2020 年8月4日
各 位
会 社 名 イ リ ソ 電子工業株式会社
代 表 者 の
代表取締役社長 由 木 幾 夫
役 職 氏 名
(コード番号:6908)
取 締 役
問い 合わ せ先 常務執行役員 宮 内 敏 彦
管理本部長
電 話 番 号 045-478-3111(代表)
中期経営計画策定に関するお知らせ
当社は、中期経営計画(2020~2022 年度)を策定いたしましたので、お知らせいたします。
<中期経営計画骨子>
1.市場動向
当社がターゲットとする車載市場、インダストリアル市場、コンシューマー市場は、労働力
不足や環境破壊等の社会的課題と相俟って変化が続いており、これに伴い当社の事業領域は引
き続き急拡大しています。
当社は、これに対して、当社の強い技術である「フローティング」「Auto I-Lock™ 」等に、
更に顧客価値を創造する機能・価値を加えた商品及びソリューションを市場に供給し、成長し
て参ります。
2.中期経営計画の位置付け、及び業績目標
当社は、長期ビジョンとして売上高 1,000 億円の達成を目指しています。今回の中期経営計
画の期間を、成長軌道に戻し長期ビジョン達成の足掛かりを作る 3 年間に位置付けます。 以
下の重点施策に取り組み、2023 年3月期に売上高 450 億円、営業利益率 16%のの目標達成を
目指すとともに、中期経営計画終了翌期の 2024 年3月に売上高 500 億円突破を目指します。
市場別では、販売台数が増加する電動車向けの拡販を加速し、パワートレイン、セーフティ
等の分野を伸ばします。また、車載や5G 等の新たな市場に対してニーズに応え他社を凌駕す
る新製品を開発し、車載分野の他、5G、ロボット分野を伸ばして参ります。
3.重点施策
上記の位置付けと業績目標の下、当社は、以下の重点施策に取組んで参ります。
1)戦略的セグメンテーションとグローバル化
① 市場セグメントを定め、各セグメントごとに策定した戦略に基づき攻略
② 海外営業体制の強化とサポート
③ 業界№1スピードのワンストップ対応
2)車載市場の強力推進
① 車載市場において伸長する重点領域での一層の拡販強化
3)第二の柱の早期確立
① 新たな市場ニーズに応える新製品の開発と攻勢
② インダストリアル市場のグローバル顧客に対するカバレッジ強化
③ 販売チャネルの多様化
4)フローティングを核とした技術開発力の強化
フローティングテクノロジーの進化による革新的接続を実現すべく、
① 業界№1、Only One 製品開発
② 付加価値を創造する商品開発
により、顧客ニーズを先取りした、先進技術製品を活用したソリューション提案を実施
5)生産力、コスト力、および品質力の強化
① 生産プロセス強化(設備・金型の標準化推進等)
② コスト力強化、生産性向上(スマートファクトリー推進、設計の標準化推進等)
③ 品質の向上(サプライヤー管理・品質保証体制の充実、クリーンリネスの追求等)
6)経営インフラの強化
① 基幹システムの刷新(BPR とグローバルシステム構築の同時推進)
② ESG の拡充(ゼロエミッション、多様な人財活用、ガバナンスの強化)
4.経営目標
2020 年 3 月期 2021 年 3 月期 2022 年 3 月期 2023 年 3 月期
(実績) (計画) (目標) (目標)
売上高 396 億円 340 億円 405 億円 450 億円
営業利益 46 億円 14 億円 49 億円 72 億円
営業利益率 11.7% 4.1% 12.0% 16.0%
親会社株主に帰属
33 億円 11 億円 36 億円 54 億円
する当期純利益
総資産 606 億円 600 億円 620 億円 670 億円
自己資本比率 84.4% 86.2% 86.2% 86.6%
設備投資 64 億円 60 億円 65 億円 70 億円
研究開発費 14 億円 15 億円 16 億円 17 億円
EPS 139.5 円 46.7 円 153.1 円 227.6 円
ROE 6.4% 2.1% 6.9% 9.6%
※為替レート設定はUSD108 円、EUR120 円、CNY15.8 円(2021 年 3 期~2023 年 3 期)
(注)この資料に記載されております業績の予想数値につきましては、本資料の発表日現在で
得られた入手可能な資料に基づいて作成したものであり、今後の様々な要因により予想数値と
異なる可能性があります。
以上
イリソ電子工業株式会社
新中期経営計画
(2021.3期~2023.3期)
2020年8月4日
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1. 経営方針
経営方針
真のグローバル企業を目指し
次のステージへ飛躍
顧客第一
業界No.1
~全社員の知恵をお客様の為に~
経営理念・3G6Sの徹底
13ヶ国のIRISOメンバーが心をひとつに
TEAM IRISOの力を結集
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2. 市場動向
コロナの影響はあるも市場は変化➡イリソの事業領域は急拡大
イリソの強い技術「フローティング」「Auto I-Lock™ 」に
更なる機能・価値を加えた商品・ソリューションを供給
車載市場の変化 製造・サービス
通信インフラの変化
C:コネクテッド化 現場の変化
A:自動運転化
V2X 5Gの実用化 IoT 自動化
S:カーシェア
E:電動化 ロボット化
事 イ
業 リ ・コックピット ・基地局 ・ロボット
領 ソ ・データセンター ・FA関連機器
の ・セーフティ
域 ・通信モジュール ・センサー
・パワートレイン
・スマホ
【社会的課題】労働力不足、環境破壊
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3. 業績目標
2023年3月期:売上高 450億円・営業利益率16%
・コロナの影響を乗り越え、成長軌道に戻す
・長期ビジョン達成の足掛かりを作る3年間(24.3期 売上500億円突破)
長期ビジョン
(1)売上目標 (%) (2)営業利益率 目標
1,000 (億円) 20.0 16.0
11.7 12.0 20.0
前中期経営計画 新中期経営計画 目標 15.0
期間 期間 500超 10.0
4.1
5.0
500 375 422 428 396 340 405 1,000 ←新中期経営計画期間→
0.0
20.3期 21.3期 22.3期 23.3期 24.3期
(円)
米中貿易摩擦 500 250
(3) EPS
コロナ 200 153
139 228
0 150
17.3期 18.3期 19.3期 20.3期 21.3期 22.3期 23.3期 24.3期 30.3期
100 47
20.3期 21.3-23.3期
※設定為替 50
レート USD 109.03 108.00 0 ←新中期経営計画期間→
EUR 119.37 120.00 20.3期 21.3期 22.3期 23.3期
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【ご参考】世界自動車販売台数 当社推定見通し
(万台) 世界自動車販売台数 当社推定見通し
10,000 9,571 9,400 9,400 9,400 9,300 9,300
9,110 9,000 9,200
8,400
8,000
8,000
7,200
5,300
5,800
6,000
7,200 6,800 6,400
7,350
9,082 8,510 7,500
7,200
7,100
4,000 6,500
2,000 4,000
3,500
2,200 2,600 3,000
1,500 1,850
488 600 700 900 1,200
0
2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029
電動車 ガソリン車
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4. 中期経営計画 市場別売上高目標
車載市場:本中計期間中に、自動車販売台数がコロナ以前の
水準に回復することは困難と想定。
台数が増加する電動車向けの拡販を加速
新たな市場(車載・5G等)に対しニーズに応え他社を凌駕する
新製品の開発
(億円) 450 W/W自動車販売台数(推定)
33 インダストリアル
400
396 (万台) 総数 うち電動車*
22 43 コンシューマー
37 車載(その他) 2020年 7,200 700
66
300 57 2021年 8,000 900
18 60 車載(パワトレ)
2022年 8,400 1,200
73 車載(セーフティ)
200 80 2023年 9,000 1,500
車載 (*48V Mild, HV, PHV, EV, FCV)
(インフォテインメント)
100 189 169
0
20.3期 23.3期
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5. 重点施策
・コロナの影響を乗り越え、成長軌道に戻す
・長期ビジョン達成の足掛かりを作る3年間
(2024年3月期 売上高500億円突破)
販
売 ➀ 戦略的セグメンテーション+グローバル強化
強
化 ➁ 車載市場(PA25領域)の強力推進
➂ 第二の柱・インダストリアル市場の早期確立
基 (5G・ロボット)
盤
強 ➃ フローティングを核とした技術開発力の強化
化 ➄ 生産力、コスト力、品質力の強化
⑥ 経営インフラの強化
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6. 各重点施策①
① 戦略的セグメンテーション+グローバル強化
・市場セグメントを定め、各々の戦略に基づいて攻略
・海外営業体制を強化・サポート
・業界№1スピードのワンストップ対応
イリソ 既存技術・既存市場 新技術・新市場
差別化・カスタム商品で 攻める
奪取 新アプリケーション
新領域 顧客・市場ニーズの先取り
その他車載
Robot
インダストリアル PA25 5G
AI
付加価値・コスト力で 強みを活かし伸ばす
新アプリケーション
既存領域 守る 顧客・市場ニーズの先取り
の活用
コンシューマー Robot
その他車載 PA25 5G
インダストリアル AI
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6. 各重点施策②・③
② 車載市場(PA25領域)の強力推進
◆伸長するPA25領域に対し一層の拡販強化
・パワートレイン ・セーフティ ・インフォテインメント
耐振ソリューション提供
高速伝送コネクタ
(シミュレーション+ Z-Move ®)
③ 第二の柱・インダストリアル市場の早期確立
(5G・ロボット)
◆5G・IoT等 新たな市場ニーズに応える新製品の開発と攻勢
◆産機のグローバルビック顧客に対するカバレッジ強化
◆顧客・市場の特性に応じた販売チャネルの多様化
グローバル強化・業界№1スピードのワンストップ対応
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6. 各重点施策④
④ 技術開発力の強化
◆フローティングテクノロジーの進化による革新的接続を実現
業界№1・Only One製品の開発
・顧客に業界№1スピードのワンストップ対応
付加価値を創造する商品開発
①高速伝送化
②高電流/高電圧化
顧客ニーズを先取りした、
③軽量/小型化
先進技術製品を活用した
④多極化
ソリューション提案
⑤自動組立化
⑥インターフェース製品の強化
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6. 各重点施策⑤
⑤ 生産力、コスト力、品質力の強化
◆生産プロセス強化
➀設備・金型の標準化推進
➁部材の現調化と地産地消生産の促進
・メキシコ工場は、市況を見つつ建設準備
◆コスト力強化、生産性向上
➀スマートファクトリーの強力推進
➁設計の標準化を含む原価低減への弛まぬ取組み
➂生産リードタイム短縮、開発TATの削減(目標30%短縮)
◆品質の向上
➀サプライヤーの管理・品質保証体制の充実
➁クリーンリネスの追求による製品付着異物の削減と管理
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6. 各重点施策⑥
⑥ 経営インフラの強化
◆基幹システムの刷新
①BPRとグローバルシステム構築の同時推進
◆ESGの拡充
①2030年のゼロエミッション向けた取り組み
・21年3月期、太陽光発電設備の設置工事開始(南通工場)
②多様な人財の活用と人財育成
➂ガバナンス強化
・レジリエンス経営への取組み
(コロナ禍を踏まえたBCP対応力強化等)
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7. 経営目標
20.3期実績 21.3期 計画 22.3期 目標 23.3期 目標
売上高 396億円 340億円 405億円 450億円
営業利益 46億円 14億円 49億円 72億円
営業利益率 11.7% 4.1% 12.0% 16.0%
親会社株主に帰属
する当期純利益 33億円 11億円 36億円 54億円
総資産 606億円 600億円 620億円 670億円
自己資本比率 84.4% 86.2% 86.2% 86.6%
設備投資 64億円 60億円 65億円 70億円
研究開発費 14億円 15億円 16億円 17億円
EPS 139.5円 46.7円 153.1円 227.6円
ROE 6.4% 2.1% 6.9% 9.6%
ドル109.03円 ドル108.00円 ドル108.00円 ドル108.00円
為替前提 ユーロ119.37円 ユーロ120.00円 ユーロ120.00円 ユーロ120.00円
◆株主還元について・・・目標配当性向30%以上
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会社概要
会 社 名 : イリソ電子工業株式会社
事 業 内 容 : 各種コネクタの製造・販売
設 立 年 月 : 1966年 12月
社 員 数 : 3,370名(2020年3月31日現在)
資 本 金 : 5,640百万円(2020年3月31日現在)
本 社 : 神奈川県横浜市港北区新横浜2-13-8
営 業 拠 点 :
国 内 本社、福島県、茨城県、愛知県、大阪府
海 外 シンガポール、香港、アメリカ、ドイツ、タイ、韓国
中国(上海、大連、天津、蘇州、深圳、重慶)、マレーシア、
台湾、インド
研 究 開 発 : 本社(イリソテクノロジーパーク)、
川崎(生産技術センター)、上海R&Dセンター
工 場 : 茨城県、中国(上海、南通)、フィリピン(マニラ)、
ベトナム(ハイズオン)
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コネクタを理解するための専門用語
コネクタの種類
基板対基板コネクタ (BtoBコネクタ)
プリント基板の接続用に開発されたコネクタの総称でボード・ツー・ボードコネクタ(ボードtoボードコネクタ)と
も呼ばれる。垂直接続、平行(スタッキング)接続、水平接続など組み合わせで、さまざまな接続が可能となる。
B to B (ビー・ツー・ビー)は、当社の登録商標 として市場で広く浸透している。
FPC/FFCコネクタ
FPC基板(Flexible printed circuits)やFFCケーブル(Flexible flat cable)の接続用に開発されたコネクタの総
称。コネクタの挿入時に力を加えずにロック可能なZIF(Zero insertion Force)タイプ、挿入したときに力が発
生するNON-ZIFタイプがある。
I/Fコネクタ
I/Fとは、インターフェイスの略で、機器間の信号の接続を行うコネクタのことで、 I/O(インプット/アウトプッ
ト)コネクタとも呼ばれる。カーナビ、PCなどさまざまな機器の側面(裏・表面)に装着され、機器への電源供
給、音声・映像信号データなどの入出力を行う。
ピンヘッダー
線材をカット加工した“ピン(電導体)”をハウジング(樹脂材でできた絶縁体)で支えたプラグ(オス側)コネク
タの基本形であり、さまざまな分野・機器の内部接続(基板間接続)に使用されている。横から見ると、生け花
の花止め“けんざん”のように見えるのが特長。メス側はソケットと呼ばれる。
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免責事項
この資料に記載されております業績の予想数値につきましては、本資料の発表日現
在で得られた入手可能な資料に基づいて作成したものであり、今後の様々な要因に
より予想数値と異なる可能性があります。
当社といたしましては、投資家の皆様にとって重要と考えられるような情報につい
て、その積極的な開示に努めて参りますが、本資料記載の見通しのみに依拠してご
判断されることはお控え下さるようお願いいたします。
なお、本資料の利用の結果生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負
いません。
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