6927 ヘリオステクノH 2019-12-09 17:00:00
当社の事業開発戦略、及び半導体開発及び設計事業の為の新会社設立に関するお知らせ [pdf]
2019 年 12 月9日
各 位
会 社 名 ヘリオス テクノ ホールディング株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 佐 藤 良 久
(コード番 号 6927 東 証 第 1部 )
問合せ先 取締役統 括 管理部部長 秋 葉 泰
( T E L 0 3 - 6 2 6 4 - 9 5 1 0 )
当社の事業開発戦略、及び半導体開発及び設計事業の為の新会社設立
に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、当社グループの安定と持続的な成長を企図する事業開発戦略
(以下「本BD戦略」といいます。)を決議し、あわせて半導体の開発・設計の企画と投資の為の新会社(以
下「NewCo」といいます。)の設立(以下「本件」といいます。)に関する基本合意締結(以下「本基本合
意」といいます。)の決議をいたしましたので、お知らせいたします。なお、NewCoの設立及び事業開始は
2020年1月を予定しております。
1. 本BD戦略を策定した背景
当社は、設立以来、事業再生の母体としての経営活動及び投資活動に邁進し、今日を迎えております。
事業持株会社として、今後更なるグループ事業の安定と成長を同時に実現することが大きな経営課題であ
り、使命です。競争力の維持と創造を企業価値の源泉とし、安定と成長を両立する事業集団の構築を目指す
企業文化を醸成し、より高付加価値な製品とサービスの提供を実現する事を目指し、以下の通り、本BD戦略
を策定いたしました。
2. 本BD戦略の概要
今後当社は、AI等最先端技術の益々の発展・活用等で、社会と産業の構造が根本から変革される時代の
只中にあるという事実を正しく認識する事に努め、i)革新的且つ高付加価値事業の創造と育成を目指し、
ii)東アジアをマザー・マーケットとして更なる成長を目指す事業集団の構築を企図する事業戦略の元、経
営及び投資活動を推進してまいります。事業持株会社としての当社は、経営資源・事業資源を各グループ事
業に供給する役割を担います。
本BD戦略の目的は下記の通りです。
1) 既存事業の維持と成長
2) グループ事業の基盤強化
3) 新規グループ事業の開発: a) 事業の再生、b) 事業の創造
当社グループの新たな事業の柱になることを期待し、経営・投資対象とする事業分野を東アジアに於い
て戦略的投資が更に活発になる分野と定め、具体的には、i) 半導体、ii) メディカル・ヘルスケア、iii)
通信、及び iv) AIの各分野を想定していますが、それらに限定するものではありません。
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新たなグループ事業の柱を創造し、構築する為に、当社は、あらゆる事業戦略・投資戦略の手法(企業
提携の手法を含みますが、それに限定しない)を活用します。新たな事業の柱に求める基本的条件は、下記
の通りです。
1) 当該事業の創造と成長への強い意志を持つ経営チームの存在
2) 社会・産業構造及び当該事業の将来に関する仮説の存在
3) 具体的且つ現実的な事業モデルの存在
4) 事業モデルを実現し、成長の源泉となる「キー・テクノロジー」のオーナーシップ
5) 東アジアをマザー・マーケットとし、自らの事業成長の梃子(レバレッジ)とする戦略の存在
6) 当該事業の創造と成長が、レバレッジ効果を伴いグループ全体の成長へ寄与するシナリオの存在
7) 人的資源、資本的資源、知的資源、環境資源、その他社会的&経済的資源の有効活用に資すること
なお、本BD戦略の具体的施策の一つとして、本プレスリリースとあわせて、当社による本日付のプレス
リリース「子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ」をご参照ください。
3. NewCo設立の背景と目的(概要)
半導体産業は、自社システム事業の為に半導体の開発設計及び製造を一貫して手掛ける「垂直統合型事
業モデル」に始まり、その後市場と顧客が求める効率化へ対応する為に、システム部門と半導体部門を分離
した「水平分業型事業モデル」へ業態が変化し、今日に至っています。製造工場を持たず、半導体の開発設
計に特化する事業モデル(所謂ファブレス事業形態)を追求する経営戦略により、欧米の半導体大手メーカ
ーは世界市場をリードし、顧客の要求に対応してきました。
しかしながら、今後の半導体産業には、(GAFA等大規模な半導体ユーザーの戦略に代表されるように)
自社製品・サービスの差別化を実現する為の「自社システム専用の半導体」の開発・設計と供給が求められ
ており、既にその流れは加速されています。我が国には「専用半導体」の開発・設計に関して、優れた知見
と実績が存在し、世界市場における新たな活躍が期待されていると当社は理解しています。
今後当社は、日本における半導体の開発・設計の知見と技術力を積極的に活用し、新たな「垂直統合型
事業モデル」の実現に貢献する為の戦略を立案し、推進してまいります。
かかる戦略を企画立案し、推進・実行する役割を果たす為のNewCoの設立について、本日NewCo取締役候
補者(創業メンバー)と基本合意いたしましたので、お知らせいたします。
4. 本基本合意の内容(概要)
当社とNewCo取締役候補者との間で、下記の内容で基本合意を締結しました。
【主な目的】
ASIC (Application Specific IC) から、SSIC (Solution Specific IC) の実現を企図。国内外の顧客
に対し、個別の課題解決を実現する「専用半導体」の提供を可能とする半導体開発・設計能力を新たに
構築すること。
【NewCo概要(予定)】
社名: CCD Techno 株式会社
株主: ヘリオス テクノ ホールディング株式会社、及びNewCo取締役
本社: 東京都中央区日本橋小伝馬町4-9 小伝馬町新日本橋ビルディング9F
業務開始: 2020年1月
主な事業内容:
・ 半導体の企画、開発、設計
・ その他、上記に関連するサービスの提供
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【NewCo 取締役候補者】
1) 大山聡 代表取締役 COO
東京エレクトロン、富士通で半導体事業の経営戦略をリード。欧米投資銀行、及びIHS Markit(世界最
大の調査会社)でエレクトロニクス分野全般の調査・分析を担当。グロスバーグ合同会社代表取締役。
2) 吉田一三 代表取締役 CTO
クアルコム、ブロードコムなど大手半導体メーカーのR&Dパートナー
パナソニックでの公共向け特殊通信システムの開発設計に従事後、独立。半導体の開発・設計、及び半
導体事業に関するアドバイスを国内外の大手システム企業に提供。また多くのハイテク・ベンチャー企
業を支援。産官学から広範な信頼を得ている。株式会社カルチャー・コンバージェンス・デザイン代表
取締役。
3) 牧山クリストス 取締役 EDA&IP担当
半導体設計ツールベンダーのHelic社(米国)の育成をはじめ、多くの米国、欧州及びイスラエルの半導
体及び通信技術関連事業の立ち上げ、育成に従事。世界のテクノロジー企業と広く、深いネットワークを
持つ。シリコンプラネット株式会社代表取締役。在日ギリシャ商工会議所理事。
4) 岩瀬勝彦 取締役 設計・製造プロセス担当
大規模FPGAやASIC設計開発をリード。SONY CMOSセンサーのFPGA設計、NTT 400MHz無線伝送装置のベース
バンド回路開発などの主担当を歴任。半導体の開発設計と製造、両部門の実務全般を総合的にリードし
てきた経験を持つ。
5. 今後の見通し
本件が2020年3月期の連結業績に与える影響は軽微ですが、開示すべき事項が判明した場合には、速や
かに開示いたします。
以 上
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