6925 ウシオ電 2020-05-12 15:30:00
2020年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月12日
上場会社名 ウシオ電機株式会社 上場取引所 東
コード番号 6925 URL https://www.ushio.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 内藤 宏治
問合せ先責任者 (役職名) 経理財務部長 (氏名) 瀧澤 秀明 TEL 03-5657-1000
定時株主総会開催予定日 2020年6月26日 配当支払開始予定日 2020年6月29日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月26日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期の連結業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 159,009 △3.7 6,659 △21.8 8,738 △23.6 8,967 △20.8
2019年3月期 165,138 △4.8 8,517 △16.1 11,439 △5.1 11,326 2.9
(注)包括利益 2020年3月期 1,550百万円 (△51.5%) 2019年3月期 3,198百万円 (△41.9%)
潜在株式調整後1株当た 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
り当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2020年3月期 73.25 ― 4.3 3.0 4.2
2019年3月期 88.85 ― 5.3 3.7 5.2
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 △54百万円 2019年3月期 △30百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 274,904 200,705 73.0 1,664.60
2019年3月期 306,628 213,254 69.5 1,691.45
(参考) 自己資本 2020年3月期 200,616百万円 2019年3月期 213,101百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フ 投資活動によるキャッシュ・フ 財務活動によるキャッシュ・フ
現金及び現金同等物期末残高
ロー ロー ロー
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 1,179 4,394 △20,363 59,046
2019年3月期 8,853 2,719 △3,916 74,622
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年3月期 ― ― ― 50.00 50.00 6,316 56.3 3.0
2020年3月期 ― ― ― 26.00 26.00 3,141 35.5 1.5
2021年3月期(予想) ― ― ― ― ― ―
(注)2021年3月期の配当予想につきましては、現時点では未定といたします。
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
2021年3月期の連結業績予想につきましては、当社グループ各社における新型コロナウイルス感染拡大による事業活動への影響度合いを現時点で合理
的に算出することが困難なため、未定といたします。連結業績予想の開示が可能になった段階で、速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 127,000,000 株 2019年3月期 133,628,721 株
② 期末自己株式数 2020年3月期 6,480,983 株 2019年3月期 7,641,087 株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 122,432,099 株 2019年3月期 127,466,615 株
(注)株主資本において自己株式として計上されている信託に残存する自社の株式については、自己株式に含めて記載しております。
(参考)個別業績の概要
2020年3月期の個別業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 47,285 0.4 953 △69.6 3,767 △29.6 7,352 △29.0
2019年3月期 47,113 △1.7 3,140 △25.5 5,349 △40.0 10,358 △29.0
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2020年3月期 60.06 ―
2019年3月期 81.26 ―
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 138,723 113,279 81.7 939.93
2019年3月期 160,533 122,161 76.1 969.63
(参考) 自己資本 2020年3月期 113,279百万円 2019年3月期 122,161百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
2021年3月期の連結業績予想につきましては、当社グループ各社における新型コロナウイルス感染拡大による事業活動への影響度合いを現時点で合理
的に算出することが困難なため、未定といたします。なお、詳細につきましては、添付資料6ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご参照くだ
さい。
(決算補足説明資料の入手方法について)
当社は、2020年5月13日(水)に証券アナリスト、機関投資家向けの決算説明会を開催する予定です。
この説明会で使用する資料につきましては、2020年5月12日(火)に当社ウェブサイトに掲載いたします。
ウシオ電機株式会社(6925) 2020年3月期決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 6
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 6
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 7
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 8
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 8
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 10
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 10
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 11
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 12
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 14
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 16
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 16
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 16
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 17
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 19
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 19
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ウシオ電機株式会社(6925) 2020年3月期決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における世界経済は、米国では堅調な雇用環境と金融政策の転換を背景に個人消費が底固く推移し
ました。一方で、米中貿易摩擦の長期化等により、中国を中心に設備投資や輸出が鈍化するなど緩やかな景気減速が
続きました。国内経済は、雇用や所得環境の改善が継続したものの、外需の伸び悩みから製造業の生産活動が落ち込
み、景気の回復は緩やかなものとなりました。2020年に入り、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の世界
的な蔓延により経済活動の停滞などが引き起こされ、いまだ収束時期の見通しが立たない状況が続いていることか
ら、実体経済への影響拡大が懸念されます。
このような経済環境のもと、当社グループの事業環境について概観いたしますと、半導体やフラットパネルディス
プレイ及び電子デバイスなどの各市場において、米中貿易摩擦の長期化等を背景とする経済の低迷やスマートフォン
などの需要低迷により、設備投資抑制や稼働低迷が継続しました。一方で、IoT進展に伴う大容量かつ高速データ
処理用データセンター向けサーバーの需要が増加しました。映像関連市場では、シネマ分野及び一般映像分野におい
て固体光源(LD・LED)を搭載したプロジェクターニーズが高まりました。しかし、2020年からは新型コロナウ
イルス感染拡大の影響により、シネマ分野では、世界各地の映画館が休業の状態にあり、また、一般映像分野でも、
世界各地でイベントの中止や延期、及びアミューズメントパークなど商業施設の臨時休業が相次いでおります。
その結果、当連結会計年度における売上高は1,590億9百万円(前年同期比3.7%減)、営業利益は66億5千9百万
円(前年同期比21.8%減)、経常利益は87億3千8百万円(前年同期比23.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利
益は89億6千7百万円(前年同期比20.8%減)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(光源事業)
[放電ランプ]
露光用UVランプについては、主にフラットパネルディスプレイ市場において、液晶パネルの生産調整及び液晶パ
ネル供給過剰によるパネル価格下落の影響に加え、新型コロナウイルス感染拡大による中国での稼働の低下や一時停
止などの影響により、リプレイス需要は減少しました。シネマプロジェクター用クセノンランプについては、プロジ
ェクターにおける固体光源の採用増加に伴いランプ需要が減少していることに加え、新型コロナウイルス感染拡大の
影響により世界各地の映画館が営業を停止しており、リプレイス需要が大幅に減少しました。データプロジェクター
用ランプについても、プロジェクターにおいて固体光源の採用が加速していることに伴うランプ需要の減少に加え、
新型コロナウイルス感染拡大の影響により需要が大きく減少しました。その結果、放電ランプは、前年同期比で減収
となりました。
[ハロゲンランプ]
OA用途においては、ペーパーレス化などにより需要が減少しているなか、環境対応製品などの付加価値のある製
品比率を増やし堅調に推移していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中国での需要が減少しました。ま
た、半導体向け光加熱ランプは、半導体の設備投資抑制が継続していることから需要が減少しました。その結果、ハ
ロゲンランプは、前年同期比で減収となりました。
以上の結果、光源事業の売上高は587億7百万円(前年同期比13.5%減)、セグメント利益は60億6千1百万円
(前年同期比27.6%減)を計上いたしました。
(装置事業)
[映像装置]
シネマ分野では、2020年に入り、新型コロナウイルス感染拡大による全世界での映画館休業の影響により、デジ
タルシネマプロジェクターの販売において一部キャンセルや納入遅延が生じたものの、固体光源(LD・LED)
を搭載したプロジェクターニーズの高まりにより、RGBレーザープロジェクターの販売が拡大し、前年同期比で
増収となりました。一般映像分野においては、アミューズメントパークや各種イベントなどエンターテインメント
用途において高輝度な映像機器需要の増加によりRGBレーザープロジェクターの販売が拡大したものの、2020年
に入り、イベントの中止や延期、アミューズメントパークなどの商業施設の臨時休業、及び各国の入国・移動制限
などが相次ぎ、イベント向け機器レンタルのキャンセルや各種映像装置の納入が延期され、販売が減少しました。
その結果、映像装置全体で、前年同期比で増収となりました。
[光学装置]
主にスマートフォン市場の低迷による需要の減少、新型コロナウイルス感染拡大の影響による稼働低下や一時工場
停止による販売後倒しにより、プリント基板向け直描式露光装置の販売は減少しました。一方で、IoT進展に伴う
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ウシオ電機株式会社(6925) 2020年3月期決算短信
データセンター向け需要の増加を背景とした最先端ICパッケージ基板向け分割投影露光装置の販売や、スマートフ
ォンなどのディスプレイ分野における狭額縁化を背景としたロール搬送投影露光装置の販売が増加しました。また、
EUVリソグラフィ技術開発進展による次世代半導体の量産化ニーズの高まりにより、EUVリソグラフィマスク検
査用EUV光源の販売が増加しました。その結果、光学装置全体で、前年同期比で増収となりました。
以上の結果、装置事業の売上高は971億3千万円(前年同期比2.6%増)、セグメント利益は3億1千6百万円を計
上いたしました。
(その他事業)
その他事業におきましては、各種成形機及び食品包装機器の販売が増加しました。
その結果、売上高は33億9千4百万円(前年同期比1.2%増)、セグメント利益は3千万円(前年同期比69.6%
減)を計上いたしました。
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ウシオ電機株式会社(6925) 2020年3月期決算短信
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における資産は、2,749億4百万円となり、前連結会計年度末に比べ317億2千3百万円減少いた
しました。主な減少要因は、配当支払、納税及び自己株式購入等による現金及び預金の減少であります。
(負債)
当連結会計年度末における負債は、741億9千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ191億7千4百万円減少い
たしました。主な減少要因は、課税所得減少に伴う未払法人税等の減少及び借入の返済を行ったことによる短期借入
金の減少であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、2,007億5百万円となり、前連結会計年度末に比べ125億4千8百万円減少い
たしました。主な増加要因は事業活動における利益獲得などによる利益剰余金の増加であります。一方、主な減少要
因は、配当支払及び自己株式消却による利益剰余金の減少、自己株式の取得及び当連結会計年度末にかけて円高が進
行したことによる為替換算調整勘定の減少であります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ155億7千6百万円減少し590億4千6
百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、11億7千9百万円の収入(前連結会計年度は88億
5千3百万円の収入)となりました。
この主な内訳は、税金等調整前当期純利益の計上129億8千4百万円、減価償却費の発生71億8千2百万円及びた
な卸資産の減少27億9千4百万円による収入と、法人税等の支払111億3千2百万円及び投資有価証券売却益の発生
63億1千2百万円の支出によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、43億9千4百万円の収入(前連結会計年度は27億
1千9百万円の収入)となりました。
この主な内訳は、定期預金の払戻134億9千5百万円及び投資有価証券の売却及び償還74億5千6百万円による収
入と、有形固定資産の取得78億9百万円、投資有価証券の取得55億7千4百万円及び定期預金の預入44億2千万円の
支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、203億6千3百万円の支出(前連結会計年度は39
億1千6百万円の支出)となりました。
この主な内訳は、長期借入による88億5千2百万円の収入と、長期借入金の返済84億1千5百万円、自己株式の取
得78億4千4百万円及び配当金の支払63億1千2百万円の支出によるものであります。
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ウシオ電機株式会社(6925) 2020年3月期決算短信
なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。
第53期 第54期 第55期 第56期 第57期
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
自己資本比率(%) 70.9 68.9 70.4 69.5 73.0
時価ベースの自己資本
65.4 58.3 59.8 53.1 45.3
比率(%)
キャッシュフロー対有
1.2 2.2 1.7 3.3 18.9
利子負債比率(年)
インタレスト・カバレ
48.1 41.9 26.5 15.1 1.8
ッジ・レシオ(倍)
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としており
ます。
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(4)今後の見通し
世界各国での新型コロナウイルス感染拡大の影響が長期化することが懸念され、世界経済の先行きを見通すことが
困難な状況が続くものと見込まれます。当社グループの各事業においても、新型コロナウイルス感染拡大による次の
ような影響が懸念されます。
(映像関連市場)
・世界各地の映画館休業やイベント自粛及びアミューズメントパークなどの商業施設の臨時休業が継続しており、
再開見通しは不透明。シネマプロジェクター用クセノンランプや映像装置の業績影響継続が懸念されます。
・各映像関連施設において、休業状態が長期化した場合、取引先の経営状態によっては当社グループ売掛債権回収
への懸念があります。また、映像装置関連製品への投資意欲減退による販売等への影響が懸念されます。
(半導体やフラットパネルディスプレイ及び電子デバイスなどの各市場)
・第5世代移動通信システム(5G)実用化やIoT・AIの活用進展により半導体及び電子デバイス市場で需要
の拡大が見込まれ、また半導体・FPD及びプリント基板の稼働は戻りつつも、最終製品消費低迷によるランプの
リプレイス需要減少が懸念されます。また、各国の入国・移動制限継続により、装置据え付け及び立上げ作業の遅
れや商談遅れなどにより、検収作業(売上計上)の遅れが懸念されます。
(その他)
・世界的な外出制限による最終製品の消費低迷により当社製品販売への影響が懸念されます。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、各事業環境において不透明な状況が続くと予想されることから、現時
点で合理的な業績予想を示すことは非常に困難であり、連結業績予想については「未定」といたします。予想可能と
なり次第、速やかに開示することといたします。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社グループは、株主の皆様に対する利益還元が企業として最重要課題の一つであることを常に認識し、財務体質
と経営基盤の強化を図るとともに、株主の皆様に対し安定的な利益還元を行なう事を基本方針としております。但
し、これは持続可能な事業環境を前提としており、この度の新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け当社グループ
業績が悪化したことや、この先もしばらくは不透明な事業環境が続くと想定されることから、当期の配当金につきま
しては、普通配当を前期より24円減配し1株当たり26円とさせていただく予定です。この結果、当期の連結配当性向
は35.5%、連結純資産配当率は1.5%となります。
次期の配当金につきましては、現時点では業績予想が困難であることから未定とします。今後、連結業績予想額の
公表が可能となった時点で、合わせて配当予想額を開示いたします。
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2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸
表を作成する方針であります。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 85,655 60,679
受取手形及び売掛金 39,456 40,326
有価証券 4,405 4,222
商品及び製品 27,915 25,758
仕掛品 17,362 15,409
原材料及び貯蔵品 17,163 16,014
その他 9,770 10,467
貸倒引当金 △1,610 △2,043
流動資産合計 200,119 170,835
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 44,334 44,619
減価償却累計額 △25,225 △26,222
建物及び構築物(純額) 19,109 18,396
機械装置及び運搬具 23,326 23,676
減価償却累計額 △18,617 △17,904
機械装置及び運搬具(純額) 4,709 5,772
土地 8,572 8,393
建設仮勘定 1,481 2,061
その他 34,198 36,018
減価償却累計額 △25,019 △26,400
その他(純額) 9,178 9,617
有形固定資産合計 43,050 44,242
無形固定資産
のれん 1,370 698
その他 3,271 3,048
無形固定資産合計 4,642 3,746
投資その他の資産
投資有価証券 51,005 50,278
長期貸付金 347 18
繰延税金資産 2,104 1,963
退職給付に係る資産 3,391 1,949
その他 2,505 2,398
貸倒引当金 △538 △529
投資その他の資産合計 58,815 56,079
固定資産合計 106,509 104,069
資産合計 306,628 274,904
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 21,665 18,730
短期借入金 10,008 3,110
1年内返済予定の長期借入金 8,520 6,298
未払法人税等 7,021 955
賞与引当金 2,047 1,999
製品保証引当金 2,192 2,202
受注損失引当金 11 15
その他 18,105 14,416
流動負債合計 69,572 47,729
固定負債
長期借入金 10,410 12,847
繰延税金負債 4,592 3,863
役員退職慰労引当金 329 243
役員株式給付引当金 221 186
退職給付に係る負債 3,186 3,829
資産除去債務 244 240
その他 4,816 5,257
固定負債合計 23,800 26,468
負債合計 93,373 74,198
純資産の部
株主資本
資本金 19,556 19,556
資本剰余金 27,727 27,727
利益剰余金 162,936 156,082
自己株式 △10,811 △9,148
株主資本合計 199,408 194,218
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 14,445 11,874
繰延ヘッジ損益 △17 △10
為替換算調整勘定 2,761 △1,242
退職給付に係る調整累計額 △3,496 △4,223
その他の包括利益累計額合計 13,693 6,397
非支配株主持分 152 89
純資産合計 213,254 200,705
負債純資産合計 306,628 274,904
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 165,138 159,009
売上原価 106,611 105,580
売上総利益 58,526 53,428
販売費及び一般管理費 50,008 46,769
営業利益 8,517 6,659
営業外収益
受取利息 1,719 1,686
受取配当金 1,467 1,143
為替差益 85 98
投資事業組合運用益 121 294
特定金銭信託運用益 55 -
その他 377 436
営業外収益合計 3,827 3,659
営業外費用
支払利息 560 663
売買目的有価証券運用損 162 226
投資有価証券評価損 - 168
持分法による投資損失 30 54
特定金銭信託運用損 - 12
貸倒引当金繰入額 - 183
その他 153 271
営業外費用合計 906 1,580
経常利益 11,439 8,738
特別利益
固定資産売却益 85 12
投資有価証券売却益 12,201 6,312
特別利益合計 12,286 6,325
特別損失
固定資産除却損 80 108
固定資産売却損 9 17
減損損失 141 155
災害による損失 20 -
投資有価証券売却損 60 -
投資有価証券評価損 - 32
関係会社株式評価損 116 53
退職給付制度改定損 40 -
退職給付費用 - 543
事業構造改善費用 2,576 1,000
その他 289 167
特別損失合計 3,335 2,079
税金等調整前当期純利益 20,390 12,984
法人税、住民税及び事業税 9,028 3,289
法人税等調整額 100 758
法人税等合計 9,129 4,047
当期純利益 11,260 8,936
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △65 △31
親会社株主に帰属する当期純利益 11,326 8,967
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ウシオ電機株式会社(6925) 2020年3月期決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 11,260 8,936
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △9,801 △2,658
繰延ヘッジ損益 △1 7
為替換算調整勘定 1,765 △3,995
退職給付に係る調整額 △25 △726
持分法適用会社に対する持分相当額 1 △12
その他の包括利益合計 △8,061 △7,385
包括利益 3,198 1,550
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,274 1,584
非支配株主に係る包括利益 △75 △34
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ウシオ電機株式会社(6925) 2020年3月期決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 19,556 27,771 163,217 △17,212 193,332
当期変動額
剰余金の配当 △3,329 △3,329
親会社株主に帰属する当期
純利益
11,326 11,326
自己株式の取得 △2,263 △2,263
自己株式の処分 9 9
自己株式の消却 △43 △8,611 8,654 -
連結範囲の変動 333 333
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
-
当期変動額合計 - △43 △281 6,401 6,076
当期末残高 19,556 27,727 162,936 △10,811 199,408
その他の包括利益累計額
その他の包括 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証 為替換算調整 退職給付に係る
券評価差額金
繰延ヘッジ損益
勘定 調整累計額
利益累計額合
計
当期首残高 24,247 △15 984 △3,471 21,744 229 215,306
当期変動額
剰余金の配当 △3,329
親会社株主に帰属する当期
純利益
11,326
自己株式の取得 △2,263
自己株式の処分 9
自己株式の消却 -
連結範囲の変動 333
株主資本以外の項目の当期
△9,801 △1 1,777 △25 △8,051 △76 △8,127
変動額(純額)
当期変動額合計 △9,801 △1 1,777 △25 △8,051 △76 △2,051
当期末残高 14,445 △17 2,761 △3,496 13,693 152 213,254
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ウシオ電機株式会社(6925) 2020年3月期決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 19,556 27,727 162,936 △10,811 199,408
会計方針の変更による累積的
影響額
△64 △64
会計方針の変更を反映した当
19,556 27,727 162,871 △10,811 199,343
期首残高
当期変動額
剰余金の配当 △6,316 △6,316
親会社株主に帰属する当期
純利益
8,967 8,967
自己株式の取得 △7,844 △7,844
自己株式の処分 68 68
自己株式の消却 △9,439 9,439 -
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
-
当期変動額合計 - - △6,788 1,663 △5,125
当期末残高 19,556 27,727 156,082 △9,148 194,218
その他の包括利益累計額
その他の包括 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証 為替換算調整 退職給付に係る
券評価差額金
繰延ヘッジ損益
勘定 調整累計額
利益累計額合
計
当期首残高 14,445 △17 2,761 △3,496 13,693 152 213,254
会計方針の変更による累積的
影響額
87 87 22
会計方針の変更を反映した当
14,533 △17 2,761 △3,496 13,780 152 213,277
期首残高
当期変動額
剰余金の配当 △6,316
親会社株主に帰属する当期
純利益
8,967
自己株式の取得 △7,844
自己株式の処分 68
自己株式の消却 -
株主資本以外の項目の当期
△2,658 7 △4,004 △726 △7,383 △63 △7,446
変動額(純額)
当期変動額合計 △2,658 7 △4,004 △726 △7,383 △63 △12,571
当期末残高 11,874 △10 △1,242 △4,223 6,397 89 200,705
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ウシオ電機株式会社(6925) 2020年3月期決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 20,390 12,984
減価償却費 6,775 7,182
減損損失 141 155
災害損失 20 -
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 415 558
のれん償却額 1,135 636
貸倒引当金の増減額(△は減少) 391 466
退職給付費用 - 543
事業構造改善費用 2,576 1,000
受取利息及び受取配当金 △3,187 △2,830
支払利息 560 663
売買目的有価証券運用損益(△は益) 162 226
持分法による投資損益(△は益) 30 54
固定資産売却損益(△は益) △75 4
固定資産除却損 80 108
投資有価証券売却損益(△は益) △12,141 △6,312
投資有価証券評価損益(△は益) - 201
関係会社株式評価損 116 53
売上債権の増減額(△は増加) 2,471 △1,485
たな卸資産の増減額(△は増加) △8,995 2,794
仕入債務の増減額(△は減少) 252 △2,762
前受金の増減額(△は減少) △369 △1,679
その他 △940 △1,569
小計 9,811 10,995
利息及び配当金の受取額 2,948 2,883
利息の支払額 △586 △669
事業構造改善費用の支払額 △702 △896
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △2,617 △11,132
営業活動によるキャッシュ・フロー 8,853 1,179
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △16,577 △4,420
定期預金の払戻による収入 14,225 13,495
短期貸付けによる支出 △11 △16
短期貸付金の回収による収入 129 85
有価証券の取得による支出 △1,002 △243
有価証券の売却及び償還による収入 2,603 1,639
有形固定資産の取得による支出 △6,228 △7,809
有形固定資産の売却による収入 566 206
無形固定資産の取得による支出 △924 △477
投資有価証券の取得による支出 △2,869 △5,574
投資有価証券の売却及び償還による収入 13,481 7,456
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
714 65
収入
長期貸付けによる支出 △454 △38
長期貸付金の回収による収入 0 25
事業譲受による支出 △935 -
その他 2 0
投資活動によるキャッシュ・フロー 2,719 4,394
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ウシオ電機株式会社(6925) 2020年3月期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 3,028 △6,644
長期借入れによる収入 521 8,852
長期借入金の返済による支出 △1,868 △8,415
自己株式の取得による支出 △2,263 △7,844
配当金の支払額 △3,335 △6,312
非支配株主への配当金の支払額 △0 -
財務活動によるキャッシュ・フロー △3,916 △20,363
現金及び現金同等物に係る換算差額 930 △786
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 8,586 △15,576
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 △0 -
現金及び現金同等物の期首残高 66,035 74,622
現金及び現金同等物の期末残高 74,622 59,046
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ウシオ電機株式会社(6925) 2020年3月期決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
・ASU2014-09 「顧客との契約から生じる収益」の適用
米国会計基準を適用する在外連結子会社において、ASU第2014-09号「顧客との契約から生じる収益」(Topic606、
以下ASU2014-09)を当連結会計年度から適用しております。
ASU2014-09の適用により、約束した財又はサービスが顧客に移転された時点で、当該財又はサービスと交換に権利
を得ると見込む対価を反映した金額で収益を認識することが求められます。
当該会計基準に定める経過的な取り扱いに従い、当連結会計年度の期首時点の累積的影響額を利益剰余金に加減し
ております。
当連結会計年度の期首の利益剰余金と、当連結会計年度の損益に与える影響は軽微であります。
・ASU2016-01 「金融資産及び金融負債の認識及び測定」の適用
米国会計基準を適用する在外連結子会社において、ASU第2016-01号「金融資産及び金融負債の認識及び測定」
(Subtopic825-10、以下ASU2016-01)を当連結会計年度から適用しております。
ASU2016-01の適用により、持分法投資及び連結された投資を除き、持分証券投資を公正価値により測定し、その変
動を純損益において認識することが求められます。
当該会計基準に定める経過的な取り扱いに従い、当連結会計年度の期首時点の累積的影響額を利益剰余金及びその
他の包括利益累計額に加減しております。
当連結会計年度の期首の利益剰余金及びその他有価証券評価差額金に与える影響と、当連結会計年度の損益に与え
る影響は軽微であります。
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ウシオ電機株式会社(6925) 2020年3月期決算短信
(セグメント情報)
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が事
業の評価をし、また、経営資源の配分決定及び業績を評価する為に、定期的に検討を行う対象となってい
るものであります。
当社は製品の種類、販売市場等の類似性を基礎とした事業部制を採用しており、当社グループにおける
製品の開発、製造、販売、サービス等の事業について国内及び海外の包括的な戦略を立案し、全世界で事
業活動を展開しております。
したがって、当社のセグメントは製品・販売市場別に構成されており、「光源事業」、「装置事業」の
2つを報告セグメントとしております。
「光源事業」は、ハロゲン及び放電ランプ等の生産・販売を行っております。
「装置事業」は、光学装置及び映像装置等の生産・販売を行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸
その他 調整額
合計 表計上額
(注)1 (注)2
光源事業 装置事業 計 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 67,193 94,641 161,834 3,303 165,138 - 165,138
セグメント間の内部売上高
653 63 716 52 769 △769 -
又は振替高
計 67,847 94,704 162,551 3,355 165,907 △769 165,138
セグメント利益又は損失
8,367 △300 8,067 100 8,168 349 8,517
(△)
セグメント資産 111,089 125,052 236,141 46,728 282,869 23,758 306,628
その他の項目
減価償却費 3,121 3,615 6,737 38 6,775 - 6,775
のれんの償却額 423 712 1,135 - 1,135 - 1,135
持分法適用会社への投資
- - - - - - -
額
有形固定資産及び無形固
2,508 4,518 7,026 1,435 8,462 - 8,462
定資産の増加額(注)4
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント及びその他収益を獲得する事業
活動であり、産業機械及び資金管理活動等が含まれます。
2.調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント利益又は損失(△)の調整額349百万円には、セグメント間取引消去165百万円が含ま
れております。
(2) セグメント資産の調整額23,758百万円には、セグメント間債権債務の相殺消去△8,435百万円及
び各報告セグメント及びその他収益を獲得する事業活動に属していない全社資産32,354百万円が含
まれております。全社資産は、当社での余資運用資金(現金及び有価証券)及び長期投資資金(投
資有価証券)等であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4. 有形固定資産及び無形固定資産の増加額については、長期前払費用の増加額を含んでおります。
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ウシオ電機株式会社(6925) 2020年3月期決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸
その他 調整額
合計 表計上額
(注)1 (注)2
光源事業 装置事業 計 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 58,599 97,046 155,645 3,363 159,009 - 159,009
セグメント間の内部売上高
108 83 192 31 223 △223 -
又は振替高
計 58,707 97,130 155,838 3,394 159,233 △223 159,009
セグメント利益 6,061 316 6,377 30 6,408 251 6,659
セグメント資産 88,543 117,738 206,281 56,160 262,441 12,462 274,904
その他の項目
減価償却費 3,044 4,098 7,142 39 7,182 - 7,182
のれんの償却額 284 351 636 - 636 - 636
持分法適用会社への投資
- 273 273 - 273 - 273
額
有形固定資産及び無形固
3,489 4,456 7,945 324 8,270 - 8,270
定資産の増加額(注)4
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント及びその他収益を獲得する事業
活動であり、産業機械及び資金管理活動等が含まれます。
2.調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額251百万円には、セグメント間取引消去156百万円が含まれております。
(2) セグメント資産の調整額12,462百万円には、セグメント間債権債務の相殺消去△9,683百万円及
び各報告セグメント及びその他収益を獲得する事業活動に属していない全社資産22,333百万円が含
まれております。全社資産は、当社での余資運用資金(現金及び有価証券)及び長期投資資金(投
資有価証券)等であります。
3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4. 有形固定資産及び無形固定資産の増加額については、長期前払費用の増加額を含んでおります。
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(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 1,691円45銭 1株当たり純資産額 1,664円60銭
1株当たり当期純利益 88円85銭 1株当たり当期純利益 73円25銭
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、 なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、
潜在株式が存在しないため記載しておりません。 潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(注)1.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益
11,326 8,967
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期
11,326 8,967
純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 127,466,615 122,432,099
(注)2.「1株当たり純資産額」の算定上、株主資本において自己株式として計上されている役員向け株式報酬制度
に係る信託が所有する当社株式を期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めております(前連結会計
年度352,300株、当連結会計年度310,450株)。
また、「1株当たり当期純利益」の算定上、株主資本において自己株式として計上されている役員向け株
式報酬制度に係る信託が所有する当社株式を期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めており
ます(前連結会計年度328,775株、当連結会計年度323,989株)。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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