2019年6月期) (2020年6月期) 前第1 当第1
報告セグメント
四半期 四半期
営業 営業 営業 増 減
売上高 売上高 売上高 連結 連結
損益 損益 損益 累計期間 累計期間
航空宇宙システム 1,221 48 746 △175 △475 △223 697 454 △243
エネルギー・環境
450 8 500 15 50 7 698 462 △236
プラント
精密機械・ロボッ
483 17 454 13 △29 △4 529 507 △21
ト
船舶海洋 228 △3 221 △4 △7 △0 215 99 △116
車両 204 △35 323 △14 119 20 160 187 27
モーターサイクル
683 △28 589 △59 △93 △30 683 589 △93
&エンジン (注)2
その他 235 4 169 △1 △65 △6 297 180 △116
調整額 - △0 - 19 - 19 - - -
合 計 3,507 10 3,006 △206 △501 △217 3,282 2,482 △799
(注) 1 売上高は、外部顧客に対する売上高です。
2 モーターサイクル&エンジン事業については、主として見込み生産を行っていることから、受注高について
売上高と同額として表示しています。
航空宇宙システム事業
航空宇宙システム事業を取り巻く経営環境は、防衛省向けについては厳しい防衛予算の中で一定程度の需要が存
在しています。民間航空機については、新型コロナウイルスの感染拡大により世界の旅客需要が低迷しており、機
体・エンジンともに需要が低下しています。
このような経営環境の中で、連結受注高は、民間航空機向け分担製造品や民間航空エンジン分担製造品が減少し
たことにより、前年同期に比べ243億円減少の454億円となりました。
連結売上高は、防衛省向けや民間航空機向け分担製造品、民間航空エンジン分担製造品が減少したことにより、
前年同期に比べ475億円減収の746億円となりました。
営業損益は、減収などにより、前年同期に比べ223億円悪化して175億円の営業損失となりました。
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川崎重工業株式会社(7012)
2021年3月期 第1四半期決算短信
エネルギー・環境プラント事業
エネルギー・環境プラント事業を取り巻く経営環境は、国内ではごみ焼却プラント等において老朽化設備の更新
需要が継続しているほか、中長期的には国内外の分散型電源需要、及び新興国におけるエネルギーインフラ整備需
要が根強い状況にあります。一方で、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞や資源価格の不安定化
により、顧客の短期的な設備投資判断が見直されるなど、不透明な状況が継続しています。
このような経営環境の中で、連結受注高は、国内向けごみ処理施設の大規模改修工事などの受注があった前年同
期に比べ、236億円減少の462億円となりました。
連結売上高は、国内向けごみ処理施設などの官公庁向け案件の増加などにより、前年同期に比べ50億円増収の500
億円となりました。
営業利益は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による操業差損の発生はあったものの、増収などにより、前年
同期に比べ7億円増益の15億円となりました。
精密機械・ロボット事業
精密機械・ロボット事業を取り巻く経営環境は、建設機械市場向けでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響に
より、全世界的に需要が大きく低迷しました。現在も、新型コロナウイルスの感染拡大による影響は不透明な状況
にありますが、中国建機市場はいち早く回復に向かっており、今後の動向を注視しています。ロボット市場向けで
は、汎用ロボットは、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け案件の期ずれがあるものの、回復が早かっ
た中国市場で好調に推移しており、半導体向けロボットについても、顧客サプライヤーの納入遅延が懸念されるも
のの、大手半導体メーカーの投資再開により、中長期的には需要は着実に拡大していくと見ています。
このような経営環境の中で、連結受注高は、半導体向けロボットの増加はあったものの、建設機械市場向け油圧
機器の減少により、前年同期に比べ21億円減少の507億円となりました。
連結売上高は、半導体向けロボットの増加はあったものの、建設機械市場向け油圧機器の減少により、前年同期
に比べ29億円減収の454億円となりました。
営業利益は、減収により、前年同期に比べ4億円減益の13億円となりました。
船舶海洋事業
船舶海洋事業を取り巻く経営環境は、環境規制強化に伴うガス燃料推進船需要の顕在化並びにLNG開発プロジ
ェクトの具体化が進む一方で、海運マーケットの長期低迷、新型コロナウイルスの感染拡大による商談の停滞など
により、依然として厳しい状況にあります。
このような経営環境の中で、連結受注高は、LPG運搬船を受注した前年同期に比べ116億円減少の99億円となり
ました。
連結売上高は、LPG運搬船や潜水艦の工事量増加はあったものの、修繕船の売上減少などにより、 前年同期に
比べ7億円減収の221億円となりました。
営業損益は、前年同期並みの4億円の営業損失となりました。
車両事業
車両事業を取り巻く経営環境は、中長期的には、国内については老朽化車両の更新需要が持続的に見込まれま
す。海外についても、米国では注力市場であるニューヨーク地区をはじめ輸送力増強・更新需要が見込まれており、
またアジアでは日本政府によるインフラ輸出促進に伴って新興国向け都市交通建設案件が計画されています。一方
で、新型コロナウイルス感染拡大の影響による鉄道事業者の大幅な収入減、海外での新線建設工事の遅延により、
今後は国内外の車両調達計画の見直し、納期の見直しが見込まれます。
このような経営環境の中で、連結受注高は、新幹線車両の受注があったことなどにより、前年同期に比べ27億円
増加の187億円となりました。
連結売上高は、国内向け車両が増加したことなどにより、前年同期に比べ119億円増収の323億円となりました。
営業損益は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による海外案件の採算悪化はあったものの、増収に加え、期間
費用の減少などにより、前年同期に比べ20億円改善して14億円の営業損失となりました。
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川崎重工業株式会社(7012)
2021年3月期 第1四半期決算短信
モーターサイクル&エンジン事業
モーターサイクル&エンジン事業を取り巻く経営環境は、主要市場である欧米や東南アジアで新型コロナウイル
スの感染が拡大し、市場が大きな影響を受けました。
このような経営環境の中で、連結売上高は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け新興国向けや欧州向け二
輪車、米国向け汎用エンジンが大きく減少したことなどにより、前年同期に比べ93億円減収の589億円となりまし
た。
営業損益は、減収に加え、対米ドルや対ユーロ、対新興国通貨などで前年同期に比べ為替レートが円高で推移し
たことなどにより、前年同期に比べ30億円悪化して59億円の営業損失となりました。
その他事業
連結売上高は、前年同期に比べ65億円減収の169億円となりました。
営業損益は、前年同期に比べ6億円悪化して1億円の営業損失となりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産
流動資産は、現預金の増加などにより前期末に比べ600億円増加し、1兆3,188億円となりました。
固定資産は、当社及び当社子会社の寮・社宅売却などにより前期末に比べ46億円減少し、6,943億円となりまし
た。
この結果、総資産は前期末に比べ554億円増加の2兆132億円となりました。
②負債
有利子負債は、社債の増加などにより前期末に比べ1,652億円増加の7,327億円となりました。
負債全体では、有利子負債の増加などにより前期末に比べ694億円増加の1兆5,557億円となりました。
③純資産
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上などにより、前期末に比べ140億円減少の4,575億円となり
ました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による世界的な経済活動の停滞によ
り、当社においても多大な影響を受ける見込みであり、業績影響を合理的に算出することが困難であるため未定と
していましたが、現時点で把握できる情報に基づき算定しました。
2021年3月期の連結業績の見通しは、連結売上高は1兆4,600億円、営業損益は300億円の損失となる見通しで
す。連結受注高は1兆4,000億円となる見通しです。
なお、経常利益以下の損益、ROIC等の予想については引き続き未定とし、合理的な予想が可能となった時点
で速やかに公表します。詳細につきましては、本日公表の「2021年3月期通期連結業績予想の修正及び配当予想の
修正について」をご参照ください。
(業績等の予想に関する注意事項)
上記の業績見通しは、現時点で把握可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、リスクや不確実性を含
んでおります。従いまして、これらの業績見通しのみに依拠して投資判断を下すことはお控えくださるようお願
いいたします。実際の業績は、外部環境及び内部環境の変化によるさまざまな重要な要素により、これらの見通
しとは大きく異なる結果となり得ることをご承知おき下さい。実際の業績に影響を与える重要な要素には、当社
の事業領域をとりまく経済情勢、対米ドルをはじめとする円の為替レート、税制や諸制度などがあります。
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川崎重工業株式会社(7012)
2021年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 106,108 171,686
受取手形及び売掛金 473,204 430,165
商品及び製品 75,042 64,214
仕掛品 426,256 457,700
原材料及び貯蔵品 130,359 136,462
その他 51,176 61,965
貸倒引当金 △3,367 △3,321
流動資産合計 1,258,781 1,318,873
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 193,931 178,160
その他 288,639 293,708
有形固定資産合計 482,570 471,869
無形固定資産 21,358 21,989
投資その他の資産
その他 196,973 202,371
貸倒引当金 △1,838 △1,831
投資その他の資産合計 195,134 200,540
固定資産合計 699,063 694,399
資産合計 1,957,845 2,013,273
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 261,159 198,541
電子記録債務 110,526 108,833
短期借入金 166,188 191,664
未払法人税等 6,116 6,037
販売促進引当金 12,174 7,594
賞与引当金 22,032 24,761
保証工事引当金 14,454 12,384
受注工事損失引当金 11,464 13,697
前受金 148,610 143,381
その他 194,998 229,298
流動負債合計 947,726 936,195
固定負債
社債 160,000 220,000
長期借入金 188,859 198,859
退職給付に係る負債 129,846 131,213
民間航空エンジンの運航上の問題に係る引当金 ※1 15,689 ※1 14,057
その他 44,161 55,390
固定負債合計 538,556 619,520
負債合計 1,486,283 1,555,716
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2021年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 104,484 104,484
資本剰余金 54,542 54,542
利益剰余金 326,626 314,854
自己株式 △133 △133
株主資本合計 485,520 473,748
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,636 1,242
繰延ヘッジ損益 △272 △262
為替換算調整勘定 △11,311 △13,014
退職給付に係る調整累計額 △19,946 △19,543
その他の包括利益累計額合計 △29,892 △31,578
非支配株主持分 15,934 15,387
純資産合計 471,562 457,557
負債純資産合計 1,957,845 2,013,273
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川崎重工業株式会社(7012)
2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 350,778 300,602
売上原価 301,426 278,357
売上総利益 49,351 22,244
販売費及び一般管理費
給料及び手当 13,344 13,458
研究開発費 11,118 8,145
その他 23,799 21,302
販売費及び一般管理費合計 48,262 42,906
営業利益又は営業損失(△) 1,088 △20,661
営業外収益
受取利息 135 138
受取配当金 223 119
持分法による投資利益 338 -
為替差益 - 2,377
その他 732 1,492
営業外収益合計 1,430 4,128
営業外費用
支払利息 911 1,030
持分法による投資損失 - 20
為替差損 5,039 -
その他 959 1,347
営業外費用合計 6,910 2,398
経常損失(△) △4,391 △18,931
特別利益
固定資産売却益 - ※1 3,236
関係会社株式売却益 - ※2 1,581
特別利益合計 - 4,817
税金等調整前四半期純損失(△) △4,391 △14,114
法人税等 3,578 △2,366
四半期純損失(△) △7,969 △11,747
非支配株主に帰属する四半期純利益 279 24
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △8,249 △11,771
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川崎重工業株式会社(7012)
2021年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純損失(△) △7,969 △11,747
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △30 △352
繰延ヘッジ損益 695 3
為替換算調整勘定 △1,685 △285
退職給付に係る調整額 1,342 400
持分法適用会社に対する持分相当額 1,414 △1,612
その他の包括利益合計 1,737 △1,846
四半期包括利益 △6,232 △13,593
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △6,446 △13,459
非支配株主に係る四半期包括利益 214 △134
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川崎重工業株式会社(7012)
2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しています。また、
見積実効税率を使用できない場合は、税引前四半期純利益に一時差異に該当しない重要な差異を加減した上で、
法定実効税率を乗じて計算しています。
なお、法人税等調整額は、法人税等に含めて表示しています。
(四半期連結貸借対照表関係)
※1 民間航空エンジンの運航上の問題に係る引当金
当社がリスク&レベニューシェアリングパートナー(RRSP)方式で参画しているロールス・ロイス社製ボーイ
ング787用Trent1000エンジンプログラムは運航上重要な問題が発生しており、現在、ロールス・ロイス社が状況
改善に向けて対応を進めています。これら運航上の問題に係る費用に関して、当社がプログラム参画メンバーと
して負担すると見込まれる金額を、引当金へ計上しています。
(四半期連結損益計算書関係)
※1 固定資産売却益
当社及び当社子会社の寮・社宅売却によるものです。
※2 関係会社株式売却益
当社子会社の関係会社株式売却によるものです。
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川崎重工業株式会社(7012)
2021年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
エネルギ
モーターサ 報告
航空宇宙シ ー・ 精密機械・ その他 調整額
船舶海洋 車両 イクル&エ セグメント 連結
ステム 環境プラン ロボット 事業 (注1)
ンジン 計
ト
売上高
(1) 外部顧客への
122,188 45,017 48,347 22,895 20,424 68,356 23,546 350,778 - 350,778
売上高
(2) セグメント間の内
部売上高又は振替 2,383 5,407 3,253 2,100 8 138 9,162 22,454 △22,454 -
高
計 124,572 50,425 51,600 24,996 20,433 68,494 32,709 373,232 △22,454 350,778
セグメント利益又は
4,869 828 1,760 △398 △3,548 △2,849 472 1,134 △45 1,088
損失(△)
(注) 1 調整額の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
利益 金額
セグメント間取引消去 92
全社費用(注) △138
合計 △45
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費等です。
2 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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川崎重工業株式会社(7012)
2021年3月期 第1四半期決算短信
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
エネルギ
モーターサ 報告
航空宇宙シ ー・ 精密機械・ その他 調整額
船舶海洋 車両 イクル&エ セグメント 連結
ステム 環境プラン ロボット 事業 (注1)
ンジン 計
ト
売上高
(1) 外部顧客への
74,619 50,081 45,403 22,191 32,362 58,974 16,969 300,602 - 300,602
売上高
(2) セグメント間の内
部売上高又は振替 1,874 4,859 2,549 706 1 126 8,381 18,499 △18,499 -
高
計 76,493 54,941 47,953 22,897 32,364 59,100 25,350 319,102 △18,499 300,602
セグメント利益又は
△17,518 1,580 1,343 △437 △1,463 △5,944 △153 △22,593 1,931 △20,661
損失(△)
(注) 1 調整額の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
利益 金額
セグメント間取引消去 2
全社費用(注) 1,928
合計 1,931
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費等です。
2 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
3.補足情報
(1)(要約)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー △163,712 △101,107
投資活動によるキャッシュ・フロー △17,138 2,649
財務活動によるキャッシュ・フロー 150,583 163,834
現金及び現金同等物の四半期末残高 39,326 167,929
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川崎重工業株式会社(7012)
2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)2021年3月期 連結業績見通し補足資料
①売上損益 (単位:億円)
2021年3月期見通し
2020年3月期実績
報告セグメント 今回 5月12日見通し 増減
売上高 営業損益 売上高 営業損益 売上高 営業損益 売上高 営業損益
航空宇宙システム 4,200 △210 5,325 427
エネルギー・環境プラント 2,400 60 2,429 175
精密機械・ロボット 2,000 70 2,173 122
船舶海洋 800 △40 716 △6
前回見通し 前回見通し
車両 1,500 △20 公表なし 公表なし 1,365 △38
モーターサイクル&エンジン 2,800 △170 3,377 △19
その他 900 50 1,024 12
調整額 - △40 - △53
合 計 14,600 △300 16,413 620
②受注高 (単位:億円)
2021年3月期見通し
報告セグメント 2020年3月期実績
今回 5月12日見通し 増減
航空宇宙システム 3,600 4,149
エネルギー・環境プラント 2,800 2,523
精密機械・ロボット 2,000 2,188
船舶海洋 1,200 前回見通し 前回見通し 562
公表なし 公表なし
車両 700 1,257
モーターサイクル&エンジン 2,800 3,377
その他 900 1,075
合 計 14,000 15,135
(注) モーターサイクル&エンジン事業については、主として見込み生産を行っていることから、受注高について売
上高と同額として表示しています。
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