6907 J-ジオマテック 2021-05-14 16:00:00
「継続企業の前提に関する重要事項等」の記載解消に関するお知らせ [pdf]

                                                      2021 年5月 14 日
各     位
                                 会 社 名   ジオマテック株式会社
                                 代 表 者   代表取締役社長兼CEO 松﨑 建太郎
                                 (コード番号 6907)
                                 問合せ先    取締役執行役員兼CFO 河野 淳
                                 (TEL 045-222-5720)


          「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載解消に関するお知らせ


    当社は、本日公表の「 2021 年3月期決算短信〔日本基準〕
                                 (連結)」において、
                                          「継続企業の前提に関する重
要事象等」の記載を解消いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。


                             記


    当社グループは、2020 年3月期まで2期連続で重要な営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純
損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しておりまし
た。
    このような状況を解消すべく当社グループは、特定市場への依存偏重から成長分野へ、また、受託加工専業
から表面加工ソリューション業への事業領域拡張を図るとともに、経営体質のさらなる強化に取り組んで参り
ました。
    主力のスマートフォン向けに加え、自動車向けにFPD用基板やその他製品の販売活動を積極的に実施した
ことや、表面加工ソリューションとして成膜加工に関する生産ラインの構築から技術指導までを請け負う取引
を実現させたことにより、通期では未だ赤字であるものの 2021 年3月期の第3四半期連結会計期間(2020 年
10 月~12 月)から営業利益、経常利益を計上し、第4四半期連結会計期間(2021 年1月~3月)ではすべて
の段階利益において利益を計上いたしました。2022 年3月期についても依然として収益性は低い状況ではあ
りますが黒字を予想しており、重要な営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失を計上する状況
には至らないものと判断しております。
    また、資金面については、2021 年3月期末において、6,127 百万円の現金及び現金同等物を有しており、当
面の事業資金を確保していることから資金繰り上の懸念はありません。


    これらの状況から、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる事象又は状況は現時点において存在し
ないものと判断し、
        「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消しております。


    株主、取引先をはじめとするステーク・ホルダーの皆様には、大変ご心配をおかけしておりますが、今後も
さらなる業績及び企業価値向上に努めてまいりますので、引き続きご支援を賜りますよう、よろしくお願い申
し上げます。


                                                               以上