6993 大黒屋 2021-05-14 17:00:00
当社連結子会社における新たな事業の開始に関するお知らせ [pdf]

                                             令和 3 年 5 月 14 日


各     位


                         会 社 名   大黒屋ホールディングス株式会社
                         代表者名    代表取締役社長 小 川 浩 平
                                 (コード番号 6993 東証第二部)
                         問合せ先    財務経理部長 堀 内 治 芳
                                 (TEL.03-6451-4300)


            当社連結子会社における新たな事業の開始に関するお知らせ


     本日、当社連結子会社である株式会社大黒屋(以下「大黒屋」といいます。)において、
新たな事業の開始を決議いたしましたので下記の通りご報告申し上げます。


                         記


1.   新たな事業の概要
     大黒屋では、これまでに培ってきましたノウハウを活用して以下の事業を開始する事と
しました。
     (1)新たな事業の内容
      ①高級バッグのシェアリングサービス事業
          現在、シェアリングサービスを展開する企業が大きな成長を遂げており、シェアリ
       ングは世界的な基調であるといえます。一方、本ブランド品業界での先行しているシ
       ェアリング事業では、在庫確保が出来ず利用したい顧客全員への豊富な選択肢の提
       供が出来ていない事が課題となっています。
          大黒屋では、かかる状況を解決するべく、同社が既に中古ブランド品市場において
       行っている中古品ビジネスを拡大する事を目的として、保有する仕入チャネル・ノウ
       ハウを徹底的に活用し顧客にとって魅力的かつ持続的に発展可能なビジネスを展開
       する事で、利用したい顧客全員への高級バッグのシェアリングサービスの提供を開
       始いたします。昨今では、
                  「所有から共有へ」という言葉に代表されるように、シェ
       アリングビジネスが拡大してきております。そんな中、同社も消費者の高級品所持の
       価値観の変遷に合わせ、安価で高級バッグをシェアリングするという新たな選択肢
       を顧客に提示する事といたしました。同社は、質屋業を併営しており KYC や真贋鑑
       定に関してのノウハウを持ち、ブランド品に対する将来の購買層及び消費者のセグ
       メント別需要を判断する上で重要なビジネスとして捉え且つ、同社既存の顧客を含
       めた、シェアリングに対しての需要に応えるためサブスクリププションビジネスを
       開始する決議をいたしました。本事業では、新たな顧客層の獲得による更なるビジネ
       ス拡大を図ると同時に、豊富な在庫の有効活用によって ROA の向上及び中古品利用
       の拡大による SDGs への貢献も目指して参ります。
      ②BtoB オンラインオークション事業
        大黒屋では、前期に完成しましたオンライン買取販売プラットフォームを使い、
       BtoB の中古ブランド品オンラインオークションプラットフォームを立ち上げ、ネッ
       ト環境にて下見・入札をご実施できるオークション事業を開始いたします。オークシ
       ョン事業は、中古ブランド品の流通において非常に重要な役割を担っており、同社は、
       従来から国内業者間転売市場において売り買いの最大手として業界を引っ張ってき
       ました。オークションにおいては、同社が長年培ってきた中古ブランド品業界におけ
       る業者間のネットワークと、マーケットメーカーとして売り買いに貢献できるビジ
       ネス基盤と、近年進めてきた DX を組み合わせた豊富な出品と利便性を兼ね備え、同
       社の強みである適正な価格での値付け力を更に磨くため、本事業によって流通を拡
       大し、より多くの顧客への商品の提供を実現して参ります。
(2)当該事業を担当する部門
       ①大黒屋品川本部及び主要店舗
       ②大黒屋品川本部


2.    新たな事業を開始する時期
      ①につきましては現在、事業開始のためのシステム構築は既にほぼ終了しており、事
       業開始次第別途ご報告申し上げます。
      ②につきましては現在、既にシステムは完成しており、許認可に向けて申請準備中であ
       ります。具体的事業開始段階で改めてご報告申し上げます。


3.    今後の見通し
      ①②とも、事業開始した段階で改めて詳細をご報告申し上げます。
      なお、本件「新たな事業の開始」に伴う連結業績につきましては本日公表しました「令
     和 3 年 3 月期決算短信」の(4)今後の見込みに織り込み済みですが、重要な影響が生じ
     る事となった場合は、判明次第、速やかに開示させて頂きます。
      大黒屋では、今般本事業の開始にあたり段階的にマーケッティングする必要性から現
     時点で取締役決議し、開示しました。
                                              以上