6993 大黒屋 2020-05-15 17:00:00
特別損失の追加計上及び通期連結業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                               令和2年5月 15 日


各 位
                                         会 社 名   大黒屋ホールディングス株式会社
                                         代表者名    代表取締役社長 小川 浩平
                                                 (コード番号 6993 東証第二部)
                                         問合せ先    財務経理部長      塩津 友輝
                                                 (TEL.03-6451-4300)


       特別損失の追加計上及び通期連結業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ

      当社グループは、令和 2 年 3 月期第4四半期連結会計期間において下記の通り特別損失(事業整理損失
      引当金繰入額及び事業整理損失)を計上いたしましたのでお知らせいたします。
      また、令和 2 年 2 月 12 日に公表しました令和 2 年 3 月期通期連結業績予想数値と本日公表の実績値と
      の差異が発生しましたので、合わせてお知らせいたします。


                                    記


      1.連結財務諸表における特別損失(事業整理損失引当金繰入額及び事業整理損失)の計上について
        令和 2 年 3 月期第 3 四半期連結累計期間において、当社グループは特別損失として事業整理損失引当
      金繰入 842 百万円を計上し、既に確定した損失 673 百万円を事業整理損失(同特別損失)に振替えてお
      りましたが、令和 2 年 3 月期第 4 四半期連結累計期間において事業整理損失引当金繰入を新たに 187 百
      万円追加計上するとともに、同第 4 四半期連結会計期間に確定した損失 309 百万円を事業整理損失(同
      特別損失)に振替えました。
        なお、当該特別損失は、いずれも当社の英国における連結子会社である SPEEDLOAN FINANCE LIMITED
      (以下「SFL」という。) が、令和元年 9 月 17 日に事業を撤退する方針を決定し、これに伴い生じる
      と想定される店舗及び人員整理費用を計上したものであります。また、事業整理損失引当金繰入につい
      ては、令和 2 年 3 月期第 4 四半期連結累計期間末において今後撤退において見込まれる店舗整理費用等
      を改めて見積り計上しました。


      2.令和2年3月期通期連結業績予想数値と実績値の差異について
                                                        親会社株主に帰属     1 株当たり
                        売上高        営業利益     経常利益
                                                         する当期純利益     当期純利益
                         百万円         百万円         百万円         百万円         円 銭
       前回発表予想(A)         17,255       217        △346       △1,662     △14.21
       今回実績値(B)          17,270       136        △391       △1,844     △15.77
       増減額(B-A)              15      △81          △45        △182
       増減率(%)                0.0    △37.3           -            -            -
       (ご参考)前期実績
                         20,439      △163        △722       △1,039     △9.19
       (平成 31 年 3 月期)



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3.差異の理由
 営業利益につきましては、主に、国内主要子会社である株式会社大黒屋において、令和 2 年 2 月以降、
新型コロナウィルス感染症(以下「COVID19」という。)の拡大による外国観光客の減少や外出自粛政策
等によりブランド品相場が下落したため、粗利益率が悪化し予想値を 127 百万円下回りました。なお、
同社では COVID19 の影響でブランド品相場が下落傾向にあった1月以降、手持在庫を市場で売却し早期
の在庫圧縮を図った結果、令和元年 12 月末比 960 百万円在庫(同比 26.0%減少)を減らした事で商品
評価損の計上を回避し在庫回転率及び粗利益率の大幅な悪化を防ぐ事が出来ました。
 親会社株主に帰属する当期純利益については、主に、以上に加え、上記1.に記載しました通り、SFL
を中心とするグループの事業撤退に際しての事業整理損失引当金繰入額 187 百万円を令和 2 年 3 月期第
4 四半期連結会計期間に追加計上したことによるものであります。
                                                  以   上




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