6924 岩崎電 2021-11-01 15:00:00
中期経営計画の策定に関するお知らせ [pdf]
2021 年 11 月 1 日
各 位
会 社 名 岩崎電気株式会社
代表者名 代表取締役社長 伊藤 義剛
(コード番号: 6924 東証第一部)
問合せ先 執行役員経営企画室長 池田 顕司
( TEL 03-5846-9015 )
中期経営計画の策定に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、2022 年3月期を初年度とする 2026 年3月期までの5ヵ年
を計画期間とする中期経営計画を決議いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.計画期間
2022年3月期から2026年3月期までの5ヵ年
2.ビジョン
光技術と新たな技術の結合で、社会・産業インフラを支える先進企業を目指します。
3.重点施策
社会への新たな価値提供、持続可能な収益構造の確立に向け、「構造改革」
「技術基盤の構築」「環境への取り組み」を重点施策に掲げて取り組んでまいります。
4.事業展開
照明事業 照明インフラに対するサービスビジネスの展開
光・環境事業 光技術を用いたサービス、メンテナンス事業の確立
5.数値目標
(百万円、%)
連結 2021 年 3 月期(実績) 2026 年 3 月期(計画)
売上高 53,587 65,000
営業利益 2,941 5,200
営業利益率 5.5% 8.0%
自己資本利益率 6.8% 8.0%
詳細につきましては、添付資料をご参照願います。
以上
中期経営計画
2022年3月期~2026年3月期
(第107期-第111期)
2021年11月1日
岩崎電気株式会社
目次
1. ビジョン・基本方針
2. 重点施策
3. 事業展開
4. 経営指標
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1.ビジョン・基本方針
◆ビジョン
光技術と新たな技術の結合で、
社会・産業インフラを支える
先進企業を目指します。
◆中期経営計画の基本方針
「第二創業に向けた成長戦略・構造改革」
当社グループの売上・利益の下支えをしてきた水銀ランプの生産が2020年12月に終了し、
2022年3月期は「第二創業」の1年目と位置付ける。
2026年3月期までの期間では、環境の変化を捉え、事業領域の拡大、社会への新たな価値
提供の実現のために、新規事業の取り組みと当社グループの構造改革を推進し、当社グル
ープの存続と発展に向けた基盤づくりを行う。
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1.ビジョン・基本方針
◆当社グループのミッション・ビジョン・バリュー
Mission(存在意義)
社員一人一人が誠実にお客様と向き合い、新しい技術やサービスを創造する
ことで、持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
Mission
Vision(あるべき姿・向かう方向性)
Vision 光技術と新たな技術の結合で、社会・産業インフラを支える先進企業を目指します。
お客様に感動を届け、働いている社員の幸せも実現する価値創造企業を目指します。
Value(社員共通の価値観)
判断力を磨き、素早い行動で、社会環境の変化に対応します。
最大限の情熱を注ぎ、新しい価値創造に挑戦します。
Value 責任を全うし、お客様と社会の信頼に応えます。
謙虚に学び、自己研鑽を重ねて互いに高めあいます。
風通しの良い企業風土を確立し、充実して働き甲斐のある職場環境にします。
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1.ビジョン・基本方針
◆成長に向けた取り組み
持続可能な社会の
商
品 実現に貢献
提
供 ③社会への新たな価値提供
に
留
ま SDGs AI IoT 少子高齢化
ら
ず 脱炭素 スマート化 感染症対策
あ ②周辺ビジネスの展開
ら 循環型社会 DX推進 防災・減災
ゆ
る
付
加 社会環境の変化を的確に捉え、
価 ①主力事業の
値 強化・高度化 企業としての社会的責任を果たし、
提 当社グループも共に成長。
供
を
既存マーケットのソリューションから社会環境ソリューションへ
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2.重点施策
◆事業展開に向けた基盤整備
社会への新たな価値提供、
持続可能な収益構造の確立に向けて
構造改革 技術基盤の構築 環境への取り組み
・ものづくりの体制 ・コア技術の強化 ・環境配慮型商品
・事業構造の変化に対応 ・応用技術の獲得 ・再生エネルギーの活用
・社員の意識改革 ・新技術開発 ・CO2排出量の削減
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2.重点施策
◆中期経営計画期間の重点投資
構造改革
・人や組織に関する仕組み・制度の変革 DX・IT
・ものづくりにおけるサプライチェーンの再構築、 人材開発投資
調達力の強化
10億円
技術基盤の構築 研究開発
M&A投資
・エネルギー、通信制御、殺菌など、新たな分野、
社会動向を見据えた新技術の開発 30億円
・コア技術としての光技術の更なる深化、進化
環境関連
投資
環境への取り組み
10億円
・2030年に再生可能エネルギー使用率50%を目指す
(2022年3月期から2026年3月期の期間)
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3.事業展開
◆事業コンセプト
付加価値の再構築
複合機能を有した付加価値商品の開発
ソリューション、サービスを軸とする
付加価値提供
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3.事業展開
◆照明事業
(事業展開)
・ESCO事業の取り組み強化
・都市景観、街路市場への展開強化
・防災・減災に役立つ照明システム
・快適で利便性の高いスマート照明システム
・照明インフラに関わるトータルソリューションビジネスの展開
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3.事業展開
道路・トンネル 景観・街路 スポーツ
社会インフラを支える照明システム 街の安らぎを提供する景観照明システム 感動を伝えるスポーツ照明システム
照明インフラに対するサービスビジネスの展開
産業インフラを支える照明システム 街の賑わいを演出する照明システム 楽しさを演出する照明システム
工場 商業施設 ライトアップ
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3.事業展開
◆光・環境事業
(事業展開)
・半導体製造プロセス関連事業の強化
・殺菌ビジネスの推進
・光技術を用いたサービス、メンテナンス事業の確立
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3.事業展開
半導体製造プロセス関連 殺菌分野
光技術の応用
UVキュア
EB(電子線)装置
光技術を用いたサービス、メンテナンス事業の確立
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3.事業展開
◆事業を通じて持続可能な社会の実現に貢献
人々が長く住み続けられる環境を創る 安全・安心を支え、働きやすく健康に暮らせる環境を提供する
街の不安を減らす 防災・減災技術を創出する 環境・安全・経済効果を解決した水処理を行う
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4.経営指標
◆経営指標の推移(連結)
前回 中期経営計画
2017年3月期~2019年3月期 前回 中期経営計画 期間 単位:百万円、%
2019年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
経営数値目標 1
(104期) (101期) (102期) (103期) (104期) (105期) (106期)
売上高 - 58,206 56,611 57,328 54,006 59,274 53,587
年平均
売上伸長率 ※
4%以上 △2.1% △2.7% +1.3% △5.8% +9.8% △9.6%
営業利益 - 2,082 972 131 1,458 3,661 2,941
営業利益率 5%以上 3.6% 1.7% 0.2% 2.7% 6.2% 5.5%
自己資本比率 40%以上 35.5% 37.1% 37.8% 40.0% 41.7% 46.8%
自己資本利益率
(ROE) 8%以上 3.6% 1.3% 1.5% 4.2% 9.6% 6.8%
※2016年3月期の実績を起点とする
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4.経営指標
◆中期経営計画 数値目標(連結)
単位:百万円、%
2021年3月期 2026年3月期
経営数値目標 1
(106期) (111期)
売上高 53,587 65,000
営業利益 2,941 5,200
営業利益率 5.5% 8.0%
自己資本利益率
6.8% 8.0%
(ROE)
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4.経営指標
◆売上高 営業利益 実績推移(連結)
(単位:百万円) (単位:百万円)
売上高 営業利益
売上高
1.21倍
(2021年3月期比)
営業利益
1.76倍
(2021年3月期比)
(2022年3月期は計画値)
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<将来見通しに関する注意事項>
本資料に記載しています岩崎電気株式会社の現在の計画、戦略、見通し、業績予想などの
うち、過去、または現在の事業に関するもの以外は将来予測に関する記述に該当いたします。
これらは、現在における入手可能な情報を元にした当社の仮定及び判断によるものであり、
潜在的リスク及び不確実な要因の影響を受け、実際の業績が記載している内容と大きく乖離
する場合がありますことをご承知おきください。
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