6952 カシオ計 2019-01-31 15:00:00
2019年3月期第3四半期決算説明会資料 [pdf]

2019年3月期第3四半期
    決算説明会

   2019年1月31日

 カシオ計算機株式会社
本資料における業績予想及び将来の予想等に関する記述は、
現時点で入手された情報に基づき判断した予想であり、潜在的
なリスクや不確実性が含まれております。
従って、実際の業績は、様々な要因により、これらの業績とは
異なることがありますことをご承知おき下さい。
2019年3月期 第3四半期連結決算概況
                                                               1
                                                         単位:億円

          ’17/3Q   ’18/3Q          ’17/1-3Q   ’18/1-3Q
  連結       実績       実績
                            前年比
                                     実績         実績
                                                         前年比


 売上高        779      732    94%     2,315      2,183      94%
 営業利益        71        77   108%      217        225     103%
 利益率        9.1%   10.5%              9.4%     10.3%

 経常利益        70        75   107%      207        219     106%
当期純利益        48        59   121%      148        170     115%

1株利益(円)    19.66    23.81            60.07      68.92
セグメント別実績 売上・営業利益
                                                                            2
                                                                  単位:億円

                 ’17/3Q   ’18/3Q              ’17/1-3Q ’18/1-3Q
          連結                           前年比                        前年比
                  実績       実績                   実績       実績
売
        コンシューマ     668      642        96%     1,974     1,878     95%
上       システム         93       72       78%       283       251     88%
        その他          19       18       94%         57       54     94%
高
          合計       779      732        94%     2,315     2,183     94%
    営
        コンシューマ       90      104       115%       259      287     111%
    業   システム        ▲3       ▲9           -         2      ▲8           -
    利   その他           2            1   59%          5         3    67%
        調整額       ▲17       ▲19           -      ▲48      ▲57           -
    益
          合計         71       77       108%       217      225    103%
第3四半期(10~12月)の概況
                                    3

■売上高は対前年減収47億円
 ・前年デジタルカメラの売上高30億円
 ・その他は外部環境変化が要因


<外部環境変化>

 ・米中貿易摩擦に端を発する世界の実態経済への影響
 ・中国経済の低迷による需要減退
 ・欧州における景気停滞、不透明感(ドイツ経済減速、英国EU離脱)
 ・新興国による通貨安長期化による購買力の低下


 一方で構造改革による経費効率化は計画通り推進中
事業別概況(10~12月)
                                            4
時計事業

マクロ経済情勢の変化影響を受けほぼ対前年同額となった
■売上:475億円(前年比1%減収/現通ベース微増収)
    利益率:20%
       G-SHOCKは好調持続で計画通り推移
       一方、景気減速等の影響によりG-SHOCK以外の
       中高価格帯が苦戦


地域別概況:中国、欧州が予想以上に苦戦

 ■国内 :G-SHOCKのフルメタル中心に実販好調継続
 ■中国 :景気減速によるG以外のメタルウオッチの販売減速

 ■新興国 :中南米の実販不振と新興国通貨安影響を
       ASEANのG-SHOCK好調でカバー
 ■北米 :大手マス流通の時計売場縮小影響を
      ジュエラー開拓推進でカバー
 ■欧州 : 「Gorillaz(ゴリラズ)」とのコラボモデルG-SHOCKが
       好調に推移も全体への本格的波及効果は4Q以降
事業別概況(10~12月)
                                              5
教育事業

関数電卓を中心にマクロ経済情勢の影響をあまり受けずほぼ順調に推移

■売上:167億円(前年比7%増収)、利益率:8%

  <電卓:50%>   海外の学販好調持続、前年比1%増収、利益率17%
  <辞書:20%>   特需の寄与により好調、前年比31%増収、赤字1億円
             4Qに見やすさ、使いやすさを進化させた新製品14機種投入
  <楽器:30%>   中国、北米の不振を欧州の好調でカバーし前年比横ばい、収支均衡


システム事業
フランス法令レジ特需先送り(大規模抗議運動の余波による影響)

             <売上構成>    <損益>
 ■プロジェクター      約3割     ▲6億円(前年比-1億円)
 ■その他システム       約7割    ▲3億円(前年比-5億円)
2019年3月期決算予測
                                                                    6
                                                                単位:億円

          ’17/4Q   ’17/通期   ’18/1-3Q   ’18/4Q          ’18/通期
  連結       実績        実績       実績        計画
                                                前年比
                                                         計画
                                                                 前年比


 売上高        833 3,148 2,183 1,017               122%   3,200     102%

営業利益         79      296       225      125     160%     350     118%

 利益率       9.4%     9.4%    10.3% 12.3%                10.9%

経常利益         81      287       219       111    138%     330     115%

当期純利益        48      196       170        60    126%     230     118%

1株利益(円)   19.35     79.42    68.92     24.45           93.37
セグメント別売上・営業利益
                                                             7
                                                     単位:億円

             ’17/通期   ’18/1-3Q   ’18/4Q   ’18/通期
      連結       実績       実績        計画        計画
                                                   前年比

売
    コンシューマ    2,689     1,878       822    2,700   100%

上   システム        383       251       169      420   110%
    その他          76        54        26       80   105%
高     合計      3,148     2,183     1,017    3,200   102%
営
    コンシューマ      350       287       128      415   118%
業   システム          6       ▲8         13        5    86%
    その他           6          3      ▲3         0         -
利
    調整額        ▲66       ▲57       ▲13      ▲70          -
益     合計        296       225       125      350   118%
通期の取り組み
                                          8
構造改革の実行      今期中に完遂
■既存のバリューチェーンにおける経費の効率化
■新しいビジネスデザインの創出
 ・シーズとニーズを最短かつ最大効率でつなぎ直す(ユーザーファースト )
 ・開発機能・営業機能・本社機能の最適化(バリューチェーンの変革)
 ・経営資源配分の最適化/人材パフォーマンスの最大化
 ・組織・品目の垣根を越えたエンジニアの交流(社内オープンイノベーション)


組織風土改革の実行        今期中に完遂
■トップダウンとボトムアップの融合
 ・自由に意見を出し議論できるフラットな組織風土
 ・組織間や階層間の情報格差の改善


成長戦略の策定      中期経営計画(期末決算発表時に公表)

【既存】 ■強い事業の高収益極大化(時計・GAKUHAN)
【新規】 ■新規ビジネス創出(技術と市場を勝てる組合せでつなぐ)
     ■ビジネスモデル変換(パラダイムチェンジ)による保有技術の事業化促進
来期以降の目指す姿
                                                               9
                              新規                  既存
                      堅牢性を軸としたスマートウオッチの   強いビジネスモデル(G-SHOCK)
                時計
                      デファクトスタンダードの開発      による継続的事業拡大
    成                 ソフトウェアビジネス(電子教育)    GAKUHANの勝ちパターンを
                教育
    長
    戦           関数    による事業拡大             重点未開拓国へ拡大
    略           その他
                      新ジャンル/新市場による事業拡大    課題事業の正常化(収益構造改革)
                BU

                新規    新規ビジネステーマの早期事業化

                      既存事業領域での成長原動力を開発 モノづくりの最大効果・最大効率化
        構       開発
                      (コンカレント先行開発)
        造
        改       営業    成長のための仕事へシフト        利益最大化のための構造改革
        革
                本社    戦略実行を支援する組織体へ       経費の最適化(目的の見直し)
組           風
織           土   全社          持続的な成長を支えるための組織風土の確立
構造改革(主な具体的取り組み)
                                   10

■費用対効果の徹底検証 ⇒ 有効な投資へ切替
 【中止】 米国CESショー出展 / 広告塔 / TV番組提供等
 【推進】 G-SHOCKイベント強化(渋谷/上海等)



■早期退職優遇制度の実施
・人材パフォーマンス最大化施策
・事業規模に基づく適正な人員体制の構築
・社員の多様なライフプラン支援



■機関設計見直し検討
 成果の出る執行体制、及びコーポレートガバナンス体制の強化検討
時計事業
                                                                                    11
若者を刺激し、G-SHOCKを活性化させることが時計事業拡大の鍵

                                  G-SHOCKブランド規模拡大                  ファッションウオッチ市場
                                 結果としてその他ブランドヘの波及
       ウェアラブル市場                                                          従来時計市場
                                                                        メタルアナログ中心
      急激に顕在化する市場                                                          約5兆円

 普段使い市場                               G-SHOCKのカシオがつくった
(Apple watch等)
                                      ブランドという安心感の醸成
成長ポテンシャル高い            ウェアラブル市場
                        約1兆円                        G-SHOCKの
女性市場拡大も視野
                              マーケットイン型の            資産を有効活用
                                ものづくり           『SHOCK THE WORLD』
                              スマートウオッチの            『G-FACTORY』
                                 技術
    計測器市場
    (Garmin等)                                            MT-G
                                                         G-SHOCKフルメタル

                     PRO TREK Smart                      OCEANUS
 BtoB市場          G-SHOCK(RANGEMAN)
                                                         EDIFICE
                                                         SHEEN


                                         CASIO一般時計



 メタル&アナログ 時計の新しい ①デザイン ②コミュニケーション でリブランディング
  ①メタルアナログのデザインをいかした新しいCMF(Color/Material/Finish)展開
  ②Shock The Worldから体験型ファンマーケティング(ファンが伝え語るプロモーション)へ
新規事業(ウェアラブル市場)を加速
                                                                       12
■新製品 PRO TREK Smart
(WSD-F30)
 フルカラー地図/アプリ展開/堅牢性
 ・有機EL搭載
 ・長寿命バッテリー(最大3日間)
 ・小型化 『腕に地図+情報』

 リストならではの価値が明確になるアプリに集中
                                  WSD-F30
 ・釣り:手が濡れたり汚れたりしても使用可能         (2019年1月発売)

 ・ゴルフ:コースマップを手元で表示
 ・登山:地図を手元で表示


                                    釣り       ゴルフ         登山

■堅牢性を軸としたスマートウオッチの
                                         ウェアラブル市場
 デファクトスタンダードの開発
 ・スマートアウトドアウオッチ拡販          普段使い市場
                                             計測器市場
                          (Apple watch等)                      BtoB市場
 ・普段使い市場でポジション確立                             (Garmin等)

 ・BtoB向けの展開強化               女性向け拡大
                          急激に顕在化する市場
GAKUHAN(関数電卓/電子辞書)
                                                            13

            既存事業                        新規事業

     電子辞書          関数電卓          WEBアプリ事業開始と拡大
安
定         安定した学生市場
                                 試験ビジネス+電子教科書ビジネス
市        毎年学生が必ず購入
場
    ・年間60万台                    <狙い>
                ・年間2,500万台販売
     を学生が購入                    【市場】 ・紙から電子への移行期にある試験・教科書
                               【強み】 ・電子ならではのダイナミックな試験の提供
                                    ・長年培った計算技術の応用により、
                                     電子採点による正確性、効率性の提供
    成功パターンを未開拓市場で拡大
拡     既存市場で偽物市場駆逐              試験ビジネス市場
                               <北米>
大   ・シニア市場      ・未開拓市場          ・全米試験(大学入学資格試験)
市   ・中国市場        (約1,000万台)       - SAT (160万人/年)ACT(200万人/年)
    ・英会話学習ツール                   ・州単位試験(全50州で州単位試験実施)
場                  +
                                  - 1,800万人/年
                ・偽物市場
                 (約1,500万台)    <欧州>
                                ・主要5カ国で約150万人/年の受験者
楽器
                                                       14
世界最小のデジタルピアノ
新製品ピアノ Privia(プリヴィア)を発売
奥行き業界最短となるスリムでスタイリッシュなデザイン   ■デジタルピアノで世界最小のスリムボディ
グランドピアノを感じさせるタッチと美しい音色を実現
Bluetooth®を使ったオーディオ再生機能搭載




                              カシオならではの高密度実装技術を駆使し、
                              さらなるスリム化を実現
                              (当社現行モデル比で奥行サイズ約20%、
                               高さ約27%のスリム化)

                             ■Bluetooth®オーディオ再生機能




                              スマートフォン/タブレット内のお気に入りの曲
                              をプリヴィア本体のスピーカー再生可能
システム事業
                                    15
 SA
 レジとスマートフォンがBluetooth       ®


 でつながる新製品レジスターを発売
 ・クラウドサービスやアプリケーションによる
  中小個人事業主の経営に役立つ
  ソリューションビジネス強化
 ・消費税率変更に伴う自動税率切替や
  軽減税率にも対応


 PA
持ちやすさや操作性を向上させた
グリップ型の新製品ハンディターミナルを発売
  ・Android™8.1搭載、3ボタン+背面トリガーキーにより
   業務スタイルにあわせたスキャンが可能
  ・3mからの落下に耐える落下強度、防塵・防水性能など、
   好評のタフネス性能を装備
新規事業
                                     16

ダーモスコピー画像診断システム
画像診断サポートシステム(皮膚がん等の画像診断サポート)の開発
 ・山形県庁が山形カシオに医療用カメラの製造を認可(昨年12月末)
 ・医薬品医療機器総合機構(PMDA)に製品の届出(今年3月末)
 ・今春より事業開始予定




                             <試作品>

2.5Dプリントシステム
 来期に向けて2.5Dプリントシステムの強みを最大限活かせる
 正しいビジネスデザインを策定中
                                                        <ご参考①>
為替影響について


                                     1円変動による影響額(年間)
  為替感応度        為替前提
  (主要通貨)   (2019年1月~2019年3月)
                                      売上高         営業利益
   米ドル           112円                10億円          ー (※1)
   ユーロ           128円                3.5億円         2.5億円
   人民元          16.3円                18億円          12億円
                                     ※1 ドル円は輸出・輸入がほぼ均衡しており影響軽微




 為替レート実績
   (前年差)        上期              第3四半期

    米ドル    110.3円(-0.8円)       112.9円(-0.1円)

   ユーロ     129.9円(+3.6円)       128.8円(-4.2円)

   人民元      16.8円(+0.3円)       16.3円(-0.8円)
                                                                          <ご参考②>
財務状況

■手元流動資金・有利子負債・ネットキャッシュ(第3四半期対比)

 (億円)
        1,468
                              1,344
                                                      1,249
                                                                1,210
                    1,157
            1,115                           1,110




                        785           772
                                                732       732       732

                                572
                                                        517
                                                                  478

                      372                      379
          352




         2013年       2014年     2015年         2016年     2017年     2018年
          12月         12月       12月           12月       12月       12月
                                                                <ご参考③>

■自己資本比率・D/Eレシオ

                                                  59.9%   (倍)



        0.47                             56.8%
                                 55.9%
                         54.9%
               54.5%




      50.5%


                  0.38   0.38
                                  0.37

                                           0.35   0.35




       2014年   2015年     2016年   2017年    2018年   2018年
         3月      3月        3月      3月      3月      12月
END