6890 Ｊ－フェローテック 2019-01-24 15:30:00

和解による訴訟解決に関するお知らせ [pdf]

                                                      2019 年 1 月 24 日
各    位
                             会社名     株式会社フェローテックホールディングス
                             代表者名    代表取締役社長        山村      章
                                      （ＪＡＳＤＡＱ：コード６８９０）
                             問合せ先    取締役経営企画担当      若木 啓男
                                      （０３-３２８１-８１８６）


                  和解による訴訟解決に関するお知らせ


 当社の子会社である上海漢虹精密機械有限公司（以下、      「上海漢虹」）は、平成 30 年 5 月 15 日付当社
リリース（「特別損失の計上及び通期業績予想と実績値との差異に関するお知らせ」        ）にてお知らせしま
した通り、中航国際賃貸有限公司（以下、    「原告」）と第三者である江蘇聚能硅業有限公司（以下、        「債務
者」）との間において、平成 22 年 11 月に上海漢虹が債務者に販売したシリコン結晶製造設備のリース
契約に係る未払いリース料に関し、平成 29 年 8 月 21 日付で原告より上海市第二中級人民法院（以下、
「一審裁判所」）に買い戻し契約に基づく訴訟（以下、    「本件訴訟」 ）を提起されていましたが、このたび
原告との間で和解合意に至りましたのでお知らせいたします。
                               記
１、訴訟の提起から和解に至るまでの経緯
 上海漢虹が平成 22 年 11 月に締結した売買契約に基づき債務者に販売したシリコン結晶製造設備の
リース契約に係る未払いリース料に関して、平成 29 年 8 月 21 日付で原告より一審裁判所に買い戻し保
証契約に基づく民事訴訟が提起され、平成 30 年 2 月 9 日付で原告の請求を認める判決が下されました
が、上海漢虹は、一審裁判所の判決には事実誤認があるとして、平成 30 年 2 月 22 日付で上海市高級人
民法院（以下、
      「二審裁判所」    ）に判決の撤回及び差戻し審理または訴訟請求の棄却を求めて上訴し、受
理されたことから、それ以降二審裁判所での審理が続いておりました。その後、平成 30 年 12 月に二審
裁判所から和解協議のあっせんがあったことに伴い、当社としては、本裁判の長期化に伴う上海漢虹の
経営に与える影響、費用、レピュテーション等を総合的に勘案した結果、このたび原告との和解に合意
することに至ったものであります。


２、和解の内容
    和解金額：45 百万人民元（約 720 百万円）
    和解条件：上海漢虹は原告に買い戻し金として上記金額を支払う。


３、今後の見通し
 当社は、 本件訴訟に関して平成 30 年 3 月期第 4 四半期に訴訟損失引当金として 67 百万人民元      （1,158
百万円） 平成 31 年 3 月期第 2 四半期に 7 百万人民元を追加計上し計 74 百万人民元
    、                                            （計 1,230 百万円）
を訴訟損失引当金に計上しておりますが、本和解に伴う会計処理並びに金額につきましては現在精査中
であり、確定次第お知らせします。また、平成 31 年 3 月期業績予想（平成 30 年 11 月 14 日公表分）へ
の影響につきましても同様に現在精査中であり、業績予想の修正を要する場合には、判明次第お知らせ
いたします。
                                                                 以上
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