6890 J-フェローテック 2020-06-26 18:00:00
中期経営目標の見直しに関するお知らせ [pdf]

                                                        2020年6月26日

各        位

                          会   社   名   株式会社フェローテックホールディングス
                          代 表 者 名     代表取締役社長       山   村       章
                                      (JASDAQ・コード        6890)
                          問 合 わ せ 先   執行役員 IR 室長    佐   藤   昭   広
                                      ( 0 3 - 3 2 8 1 - 8 1 8 6 )


                  中期経営目標の見直しに関するお知らせ

    当社は、本日開催の取締役会において、2019年5月27日に発表しました中期経営目標(2020年3月期~2022
年3月期)につきまして、事業環境の変化から、今後見直すことを決議しましたので、下記のとおりお知らせ
いたします。
                              記
1. 中期経営目標見直しの背景
    新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延により、今後の経済見通しは極めて不透明な状況となっておりま
す。 当社グループの属するエレクトロニクス産業の半導体業界では、設備立上げ人員の入国禁止措置等によ
り、半導体デバイスメーカーは設備投資の延期を余儀なくされております。また、サプライチェーンにおいて
部品の納期遅延や輸送費の高騰を招いており、一部の顧客では過度な在庫積み増しも見受けられ、本年後半に
おいて在庫調整の発生を危惧しております。
    かかる状況の中、移動通信システム業界では、2020 年の本格運用を目指す第 5 世代通信(5G)が一部で
開始され、超高速・大容量化・多数端末接続により、段階的な自動運転や遠隔医療のほか、4K・8Kの動画
配信やリモートワークの拡大による各種サービスの拡充が予想されます。
    その一方で、自動車業界においては、前年比2割近い販売減となる市場調査予測もあることや、ホテル向け
リネン業界も旅行者の減少等によるホテル稼働率の低下から厳しい状況となっており、当社グループの製品も
影響を受けるものと考えております。
    このように、中期経営目標を発表しました昨年に比べ、本年は事業環境が大きく変化し、現状では、新型コ
ロナウイルスの収束時期および今後の当社グループに対する影響を見通すことは極めて困難な状況でありま
す。そのため、今期は通期業績見通しの発表を取りやめさせていただきましたが、かかる事業環境の変化を鑑
み、中期経営目標につきまして今後見直すこととしました。


2. 今後について
見直し後の中期経営目標につきましては、新型コロナウィルス感染症拡大の影響が収束していく中で、新た
な定量目標を策定次第、速やかに公表させていただきます。
                                                                以上
<ご参考>   中期経営目標     2022 年 3 月期 KPI
         売上高                         営業利益     営業利益率
        1,250 億円                     125 億円    10%超
          ROE                        ROIC     自己資本比率
         10%超                         6%超      40%超