6973 協栄産 2019-05-14 13:00:00
中期経営計画の取り下げ及び新中期経営計画策定に関するお知らせ [pdf]

                                                       2019年5月14日
各     位


                                    会 社 名   協 栄 産 業 株 式 会 社
                                    代表者名    取締役社長          水   谷   廣   司
                                        ( コ ー ド番 号     6973    東証 第 一 部)
                                    問合せ先責任者         取締役 常 務 執行 役 員
                                                      村本       篤
                                            ( TEL    03- 3481- 2111)



          中期経営計画の取り下げ及び新中期経営計画策定 に関するお知らせ


     当社は、本日開催の取締役会において、2017 年 5 月 12 日に公表いたしました 2020 年 3 月期を最終
    年度とする 3 か年の中期経営計画(GP2020:Growing Profit 2020)を取り下げるとともに新中期経
    営計画の策定について決議いたしましたので、お知らせいたします。


                                記
1.取り下げの理由
      当社グループは、グローバル化による競争の激化ならびに最終製品の価格下落により厳しい状況
     が続いております。事業環境の変化に対応するために、収益構造の改善と安定した経営基盤を構築
     することを喫緊の経営課題として、IoT に関連する新しい技術の開発やそれらを活用した製品・サー
     ビスが急速に伸びていくことが見込まれるなか、当社グループが目指す姿として STG ビジョン(ICT
     技術で未来を創造する System Technology Group)を制定し、STG ビジョンの実現を目指すため成
     長戦略プランとして GP2020 を策定しました。
      GP2020 では、2020 年 3 月期までに STG ビジョンの実現を目指すため、これまで培ってきた技
     術とサービス、そして私たちの夢を結集し、グループ総合力で事業拡大を図るため、お客様に密着
     した営業活動をより一層強化するとともに、広範な顧客基盤を活かし、収益機会を拡大するとの方
     針のもと、売上高 600 億円、営業利益 15 億円、営業利益率 2.5%以上の達成を目標としてきました。
      これまで計画達成に向けて、新商材の取扱いや海外部材メーカーとの連携による内外市場開拓、
     新製品、新商品の開発及びソリューション提案業務の拡大に取り組んでおりますが、新たな収益の
     柱となる事業の立上げが遅れていることに加え、昨今の労働市場を反映した人件費上昇圧力もあっ
     て、目標としてきた営業利益の確保が難しい状況となっております。
      このため、誠に遺憾ですが、本日公表いたしましたとおり、2020 年 3 月期の連結業績予想は、売
     上高 600 億円、営業利益 4 億円、営業利益率 0.6%と売上高は目標を達成する見込みですが、喫緊の
     経営課題である収益構造の改善が充分に進まず、営業利益は、未達となる見込みです。
      この様な状況を踏まえ今般改めて、大きく変化している事業環境や市場環境を見据え、収益力を
 強化するための施策に関し見直し、検討を重ねていく必要があると判断したため、中期経営計画
 GP2020 を取り下げることといたしました。


2.今後について
   直ちに新たな中期経営計画の策定に着手をしたうえで、2020 年 3 月を目途に公表させていただく
 予定でおります。
                                               以   上