6890 J-フェローテック 2021-08-13 15:30:00
連結業績予想および配当予想の修正(特別配当)に関するお知らせ [pdf]
2021年8月13日
各 位
会 社 名 株式会社 フェローテックホールディングス
代 表 者 名 代表取締役社長 賀 賢 漢
(JASDAQ・コード 6890)
問 合 わ せ 先 執行役員 IR 室長 佐 藤 昭 広
( 0 3 - 3 2 8 1 - 8 1 8 6 )
連結業績予想および配当予想の修正(特別配当)に関するお知らせ
当社は、最近の堅調な業績動向を踏まえ、2021年7月15日に修正開示した2022年3月期連結業績予想を再度
修正することとあわせ、配当予想についても修正をすることとしましたので以下のとおりお知らせします。
記
1. 連結業績予想の修正
(1)2022年3月期第2四半期連結業績予想数値の修正(2021年4月1日~2021年9月30日)
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
四半期純利益
四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前 回 予 想 ( A ) 51,000 7,900 7,200 11,600 310.95
今 回 予 想 ( B ) 58,000 10,000 12,000 16,000 427.70
増減額(B-A) 7,000 2,100 4,800 4,400
増 減 率 ( % ) 13.7% 26.6% 66.7% 37.9%
(ご参考)前期第2四半期実績
41,595 3,913 2,824 70 1.91
(2021 年 3 月期第2四半期)
(2)2022年3月期通期連結業績予想数値の修正(2021年4月1日~2022年3月31日)
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前 回 予 想 ( A ) 105,000 15,000 13,600 15,300 410.13
今 回 予 想 ( B ) 115,000 20,000 20,000 20,000 534.63
増減額(B-A) 10,000 5,000 6,400 4,700
増 減 率 ( % ) 9.5% 33.3% 47.1% 30.7%
(ご参考)前期実績
91,312 9,640 8,227 8,280 222.93
(2021 年 3 月期)
(3)修正の理由
売上面では、新型コロナウイルス感染症のパンデミックを受けた世界的なリモートワークの拡大に伴う
スマートフォンやパソコン、サーバー等の需要増加に加えて、自動車メーカーのサプライチェーンの混乱か
ら世界的に電子部品の需給がひっ迫し、半導体デバイスメーカー各社の稼働率が高水準で堅調に推移して
いるため、半導体等装置関連事業では、製造装置向けの真空部品や半導体製造プロセスに使用される各種マ
テリアル製品(石英・セラミックス等)の販売や精密再生洗浄サービスが堅調に推移しております。また、
電子デバイス事業においても、主力のサーモモジュールは、5G通信システム機器向け、PCR検査装置な
どの医療検査機器向けのほか民生分野も引き続き堅調に推移しており、さらに、パワー半導体用基板は、自
動車向け等の新製品の採用が増えて来ていること等から、売上全体では、前回予想比、第2四半期13.7%増
の58,000百万円、通期9.5%増の115,000百万円とそれぞれ修正いたします。
利益面では、半導体マテリアル製品、精密再生洗浄サービス、サーモモジュールの増収効果に加え、前第
3四半期に実施した半導体ウエーハ事業子会社の連結子会社から持分法適用関連会社への移行により、同
事業の償却負担等の費用の連結への取り込みが無くなることで、営業利益、経常利益ともに大きく改善する
見込みです。その結果、前回予想対比で第2四半期営業利益は26.6%増の10,000百万円、同経常利益66.7%増
の12,000百万円、同当期純利益は37.9%増の16,000百万円、通期営業利益33.3%増の20,000百万円、同経常利
益47.1%増の20,000百万円、同当期純利益30.7%増の20,000百万円とそれぞれ修正いたします。なお、経常利
益については、第2四半期累計期間は、年初からの円安人民元高による為替差益(営業外収益)により営業
利益を超過する予想としておりますが、第3四半期以降は円高人民元安が一定水準で進むと想定し、通期で
は経常利益と営業利益が同水準になると予想しております。また、当期純利益については、第2四半期は関
連会社の第三者割当増資に伴う持分変動利利益(特別利益)により、経常利益を大幅に超過する一方、第3
四半期以降は当該特別利益が発生しないと想定するとともに、その他特別損失および法人税等を考慮し、通
期では経常利益と当期純利益が同水準になると予想しております。
2. 通期配当予想の修正
1株当たり配当金
第 2 四 半 期 末 期 末 合 計
円 銭 円 銭 円 銭
前 回 予 想
14.00 14.00 28.00
(2021 年5月 14 日発表)
[普通配当 14.00] [普通配当 14.00] [普通配当 28.00]
[ ]内は内訳
[特別配当 00.00] [特別配当 00.00] [特別配当 00.00]
23.00 23.00 46.00
今 回 修 正 予 想
[普通配当 14.00] [普通配当 14.00] [普通配当 28.00]
[ ]内は内訳
[特別配当 09.00] [特別配当 09.00] [特別配当 18.00]
当 期 実 績
前 期 実 績 12.00 18.00 30.00
( 2 0 2 1 年 3 月 期 ) [普通配当 12.00] [普通配当 14.00] [普通配当 26.00]
[ ]内は内訳 [記念配当 00.00] [記念配当 04.00] [記念配当 04.00]
当社グループでは、適切な内部留保を確保するとともに、外部資金を有効に活用して投資リスクをコントロ
ールしながら、設備投資やM&A等を行うことによって、持続的な成長による企業価値の向上を目指しておりま
す。同時に、株主の皆様に対する利益の還元を経営の重要政策の一つとして位置づけており、配当を主とした
株主の皆様への還元を行うことで、業績連動と安定還元の最適なバランスを旨とした利益還元に努めておりま
す。当期の配当金につきましては、半導体ウエーハ関連会社等の第三者割当増資に伴う持分変動利益や各子会
社の堅調な業績を踏まえて、特に利益面において、2021年5月28日に公表した新中期経営計画の2022年度の目
標を大幅に超過するとともに、2023年度の計画を前倒しで達成する見通しとなったことから特別配当を実施す
る予定です。その結果、当期の配当予想については、第2四半期、期末ともに普通配当14.00円に特別配当9.00
円を加えた1株につき23.00円(年間配当金は1株につき46.00円)に修正いたします。
以上
<ご参考> 新中期経営計画のKPI(2021年5月28日公表分を一部修正(下線部))
新中期経営計画
(注)
KPI項目 単位 21/3期実績 22/3期 23/3期 24/3期
連 結 売 上 高 百万円 91,312 105,000 125,000 150,000
営 業 利 益 百万円 9,640 15,000 19,000 25,000
営 業 利 益 率 % 10.6 14.3 15.2 16.7
当 期 純 利 益 百万円 8,280 7,800 11,000 15,000
R O E % 14.3 15.0
R O I C % 7.2 8.0
自 己 資 本 比 率 % 37.9 40.0超
設 備 投 資 額 百万円 14,297 40,000 39,000 16,000
年 間 配 当 円 30.00 28.00 利益成長により株主還元を増加
(注)
新中期経営計画は、訂正前の決算短信をベースにして作成していたため、訂正後の決算短信をベースに2021年3月期
実績のKPI項目のうち、売上高、設備投資額、配当を除いたもの(下線部)を訂正後の数字に変更しております。