6988 日東電 2020-01-27 16:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年1月27日
上場会社名 日東電工株式会社 上場取引所 東
コード番号 6988 URL https://www.nitto.com/jp/ja/
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名)髙﨑 秀雄
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 未来戦略統括部長 (氏名)明間 健二郎 TEL 06-7632-2101
四半期報告書提出予定日 2020年2月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (証券アナリスト、機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
四半期包括利益
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 570,735 △9.4 60,196 △28.4 59,870 △28.0 42,704 △29.7 42,657 △29.7 35,762 △38.3
2019年3月期第3四半期 630,172 △4.6 84,123 △23.0 83,105 △24.2 60,745 △24.5 60,683 △24.5 57,937 △37.7
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 271.91 271.70
2019年3月期第3四半期 385.85 385.50
(2)連結財政状態
親会社の所有者に
資産合計 資本合計
帰属する持分
親会社所有者帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 937,125 707,250 706,516 75.4
2019年3月期 913,418 701,187 700,443 76.7
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 90.00 - 90.00 180.00
2020年3月期 - 100.00 -
2020年3月期(予想) 100.00 200.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 750,000 △7.0 71,000 △23.5 71,000 △22.8 52,000 △21.9 52,000 △21.9 331.43
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(注)詳細は、四半期決算短信 添付資料12ページの「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 (5)要約四半
期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 158,758,428株 2019年3月期 158,758,428株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 1,861,322株 2019年3月期 1,908,766株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 156,881,817株 2019年3月期3Q 157,270,428株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたって
の注意事項については、添付資料5ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予
測情報に関する説明」をご覧下さい。
日東電工㈱(6988)2020年3月期 第3四半期決算短信
第一部(参考)2020年3月期第3四半期(3ヶ月)の連結業績
(2019年10月1日~2019年12月31日)
(百万円未満切捨て)
(%表示は対前年同四半期増減率)
親会社の所有者
四半期包括
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益 に帰属する
利益合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期
192,450 △15.0 19,093 △41.7 18,853 △42.7 13,542 △47.0 13,524 △47.0 22,302 26.1
第3四半期
2019年3月期
226,494 △2.9 32,758 △20.1 32,926 △20.1 25,553 △22.2 25,532 △22.2 17,682 △55.5
第3四半期
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 86.20 86.13
2019年3月期第3四半期 162.80 162.65
日東電工㈱(6988)2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………… 5
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………… 6
(1)要約四半期連結財政状態計算書 …………………………………………………………………………………… 6
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………… 8
(3)要約四半期連結持分変動計算書 …………………………………………………………………………………… 10
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………… 11
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 14
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 15
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日東電工㈱(6988)2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年12月31日)における経済環境は、米中貿易問題の影響を受
けて、中国ではGDP成長率が減速傾向で推移しました。また、英国のEU離脱、米国・イランの対立により経済に対
する影響が懸念されました。国内においては、鉱工業生産が弱含んでおり、輸出も低調に推移しました。このよう
な環境の中、為替市場は前年同期と比べてやや円高で推移しました。当社グループの主要な市場においては、自動
車の生産台数は減少し、スマートフォンの生産は強い伸びが見られませんでした。当社グループでは、新たな成長
領域への取り組みと生産性の向上を進めましたが、業績は前年同期の水準に到りませんでした。
以上の結果、売上収益は前第3四半期連結累計期間と比較し9.4%減(以下の比較はこれに同じ)の570,735百万
円となりました。また、営業利益は28.4%減の60,196百万円、税引前四半期利益は28.0%減の59,870百万円、四半
期利益は29.7%減の42,704百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は29.7%減の42,657百万円となりまし
た。
セグメント別の業績概況
① インダストリアルテープ
基盤機能材料では、エレクトロニクスの市場が低迷し、スマートフォン用途、電子部品の製造工程で使用され
る材料の需要が伸びませんでした。一方で、「有機溶剤フリーの両面接着テープ」に対する需要は堅調に推移し
ました。引き続き、モノ作りにおける環境への貢献を図って参ります。トランスポーテーション事業は、中国な
ど世界の主な市場での自動車生産が減速し、需要が低調でした。今後は生産性を高めるとともに、自動車におけ
る新しい技術への対応と航空機など自動車以外のモビリティへの展開に取り組みます。
以上の結果、売上収益は243,390百万円(11.4%減)、営業利益は19,856百万円(27.7%減)となりました。
② オプトロニクス
情報機能材料は、スマートフォン用途において、市場は成熟期に入りましたが、ディスプレイの大型化と光学
フィルムの異形化に対応し、前年同期に比べて好調に推移しました。しかし、前第3四半期連結累計期間に汎用
偏光板の技術供与によるロイヤリティ収益を計上したため、当期の業績は前年同期の水準まで到りませんでし
た。プリント回路では、ハードディスクドライブ(HDD)の需要は、データセンター用途が回復基調で推移しま
したが、パーソナルコンピューター用途が減少し業績に影響を与えました。ハードディスクドライブ以外の用途
では、ワイヤレス充電システムで補聴器用途の生産が始まりました。引き続き、高精度基板の用途展開に取り組
んで参ります。
以上の結果、売上収益は310,199百万円(8.6%減)、営業利益は46,957百万円(18.2%減)となりました。
③ ライフサイエンス
前第1四半期連結会計期間に、核酸医薬の受託製造において、お客様の新薬開発停止による最終の収益を計上
しております。これにより、当期の業績は前年同期に及びませんが、順調に成長する核酸医薬市場のニーズに応
えて、売上収益は回復傾向にあります。また、経皮吸収型テープ製剤においては、大日本住友製薬株式会社様と
共同開発を進めて参りました、非定型抗精神病薬「ロナセン®テープ」が好調に推移しました。なお、核酸医薬
の創薬においては、引き続き、肺線維症および難治性のがん治療薬で治験に取り組んでおります。
以上の結果、売上収益は20,058百万円(14.2%減)、営業損失は1,914百万円(前年同四半期は営業利益2,595
百万円)となりました。
④ その他
メンブレンでは、海水淡水化と各種産業用途に加えて、エネルギー分野の水処理プラント向けの需要が好調で
した。なお、当セグメントには未だ十分な売上収益を伴っていない新規事業が含まれております。
以上の結果、売上収益は19,986百万円(3.8%増)、営業損失は1,761百万円(前年同四半期は営業損失1,356
百万円)となりました。
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日東電工㈱(6988)2020年3月期 第3四半期決算短信
(参考)セグメント別の状況(9ヶ月) (単位:百万円 比率:%)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上収益 売上収益 前年同期比
基盤機能材料 150,971 136,728 90.6
トランスポー
123,711 106,662 86.2
インダストリアルテープ テーション
計 274,682 243,390 88.6
営業利益 27,467 19,856 72.3
情報機能材料 306,537 277,744 90.6
プリント回路 32,857 32,454 98.8
オプトロニクス
計 339,395 310,199 91.4
営業利益 57,371 46,957 81.8
売上収益 23,376 20,058 85.8
ライフサイエンス
営業利益 2,595 △1,914 -
売上収益 19,255 19,986 103.8
その他
営業利益 △1,356 △1,761 -
売上収益 △26,537 △22,898 -
全社・消去
営業利益 △1,954 △2,941 -
売上収益 630,172 570,735 90.6
合計
営業利益 84,123 60,196 71.6
※ 第1四半期連結会計期間において、プロセス材料の帰属をオプトロニクスからインダストリアルテープの基盤機能
材料へ変更しました。前第3四半期連結累計期間数値は、当該変更を反映した数値を記載しております。
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日東電工㈱(6988)2020年3月期 第3四半期決算短信
(参考)セグメント別の状況(3ヶ月) (単位:百万円 比率:%)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上収益 売上収益 前年同期比
基盤機能材料 51,943 46,077 88.7
トランスポー
42,364 34,387 81.2
インダストリアルテープ テーション
計 94,307 80,465 85.3
営業利益 10,013 6,358 63.5
情報機能材料 117,514 94,889 80.7
プリント回路 10,630 11,825 111.2
オプトロニクス
計 128,144 106,715 83.3
営業利益 28,418 15,966 56.2
売上収益 6,638 7,305 110.0
ライフサイエンス
営業利益 △459 56 -
売上収益 6,876 5,725 83.3
その他
営業利益 △578 △864 -
売上収益 △9,473 △7,762 -
全社・消去
営業利益 △4,634 △2,423 -
売上収益 226,494 192,450 85.0
合計
営業利益 32,758 19,093 58.3
※ 第1四半期連結会計期間において、プロセス材料の帰属をオプトロニクスからインダストリアルテープの基盤機能
材料へ変更しました。前第3四半期連結会計期間数値は、当該変更を反映した数値を記載しております。
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日東電工㈱(6988)2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の財政状態は以下のとおりであります。
前連結会計年度末に比べ資産合計は23,706百万円増加し、937,125百万円となり、負債合計は17,644百万円増加
し、229,875百万円となりました。また、資本合計は6,062百万円増加し、707,250百万円となりました。この結
果、親会社所有者帰属持分比率は前連結会計年度末の76.7%から75.4%になりました。
主な増減は資産では、現金及び現金同等物が10,040百万円減少、売上債権及びその他の債権が9,325百万円増
加、その他の金融資産が2,295百万円増加、その他の流動資産が1,681百万円減少,使用権資産が17,303百万円増
加、その他の非流動資産が3,912百万円増加しました。負債では、仕入債務及びその他の債務が1,373百万円減少、
未払法人所得税等が2,669百万円増加、その他の金融負債(流動)が1,869百万円減少、その他の流動負債が3,116
百万円減少、その他の金融負債(非流動)が18,959百万円増加、確定給付負債が2,789百万円増加しました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想につきましては、2019年10月23日に公表いたしました業績予想を変更しておりません。今後
の業績動向を踏まえ、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示することといたします。
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日東電工㈱(6988)2020年3月期 第3四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 297,682 287,642
売上債権及びその他の債権 169,768 179,093
棚卸資産 93,985 94,357
その他の金融資産 412 2,708
その他の流動資産 19,687 18,005
流動資産合計 581,536 581,808
非流動資産
有形固定資産 267,133 268,060
使用権資産 - 17,303
のれん 6,834 6,739
無形資産 12,393 12,958
持分法で会計処理されている投資 194 213
金融資産 8,428 8,218
繰延税金資産 26,548 27,560
その他の非流動資産 10,349 14,262
非流動資産合計 331,882 355,317
資産合計 913,418 937,125
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日東電工㈱(6988)2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
仕入債務及びその他の債務 96,887 95,514
社債及び借入金 448 349
未払法人所得税等 5,073 7,743
その他の金融負債 21,609 19,740
その他の流動負債 34,458 31,342
流動負債合計 158,478 154,690
非流動負債
その他の金融負債 503 19,462
確定給付負債 50,320 53,110
繰延税金負債 619 544
その他の非流動負債 2,309 2,068
非流動負債合計 53,752 75,185
負債合計 212,231 229,875
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金 26,783 26,783
資本剰余金 50,319 50,271
利益剰余金 622,025 635,511
自己株式 △11,081 △10,805
その他の資本の構成要素 12,395 4,755
親会社の所有者に帰属する持分合計 700,443 706,516
非支配持分 744 733
資本合計 701,187 707,250
負債及び資本合計 913,418 937,125
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日東電工㈱(6988)2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上収益 630,172 570,735
売上原価 433,297 400,772
売上総利益 196,874 169,963
販売費及び一般管理費 93,648 84,150
研究開発費 23,354 25,097
その他の収益 7,637 3,702
その他の費用 3,385 4,221
営業利益 84,123 60,196
金融収益 820 692
金融費用 1,873 1,039
持分法による投資損益(△は損失) 34 21
税引前四半期利益 83,105 59,870
法人所得税費用 22,359 17,165
四半期利益 60,745 42,704
四半期利益の帰属
親会社の所有者 60,683 42,657
非支配持分 62 47
合計 60,745 42,704
親会社の所有者に帰属する1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 385.85 271.91
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 385.50 271.70
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日東電工㈱(6988)2020年3月期 第3四半期決算短信
(要約四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期利益 60,745 42,704
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測
△835 170
定される金融資産の純変動額
確定給付債務の再測定額 23 -
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △2,026 △7,106
キャッシュ・フロー・ヘッジに係る公正
32 △0
価値の純変動額
持分法適用会社におけるその他の包括利
△1 △6
益に対する持分
その他の包括利益合計 △2,808 △6,942
四半期包括利益合計 57,937 35,762
四半期包括利益合計額の帰属
親会社の所有者 57,876 35,716
非支配持分 60 45
合計 57,937 35,762
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日東電工㈱(6988)2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
非支配 資本
その他の
持分 合計
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 資本の 合計
構成要素
2018年4月1日残高 26,783 55,981 665,561 △69,867 14,819 693,278 716 693,995
会計方針の変更によ
- - 430 - - 430 - 430
る累積的影響額
2018年4月1日時点の
26,783 55,981 665,992 △69,867 14,819 693,709 716 694,426
修正後残高
四半期利益 - - 60,683 - - 60,683 62 60,745
その他の包括利益 - - - - △2,806 △2,806 △1 △2,808
四半期包括利益合計 - - 60,683 - △2,806 57,876 60 57,937
株式報酬取引 - 54 - - △97 △42 - △42
配当金 - - △26,928 - - △26,928 △23 △26,951
自己株式の変動 - 50 - △28,403 - △28,352 - △28,352
その他の資本の構成
要素から利益剰余金 - - 23 - △23 - - -
への振替
所有者との取引額等
- 104 △26,904 △28,403 △121 △55,323 △23 △55,347
合計
2018年12月31日残高 26,783 56,086 699,771 △98,270 11,891 696,262 753 697,016
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
非支配 資本
その他の
持分 合計
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 資本の 合計
構成要素
2019年4月1日残高 26,783 50,319 622,025 △11,081 12,395 700,443 744 701,187
四半期利益 - - 42,657 - - 42,657 47 42,704
その他の包括利益 - - - - △6,941 △6,941 △1 △6,942
四半期包括利益合計 - - 42,657 - △6,941 35,716 45 35,762
株式報酬取引 - △37 - - △64 △102 - △102
配当金 - - △29,806 - - △29,806 △23 △29,829
自己株式の変動 - △12 - 275 - 263 - 263
その他の資本の構成
要素から利益剰余金 - - 634 - △634 - - -
への振替
子会社持分の追加取
- 1 - - - 1 △32 △30
得による増減
所有者との取引額等
- △48 △29,172 275 △698 △29,643 △55 △29,699
合計
2019年12月31日残高 26,783 50,271 635,511 △10,805 4,755 706,516 733 707,250
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(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 83,105 59,870
減価償却費及び償却費 34,644 36,993
確定給付負債の増減額 1,920 2,369
売上債権及びその他の債権の増減額 △8,164 △8,822
棚卸資産の増減額 △4,692 △1,574
仕入債務及びその他の債務の増減額 3,675 △796
利息及び配当金の受入額 839 696
利息の支払額 △195 △439
法人税等の支払額又は還付額 △39,576 △11,310
その他 △10,681 △1,010
営業活動によるキャッシュ・フロー 60,874 75,975
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産及び無形資産の取得による支出 △45,688 △48,245
有形固定資産及び無形資産の売却による収入 240 256
定期預金の増減額 6,350 △2,418
投資有価証券の取得による支出 △0 △1,236
投資有価証券の売却による収入 0 1,531
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却によ
2,634 -
る収入
その他 26 △8
投資活動によるキャッシュ・フロー △36,435 △50,119
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額 △582 △73
リース負債の返済による支出 - △3,601
自己株式の増減額 △28,547 △0
配当金の支払額 △26,928 △29,820
その他 430 △50
財務活動によるキャッシュ・フロー △55,627 △33,546
現金及び現金同等物に係る為替換算差額の影響額 △398 △2,349
売却目的で保有する資産に含まれる現金及び現金
2,780 -
同等物の振戻額
現金及び現金同等物の増減額 △28,806 △10,040
現金及び現金同等物の期首残高 304,709 297,682
現金及び現金同等物の四半期末残高 275,903 287,642
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(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下に記載する会計方針の変更を除き、前連結会計
年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。
当社グループは、2019年4月1日(以下、「適用開始日」)よりIFRS第16号「リース」(以下、「IFRS第16号」)
を適用しております。
IFRS第16号は、リース取引の借手について、従前のIAS第17号「リース」(以下「IAS第17号」)を改定するもので
あり、ファイナンス・リースとオペレーティング・リースの区分を廃止し、短期リース(リース期間が12ヶ月以内の
リース)及び少額資産のリースを除いて、リース開始日に使用権資産及びリース負債を認識することを規定しており
ます。
IFRS第16号の適用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を適用開始日に
認識する方法(修正遡及アプローチ)を採用しております。
また、契約にリースが含まれているか否かについては、IFRS第16号の実務上の便法を選択し、IAS第17号及びIFRIC
第4号「契約にリースが含まれているか否かの判断」のもとでの判断を引き継いでおります。従って、IFRS第16号に
基づくリースの識別は、適用開始日以降に締結又は変更された契約にのみ適用いたします。
(借手としてのリース)
過去にIAS第17号を適用してオペレーティング・リースに分類したリースについては、適用開始日時点の残存リー
ス料を同日現在の借手の追加借入利子率を用いて割り引いた金額でリース負債を測定しております。当該追加借入利
子率の加重平均は2.4%であります。
使用権資産は適用開始日におけるリース負債の測定額をもとに測定しております。
また、当社グループは、過去にIAS第17号を適用してオペレーティング・リースに分類していたリースにIFRS第16
号を適用する際に、以下の実務上の便法を適用しております。
・特性が類似したリースのポートフォリオに単一の割引率を適用する。
・減損レビューの代替として、適用開始日の直前におけるIAS第37号「引当金、偶発負債及び偶発資産」に基づく
不利な契約に係る引当金の金額で使用権資産を調整する。
・残存リース期間が12ヶ月以内のリースに、使用権資産とリース負債を認識しない免除規定を適用する。
・適用開始日の使用権資産の測定から当初直接コストを除外する。
・延長または解約オプションが含まれている契約のリース期間を算定する際に、事後的判断を使用する。
過去にIAS第17号を適用してファイナンス・リースに分類したリースについては、適用開始日の使用権資産及びリ
ース負債の帳簿価額は、その直前の日におけるIAS第17号に基づくリース資産及びリース負債の帳簿価額で算定して
おります。
なお、当社グループは、要約四半期連結財政状態計算書において、当該借手のリースに係るリース負債は「その他
の金融負債」及び「その他の金融負債(非流動)」に含めて表示しております。
(貸手としてのリース)
当社グループが貸手となるリースについては、サブリースを除き、適用開始日に調整は必要ありません。当社グル
ープは、サブリースについて、適用開始日からIFRS第16号に基づいて会計処理しております。
IFRS第16号では、原資産ではなく使用権資産を参照して、サブリースを分類することが要求されます。適用開始日
において、当社グループは、従来IAS第17号のもとでオペレーティング・リースに分類していたサブリース契約の分
類を再評価し、サブリースはIFRS第16号のもとでファイナンス・リースであると判断しております。
なお、当社グループは、要約四半期連結財政状態計算書において、当該サブリースに係る貸手のファイナンス・リ
ースに基づく債権等を「売上債権及びその他の債権」及び「その他の流動資産」並びに「その他の非流動資産」に含
めて表示しております。
(財務諸表への影響)
IFRS第16号の適用により、当社グループは、適用開始日現在において、資産合計が27,448百万円増加し、負債合計
が27,448百万円増加しております。
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日東電工㈱(6988)2020年3月期 第3四半期決算短信
また、前連結会計年度末においてIAS第17号を適用したオペレーティング・リース約定の金額と、適用開始日現在
におけるリース負債の金額との差額の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
2019年3月31日現在のオペレーティング・リース約定 30,722
2019年3月31日現在のオペレーティング・リース約定(割引後) 28,346
2019年3月31日に認識したファイナンス・リース債務 53
認識の免除規定(短期リース・少額資産のリース) △898
2019年4月1日現在に認識したリース負債 27,501
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(セグメント情報)
セグメントごとの売上収益、利益又は損失の金額に関する情報
前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日) (単位:百万円)
インダス 要約四半期
オプトロ ライフサ
トリアル その他 合計 調整額 連結損益計
ニクス イエンス
テープ 算書計上額
外部顧客からの売上収益 259,694 332,275 19,747 17,611 629,328 843 630,172
セグメント間の売上収益 14,988 7,120 3,629 1,644 27,381 △27,381 -
セグメント売上収益合計 274,682 339,395 23,376 19,255 656,710 △26,537 630,172
営業利益(△は損失) 27,467 57,371 2,595 △1,356 86,078 △1,954 84,123
金融収益 820
金融費用 △1,873
持分法による投資損益
34
(△は損失)
税引前四半期利益 83,105
(注) 第1四半期連結会計期間において、プロセス材料の帰属をオプトロニクスからインダストリアルテープの基盤
機能材料へ変更しました。前第3四半期連結累計期間数値は、当該変更を反映した数値を記載しております。
(各セグメントの主要製品)
事業区分 主要製品
インダストリアルテープ 基盤機能材料(接合材料、保護材料、プロセス材料等)、自動車材料
オプトロニクス 情報機能材料、プリント回路
ライフサイエンス 医療関連材料
その他 高分子分離膜、その他製品
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当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) (単位:百万円)
インダス 要約四半期
オプトロ ライフサ
トリアル その他 合計 調整額 連結損益計
ニクス イエンス
テープ 算書計上額
外部顧客からの売上収益 231,627 304,110 16,581 17,653 569,973 762 570,735
セグメント間の売上収益 11,762 6,088 3,477 2,332 23,661 △23,661 -
セグメント売上収益合計 243,390 310,199 20,058 19,986 593,634 △22,898 570,735
営業利益(△は損失) 19,856 46,957 △1,914 △1,761 63,137 △2,941 60,196
金融収益 692
金融費用 △1,039
持分法による投資損益
21
(△は損失)
税引前四半期利益 59,870
(各セグメントの主要製品)
事業区分 主要製品
インダストリアルテープ 基盤機能材料(接合材料、保護材料、プロセス材料等)、自動車材料
オプトロニクス 情報機能材料、プリント回路
ライフサイエンス 医療関連材料
その他 高分子分離膜、その他製品
(重要な後発事象)
(自己株式の取得)
当社は、2020年1月27日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同
法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項について決議いたしました。
(1)自己株式の取得を行う理由
経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行及び総合的な株主還元策の一環として実施いたします。
(2)自己株式の取得の内容
① 取得する株式の種類 当社普通株式
② 取得する株式の総数 9,000,000株(上限)
(2019年12月31日時点の発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合:
5.74%)
③ 株式取得価額の総額 500億円(上限)
④ 取得期間 2020年2月3日から2020年7月31日まで
⑤ 取得方法 東京証券取引所における市場買付
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