6925 ウシオ電 2021-08-03 15:30:00
2022年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月3日
上場会社名 ウシオ電機株式会社 上場取引所 東
コード番号 6925 URL http://www.ushio.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 内藤 宏治
問合せ先責任者 (役職名) 経理財務部長 (氏名) 瀧澤 秀明 TEL 03-5657-1000
四半期報告書提出予定日 2021年8月6日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日∼2021年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 34,981 47.7 2,574 ― 3,308 915.1 3,378 ―
2021年3月期第1四半期 23,686 △39.1 △742 ― 325 △89.1 △1,055 ―
(注)包括利益 2022年3月期第1四半期 5,812百万円 (319.4%) 2021年3月期第1四半期 1,385百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2022年3月期第1四半期 28.02 ―
2021年3月期第1四半期 △8.76 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 293,355 213,825 72.9
2021年3月期 290,275 211,180 72.7
(参考)自己資本 2022年3月期第1四半期 213,748百万円 2021年3月期 211,102百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2021年3月期 ― ― ― 26.00 26.00
2022年3月期 ―
2022年3月期(予想) ― ― 26.00 26.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2022年 3月期の連結業績予想(2021年 4月 1日∼2022年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 150,000 26.5 9,000 ― 10,500 208.2 8,000 ― 66.35
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 有
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 127,000,000 株 2021年3月期 127,000,000 株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 6,419,391 株 2021年3月期 6,424,307 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 120,576,880 株 2021年3月期1Q 120,521,947 株
(注)株主資本において自己株式として計上されている信託に残存する自社の株式については、自己株式に含めて記載しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、業績予想に関する事項は、添付資料3ページをご参照ください。
(決算補足説明資料の入手方法について)
決算説明資料は2021年8月3日(火)に当社ウェブサイトに掲載いたします。
ウシオ電機株式会社(6925) 2022年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 8
(会計上の見積りの変更) ………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 9
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ウシオ電機株式会社(6925) 2022年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における当社グループの事業環境について概観いたしますと、新型コロナウイルス感
染症の世界的流行の影響が続いている中、先進国を中心に各国でワクチン接種普及が進むなど、徐々に経済活動の
回復の兆しが見えてきました。そのような環境下、映像関連市場において、シネマ分野では、映画館の営業制限解
除が進み、特に欧米市場において営業再開や稼働率の改善が大幅に進みました。また、半導体やフラットパネルデ
ィスプレイ及び電子デバイスなどの各市場においては、5Gの実用化やIoT・AIの活用進展による半導体・電
子デバイス・プリント基板市場の需要は活況であり、フラットパネルディスプレイ市場では巣ごもり需要によるモ
バイルやモニター向けなど液晶パネル生産稼働が高水準で推移しました。
当第1四半期連結累計期間の平均為替レートは、米ドルが前第1四半期連結累計期間に比べて2円円安の110円
となりました。
その結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は349億8千1百万円(前年同期比47.7%増)、営業利益
は25億7千4百万円(前年同期は営業損失7億4千2百万円)、経常利益は33億8百万円(前年同期比915.1%
増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は33億7千8百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失10
億5千5百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(光源事業)
[放電ランプ]
露光用UVランプについては、半導体・電子デバイス向けで、5Gの実用化やIoT・AIの活用進展などを背
景に販売が堅調に推移しました。また、フラットパネルディスプレイ向けは、巣ごもり需要によるモバイルやモニ
ター向けなどの液晶パネル需要の高まりにより、生産設備の稼働が高水準で推移したことから、リプレイス需要が
増加し販売が増加しました。一方、シネマプロジェクター用クセノンランプについては、前期に新型コロナウイル
ス感染症の影響を受け、販売が低迷しましたが、各国での新型コロナウイルスのワクチン接種普及を背景に、欧米
市場を中心に映画館の営業再開が進みつつあることから、リプレイス需要が増加し販売が増加しました。加えて、
前期に環境衛生関連製品として市場投入した、抗ウイルス・除菌用紫外線照射技術Care222を搭載した照射
装置や光源モジュールの販売も増加しました。その結果、放電ランプは、前年同期比で増収となりました。
[ハロゲンランプ]
主に半導体需要活況の動きに伴い、半導体熱処理用光源の販売が増加しました。その結果、ハロゲンランプは、
前年同期比で増収となりました。
以上の結果、光源事業の売上高は136億8千5百万円(前年同期比30.7%増)、セグメント利益は19億5千8百
万円(前年同期比304.9%増)を計上いたしました。
(光学装置事業)
5Gの実用化やIoT・AI進展に伴うデータセンター向けサーバー需要の高まりから、最先端ICパッケージ
基板向け分割投影露光装置及びプリント基板向け直描式露光装置の販売が増加しました。また、EUVリソグラフ
ィ技術進展による次世代半導体の量産ニーズの高まりにより、EUVリソグラフィマスク検査用EUV光源の販売
が増加しました。液晶関連市場においては、中国向け液晶関連装置で過去出荷済み案件の売上を計上しました。
以上の結果、光学装置事業の売上高は124億6千1百万円(前年同期比74.2%増)、セグメント利益は10億8千
1百万円(前年同期はセグメント利益7千7百万円)を計上いたしました。
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ウシオ電機株式会社(6925) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(映像装置事業)
シネマ分野では、前期に新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、その影響が長期化していることから、
設備需要はいまだ低調であるものの、中国市場を中心とした投資意欲の改善により、デジタルシネマプロジェクタ
ーの販売は増加しました。また、一般映像分野においても、新型コロナウイルス感染症の影響により前期に需要が
低調であった北米市場において、緩やかに回復が進んだことから、映像関連製品の販売が増加しました。
以上の結果、映像装置事業の売上高は82億1千2百万円(前年同期比51.2%増)、セグメント損失は4億7千7
百万円(前年同期はセグメント損失12億9千5百万円)を計上いたしました。
(その他事業)
新型コロナウイルス感染症の影響により、各種成型機などを中心に投資の後ろ倒し等が続いていましたが、徐々
に関連市場は回復傾向にあります。
以上の結果、売上高は6億5千6百万円(前年同期比1.4%減)、セグメント損失は1百万円(前年同期はセグ
メント損失2千3百万円)を計上いたしました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産は、2,933億5千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ30億7千
9百万円増加いたしました。主な増加要因は、債権回収に伴う現金及び預金の増加及び保有投資有価証券の含み益
の増加による投資有価証券の増加であります。一方、主な減少要因は、債権回収に伴う受取手形、売掛金及び契約
資産の減少であります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、795億2千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億3千5
百万円増加いたしました。主な増加要因は、保有投資有価証券の含み益に対する繰延税金負債の増加であります。
一方、主な減少要因は、賞与支払いに伴う賞与引当金の減少であります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、2,138億2千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ26億4
千4百万円増加いたしました。主な増加要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したことによる利益剰
余金の増加及び保有投資有価証券の含み益の増加によるその他有価証券評価差額金の増加であります。一方、主な
減少要因は、配当支払による利益剰余金の減少であります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2022年3月期の通期連結業績予想につきましては、2021年6月29日の「業績予想の修正に関するお知らせ」で公
表いたしました通期連結業績予想から変更はありません。なお、当業績予想につきましては、現時点で入手可能な
情報と合理的であると判断する一定の前提に基づき当社が判断した見通しであり、実際の業績は、今後の様々な要
因によって異なる可能性があり得ることをご承知おきください。
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ウシオ電機株式会社(6925) 2022年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 73,670 78,543
受取手形及び売掛金 34,024 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 31,758
有価証券 2,915 2,707
商品及び製品 22,885 22,658
仕掛品 17,884 18,205
原材料及び貯蔵品 17,110 16,597
その他 10,585 11,635
貸倒引当金 △2,716 △2,743
流動資産合計 176,359 179,364
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 44,919 44,967
減価償却累計額 △27,943 △28,204
建物及び構築物(純額) 16,975 16,763
機械装置及び運搬具 26,314 26,448
減価償却累計額 △19,006 △19,355
機械装置及び運搬具(純額) 7,307 7,093
土地 8,650 8,437
建設仮勘定 2,268 2,367
その他 38,114 38,647
減価償却累計額 △28,494 △29,177
その他(純額) 9,620 9,470
有形固定資産合計 44,822 44,131
無形固定資産
のれん 335 285
その他 3,075 2,914
無形固定資産合計 3,411 3,199
投資その他の資産
投資有価証券 56,364 57,498
長期貸付金 517 29
繰延税金資産 1,994 2,326
退職給付に係る資産 5,391 5,388
その他 1,950 1,951
貸倒引当金 △535 △535
投資その他の資産合計 65,682 66,659
固定資産合計 113,915 113,990
資産合計 290,275 293,355
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 16,356 16,922
短期借入金 6,058 5,739
1年内返済予定の長期借入金 3,520 3,450
未払法人税等 1,056 928
賞与引当金 2,021 989
製品保証引当金 2,355 2,393
受注損失引当金 0 -
その他 16,639 17,165
流動負債合計 48,007 47,588
固定負債
長期借入金 15,056 15,045
繰延税金負債 7,005 8,105
役員退職慰労引当金 286 294
役員株式給付引当金 87 101
退職給付に係る負債 4,098 4,212
資産除去債務 272 273
その他 4,280 3,907
固定負債合計 31,087 31,940
負債合計 79,094 79,529
純資産の部
株主資本
資本金 19,556 19,556
資本剰余金 27,727 27,727
利益剰余金 152,448 152,649
自己株式 △9,055 △9,047
株主資本合計 190,676 190,886
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 18,280 19,863
繰延ヘッジ損益 △3 △1
為替換算調整勘定 3,582 4,258
退職給付に係る調整累計額 △1,433 △1,258
その他の包括利益累計額合計 20,426 22,862
非支配株主持分 77 76
純資産合計 211,180 213,825
負債純資産合計 290,275 293,355
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 23,686 34,981
売上原価 14,986 22,733
売上総利益 8,700 12,247
販売費及び一般管理費 9,442 9,673
営業利益又は営業損失(△) △742 2,574
営業外収益
受取利息 310 146
受取配当金 437 453
投資事業組合運用益 8 -
売買目的有価証券運用益 33 -
特定金銭信託運用益 90 12
雇用調整助成金 457 330
その他 90 77
営業外収益合計 1,428 1,021
営業外費用
支払利息 161 89
為替差損 168 138
持分法による投資損失 14 21
貸倒引当金繰入額 - 2
売買目的有価証券運用損 - 0
その他 15 35
営業外費用合計 359 286
経常利益 325 3,308
特別利益
固定資産売却益 0 1,136
投資有価証券売却益 255 16
特別利益合計 255 1,153
特別損失
固定資産除却損 1 13
固定資産売却損 0 8
投資有価証券売却損 - 7
投資有価証券評価損 81 16
事業構造改善費用 228 50
臨時休業等による損失 620 151
特別損失合計 931 247
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△350 4,214
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 △52 635
法人税等調整額 764 202
法人税等合計 711 837
四半期純利益又は四半期純損失(△) △1,062 3,377
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △6 △0
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△1,055 3,378
に帰属する四半期純損失(△)
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △1,062 3,377
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,502 1,583
繰延ヘッジ損益 0 2
為替換算調整勘定 △163 678
退職給付に係る調整額 112 175
持分法適用会社に対する持分相当額 △3 △3
その他の包括利益合計 2,447 2,435
四半期包括利益 1,385 5,812
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,393 5,814
非支配株主に係る四半期包括利益 △7 △1
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該
財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。これにより、子会社の
一部取引について、一定の期間にわたり収益を認識しておりましたが、一時点で収益を認識する方法に変更してお
ります。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1四半
期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
当第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金と、当第1四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であり
ます。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた
「受取手形及び売掛金」は、当第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示する
ことといたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度につ
いて新たな表示方法により組替えを行っておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等
が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。これにより、その他有価証券のうち時
価のある株式については、従来、期末決算日前1ヶ月の市場価格等の平均に基づく時価法を採用しておりました
が、当第1四半期連結会計期間より、期末決算日の市場価格等に基づく時価法に変更しております。
(会計上の見積りの変更)
(退職給付に係る会計処理の数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理年数の変更)
退職給付に係る会計処理の数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理年数について、従来、従業員の平均残
存勤務期間以内の一定の年数(主として15年)で費用処理しておりましたが、平均残存勤務期間がこれを下回った
ため、当第1四半期連結会計期間より費用処理年数を主として12年に変更しております。
この変更により、当第1四半期連結累計期間の営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益は、それぞれ
130百万円減少しております。
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ウシオ電機株式会社(6925) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
光学装置 映像装置 (注)1 (注)2 計上額
光源事業 計
事業 事業 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 10,453 7,142 5,431 23,027 659 23,686 - 23,686
セグメント間の内部
15 12 1 30 6 36 △36 -
売上高又は振替高
計 10,469 7,154 5,433 23,057 665 23,723 △36 23,686
セグメント利益又は
483 77 △1,295 △733 △23 △757 14 △742
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント及びその他収益を獲得する事業
活動であり、産業機械及び資金管理活動等が含まれます。
2.調整額は、セグメント間取引消去によるものであります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
光学装置 映像装置 (注)1 (注)2 計上額
光源事業 計
事業 事業 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 13,664 12,452 8,212 34,330 651 34,981 - 34,981
セグメント間の内部
20 8 0 28 4 33 △33 -
売上高又は振替高
計 13,685 12,461 8,212 34,359 656 35,015 △33 34,981
セグメント利益又は
1,958 1,081 △477 2,562 △1 2,561 12 2,574
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント及びその他収益を獲得する事業
活動であり、産業機械及び資金管理活動等が含まれます。
2.調整額は、セグメント間取引消去によるものであります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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