6973 協栄産 2020-05-13 15:00:00
業績予想の修正及び繰延税金資産の取崩しに関するお知らせ [pdf]

                                                               2020 年5月 13 日
各   位
                                     会 社 名       協 栄 産 業 株 式 会 社
                                     代 表 者 名     取 締 役 社 長 平 澤    潤
                                                 (コード番号 6973 東証第一部)
                                                 取  締 役
                                     問 合 せ 先     常務執行役員
                                                               村 本        篤
                                                 (TEL   03-3481-2111)



            業績予想の修正及び繰延税金資産の取崩しに関するお知らせ

 最近の業績動向を踏まえ、2019 年 5 月 14 日に公表した業績予想を下記の通り修正いたしましたのでお知らせい
たします。また、繰延税金資産の取崩しについて下記のとおり併せてお知らせいたします。
                                記

1.2020 年3月期通期連結業績予想数値の修正(2019 年4月1日 ~ 2020 年3月 31 日)
                                               親会社株主
                                                                 1 株当たり
                     売上高     営業利益    経常利益      に帰属する
                                                                 当期純利益
                                              当期純利益
                           百万円     百万円         百万円       百万円          円   銭
      前回発表予想(A)           60,000     400      350        200         65.62
      今回修正予想(B)           57,970     363      319       △241        △79.20
       増減額(B-A)          △2,029     △36      △30        △441             -
        増減率(%)             △3.4    △9.0     △8.8           -             -
      (ご参考) 前期実績
                          57,534     288       250      △385       △126.33
       (2019 年3月期)
    (ご参考) 前期実績比(%)         100.8   126.0    127.7          -              -

2.理由
  通期の連結業績につきましては、売上高は、商事部門の半導体デバイス事業における中国での CMOS 事業の立
 上げの遅れや FA・環境システム事業における環境ビジネス分野での太陽光発電等の省エネ事業の低迷、ICT 部
 門のビジネスソリューション事業における電力関連向け受託開発の低迷などにより、公表値を若干下回る見込
 みとなりました。営業利益及び経常利益は、商事部門ならびに ICT 部門の利益率は、伸長いたしましたが、連
 結子会社である KYOEI ELECTRONICS HONG KONG LIMITED において、本年4月に回収が困難となる可能性が生じ
 た債権への引当処理を含めて、貸倒引当金繰入額9千2百万円を販売費及び一般管理費に計上したため、公表
 値を若干下回る見込みとなりました。
  親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、プリント配線板事業の収益力向上を図るため、主に連結
 子会社の協栄サーキットテクノロジ株式会社相模原工場が使用している土地を売却し、その売却益を特別利益
 に計上いたしましたが、以下の要因により、親会社株主に帰属する当期純利益が当初の公表値を下回る見込み
 となりました。
  ・特別損失として相模原工場閉鎖に伴う固定資産の減損損失3億6千4百万円及び工場解体費用及び土壌改
   良費用3億8千万円を計上。加えて、従業員に係る特別退職金1億1千万円などの事業構造改善引当金繰
   入額を計上。 (※)
  ・ルネサスエレクトロニクス株式会社との特約店契約解消に伴う拠点閉鎖等に係る費用3千9百万円を計上。
  ・後述の通り、繰延税金資産8千4百万円の取崩し。
  ・相模原工場土地売却に係る税金費用の増加。
  以上より、2019 年5月 14 日に公表いたしました連結の通期業績予想値を修正いたします。
  なお、配当予想につきましては、前回発表の1株につき期末配当 20 円の予想に変更はございません。

     ※2020 年1月 21 日付『特別損失の計上に関するお知らせ』において公表いたしました、相模原工場閉鎖
    に伴う固定資産の減損損失3億4千8百万円、工場解体費用及び土壌改良費用2億8千7百万円、従業
    員に係る特別退職金1億1百万を夫々合わせて通期合計で表記しております。

3.繰延税金資産の計上について
  今般の新型コロナウイルス感染症拡大による販売や生産における影響など、今後の事業環境も踏まえ、繰延
 税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、8千4百万円の繰延税金資産を取崩すことといたしまし
 た。

(注) 上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づいて作成しており、実際の業績は様々な要因により予
    想数値と異なる可能性があります。
                                                以 上