6969 松尾電機 2020-08-12 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年8月12日
上場会社名 松尾電機株式会社 上場取引所 東
コード番号 6969 URL https://www.ncc-matsuo.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名) 常俊 清治
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役執行役員総務経理部門長 (氏名) 網谷 嘉寛 TEL 06-6332-0871
四半期報告書提出予定日 2020年8月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第1四半期の業績(2020年4月1日∼2020年6月30日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 839 △12.9 40 414.9 35 45.7 △21 ―
2020年3月期第1四半期 964 ― 7 ― 24 ― △6 ―
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第1四半期 △8.22 ―
2020年3月期第1四半期 △2.35 ―
(注)当社は、2019年3月期第1四半期は連結財務諸表を作成していたため、2020年3月期第1四半期の対前年同四半期増減率については記載して
おりません。
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 5,333 1,543 28.9
2020年3月期 5,532 1,564 28.3
(参考)自己資本 2021年3月期第1四半期 1,543百万円 2020年3月期 1,564百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― ― ― 0.00 0.00
2021年3月期 ―
2021年3月期(予想) ― ― 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
業績予想につきましては、現段階で合理的な業績予想の算定を行うことが困難なことから未定とし、記載しておりません。今後、合理的な予想が可能と
なった時点で速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 2,572,000 株 2020年3月期 2,572,000 株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 2,004 株 2020年3月期 1,968 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 2,570,002 株 2020年3月期1Q 2,570,241 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
松尾電機株式会社(6969) 2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………2
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………3
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………3
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………6
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………6
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………6
継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………6
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松尾電機株式会社(6969) 2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間のエレクトロニクス業界の状況は、世界各国の新型コロナウイルス感染症対策に伴う経済
活動の停滞等により需要が縮小しました。この影響により、自動車の世界生産も大幅に減少しました。
このような環境のもとで、当社の売上高につきましては、販売重点製品である回路保護素子が増加したものの、
カーエレクトロニクス向けのタンタルコンデンサが大幅に減少しました。
その結果、当第1四半期累計期間の当社の業績は、売上高につきましては、839百万円(前年同四半期比12.9%
減少)となりましたが、損益につきましては、当事業年度の経営計画である採算重視の営業活動の実施、島根工場
の回路保護素子生産設備の福知山工場への移転及び一般管理費の固定経費削減が計画どおり進捗し、営業利益40百
万円(前年同四半期比414.9%増加)となり、為替差益3百万円及び支払利息9百万円の計上により、経常利益35
百万円(前年同四半期比45.7%増加)となりました。
また、特別損失として、コンデンサ製品の取引に関するブラジル当局との和解金及び集団訴訟等の対応のための
弁護士報酬等に伴う独占禁止法等関連損失43百万円及び島根工場の回路保護素子生産設備の福知山工場への移転に
伴う事業拠点再構築費用10百万円を計上した結果、四半期純損失21百万円(前年同四半期比15百万円悪化)となり
ました。
なお、当社は、東京証券取引所の定める時価総額基準に基づく上場廃止基準に定める所要額(上場維持のために
は月間平均時価総額及び月末時価総額が10億円以上必要)に抵触し、2021年6月末日までが上場廃止猶予期間とな
っています。また、今般、2020年7月に、東京証券取引所から、2020年3月31日時点で、「流通株式時価総額」に
係る上場廃止基準に定める所要額(上場維持のためには流通株式時価総額が5億円以上必要)に抵触し、2021年3
月末日までが上場廃止猶予期間となる旨の通知がありました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
① タンタルコンデンサ事業
タンタルコンデンサ事業につきましては、カーエレクトロニクス向けのタンタルコンデンサの需要が大幅に
減少しました。この結果、タンタルコンデンサ事業の売上高は、587百万円(前年同四半期比22.3%減少)、セ
グメント利益は、56百万円(前年同四半期比15.0%減少)となりました。
② 回路保護素子事業
回路保護素子事業につきましては、新規案件に伴う売上高が増加しました。この結果、回路保護素子事業の
売上高は、201百万円(前年同四半期比16.9%増加)、セグメント利益は、57百万円(前年同四半期比32.2%増
加)となりました。
③ その他
その他の売上高は、50百万円(前年同四半期比41.8%増加)、セグメント利益は5百万円(前年同四半期比5
百万円改善)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期会計期間末の総資産は、主に売上債権の減少等により5,333百万円(前事業年度末比198百万円減)
となりました。
負債は、主に短期借入金の減少等により3,790百万円(前事業年度末比177百万円減)となりました。
純資産は、主に四半期純損失の計上等により1,543百万円(前事業年度末比21百万円減)となりました。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルス感染症が、事業活動及び経営成績に与える影響により、業績予想の適正かつ合理的な算定が
困難であることから、今回の業績予想を開示しておりません。なお、今後適正かつ合理的な算定が可能となった時
点で速やかに開示いたします。
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松尾電機株式会社(6969) 2021年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,215,985 1,131,211
受取手形及び売掛金 775,916 603,457
電子記録債権 310,977 401,699
製品 739,857 810,916
仕掛品 422,888 357,299
原材料及び貯蔵品 270,676 273,271
その他 108,220 17,151
貸倒引当金 △1,176 △1,005
流動資産合計 3,843,347 3,594,002
固定資産
有形固定資産 1,421,235 1,460,214
土地 691,322 691,322
その他 18,105,443 18,153,504
減価償却累計額及び減損損失累計額 △17,375,530 △17,384,612
その他(純額) 729,913 768,892
無形固定資産 230,746 242,058
投資その他の資産 37,092 37,543
投資有価証券 15,000 15,000
その他 22,095 22,546
貸倒引当金 △2 △3
固定資産合計 1,689,074 1,739,816
資産合計 5,532,421 5,333,819
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松尾電機株式会社(6969) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 341,565 352,935
短期借入金 1,755,000 1,525,000
1年内返済予定の長期借入金 59,331 83,754
未払法人税等 15,880 7,887
設備関係支払手形 13,424 56,420
その他 728,630 652,169
流動負債合計 2,913,831 2,678,166
固定負債
長期借入金 289,325 364,498
繰延税金負債 99,829 99,829
環境対策引当金 8,535 8,535
退職給付引当金 512,325 498,516
資産除去債務 7,900 7,908
その他 136,237 133,061
固定負債合計 1,054,153 1,112,348
負債合計 3,967,984 3,790,515
純資産の部
株主資本
資本金 2,219,588 2,219,588
資本剰余金 302,662 302,662
利益剰余金 △956,052 △977,178
自己株式 △1,761 △1,769
株主資本合計 1,564,437 1,543,303
純資産合計 1,564,437 1,543,303
負債純資産合計 5,532,421 5,333,819
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(2)四半期損益計算書
第1四半期累計期間
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 964,269 839,463
売上原価 735,559 628,886
売上総利益 228,710 210,577
販売費及び一般管理費 220,858 170,147
営業利益 7,851 40,429
営業外収益
受取利息 27 14
受取配当金 500 500
為替差益 21,107 3,360
貸倒引当金戻入額 88 170
その他 1,828 460
営業外収益合計 23,551 4,506
営業外費用
支払利息 4,619 9,025
支払手数料 2,160 -
その他 107 196
営業外費用合計 6,887 9,221
経常利益 24,516 35,713
特別損失
固定資産除却損 0 41
独占禁止法等関連損失 28,342 43,796
事業拠点再構築費用 - 10,800
特別損失合計 28,342 54,638
税引前四半期純損失(△) △3,826 △18,924
法人税、住民税及び事業税 2,201 2,201
法人税等調整額 - -
法人税等合計 2,201 2,201
四半期純損失(△) △6,028 △21,126
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松尾電機株式会社(6969) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
当社は、前事業年度に続き、当四半期以降においても独占禁止法等に関連する支払の発生が見込まれます。ま
た、当事業年度は、新型コロナウイルス感染症が事業活動に影響を与えるものと見込まれます。
このような状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象等が存在しておりますが、当社
は、当該重要事象等を改善するため、当事業年度の経営計画において、下記の事項を経営戦略目標とし、業績の
回復を図る方策を講じるとともに、新型コロナウイルス感染症の影響に備えるため、より一層の資金調達に努め
ることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しています。
① 売上高の回復としてセグメント別の売上高目標の達成及び海外市場への拡販
② 原価低減として島根工場の回路保護素子生産設備の福知山工場への移転
③ 経費削減として一般管理費の固定経費削減
④ キャッシュ・フロー改善として売掛金の回収期間の短縮及びたな卸資産の削減の推進
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