6958 CMK 2020-11-20 15:00:00
2021年3月期第2四半期 決算説明会資料 [pdf]
日本シイエムケイ株式会社
(証券コード:6958)
2021年3月期 第2四半期
決算説明会資料
2020年11月20日
日本シイエムケイ株式会社
1
目次
1. 2021年3月期上期 連結業績
2. 2021年3月期 連結業績見通しと取組み
3. 補足資料
2
1.2021年3月期上期 連結業績
3
2021年3月期上期 連結業績
①決算のポイント
00 (単位:百万円)
44,769 42,981
⚫ 新型コロナウイルスの影響によるグローバル
00
1,791 32,100
00
での自動車の生産・販売減少の影響を
00 715 受けて売上高は減収
00
0
⚫ 固定費削減等を推進したものの、
00
売上高の減少などの影響により営業損失計上
00
-1,560
19/3上期 20/3上期 21/3上期
実績 実績 実績
売上高 営業利益
4
2021年3月期上期 連結業績
②連結損益
(単位:百万円)
20/3上期 21/3上期 前年同期比
実績 実績 増減 増減率
売上高 42,981 32,100 -10,880 -25.3%
営業利益 715 -1,560 -2,276 -
率 1.7% - - -
経常利益 779 -1,485 -2,265 -
当期純利益 287 -1,748 -2,035 -
平均為替レート
(USD/JPY)
109.98 108.25 -1.73 -1.6%
※「親会社株主に帰属する当期純利益」を「当期純利益」として記載 5
2021年3月期上期 連結業績
③用途別売上高
(単位:億円)
AV・デジタル家電 デジタルカメラ
通信 アミューズメント その他
21/3上期 4 1
実績
129 85 38
2
54 321
3
車載売上 254 AV・デジタル家電 デジタルカメラ
通信 アミューズメント その他
20/3上期
実績
160 114 77 4461 60
429
車載売上 351
■パワートレイン・走行安全系 ■ボディ・快適系 ■情報通信系
⚫ 車載向け売上高は、コロナ影響による世界的な自動車の生産・販売が大きく落ち込み
前期比27.7%減少 6
2021年3月期上期 連結業績
④営業利益増減分析
(単位:億円)
売上減による
7.1 利益減
7.1
▲40.5 売価下落
-15.6
為替変動影響
-15.6
材料価格上昇 等
歩留まり
生産性向上 2.5
経営合理化 3.0
2.3
10.0
20/3上期 21/3上期
営業利益 営業利益
(実績) (実績)
⚫ 経営合理化策:コロナ影響による売上高減少に対する効率的な減産体制等による
固定費削減効果 7
2021年3月期上期 連結業績
⑤上期の受注動向
グローバルでの受注実績指数 受注急減による生産への影響度合い
(新型コロナウィルス前(1-2月平均)を100とした場合)
100 100
90 90 会計期間
1Q 2Q 3Q
75 連結
4月-6月 7月-9月 10月-12月
55-60
国内 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
45-50
35-40
海外 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
1-2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
⚫ 2020年3月より受注に影響
⚫ 受注減少による生産影響は国内は1Q~2Q、海外は決算期ずれの影響により2Q~3Qに影響
8
2021年3月期上期 連結業績
⑥四半期売上高・営業利益推移
(単位:億円)
売上高推移
20/3期 21/3期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
国内 125 127 120 110 94 107
海外 146 153 149 142 124 98
(1月-3月) (4月-6月)
計 273 279 269 253 220 204
消去又は全社 ▲60 ▲62 ▲65 ▲61 ▲55 ▲48
連結 213 216 204 193 164 157
営業利益推移
20/3期 21/3期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
国内 0.3 2.3 -0.3 -2.5 -6.0 -6.6
海外 2.6 4.9 8.5 6.0 2.4 -2.2
(1月-3月)(4月-6月)
計 3.0 7.2 8.0 3.6 -3.6 -8.8
消去又は全社 ▲1.5 ▲1.5 ▲1.5 ▲1.3 ▲1.7 ▲1.4
連結 1.4 5.7 6.6 2.3 -5.4 -10.2 9
2.2021年3月期 連結業績見通しと取組み
10
2021年3月期 連結業績見通しと取組み
①連結損益
(単位:百万円)
20/3期 21/3期 前年同期比
実績 見通し 増減 増減率
売上高 82,619 68,500 -14,119 -17.1%
営業利益 1,601 -1,500 -3,101 -
率 1.9% - - -
経常利益 792 -1,400 -2,192 -
当期純利益 -1,128 -2,100 -972 -
平均為替レート
(USD/JPY)
109.25 104.00 -5.25 -4.8%
※「親会社株主に帰属する当期純利益」を「当期純利益」として記載
11
2021年3月期 連結業績見通しと取組み
②連結損益 下期見通し
(単位:百万円)
21/3上期 21/3下期 前年同期比
実績 見通し 増減 増減率
売上高 32,100 36,400 +4,300 +13.4%
営業利益 -1,560 60 +1,620 -
率 - 0.2% - -
経常利益 -1,485 85 +1,570 -
当期純利益 -1,748 -352 +1,396 -
※「親会社株主に帰属する当期純利益」を「当期純利益」として記載
12
2021年3月期 連結業績見通しと取組み
③用途別売上高
(単位:億円)
AV・デジタル家電 デジタルカメラ
通信 アミューズメント その他
21/3期
302 10 1 685
164 81 112
見込み 4
6
車載売上 548 AV・デジタル家電
通信
デジタルカメラ
アミューズメント その他
20/3期
313 227 133 98 2 118 826
実績
13
車載売上 674
■パワートレイン・走行安全系 ■ボディ・快適系 ■情報通信系
⚫ 車載売上高は注力分野のパワートレイン・走行安全系向けの販売回復強い
⚫ 通信は前期比20%増加 13
2021年3月期 連結業績見通しと取組み
④営業利益増減分析
(単位:億円)
売上減による
利益減
7.1
16.0
▲60.7 売価下落
歩留まり
材料価格上昇等 -15.0
為替変動影響
生産性向上 2.7
経営合理化
2.5 1.5 -15.6
23.0
-40.0
20/3期 21/3期
営業利益 営業利益
(実績) (見込み)
⚫ 経営合理化策:コロナ影響による売上高減少に対する効率的な減産体制等による
固定費削減効果
⇒来期以降も経営合理化の効果は継続 14
2021年3月期 連結業績見通しと取組み
⑤既存事業領域における取組み
(中期経営計画2019より再掲)
⚫ 引き続き既存事業領域の柱としてパワートレイン・走行安全系向けに注力
⚫ 自動車の電動化の流れはCASEの進展とともに加速
15
2021年3月期 連結業績見通しと取組み
⑥既存事業領域からの拡大(自動車はCASE時代へ突入)
Connected Autonomous
C 5G通信との連携 情報収集による自動運転化
A
・通信モジュール(セルラー) ・カメラモジュール・画像センサー
・衛星測位システム・狭域通信モジュール ・ミリ波レーダー・LiDAR
・DCM(データコミュニケーションモジュール) ・自動ブレーキ
・アンテナモジュール など ・ドライバーサポートシステム など
ネットワークとつながることで、 自動運転社会の到来で、
自動車とIoT社会との連携が始まる。 安心・安全・便利が深まる
S
Shared&Service Electric E
自動車の利活用変化 省エネ/環境への対応
・スマートキー ・インバーター・DC-DCコンバーター
・非接触充電器 など ・パワーコントロールユニット(PCU)
・HEV/EV系ECU
・駆動用二次電池(バッテリー)など
所有から利用へ広がることで、 HEV→EV→FCVと進むことで、
自動車が様々なサービスの土台となる。 自動車がエネルギーエコシステムの一翼を担う
⚫ 5Gの普及に対して車載と通信の融合が進む
⚫ 技術ニーズに対応することで、5G関連市場への参入も図る 16
2021年3月期 連結業績見通しと取組み
⑦新事業領域への開発設備投資の実行
【投資概要】
目的 :今後の5G普及による高速大容量時代において、
プリント基板に求められる要素技術を確立する
金額 :約20億円(第1次投資)
拠点 :新潟工場
その他:・研究開発機能を新潟工場へ集約して、
開発機能の強化を図る
・多品種少量生産体制の構築
17
2021年3月期 連結業績見通しと取組み
⑧技術ロードマップ
5G通信を含むCASEへの対応で、多層/多段HDI化が進展し、高機能・高信頼性要求が高まる。
車載用途 代表的アイテム 市場ニーズ 基板要求 2020年 2021年 2022年以降
・ユニット小型化対応 小型化 量産中
インバータ ・高電圧要求(EVの電圧はガソリン車の10倍以上) /次世代 試作 量産
電動化 HEV/EV系ECU ・高耐熱要求(民生品の1.5倍超)
PCUなど ・PHV、EV用大電流基板(コイル等)
・放熱要求 厚銅 試作 量産
・更なる小型化 ビルドアップ 量産中
ミリ波レーダ
・回路精度向上
センサ
・低損失材料の適用 MSAP 試作 量産
ADAS センシングカメラ ・車載カメラ対応、厚板リジッドフレックス配線板 厚板RF 開発 試作 量産中 量産
自動運転
↓
通信モジュール
↓ ・多ピンプロセッサ搭載のファイン化・多段化 多段HDI 開発 試作
↓ (DCMなど)
Connected
(5G連携) 量産中
画像制御 ・次世代モデル向け高密度化対応
ファイン化
インピーダンス 開発 試作
統合ECU ・多ピンプロセッサ搭載のファイン化・多段化 多段HDI 開発
量産中 試作
・通信関連機器向けモジュール 低損失
5G通信 アンテナ/モジュール 試作 量産
(5Gインフラ/ Local-5G含) 高アスペクト 18
3.補足資料
19
補足資料
①用途別売上高
(単位:億円)
20/3上期 21/3上期 21/3期
前年同期比
実績 実績 見通し
車載 351 254 -97 548
通信 4 4 -0 10
AV・デジタル家電 4 2 -2 4
デジタルカメラ 6 3 -3 6
アミューズメント 1 1 -0 1
その他 60 54 -5 112
合計 429 321 -108 685
20
補足資料
②基板種類別売上高
(単位:億円)
20/3上期 21/3上期 21/3期
前年同期比
実績 実績 見通し
ビルドアップ配線板 113 83 -29 178
多層プリント配線板 220 163 -57 347
両面プリント配線板 67 47 -20 99
その他 28 26 -1 60
合計 429 321 -108 685
21
補足資料
③地域別業績
(単位:億円)
20/3上期 21/3上期 21/3期
前年同期比
実績 実績 見通し
営業 営業 営業 営業
売上 売上 売上 売上
利益 利益 利益 利益
日本 252 2.6 201 -12.6 -51 -15.3 433 -9.7
中国 145 7.5 107 3.0 -37 -4.5 229 6.7
東南アジア 122 -1.6 97 -3.7 -24 -2.0 180 -5.9
欧米 32 1.6 18 0.9 -13 -0.6 37 1.7
計 552 10.2 424 -12.4 -127 -22.6 880 -7.1
消去又は
全社
▲122 ▲3.0 ▲103 ▲3.1 +18 -0.1 ▲195 ▲7.8
連結 429 7.1 321 -15.6 -108 -22.7 685 -15.0
22
補足資料
④設備投資
(単位:億円)
20/3上期 21/3上期 21/3期
前年同期比
実績 実績 見通し
国内 5 3 -2 21
海外 51 9 -41 20
連結 57 13 -43 42
減価償却費 22 22 -0 45
23
本資料における将来情報は、2020年11月時点での見通しであり、
その実現を保証するものではありません。
(金額は切捨て、%は小数第二位を四捨五入にて表示)
END
24