2020年3月期第2四半期 決算概要
2020年3月期 業績見通し
2019年11月7日
カシオ計算機株式会社
本資料における業績予想及び将来の予想等に関する記述は、
現時点で入手された情報に基づき判断した予想であり、潜在的
なリスクや不確実性が含まれております。
従って、実際の業績は、様々な要因により、これらの業績とは
異なることがありますことをご承知おき下さい。
2020年3月期第2四半期 連結決算実績
単位:億円
19年3月期 20年3月期 19年3月期 20年3月期
連結 2Q実績 2Q実績
前年比 上期実績 上期実績
前年比
売上高 783 797 102% 1,451 1,458 100%
営業利益 82 91 112% 148 167 113%
利益率 10.4% 11.5% 10.2% 11.4%
経常利益 83 87 105% 144 157 109%
当期純利益 63 78 124% 111 127 115%
1株利益(円) 25.57 32.25 45.11 52.12
3
セグメント別実績 売上・営業利益
単位:億円
19年3月期 20年3月期 19年3月期 20年3月期
連結 2Q実績 2Q実績 前年比 上期実績 上期実績 前年比
売
コンシューマ 665 686 103% 1,237 1,267 102%
上 システム 98 95 98% 178 162 91%
その他 20 15 76% 36 29 79%
高
合計 783 797 102% 1,451 1,458 100%
営
コンシューマ 93 106 114% 183 207 113%
業 システム 5 3 59% 1 ▲6 -
利 その他 2 1 83% 2 2 88%
調整額 ▲18 ▲19 - ▲38 ▲37 -
益
合計 82 91 112% 148 167 113%
4
時計事業概況(成長拡大事業)
上期実績
■中国のG-SHOCKが大幅拡大、特にECでの展開がドライバー
となり好調に推移。(中国前年比+36%)
■1Qから現地通貨ベースでは期初計画比上ぶれ基調が継続。
Gメタルが牽引しG-SHOCK拡大により高収益性維持。
単位:億円
1Q 2Q 上期
売上高 394 458 852
営業利益率 23% 20% 21%
増収率 +6% +3% +4%
(現地通貨ベース) (+7%) (+7%) (+7%)
5
時計事業概況(成長拡大事業)
■2Q売上高:458億円 利益率:20%
上期実績 (2Q 前年比 3%増収、現通ベース 7%増収)
G-SHOCK
フルメタル
『GMW-B5000』
・販売数量、平均単価
【ジャンル別】
-時計全体:数量+3%、単価 横ばい(円ベース)/+4%(現通ベース)
G-SHOCK, BABY-G(メタル)
■Gメタル拡充によるG-SHOCK大幅拡大
G-SHOCK
G-SHOCK, BABY-G(プラ) メタル
『GM-5600』
G以外
19年3月2Q 20年3月2Q
・Gメタル売上: 47億円 ⇒ 60億円 対前年 +28%
億円
・販売数量、平均単価
億円 -Gメタル:数量+18%、単価+10%(円ベース)/+14%(現通ベース) G-SHOCK
プラ
『GA-110』
・5000シリーズフルメタル『GMW-B5000』をコアとした
Gメタルの好調持続
・200ドル台のGメタル新製品『GM-5600』投入(9月発売)
によるボリュームゾーンの拡大
G-SHOCK
・プラのG-SHOCK『GA-110』の黒金カラーが海外で好調 プラ
『GA-2100』
・プラのG-SHOCK新製品91モデル投入による拡大
薄型化した新製品プラのG-SHOCK『GA-2100』が好調(8月発売)
■G以外の売上は対前年フラット(現通ベース) OCEANUS
超薄型
『OCW-S5000』
差別化を図った独自の新製品拡充で時計市場縮小をカバー
19年3月期 20年3月期 19年3月期 20年3月期
2Q 2Q 上期 上期
・OCEANUS:超薄型『OCW-S5000』好調持続(6月発売)
・EDIFICE:超薄型『EQB-1000』好調(8月発売) EDIFICE
超薄型
『EQB-1000』
・ノンブランドも防水、長寿命の差別化機能搭載モデルが安定推移
6
時計事業概況(成長拡大事業)
上期実績 【エリア別概況/2Q・上期】(前年比:現地通貨ベース)
■日 本(前年比2Q+3%/上期+2%)
【エリア別】 Gメタル、OCEANUS等の高価格帯商品強化による拡大
日本 北米 欧州 中国 その他
■北 米(前年比2Q横ばい/上期横ばい)
億円
GMW-B5000効果があり、Gメタルが拡大
億円
■欧 州(前年比2Q+2%/上期+2%)
EC向け販売が拡大し対前年プラスを維持
■中 国 (前年比2Q+35%/上期+36%) G-SHOCK
BABY-G
大手EC2社の好調継続、前年比約1.6倍 ペアウオッチ
『SLV-19A-1A』
(EC販売比率50%超)
七夕商戦(8月7日)でプレゼント需要創出
主要都市に加え、地方都市にも拡大しスポーツイベントを開催
19年3月期 20年3月期 19年3月期 20年3月期 WeiboやWeChatのSNSなどのプロモーション効果によりG-SHOCK
2Q 2Q 上期 上期
大幅拡大
G-SHOCK拡大に加え、G以外のEDIFICEも好調
【EC】 【実店舗】
EC流通との相乗効果で実店舗も好調
億円
■その他(前年比2Q+6%/上期+6%)
億円
ASEANを中心に好調持続(特にベトナム、インドネシア、カンボジア等)
香港はデモ影響あるものの対前年でプラス
【EC販売実績/上期】
・全体:EC販売が対前年で大幅拡大(+25%)
・中国は高い成長を継続、欧米で大幅拡大
- 中国:大手EC2社の好調継続
19年3月期 20年3月期 19年3月期 20年3月期 1Qでの天猫ブランドデー、京東618セールの効果が2Qも継続
上期 上期 上期 上期 - 北米:自社ECサイトで対前年約4倍の売上
7
時計事業戦略(成長拡大事業)
通期見通し
■下期は中国での好調継続とG-SHOCK拡大による製品ミックス改善
効果が見込まれる。通期計画は変更せず。
単位:億円
上期 下期 通期
売上高 852 928 1,780
営業利益率 21% 19% 20%
増収率 +4% +3% +4%
(現地通貨ベース) (+7%)
8
時計事業戦略(成長拡大事業)
通期見通し
■通期売上高:1,780億円 利益率:20%
(前年比 4%増収)
【ジャンル別】
■G-SHOCK:Gメタルのラインアップ増強による拡大
・カーボン素材をベゼルに採用した『MTG-B1000X』発売(10月)
・フルメタル軽量チタンを採用『GMW-B5000』発売(11月)
・ボリュームゾーンのラインアップを拡充しメタルジャンル拡大
(200ドル台の若者向けGメタルラインアップ拡大)
・プラのG-SHOCK新製品152モデル投入による拡大
G-SHOCK G-SHOCK G-SHOCK
・好調なプラG-SHOCK『GA-2100』カラーバリエーション追加による拡大(11月) MT-G フルメタル
チタン採用
プラ新色
『GA-2100TH-1AJF』
カーボンベゼル
『MTG-B1000XBD』 『GMW-B5000TB』
■G以外:差別化を図った独自のラインアップ拡充
他社との差別化を図った独自の新製品拡充
・超薄型の江戸切子モデル『OCW-S5000D』発売(10月)
・Honda Racingコラボモデル『EQB-1000HRS/HR』発売(10月)
EDIFICE
OCEANUS Honda Racing
江戸切子 コラボモデル
『OCW-S5000D』 『EQB-1000HRS』
9
時計事業戦略(成長拡大事業)
通期見通し
■エリア戦略:中国の拡大継続とECの拡大
・中国:G-SHOCKのターゲットユーザー拡大(30代以上にも)
引き続きプロモーションをさらに都市部から地方へ拡大
30代以上の購買層にGメタル訴求、ECでの強化と実店舗の売場拡大
第3のEC勢力で若い女性にメイク、ファッション等で人気の『小红书(シャオフォンシュウ)』
などへの展開によりBABY-G拡大
独身の日セール(11月11日)に向けた大手ECとの販促強化
・ASEAN他:若者向けGメタル投入、ショッピングモール売場の拡大
人口拡大する中間所得層向けラインアップ強化による拡大
・日本:新製品MT-G、OCEANUS等の高価格帯商品強化による拡大
・北米:中国の成功事例を活用し、ECの更なる強化
新規ユーザー拡大に向けて八村塁選手を活用したプロモーション展開
・欧州:G-SHOCKの若者への浸透、Gメタルの販売強化とEC流通の拡大
■プロモーション戦略:アンバサダーによるG-SHOCK強化
・八村塁選手(プロバスケットボールプレイヤー)とグローバルパートナーシップ契約。
・若者カルチャーと共に成長してきたG-SHOCKとスポーツとの親和性が高い
・トップアスリートであり、G-SHOCKファンである本人のSNSを通じて拡散。
(SNSフォロワー数:Instagram 約33万人、Twitter 約14万人)
10
教育関数事業概況(成長拡大事業)
上期実績
単位:億円
1Q 2Q 上期
売上高 104 136 240
営業利益率 14% 14% 14%
増収率 -9% ー4% -6%
(現地通貨ベース※) (-3%) (+5%) (+2%)
※海外子会社での会計基準変更影響除く
<既存事業>
・2Q売上高実績は為替影響等もあり、前年比4%減収(現通ベース5%増収)
・上期学販重点13カ国(アジアその他地域)の好調を受けて、関数電卓が順調に推移
・一般電卓は貿易摩擦の影響を1Qで一部受けたが2Qで回復
<新規事業>
・北米WEBアプリ事業は試験作成会社に加え、教科書出版会社
ClassWiz
と取引開始 『FX-991EX』
11
教育関数事業戦略(成長拡大事業)
通期見通し
単位:億円
上期 下期 通期
売上高 240 210 450
営業利益率 14% 17% 15%
増収率 -6% +11% +1%
(現地通貨ベース) (+2%)
<既存事業>
・学販重点13カ国(アジアその他地域)で下期に関数電卓は対前年1.5倍を計画
・一般電卓は需要回復に加え、消費税対応モデルで対前年でプラス計画
<新規事業>
・北米WEBアプリ事業商談状況
→試験運営会社6社、電子教科書出版社1社と商談中
ClassWiz
『FX-991EX』
12
教育関数事業(成長拡大事業)
北米WEBアプリ事業
数学の試験市場・教科書市場で、当社の計算技術を活かした新規領域拡大
電子試験 2022年3月期売上高20億円を目指す 電子教科書
電子試験実施 電子教科書
Webアプリ事業開始
(米国:州) (学区)
試験モジュール 数学学習ツール
試験運営会社 ダイナミックな試験の実現
出版社
(問題作成、採点) (電子教科書制作)
1社と取引開始 自動採点 1社と取引開始
(x+1)(x+2)
TRUE
(x^3+2x+1)
数式の
FALSE 正誤判定
ツール会社 計算技術でツール提供 ツール会社
(数式演算・数式処理)
試験運営会社6社、電子教科書出版社1社と商談中 13
収益改善事業概況
上期実績 (電子辞書、楽器、プロジェクター、その他システム等)
■上期売上高はプロジェクターの低付加モデル販売抑制などにより前年比で減収だが、
構造改革による収益改善効果により営業利益は計画値達成。
2Q売上高
・辞書:国内の安定した高校生需要により前年比横ばい
・楽器:電子ピアノSlim&Smartの好調により売上増
・その他システム:国内軽減税率対応によりSAで売上拡大(国内SA前年比2倍)、その他システム全体でも売上増
・プロジェクター :低付加モデル販売抑制、教育ソリューション(ES)シリーズの浸透遅れにより減収
2Q営業利益
・楽器:Slim&Smartの売上増による粗利額改善および物流費等付随コスト低減
単位:億円
1Q 2Q 上期
売上高 146 185 330
(前年実績) (164) (176) (339)
営業利益 -9 2 -7
(前年実績) (-11) (1) (-10)
※2Q内訳)売上高 :電子辞書約15% 楽器約30% システム約52%(内プロジェクター 約25%)他電子文具
営業利益:プロジェクター -4億円
14
収益改善事業の構造改革成果
上期実績/通期見通し (電子辞書、楽器、プロジェクター、その他システム等)
<構造改革効果の進捗状況>
単位:億円
上期 下期 通期 摘要
早期退職優遇制度 +2 +4 +6 スタッフ・営業部門
全社経費削減 +1 +3 +4 TV・広告塔等
事業経費削減 +1 +3 +4 販売網の見直しによる販促費削減等
楽器:新モデル部品点数削減等
粗利額改善 +1 +8 +9 DPJ:低付加モデル販売抑制
事業構造改善費用効果 +3 +5 +8 減損計上による減価償却費低減等
米中貿易摩擦影響 ― -2 -2 楽器
開発投資等 -5 -3 -8
合計 +3 +18 +21
15
収益改善事業戦略
通期見通し (電子辞書、楽器、プロジェクター、その他システム等)
さらなる事業変革により利益率1%を目指す
売上修正額 通期:ー35億円修正
単位:億円
上期 下期 通期
売上高 330 430 760
(前年実績) (339) (408) (747)
営業利益 -7 15 8
(前年実績) (-10) (-3) (-13)
※下期内訳) 売上高:電子辞書約34% 楽器約28%
システム約36%(内プロジェクター 約26%)他電子文具
電子辞書
・新製品を4Qに投入予定
・中国での重点校へのGAKUHAN活動強化による販売拡大
『XD-SR9800』 『E-R99』
(日本展開モデル) (中国展開モデル)
16
収益改善事業戦略
通期見通し
楽器
小型化したSlim&Smartによる改善効果
■事業経費削減
・ 売上高物流費比率10%改善
・ 販売店舗見直しによる販促費等の削減
■粗利額改善 電子ピアノ Privia
『PX-S1000』
・ 部品点数削減による資材コスト削減
・ 差別化商品による単価アップ
システム
【プロジェクター】
・教育ソリューション(ES)モデル販売強化
・小型ハイブリッド光源の強みを生かした新規領域展開 プロジェクター
ESモデル
【その他システム】
・PA:Android™9を搭載したスキャナ内蔵の薄型、軽量、
大画面の新製品ハンディターミナルを投入(12月)
接客や看護支援などの業務で活用
・SA:引き続き軽減税率対応効果が継続 Android™ 9搭載
QRコード決済サービス
対応端末と連動可能
ハンディターミナル レジスター
『ET-L10』 『SR-S200』 17
2020年3月期 計画
単位:億円
2020年3月期
連結
上期実績 前年比 下期計画 前年比 通期計画 前年比
売上高 1,458 100% 1,642 107% 3,100 104%
営業利益 167 113% 148 96% 315 104%
利益率 11.4% 9.0% 10.2%
経常利益 157 109% 153 99% 310 104%
当期純利益 127 115% 98 89% 225 102%
1株利益(円) 52.12 40.27 92.41
為替円高の影響により
売上高を50億円修正
18
2020年3月期 計画 セグメント別売上・営業利益
単位:億円
2020年3月期
連結
上期実績 前年比 下期計画 前年比 通期計画 前年比
売
コンシューマ 1,267 102% 1,438 108% 2,705 105%
上 システム 162 91% 153 96% 315 93%
その他 29 79% 51 153% 80 115%
高 1,458 100%
合計 1,642 107% 3,100 104%
営
コンシューマ 207 113% 218 109% 425 111%
業 システム ▲6 - 6 - 0 -
その他 2 88% ▲2 - 0 -
利
調整額 ▲37 - ▲73 - ▲110 -
益
合計 167 113% 148 96% 315 104%
19
新規事業の創出
強みとなる 売上高
市場 ビジネステーマ 共創 20年3月期 22年3月期
技術 上期実績 計画
ウェアラブル Heathy of Living 一人ひとりに合った
技術 (健康的な生活) 最適な「ランニング体験」
の提供
IoT 病気にならない健康な心身を維持し、
人生100年時代を生きる手助け (健康・スポーツテック)
プリンティング
技術
Personalization 一人ひとりに合った
AI (個人の多様化) 最適な「美容体験」
の提供
×
カメラ技術 消費者一人ひとりの嗜好や価値感に
カスタマイズされた価値の提供 (美・ビューティテック)
7億円 200
億円
医師の画像診断 +α
光源技術 Digital Health 信州大学
を支援
デ (医療の高度化)
(ダーモカメラ)
ジ AIによる専門性の高い医療判断提供
(画像診断サポート)
タ
音源技術
ル Safer Cities & 超高速・低消費電流で
化 Public エンドポイントAIを実現する
+
(安全・安心な都市基盤) イメージングモジュール
関数 ビジネス 共創
アルゴリズム 分断された社会においてのテロ等犯罪
(イメージングモジュール) パートナー
を未然に防ぐ社会の実現
20
新規事業【スポーツテック事業】
すべてのランナー(初心者〜本格派シリアスランナー)の成長を支え続ける新規サービス提供
(新ブランド設立)
ランナー市場(レベル別世界人口) ランナーのニーズ 新ブランドアプリ立上げ
モーション
本格派 トラッカー
シリアスランナー 280
86%
万人 自分の走り・フォームの
フルマラソン完走層 クセや特徴を評価してくれる
560万人 アプリ・機器を使いたい • 一人ひとりにあった
フォーム分析とコーチング
• 実力に最適なシューズ推奨
Sub 4.5h
成長意欲
ハーフマラソン 仲間を作る Platform
参加層 3570万人 共感してもらえる嬉しさ楽しさ
趣味が同じ仲間ができる
• ユーザ参加型イベント
成長意欲 (チャレンジ機能)
自分を記録し知る • ログ記録
継続 基礎を習い、走りを記録する • SNS コミュニティ
実施層 5330万人 成長を感じる、楽しくなると続けられる
会員4700万人
Runkeeperの資産活用
週1回以上実施
およそ6ヶ月以内で
ランニング
への挑戦 70%
の人がランニングを辞める
ウォーキング 1億1500万人
※地域別ランニングシューズ販売数にてカシオ推定
fitness market report 2019 24th April. 21
新規事業【スポーツテック事業】
共創
スポーツ工学研究所 知識/知見 生体信号処理などのデジタル化技術
(バイオメカニクス・生理学)
技術 省電力/小型化/堅牢性等の技術
プロスポーツ選手のサポート
高機能ランニングシューズの開発研究 スポーツ向けスマートウォッチ開発
ハードウェア スポーツを可視化するセンシングデバイス開発
トータルファッション提案 商品化
(アスレジャー) AIアルゴリズム開発
新規ランナー向け
統合サービス
都市型トレーニング施設 ハードウェア/アプリケーション
連動 連動
ランニング・ラボ
Platform
デジタルからランニングギア・施設まで両社の資産を限りなく統合化
2020年より逐次投入しランナー向けサービス事業開始
【国内】 【中国】 【アジア】 【欧州】 【北米】
東京マラソン 西安国際マラソン インド ムンバイマラソン パリマラソン LAマラソン
神戸マラソン 無錫国際マラソン インド TCS世界10Kバンガロー ストックホルムマラソン
神奈川マラソン 香港10Kシティレース バルセロナマラソン
横浜マラソン フランクフルトマラソン
岡山マラソン ベルリン 10K
京都マラソン 他 成長の実感の場 UK ASICS ブリティッシュ10K 他
(ASICS / CASIO スポンサー)
22
新規事業【ビューティーテック事業】
日本国内20歳~49歳女性のネイルユーザセグメント 画像認識 • 爪形状認識
カメラ画像より爪形状認識
ネイルサロン層
220 • 形状補正
画像補正
万人 湾曲レベルの応じた画像圧縮
個人一人ひとり
セルフネイル層 パーソナライズ • 輪郭補正
(ネイルサロン離脱) 400万人 された新しい 角度に応じた爪根本付近の
ネイル体験提供 輪郭補正
印刷制御 • 濃度補正
セルフネイル層 角度に応じた爪根本付近の印刷
(ネイルサロン未経験) 1040万人 濃度補正
魅力での
拡大
ネイル未経験層 600 万人 ネイル市場No.1のブランド※を擁するコーセー
※ネイルホリック(NAIL HOLIC)は
発売から4年で総出荷数量3,000万個突破
TPOによってデザインを ネイルデザインの意向
使い分ける意向
キャラ
人の手では書けない 化粧品開発技術
やや期待 写真, 機能性と感性の融合技術
クター,
17%
する, 17% • ネイルインク消耗品開発供給
とても期待
18.8% • ネイルデザインコンテンツ開発
する,
イラスト, • 美容市場の知見/チャネル
76.0% 26% アート,40%
カシオ調査より
ネイルプリンター共同開発のポイント
インク吐出技術とネイルカラーインク共同開発によるユーザ工程の削減(完全自動化を目指す)
ネイルデザイン等の新しいネイルコンテンツ開発
導入施設が安心できる「コーセーとカシオ」という信頼ブランドのコラボレーション 23
新規事業【ビューティーテック事業】
ネイルプリンターと関連サービスの事業化に向けて2019年12月実証実験開始
第1弾:12月 Maison KOSE (銀座)
パーソナライズされた美容体験提案の場
新しいネイル体験の提供
付加価値サービスの模索研究
KOSEブランドとのコラボレーション
第2弾:順次展開拡大
化粧品売場 コーセー取引流通に対して
ネイルサロン KOSE x CASIO
ヘアサロン にて協議し順次提案し拡大
多様な顧客セグメントでの市場検証と早期事業化を目指す
カシオとして狙うネイル文化の姿
「持続性」から「手軽に短期間で着せ替える」ネイルへ
メイクよも、常識に縛られない、より“自由度の高い自己表現ツール”
ネイルサロンだけでなく、「コンビニ」「コンサート会場」「映画館」「結婚式場」
「観光施設(ご当地キャラ)」など新しいサービス施設でのネイルビジネスの誕生
24
新規事業 【メディカル事業】
・画像診療 からスタート ◆国内市場展開(医師/歯科医師数 約40万人)
・次期STEP AIサポート診療 まで拡張 ◆海外市場展開
ダーモカメラ(ハード)
皮膚科・形成外科
発売時期
強み カメラ開発技術 共同研究 2020年3月
内科・小児科
千葉大学
撮影 外科・耳鼻科
SKIN CARE
歯科・口腔外科
画像診療
D'z IMAGE Viewer(ソフト)
ZR 産科・婦人科
スキンケア
撮影画像
・自動取込 共同研究 皮膚科・形成外科
・自動分類 2019年5月27日
・自動転送 信州大学
国内発売
補助金
カメラと診断サポートを繋ぐ AMED 経済産業省 代表機関
事業化支援 政府
厚生労働省
文部科学省
分担機関
共同研究
信州大学 ・AMED補助金交付
・AI診断サポートサービス、最長5年間、最大11億円の事業化支援
AIサポート診断へ向けて ・グローバルに展開
25
新規事業 【イメージングモジュールビジネス】
デジタルカメラ事業で培った画像処理/エンジン技術を活用したモジュールビジネス
ソフトウェア デジタルカメラ事業で培った美顔処理技術を
事業展開中
モジュール スマートフォンメーカーへソフトウェア提供
超高速/低消費電力でエンドポイントAIを実現
2020年度末事業化
するイメージングモジュールを開発/提供
生体認証決済機器
セキュリティ 店舗 工場
ハードウェア 生体認証/
モジュール 物体認識技術
AIセキュリティ機器
共創 画像センシングによる
常時点検サービス事業
画像処理技術 現行プロセッサ RZ/A1の
100倍のAI処理半導体を開発中
・マシン向け画像処理
・認証対象を自動で捕捉する、非接触/動作レス認証
・エンドポイントでの認証もしくは特徴量化
26
<ご参考①>
為替影響について
1円変動による影響額(年間)
為替感応度 為替前提
(主要通貨) (2019年10月~2020年3月)
売上高 営業利益
米ドル 108円 10億円 ー (※1)
ユーロ 118円 3.5億円 2.5億円
人民元 15.0円 18億円 12億円
※1 ドル円は輸出・輸入がほぼ均衡しており影響軽微
為替レート実績 為替影響額
(前年差) 第1四半期 第2四半期 上期
上期
米ドル 109.9円(+0.8円) 107.4円(-4.1円) 108.6円(-1.6円) 対前年比
ユーロ 123.5円(-6.6円) 119.3円(-10.3円) 121.4円(-8.4円) 売上高 -42億円
人民元 16.1円(-1.0円) 15.3円(-1.1円) 15.7円(-1.1円) 営業利益 -17億円
<ご参考②>
財務状況
■手元流動資金・有利子負債・ネットキャッシュ(第2四半期対比)
(億円)
<ご参考③>
■自己資本比率・D/Eレシオ
(倍)
END