2019年3月期 決算概要
2020年3月期 業績見通し
2019年5月14日
カシオ計算機株式会社
本資料における業績予想及び将来の予想等に関する記述は、
現時点で入手された情報に基づき判断した予想であり、潜在的
なリスクや不確実性が含まれております。
従って、実際の業績は、様々な要因により、これらの業績とは
異なることがありますことをご承知おき下さい。
2019年3月期 決算概要
2020年3月期 業績見通し
2019年3月期 連結決算概況
単位:億円
’17/4Q ’18/4Q ’17/通期 ’18/通期
連結 実績 実績
前年比
実績 実績
前年比
売上高 833 799 96% 3,148 2,982 95%
営業利益 79 78 99% 296 303 102%
利益率 9.4% 9.8% 9.4% 10.1%
経常利益 81 80 99% 287 299 104%
当期純利益 48 52 108% 196 221 113%
1株利益(円) 19.35 20.94 79.42 89.86
4
セグメント別実績 売上・営業利益
単位:億円
’17/4Q ’18/4Q 前年比 ’17/通期 ’18/通期 前年比
連結
実績 実績 実績 実績
売
コンシューマ 715 695 97% 2,689 2,574 96%
上 システム 100 88 88% 383 338 88%
その他 19 16 86% 76 70 92%
高
合計 833 799 96% 3,148 2,982 95%
営
コンシューマ 91 96 105% 350 382 109%
業 システム 4 ▲1 - 6 ▲9 -
利 その他 1 0 - 6 3 59%
調整額 ▲18 ▲17 - ▲66 ▲74 -
益
合計 79 78 99% 296 303 102%
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第4四半期(1~3月)の事業別概況
時計事業
G-SHOCK
全般:外部環境の変化が厳しい中、前年比で増収を達成 フルメタルモデル
■売上:424億円(前年比2%増収/現通ベース2%増収)利益率:19%
1Q:+4%→2Q:0%→3Q:0%→4Q:+2%で回復基調
G-SHOCKは初号機5000シリーズ初のフルメタル仕様モデル
『GMW-B5000』がドライバーとなり好調に推移。
日本や中国で行われたイベント効果も寄与。
一方、景気減速等の影響によりG-SHOCK以外のメタルアナログ
は苦戦
地域別:欧州で苦戦
■国 内:G-SHOCKのフルメタル中心に実販好調継続
■中 国:イベント効果によりG-SHOCK販売拡大 GST-B100
■新興国:中南米の実販不振と新興国通貨安影響をASEANの
G-SHOCK好調でカバー
■北 米:大手マス流通の時計売場縮小影響をジュエラーチェーン、
個店開拓推進でカバー
■欧 州:「Gorillaz(ゴリラズ)」とのコラボ効果等により現通
ベースでは前年横ばいまで改善するものの、通貨換算 MTG-B1000
の影響で円建てでは減収 6
第4四半期(1~3月)の事業別概況
教育事業
新興国での成果未達(電卓)及び流通再構築の遅れ(楽器)により減収
■売上:271億円(前年比2%減収)、利益率:8%
<電卓:40%> 新興国販売不振により前年比5%減収、利益率13%
<辞書:40%> 通販・学販ルートの売上拡大も英会話学習機の減少で前年比横ばい、
利益率12%
<楽器:20%> 国内・中国における流通再構築の遅れにより前年比2%減収、赤字5億円
システム事業
<売上構成> <損益>
■プロジェクター 約25% ▲1億円(前年比▲1億円)
■その他システム 約75% 収支均衡(前年比▲4億円)
・その他システム:フランス法令レジ特需先送りの影響により減収
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通期の概況
■売上高は対前年減収166億円、前年比5%減
・前年デジタルカメラの売上高123億円
・その他は中国/欧州での景気低迷や新興国通貨安等の外部環境変化の影響が要因
■営業利益は対前年増益7億円、前年比2%増、営業利益率改善0.7%
・構造改革により生産コスト・経費の効率化
■当期純利益は対前年増益26億円、前年比13%増、当期純利益率改善1.2%
・特別損益が前年より改善
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通期の事業別概況
時計事業
■売上:1,718億円(前年比1%増収/現通ベース1%増収)、利益率:20%
地域別には国内・新興国・中国・北米で増収、欧州で減収
教育事業
■売上:855億円(前年比ほぼ横ばい)、利益率:8%
<電卓:50%> 前年比ほぼ横ばい、利益率16%
<辞書:25%> 前年比2%増収、利益率4%
<楽器:25%> 前年比3%減収、赤字10億円
システム事業
<売上構成> <損益>
■プロジェクター 約30% ▲14億円(前年比▲4億円)
■その他システム 約70% 5億円(前年比▲11億円)
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通期実績(対計画)
単位:億円
’18/通期 ’18/通期
売上 計画差 計画差要因
計画 実績
コンシューマ 2,700 2,574 ▲126 【コンシューマ】
・海外でG-SHOCK以外のメタルアナログ
システム 420 338 ▲82 ウオッチが苦戦
・新興国における購買力の低下、通貨安影響
・中国・欧州の景気減速影響
その他 80 70 ▲10 【システム】
・北米におけるプロジェクターの価格競争激化
合計 3,200 2,982 ▲218 ・フランス法令レジの特需先送り
’18/通期 ’18/通期
営業利益 計画差 計画差要因
計画 実績
コンシューマ 415 382 ▲33 構造改革に伴う収益改善効果が一部寄与し、
売上計画未達を吸収
システム 5 ▲9 ▲14
その他 0 3 +3
調整額 ▲70 ▲74 ▲4
合計 350 303 ▲47
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2019年3月期 決算概要
2020年3月期 業績見通し
2020年3月期のポイント
中期経営計画の初年度として企業価値を
向上させるための新しい経営のスタート
■成長戦略のさらなる拡大
■構造改革の実行
■新規事業の確立に向けて
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2020年3月期 計画
単位:億円
’18/通期 ’19/上期 ’19/下期 ’19/通期
連結 実績 計画
前年比
計画
前年比
計画
前年比
売上高 2,982 1,500 103% 1,650 108% 3,150 106%
営業利益 303 150 101% 165 107% 315 104%
利益率 10.1% 10.0% 10.0% 10.0%
経常利益 299 148 103% 162 104% 310 104%
当期純利益 221 110 99% 115 104% 225 102%
1株利益(円) 89.86 44.66 46.68 91.34
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セグメント別売上・営業利益
単位:億円
’18/通期 ’19/上期 ’19/下期 ’19/通期
連結 実績 計画 計画 計画
前年比
売
コンシューマ 2,574 1,285 1,435 2,720 106%
上 システム 338 175 175 350 103%
その他 70 40 40 80 115%
高
合計 2,982 1,500 1,650 3,150 106%
営
コンシューマ 382 200 220 420 110%
業 システム ▲9 0 5 5 -
利 その他 3 0 0 0 -
調整額 ▲74 ▲50 ▲60 ▲110 -
益
合計 303 150 165 315 104%
*時計 売上高(通期) 1,780億円 営業利益率 20%
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時計事業
G-SHOCKの更なる拡大とエリア別戦略の強化
商品戦略
■G-SHOCK
・メタルを中心としたラインアップ強化、拡充による拡大
引き続き初号機5000シリーズ初のフルメタル仕様モデル『GMW-B5000』を
コアとし、開拓余地の高いメタルラインアップ強化、拡充
■G以外のメタルアナログウオッチ
・OCEANUS、EDIFICEの超薄型モデルを投入による差別化
停滞する従来型時計市場で独自の超薄型モデルの新製品を投入することにより
売上維持
エリア戦略
■国 内:G-SHOCKフルメタルを軸に更なる拡大
■中 国:EC販売を中心にG-SHOCK中高価格帯を訴求
■新興国:ASEANで成功事例構築の為の営業体制強化
■北 米:メタルGを活用しジュエラー開拓を推進
■欧 州:若者への浸透を図り、Gブランド再構築
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教育事業
関数電卓
■安定した学生市場での拡大加速
・学販重点13カ国(アジアその他地域)での販売拡大
・開発市場課の新設により学販と営業現場の連携強化
■新規事業領域の確立
・WEBアプリ事業の北米での新規顧客拡大
電子辞書
■安定した学生市場で国内外共に拡大
・国内高校推薦校 2,100校⇒2,300校へ拡大
・中国市場での学販強化(海外留学希望者、進学需要への対応)
楽器
■競争力のある新製品の拡大
・スリム&スマートジャンルの新製品の拡販
■新製品投入による商品強化・原価率低減による粗利率改善
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システム事業
ソリューションビジネス強化による拡大と収益性改善
プロジェクター
■教育市場にフォーカスしたソリューション戦略
・ICT授業にフィットした新製品のESモデルを提案
PA
■大手顧客開拓と販売パートナー強化、拡大
・国内、欧州を中心とした開拓強化とAndroid販売
パートナーとの協業強化
SA
■スマートフォンとつながるBluetooth®レジスターの拡大と
国内の消費税増税需要拡大
・キャッシュレス対応への訴求とソリューション契約獲得
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2.5Dプリントシステム
前期に発売開始したが、高評価ながらも出力物の
耐久性及び用紙サイズの制限などにより普及せず。
現在、技術課題をクリアし、各企業の需要に対応すべく、
再事業化を目指すプロジェクトとして再スタートを予定。
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<ご参考①>
為替影響について
1円変動による影響額(年間)
為替感応度(20/3) 為替前提
(主要通貨) (年間) 売上高 営業利益
米ドル 112円 10億円 ー (※1)
ユーロ 128円 3.5億円 2.5億円
人民元 16.3円 18億円 12億円
※1 ドル円は輸出・輸入がほぼ均衡しており影響軽微
為替レート実績(19/3)
(前年差) 第4四半期 通期
米ドル 110.2円(+1.9円) 110.9円(+0.1円)
ユーロ 125.2円(-8.1円) 128.4円(-1.3円)
人民元 16.3円(-0.7円) 16.5円(-0.2円)
<ご参考②>
財務状況
■手元流動資金・有利子負債・ネットキャッシュ
(億円)
1,326 1,349 1,326
1,267 1,284
1,191
861
773 773
732 732
692
617 634
494 511
465 459
2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
3月 3月 3月 3月 3月 3月
<ご参考③>
■自己資本比率・D/Eレシオ
(倍)
59.2%
0.47 56.8%
55.9%
54.9%
54.5%
50.5%
0.38 0.38
0.37
0.35
0.33
2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
3月 3月 3月 3月 3月 3月
<ご参考④>
■年金財政
・年金財政は積立超過(財政健全化)を維持
2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
3月 3月 3月 3月 3月
年金資産 714億円 653億円 693億円 684億円 652億円
退職給付債務(A) 585億円 576億円 567億円 557億円 543億円
積立超過額(B) +129億円 +78億円 +126億円 +127億円 +108億円
超過割合(B÷A) +22% +14% +22% +23% +20%
電機・精密29社平均 ▲24% ▲30% ▲27% ▲26%
<ご参考⑤>
株主還元
■1株配当・自社株買い・総還元性向
1株配当(円) 自社株買い(億円) 総還元性向
(円) (億円)
136.0% 記念配当
10円
82.0%
66.1%
63.0%
50.1%
42.0%
50.4%
(除く
記念配当)
2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
(記念配当10円含む)
END