6912 J-菊水電子 2019-01-30 15:15:00
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

                    菊水電子工業株式会社(6912)平成31年3月期 第3四半期決算短信



○添付資料の目次



 1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………2

 (1)経営成績に関する説明…………………………………………………………………………………………2
 (2)財政状態に関する説明…………………………………………………………………………………………3
 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明……………………………………………………………3



 2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………4

 (1)四半期連結貸借対照表…………………………………………………………………………………………4
 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書……………………………………………………6
 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項………………………………………………………………………8
   (継続企業の前提に関する注記)……………………………………………………………………………8
   (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)……………………………………………………8
   (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)…………………………………………………8
   (会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示)………………………………………………8
   (追加情報)……………………………………………………………………………………………………8



 3.継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………8




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1.当四半期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明
     当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、相次ぐ自然災害や海外情勢の不確実性による経
   済に与える影響が見られるものの、企業収益や雇用・所得環境の改善と個人消費が持ち直すなど、緩
   やかな景気回復基調が続いております。
     また、海外経済においても同様に景気は緩やかに回復しておりますが、米中貿易摩擦の激化リスク
   や英国のEU離脱問題等により先行き不透明な状況で推移いたしました。
     一方、当社グループが属する電気計測器業界においては、当社グループの重点市場である次世代自
   動車関連市場では、EV(電気自動車)や先進安全自動車及びこれらに関わる市場からの電気計測器
   の需要は増加傾向にありました。また、冷凍空調市場では、AI(人工知能)やIoT(モノのイン
   ターネット)を活用したシステムの省力化・自動化等高付加価値化への取り組みに対する設備投資は
   堅調であり、製造業全般では、設備投資の動きは緩やかに回復しております。
     このような状況の中、当社グループは次世代自動車関連市場、環境・エネルギー関連市場及び冷凍
   空調市場を中心に顧客ニーズに合わせたソリューション提案営業を積極的に展開し、また、販路開拓
   活動と研究開発活動を行うと共に、原価低減と経費節減にも努力を重ねてまいりました。
     この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、新製品の投入等により61億7千5百万円(前年同
   期比18.2%増)となりました。
     損益面におきましては、売上高の増加により、営業利益3億4千2百万円(前年同期比905.1%増)、
   経常利益3億5千4百万円(前年同期比716.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億7百万円
   (前年同期比250.2%増)となりました。

   当社グループは、電気計測器等の製造、販売を行っているものであり、セグメントは単一でありま
  す。したがいまして、セグメントごとに経営成績の状況は開示しておりません。

   なお、当社グループにおける製品群別の売上の概況は、次のとおりであります。

 《電子計測器群》
   電子計測器群では、航空機用電子機器の測定器が好調に推移いたしました。また、安全関連試験機
  器は、耐電圧・絶縁抵抗試験用として車載関連市場においては好調に推移し、家電関連市場において
  も動きがありました。
   以上の結果、売上高は12億6千3百万円(前年同期比11.6%増)となりました。

 《電源機器群》
   電源機器群では、直流電源は、次世代自動車関連市場への試験用供給電源として、また、半導体関
  連市場への装置駆動用電源として好調に推移いたしました。交流電源は、小型大容量の新製品である
  PCR-WE/WE2の販売効果もあり、車載関連市場や冷凍空調市場への評価試験や製造設備用と
  して好調に推移いたしました。電子負荷装置は、車載関連市場及びエネルギー関連市場への評価試験
  用として高電圧大容量の新製品PLZ-5WHを中心に好調に推移いたしました。また、車載電池用
  充電システム等特注製品に動きがありました。
   以上の結果、売上高は46億6千7百万円(前年同期比20.4%増)となりました。

 《サービス・部品等》
   サービス・部品等につきましては、特記すべき事項はありません。
   当該サービス・部品等の売上高は、2億4千5百万円(前年同期比12.8%増)となりました。

   上記に含まれる海外市場の事業概況は以下のとおりであります。




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 《海外市場》
   米国では、IT関連市場や宇宙産業市場への直流電源や電子部品市場への電子負荷装置が好調に推
  移いたしました。欧州では、車載関連市場向けの直流電源に動きが見られました。
   アジアにおいては、中国では、次世代車載関連市場への安全関連試験機器や直流電源が好調に推移
  いたしました。韓国では車載関連市場への直流電源や電子負荷装置、また、東南アジアでは日系企業
  を中心に家電関連市場や電子部品関連市場への安全関連試験機器や交流電源にそれぞれ動きが見られ
  ました。
   以上の結果、海外売上高は18億7千万円(前年同期比12.3%増)となりました。

(2)財政状態に関する説明
   当第3四半期連結会計期間の総資産は、たな卸資産や有形固定資産が増加したものの、現金及び預
  金、受取手形及び売掛金並びに投資有価証券の減少により、前連結会計年度末に比べ2億9千1百万
  円減少し、113億1千4百万円となりました。
   負債は、支払手形及び買掛金の増加並びに賞与引当金の減少等により、前連結会計年度末に比べ微
  増の21億5千万円となりました。
   純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により増加したものの、剰余金の配当及び自
  己株式の取得やその他有価証券評価差額金の減少等により、前連結会計年度末に比べ2億9千1百万
  円減少し、91億6千3百万円となりました。


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
   当期の業績予想につきましては、本資料の公表時点において、平成 30 年5月 11 日に「平成 30 年3
  月期決算短信」にて公表いたしました通期の業績予想に変更はありません。




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(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
  (継続企業の前提に関する注記)
    該当事項はありません。


  (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
    当第3四半期連結累計期間(自   平成30年4月1日    至   平成30年12月31日)
      該当事項はありません。


  (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
    税金費用の計算
     当連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、
    税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。


  (会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示)
    該当事項はありません。


  (追加情報)
    「
    『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」
                       (企業会計基準第28号          平成30年2月16日)等を第1
   四半期連結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰
   延税金負債は固定負債の区分に表示しております。


3.継続企業の前提に関する重要事象等
   該当事項はありません。




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