6888 J-アクモス 2019-08-02 15:30:00
2019年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月2日
上場会社名 アクモス株式会社 上場取引所 東
コード番号 6888 URL https://www.acmos.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役 (氏名) 飯島 秀幸
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 管理本部長 (氏名) 中川 智章 TEL 03-5217-3121
定時株主総会開催予定日 2019年9月26日 配当支払開始予定日 2019年9月27日
有価証券報告書提出予定日 2019年9月27日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2019年6月期の連結業績(2018年7月1日∼2019年6月30日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年6月期 4,698 11.8 353 66.0 354 62.0 250 49.9
2018年6月期 4,200 3.4 213 45.4 218 37.5 167 16.3
(注)包括利益 2019年6月期 255百万円 (48.8%) 2018年6月期 171百万円 (10.0%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2019年6月期 25.86 ― 15.0 12.1 7.5
2018年6月期 17.25 ― 11.2 8.3 5.1
(参考) 持分法投資損益 2019年6月期 ―百万円 2018年6月期 ―百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年6月期 3,115 1,835 57.4 184.20
2018年6月期 2,724 1,609 57.4 161.34
(参考) 自己資本 2019年6月期 1,786百万円 2018年6月期 1,564百万円
(注) 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等を2019年6月期第1四半期の期首から適用しており、2018年6月期については、当該会計基準等を遡って適
用し表示しております。
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年6月期 487 △57 △99 1,974
2018年6月期 290 △18 △79 1,571
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2018年6月期 ― 0.00 ― 3.00 3.00 29 17.4 1.9
2019年6月期 ― 0.00 ― 5.00 5.00 48 19.3 2.7
2020年6月期(予想) ― 0.00 ― 5.00 5.00 19.4
3. 2020年 6月期の連結業績予想(2019年 7月 1日∼2020年 6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 4,800 2.2 385 8.9 385 8.7 250 ― 25.77
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年6月期 10,215,400 株 2018年6月期 10,215,400 株
② 期末自己株式数 2019年6月期 515,900 株 2018年6月期 515,900 株
③ 期中平均株式数 2019年6月期 9,699,500 株 2018年6月期 9,699,500 株
(参考)個別業績の概要
1. 2019年6月期の個別業績(2018年7月1日∼2019年6月30日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年6月期 3,007 13.3 217 86.6 236 67.0 192 51.8
2018年6月期 2,655 6.8 116 129.2 141 93.2 126 45.4
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2019年6月期 19.83 ―
2018年6月期 13.07 ―
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年6月期 2,509 1,658 66.1 170.98
2018年6月期 2,292 1,495 65.2 154.14
(参考) 自己資本 2019年6月期 1,658百万円 2018年6月期 1,495百万円
(注) 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等を2019年6月期第1四半期の期首から適用しており、2018年6月期については、当該会計基準等を遡って適
用し表示しております。
2. 2020年 6月期の個別業績予想(2019年 7月 1日∼2020年 6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期純利
売上高 経常利益 当期純利益
益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 3,105 3.3 273 15.2 190 △1.2 19.59
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料4ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………… 10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 12
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………… 12
(連結損益計算書関係) …………………………………………………………………………… 12
(連結包括利益計算書関係) ……………………………………………………………………… 13
(連結株主資本等変動計算書関係) ……………………………………………………………… 13
(連結キャッシュ・フロー計算書関係) ………………………………………………………… 14
(企業結合等関係) ………………………………………………………………………………… 14
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………… 15
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………… 18
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………… 18
4.個別財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 19
(1)貸借対照表 ……………………………………………………………………………………… 19
(2)損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 21
(3)株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………… 22
5.その他 ………………………………………………………………………………………………… 24
役員の異動 …………………………………………………………………………………………… 24
1
アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日、以下「当期」という。)における我が国経済は、企業業績
や雇用環境で安定傾向がみられるものの、国際間の貿易摩擦の高まりや世界経済の減速懸念等により、先行き不透明
な状況となっております。
当社グループの事業を取り巻く環境では、政府が進める働き方改革や成長戦略において労働生産性の向上が求めら
れており、また健康・医療・介護サービス分野ではデータの利活用の推進がテーマとなっており、ICTの活用ニー
ズが増しております。これにともないネットワークの保守やデータ流通における安全性の確保、サイバーセキュリテ
ィの強化の重要性が増しております。また、健康づくり、疾病・介護予防も成長戦略のテーマとなっており、企業の
健康経営・健康投資の促進が注目されております。
当社グループは、当連結会計年度が中期経営計画Ⅰ(2016/07-2019/06)の最終年度となっております。中期経営計画
のテーマである「変革」に従ってグループ各社が専門特化による事業変革を進め、部門別採算管理(ウィングシステ
ム)を活用し、付加価値向上と社員の成長を目指し取り組みを進めています。このウィングシステムにより採算性の低
い案件への対策、付加価値の高い案件への注力と稼働率の向上への取り組みが成果を上げてきております。
当期の売上高は前連結会計年度(自 2017年7月1日 至 2018年6月30日、以下「前期」という。)から497百万円増
加し、4,698百万円(前期の売上高は4,200百万円、前期比11.8%増)となりました。営業利益は353百万円(前期は営業
利益213百万円、前期比66.0%増)、経常利益354百万円(前期は経常利益218百万円、前期比62.0%増)となりました。
2018年10月に当社の非連結子会社であった株式会社エクスカルを吸収合併したことにより抱合せ株式消滅差益14百万
円が発生しており、親会社株主に帰属する当期純利益250百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益167百万円、
前期比49.9%増)となりました。なお、来期に予定しております修繕費用を当期に16百万円引当計上しております。
各セグメント別の状況は以下のとおりです。
(ITソリューション事業)
1)SI・ソフトウェア開発分野では、良好な受注環境を背景に生産性向上に取り組みました。受注の増加に合わ
せてパートナー企業の確保を進めるとともに、内製可能な案件については社員を適切に配置することで稼働率と付加
価値の向上をはかりました。一部の入札案件で短納期や収益の厳しい案件もありましたが、対応可能な協力会社の確
保と社員の業務配置を工夫して技術者を確保し対応を進めました。これらの取り組みにより、システムエンジニアリ
ングサービス、受託開発のいずれにおいても好調な結果となりました。
SI・ソフトウェア開発分野のシステムエンジニアリングサービスでは、メーカーのお客様から受託しているシス
テム更新プロジェクトの開発が前期から引き続き高水準で稼働しており、また、SIerからの公共系を中心とした
案件で増員要請の対応を行うなど、複数のお客様において取引が伸長いたしました。SI・ソフトウェア開発分野の
受託開発では、公共システム向け大型表示盤の納品や、地方自治体から受注したシステム更新案件や納品があったほ
か、派遣から請負契約への転換に対する取り組みを行いました。これらの結果、SI・ソフトウェア開発分野の売上
高は3,133百万円となり前期比で23.3%増加しました。
2)IT基盤・ネットワーク構築分野では、既存のお客様のネットワーク運用保守をはじめ、首都圏のネットワー
ク・セキュリティ関連案件の開拓と稼働率の向上、医療系システム関連での運用業務と販路拡大に努めました。稼働
率を高め、付加価値の高い案件に注力した結果、売上高は1,081百万円と前期より12.0%減少しておりますが、収益率
は改善し当期の業績に貢献しました。医療系システムでは、ベンダーとの協業による病院の仮想化基盤構築を受注し
たのをはじめ、国立病院機構のネットワーク新基盤(HOSPnet)等の新システムへのデータ移行業務の受注も加
わり順調な推移となりました。また病院での運用支援でも電子カルテ大手との協力関係を構築し新規の受注をいたし
ました。基盤構築等の案件では、株式会社ネオジャパンとの協力関係により、グループウェア製品desknet's NEOの導
入環境構築やマイクロソフト社製Office365の導入・運用支援業務の受注を強化しました。また、自社開発製品「標的
型攻撃メール対応訓練ソリューション」 (SYMPROBUS Targeted Mail Training、以下「TMT」という。)と共に2018年9
月にリリースを行った「標的型攻撃メール対応継続訓練ソリューション」 (SYMPROBUS CoTra、以下「CoTra」とい
う。)の機能追加開発とともに営業を進めました。当期末現在、TMTについては契約更新して頂いたお客様を含め、延
べ38社、5万を超えるアカウントの累計数となっております。
以上の結果、当期のITソリューション事業全体の売上高は4,215百万円(前期は3,771百万円、前期比11.8%増)、
営業利益は342百万円(前期は営業利益192百万円、前期比77.5%増)となりました。
2
アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
(ITサービス事業)
ITサービス事業ではアンケート集計やキャンペーン事務局業務、健康関連サービス等のBPOサービスを手掛け
ております。
当期は企業向けのアンケート集計等の受注増により売上高が増加しましたが、外注費などの原価も増加しました。
2018年7月にリリースした、従業員の健康度合いをスコア化し、個人から組織、企業の健康状態を「見える化」する
「HPMスコア診断サービス」を加え、クラウド型の健康管理システム「LIFEDESK」やストレスチェック業
務の請負と共に営業展開しております。ITサービス事業の売上高は522百万円(前期は493百万円、前期比5.8%増)、
営業利益は43百万円(前期は51百万円、前期比16.1%減)となりました。
※HPM:健康経営Health and Productivity Management の略です。
※「健康経営」は、NPO法人 健康経営研究会の登録商標です。
(2)当期の財政状態の概況
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期
間の期首から適用しており、遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
①資産
当連結会計年度末の総資産は前連結会計年度末から390百万円増加し3,115百万円となりました。これは主に、現
金及び預金の増加403百万円、売掛金の増加48百万円があった一方、非連結子会社の合併による関係会社株式の減少
64百万円があったことによるものです。
②負債
当連結会計年度末の負債は前連結会計年度末から165百万円増加し1,279百万円となりました。これは主に、短期
借入金の減少111百万円があった一方、未払金の増加38百万円、未払費用の増加59百万円、未払法人税等の増加82百
万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)の増加41百万円があったことによるものです。
③純資産
当連結会計年度末の純資産は前連結会計年度末から225百万円増加し1,835百万円となりました。これは主に、親
会社株主に帰属する当期純利益250百万円の計上によるものです。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末と比べ403百万円増加し、1,974百万円となりま
した。なお、2018年10月に当社の非連結子会社であった株式会社エクスカルを吸収合併したことにより、現金及び現
金同等物が73百万円増加しております。
各キャッシュ・フローの区分の状況とその要因は次のとおりです。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは487百万円の収入(前連結会計年度は290百万円の収入)となりました。これは
主に、法人税等の支払額53百万円、売上債権の増加31百万円があった一方、たな卸資産の減少28百万円、税金等調整
前当期純利益366百万円、資金の移動を伴わない減価償却費45百万円があったことによるものです。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは57百万円の支出(前連結会計年度は18百万円の支出)となりました。これは主
に、有形固定資産の取得による支出19百万円、無形固定資産の取得による支出32百万円によるものです。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは99百万円の支出(前連結会計年度は79百万円の支出)となりました。これは主
に、長期借入による収入150百万円があった一方、配当金の支払額28百万円、短期借入金の返済による支出111百万円、
長期借入金の返済による支出108百万円があったことによるものです。
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アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2015年6月期 2016年6月期 2017年6月期 2018年6月期 2019年6月期
自己資本比率(%) 44.2 55.8 55.5 57.4 57.4
時価ベースの自己資本比率
75.5 125.9 139.5 153.0 112.0
(%)
キャッシュ・フロー対有利子
349.6 ― 223.6 111.4 52.0
負債比率(%)
インタレスト・カバレッジ・
22.2 ― 40.3 89.7 180.9
レシオ(倍)
(注) 2016年6月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは営業キャッシ
ュ・フローがマイナスであるため記載しておりません。
(4)今後の見通し
当社グループでは、2025年に向けて取り組むべき事業の方向性を示した「長期ビジョン2025」に基づき、きらりと
光るICTサービスの提供を通して社会の向上に貢献し、持続的な成長を実現するとともに、個性豊かな企業集団を
目指して業務に取り組んでおります。次期(2020年6月期)は「長期ビジョン2025」における3つの中期経営計画の2
番目に実行する「中期経営計画Ⅱ(2019/07-2022/06)」の初年度にあたっております。テーマである「発展」に従い、
グループ各社の専門分野を深耕し個性豊かなグッドカンパニーを目指してまいります。次期では、ITソリューショ
ン事業、ITサービス事業共に新規サービスに加え、既存案件について堅調な需要を見込んでおり、売上高、営業利
益、経常利益は増加する見込みですが、当期に特別利益に計上いたしました、抱合せ株式消滅差益14百万円の影響が
なくなることに加え、税務上の欠損金がなくなり税金費用が11百万円程度増加する見込みであることから当期純利益
については当期と同水準の見通しとなっております。次期の連結業績は、売上高4,800百万円(前期比2.2%増)、営業
利益385百万円(前期比8.9%増)、経常利益385百万円(前期比8.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益250百万円
(前期比-%)を予測しております。また、次期の年間配当額は1株当たり5円を予定しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの利害関係者は主に国内の株主、債権者、取引先等であり、また連結財務諸表の期間比較性を考慮し
日本基準により連結財務諸表を作成しております。
将来の国際会計基準(IFRS)の適用につきましては、国内外の動向を踏まえつつ、適切に対応していく方針であり
ます。
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アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年6月30日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,619,448 2,023,322
受取手形及び売掛金 567,302 615,695
商品 1,761 2,222
仕掛品 81,081 49,828
その他 33,087 35,015
流動資産合計 2,302,681 2,726,084
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 239,045 236,614
減価償却累計額 △144,643 △146,062
建物及び構築物(純額) 94,402 90,551
工具、器具及び備品 200,621 210,435
減価償却累計額 △159,247 △176,440
工具、器具及び備品(純額) 41,374 33,995
土地 68,836 68,836
有形固定資産合計 204,613 193,383
無形固定資産
のれん 19,666 15,666
ソフトウエア 28,732 43,219
その他 1,335 1,335
無形固定資産合計 49,735 60,222
投資その他の資産
投資有価証券 38,332 39,385
関係会社株式 64,104 ―
繰延税金資産 28,301 54,567
その他 36,666 41,569
投資その他の資産合計 167,404 135,522
固定資産合計 421,753 389,128
資産合計 2,724,434 3,115,213
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アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年6月30日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 144,120 143,015
短期借入金 251,670 140,000
1年内返済予定の長期借入金 66,660 55,495
未払金 159,820 197,916
未払費用 328,204 387,663
未払法人税等 42,125 124,782
賞与引当金 21,527 28,118
修繕引当金 ― 16,510
その他 93,880 127,009
流動負債合計 1,108,008 1,220,510
固定負債
長期借入金 5,575 58,480
その他 1,069 810
固定負債合計 6,644 59,290
負債合計 1,114,653 1,279,800
純資産の部
株主資本
資本金 693,250 693,250
資本剰余金 1,176,282 1,176,282
利益剰余金 △261,627 △39,890
自己株式 △53,911 △53,911
株主資本合計 1,553,993 1,775,730
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 10,895 10,957
その他の包括利益累計額合計 10,895 10,957
非支配株主持分 44,892 48,724
純資産合計 1,609,781 1,835,413
負債純資産合計 2,724,434 3,115,213
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年7月1日 (自 2018年7月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 4,200,704 4,698,233
売上原価 2,926,079 3,218,988
売上総利益 1,274,624 1,479,244
販売費及び一般管理費 ※1、※2 1,061,594 ※1、※2 1,125,630
営業利益 213,029 353,613
営業外収益
受取利息及び配当金 726 902
助成金収入 2,810 ―
保険配当金 3,710 ―
その他 2,612 2,342
営業外収益合計 9,860 3,244
営業外費用
支払利息 3,239 2,696
その他 1,025 16
営業外費用合計 4,265 2,713
経常利益 218,624 354,145
特別利益
抱合せ株式消滅差益 ― 14,433
その他 ― 0
特別利益合計 ― 14,434
特別損失
固定資産除却損 ※3 747 ※3 0
事務所移転費用 ― 1,402
特別退職金 1,131 ―
その他 ― 462
特別損失合計 1,878 1,864
税金等調整前当期純利益 216,746 366,715
法人税、住民税及び事業税 55,533 137,656
法人税等調整額 △7,976 △26,293
法人税等合計 47,557 111,363
当期純利益 169,189 255,352
非支配株主に帰属する当期純利益 1,892 4,516
親会社株主に帰属する当期純利益 167,296 250,836
7
アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年7月1日 (自 2018年7月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
当期純利益 169,189 255,352
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,466 61
その他の包括利益合計 ※ 2,466 ※ 61
包括利益 171,655 255,413
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 169,763 250,897
非支配株主に係る包括利益 1,892 4,516
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アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年7月1日 至 2018年6月30日)
(単位:千円)
その他の包括利益
株主資本
累計額
非支配
その他 その他の 純資産合計
株主資本 株主持分
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 有価証券 包括利益
合計
評価差額金 累計額合計
当期首残高 693,250 1,176,282 △409,525 △53,911 1,406,095 8,428 8,428 43,722 1,458,246
当期変動額
剰余金の配当 △19,399 △19,399 △19,399
親会社株主に帰属す
167,296 167,296 167,296
る当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 2,466 2,466 1,170 3,637
額)
当期変動額合計 ― ― 147,897 ― 147,897 2,466 2,466 1,170 151,534
当期末残高 693,250 1,176,282 △261,627 △53,911 1,553,993 10,895 10,895 44,892 1,609,781
当連結会計年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
(単位:千円)
その他の包括利益
株主資本
累計額
非支配
その他 その他の 純資産合計
株主資本 株主持分
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 有価証券 包括利益
合計
評価差額金 累計額合計
当期首残高 693,250 1,176,282 △261,627 △53,911 1,553,993 10,895 10,895 44,892 1,609,781
当期変動額
剰余金の配当 △29,098 △29,098 △29,098
親会社株主に帰属す
250,836 250,836 250,836
る当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 61 61 3,832 3,893
額)
当期変動額合計 ― ― 221,737 ― 221,737 61 61 3,832 225,631
当期末残高 693,250 1,176,282 △39,890 △53,911 1,775,730 10,957 10,957 48,724 1,835,413
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アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年7月1日 (自 2018年7月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 216,746 366,715
減価償却費 48,702 45,124
のれん償却額 4,000 4,000
賞与引当金の増減額(△は減少) 2,127 6,590
修繕引当金の増減額(△は減少) ― 16,510
受取利息及び受取配当金 △726 △902
支払利息 3,239 2,696
固定資産除却損 747 0
売上債権の増減額(△は増加) 36,120 △31,616
たな卸資産の増減額(△は増加) △18,414 28,997
仕入債務の増減額(△は減少) 13,122 △1,105
抱合せ株式消滅差損益(△は益) ― △14,433
その他 26,797 120,652
小計 332,460 543,228
利息及び配当金の受取額 726 199
利息の支払額 △3,114 △2,505
法人税等の支払額 △39,460 △53,246
営業活動によるキャッシュ・フロー 290,612 487,675
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) 397 △2
有形固定資産の取得による支出 △12,155 △19,110
無形固定資産の取得による支出 △6,650 △32,395
投資有価証券の取得による支出 ― △1,200
その他 △184 △5,073
投資活動によるキャッシュ・フロー △18,592 △57,783
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アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年7月1日 (自 2018年7月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 6,670 △111,670
長期借入れによる収入 ― 150,000
長期借入金の返済による支出 △66,660 △108,260
配当金の支払額 △19,071 △28,769
その他 △722 △684
財務活動によるキャッシュ・フロー △79,783 △99,383
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 192,236 330,509
現金及び現金同等物の期首残高 1,378,800 1,571,036
非連結子会社との合併に伴う現金及び現金同等物の
― ※2 73,361
増加額
現金及び現金同等物の期末残高 ※1 1,571,036 ※1 1,974,908
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アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
(表示方法の変更)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」の適用に伴う変更)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日。以下「税効果会計基準
一部改正」という。)を当連結会計年度の期首から適用し、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰
延税金負債は固定負債の区分に表示する方法に変更するとともに、税効果会計関係注記を変更しました。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」33百万円及び「固定負
債」の「繰延税金負債」のうちの4百万円を「投資その他の資産」の「繰延税金資産」28百万円に含めて表示してお
ります。
また、税効果会計関係注記において、税効果会計基準一部改正第3項から第5項に定める「税効果会計に係る会
計基準」注解(注8)(評価性引当額の合計額を除く。)及び同注解(注9)に記載された内容を追加しておりま
す。ただし、当該内容のうち前連結会計年度に係る内容については、税効果会計基準一部改正第7項に定める経過
的な取扱いに従って記載しておりません。
(連結損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額は以下のとおりです。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年7月1日 (自 2018年7月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
給料手当 407,170千円 390,732千円
退職給付費用 21,539千円 23,630千円
のれん償却費 4,000千円 4,000千円
※2 一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は以下のとおりです。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年7月1日 (自 2018年7月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
一般管理費に含まれるもの 19,469千円 11,718千円
当期製造費用に含まれるもの ― 千円 ― 千円
※3 固定資産除却損の明細は以下のとおりです。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年7月1日 (自 2018年7月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
建物構築物に係る除却損 747千円 0千円
工具器具備品に係る除却損 ― 千円 0千円
計 747千円 0千円
12
アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
(連結包括利益計算書関係)
※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年7月1日 (自 2018年7月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
その他有価証券評価差額金:
当期発生額 3,555千円 89千円
組替調整額 ― 千円 ― 千円
税効果調整額 3,555千円 89千円
税効果額 △1,088千円 △27千円
その他有価証券評価差額金 2,466千円 61千円
その他包括利益合計 2,466千円 61千円
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2017年7月1日 至 2018年6月30日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式 (株) 10,215,400 ― ― 10,215,400
2.自己株式の種類及び株式数に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式 (株) 515,900 ― ― 515,900
3.新株予約権に関する事項
該当事項はありません。
4.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の 1株当たり
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日
総額(千円) 配当額(円)
2017年9月26日
普通株式 19,399 2.00 2017年6月30日 2017年9月27日
定時株主総会
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の 1株当たり
(決議) 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
総額(千円) 配当額(円)
2018年9月27日
普通株式 29,098 利益剰余金 3.00 2018年6月30日 2018年9月28日
定時株主総会
当連結会計年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式 (株) 10,215,400 ― ― 10,215,400
2.自己株式の種類及び株式数に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式 (株) 515,900 ― ― 515,900
3.新株予約権に関する事項
該当事項はありません。
4.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の 1株当たり
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日
総額(千円) 配当額(円)
2018年9月27日
普通株式 29,098 3.00 2018年6月30日 2018年9月28日
定時株主総会
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の 1株当たり
(決議) 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
総額(千円) 配当額(円)
2019年9月26日
普通株式 48,497 利益剰余金 5.00 2019年6月30日 2019年9月27日
定時株主総会
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アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年7月1日 (自 2018年7月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
現金及び預金勘定 1,619,448千円 2,023,322千円
預入期間が3ヶ月を超える定期預金 △48,411千円 △48,413千円
現金及び現金同等物 1,571,036千円 1,974,908千円
※2 重要な非資金取引の内容
前連結会計年度(自 2017年7月1日 至 2018年6月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
連結親会社アクモス株式会社が非連結子会社株式会社エクスカルを吸収合併したことに伴い引き継いだ資
産及び負債の主な内訳は次のとおりであります。
流動資産(注) 78,582千円
固定資産 ― 千円
資産合計 78,582千円
流動負債 45千円
固定負債 ― 千円
負債合計 45千円
(注) 現金及び現金同等物が73,361千円含まれており、連結キャッシュ・フロー計算書において「非連結子会
社の合併に伴う現金及び現金同等物の増減額」として表示しております。
(企業結合等関係)
共通支配下の取引等
(当社子会社の吸収合併)
当社は2018年8月3日開催の取締役会において、当社の100%子会社である株式会社エクスカル(以下「エクスカ
ル」という。)を吸収合併することを決義し、同日付で合併契約を締結いたしました。この契約に基づき、当社は
2018年10月1日付でエクスカルを吸収合併いたしました。
1.企業結合の概要
(1)結合当事企業の名称及び事業内容
吸収合併存続企業
名称:アクモス株式会社
事業内容:ITソリューションサービス
吸収合併消滅企業
名称:株式会社エクスカル
事業内容:休眠中
(2)企業結合日(効力発生日)
2018年10月1日
(3)企業結合の法的形式
アクモス株式会社を存続会社とする吸収合併方式
(4)企業結合の目的
エクスカルは、2005年3月に当社の子会社となり、2015年12月に一部事業を譲渡したことに伴い、連結の範
囲から除外し、2016年3月末をもって全ての事業を停止いたしました。
この度、グループの管理業務の効率化を図ることを目的に、エクスカルを当社に吸収合併することといたし
ました。
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アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
2.実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」に基づ
き、共通支配下の取引として処理を行っております。
なお、合併効力発生日において吸収合併消滅会社から受け入れた資産及び負債の差額と当社が所有する子会
社株式の帳簿価額との差額14,433千円を特別利益(抱合せ株式消滅差益)として計上しております。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社の事業はサービス別のセグメントから構成されており、「ITソリューション事業」及び「ITサービス事
業」の2つを報告セグメントとしております。
「ITソリューション事業」は、システムインテグレーション、ソフトウェア開発、保守及び運用、IT基盤・
ネットワーク構築並びにこれらのコンサルティングを行っております。「ITサービス事業」はコンサルティング、
アンケート等の情報処理サービス、事務局業務などを請負うビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)を行って
おります。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」にお
ける記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は営業利益をベースとした数値であります。
セグメント間の内部売上高又は振替高は市場実勢価格に基づいております。
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アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年7月1日 至 2018年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
ITソリュー ITサービス 調整額(注)1
計 計上額
ション事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 3,707,051 493,653 4,200,704 ― 4,200,704
セグメント間の内部売上高
64,533 337 64,870 △64,870 ―
又は振替高
計 3,771,584 493,990 4,265,574 △64,870 4,200,704
セグメント利益 192,900 51,361 244,261 △31,232 213,029
セグメント資産 2,399,224 284,061 2,683,285 41,149 2,724,434
その他の項目
減価償却費 36,786 10,223 47,010 1,691 48,702
有形固定資産及び
12,605 14,970 27,575 △8,770 18,805
無形固定資産の増加額
(注) 調整額は、以下のとおりであります。
1. セグメント利益の調整額△31,232千円には、報告セグメントに配分していない全社費用△32,351千円を
含んでおります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の上場維持に
係る費用等であります。
2. セグメント資産の調整額41,149千円には、セグメント間取引消去△27,387千円、報告セグメントに配分して
いない全社資産70,247千円、その他の調整額△1,710千円を含んでおります。
3. 減価償却費の調整額1,691千円は、全社資産に係る減価償却費等であります。
4. 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、セグメント間取引消去によるものであります。
当連結会計年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
ITソリュー ITサービス 調整額(注)1
計 計上額
ション事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 4,175,418 522,814 4,698,233 ― 4,698,233
セグメント間の内部売上高
40,016 ― 40,016 △40,016 ―
又は振替高
計 4,215,434 522,814 4,738,249 △40,016 4,698,233
セグメント利益 342,353 43,084 385,437 △31,823 353,613
セグメント資産 2,851,944 297,409 3,149,353 △34,139 3,115,213
その他の項目
減価償却費 31,999 12,349 44,349 775 45,124
有形固定資産及び
37,477 14,794 52,271 △765 51,506
無形固定資産の増加額
(注) 調整額は、以下のとおりであります。
1. セグメント利益の調整額△31,823千円には、報告セグメントに配分していない全社費用△32,431千円を
含んでおります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の上場維持に
係る費用等であります。
2. セグメント資産の調整額△34,139千円には、セグメント間取引消去△29,920千円、報告セグメントに配分し
ていない全社資産4,699千円、その他の調整額△8,918千円を含んでおります。
3. 減価償却費の調整額775千円は、全社資産に係る減価償却費等であります。
4. 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、セグメント間取引消去によるものであります。
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アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
(関連情報)
前連結会計年度(自 2017年7月1日 至 2018年6月30日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報の中で同様の情報が開示されているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
株式会社日立製作所 749,213 ITソリューション事業
当連結会計年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報の中で同様の情報が開示されているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
株式会社日立製作所 767,606 ITソリューション事業
(報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報)
該当事項はありません。
(報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報)
前連結会計年度(自 2017年7月1日 至 2018年6月30日)
(単位:千円)
ITソリューション
ITサービス事業 全社・消去 合計
事業
当期償却額 4,000 ― ― 4,000
当期末残高 19,666 ― ― 19,666
当連結会計年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
(単位:千円)
ITソリューション
ITサービス事業 全社・消去 合計
事業
当期償却額 4,000 ― ― 4,000
当期末残高 15,666 ― ― 15,666
(報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報)
該当事項はありません。
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アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2017年7月1日 (自 2018年7月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
1株当たり純資産額 161円 34銭 184円 20銭
1株当たり当期純利益金額 17円 25銭 25円 86銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 ― ―
(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2017年7月1日 (自 2018年7月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
親会社株主に帰属する当期純利益金額(千円) 167,296 250,836
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
167,296 250,836
当期純利益金額(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 9,699,500 9,699,500
3.1株当たり純資産額の算定上の基礎
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2017年7月1日 (自 2018年7月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
純資産の部の合計額(千円) 1,609,781 1,835,413
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) 44,892 48,724
(うち新株予約権(千円)) ― ―
(うち非支配株主持分(千円)) (44,892) (48,724)
期末の純資産額(千円) 1,564,888 1,786,688
1株当たり純資産額の算定に用いられた
9,699,500 9,699,500
期末の普通株式の数(株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
4.個別財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年6月30日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,009,583 1,277,477
売掛金 437,352 440,644
仕掛品 53,935 30,393
前払費用 16,750 19,922
その他 25,554 27,140
流動資産合計 1,543,175 1,795,577
固定資産
有形固定資産
建物 82,775 80,242
構築物 5,575 5,074
工具、器具及び備品 7,798 5,122
土地 68,836 68,836
有形固定資産合計 164,984 159,276
無形固定資産
ソフトウエア 10,048 17,478
その他 553 553
無形固定資産合計 10,601 18,032
投資その他の資産
投資有価証券 38,332 39,385
繰延税金資産 20,972 40,942
関係会社株式 479,917 415,812
その他 34,747 40,429
投資その他の資産合計 573,969 536,570
固定資産合計 749,555 713,879
資産合計 2,292,731 2,509,456
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年6月30日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 104,921 110,841
短期借入金 230,000 135,000
未払金 80,304 100,063
未払費用 221,983 255,330
未払法人税等 36,210 94,459
未払消費税等 28,756 39,337
前受金 63,366 63,729
賞与引当金 12,237 16,682
修繕引当金 ― 16,510
その他 18,807 18,292
流動負債合計 796,586 850,246
固定負債
その他 1,069 810
固定負債合計 1,069 810
負債合計 797,655 851,056
純資産の部
株主資本
資本金 693,250 693,250
資本剰余金
資本準備金 531,658 531,658
その他資本剰余金 53,911 53,911
資本剰余金合計 585,570 585,570
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 259,271 422,533
利益剰余金合計 259,271 422,533
自己株式 △53,911 △53,911
株主資本合計 1,484,179 1,647,442
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 10,895 10,957
評価・換算差額等合計 10,895 10,957
純資産合計 1,495,075 1,658,399
負債純資産合計 2,292,731 2,509,456
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(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年7月1日 (自 2018年7月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 2,655,190 3,007,111
売上原価 1,766,492 1,981,727
売上総利益 888,698 1,025,384
販売費及び一般管理費 772,384 808,331
営業利益 116,314 217,052
営業外収益
受取利息及び配当金 22,821 20,010
その他 4,665 1,251
営業外収益合計 27,487 21,261
営業外費用
支払利息 1,908 1,344
その他 20 3
営業外費用合計 1,928 1,348
経常利益 141,873 236,966
特別利益
抱合せ株式消滅差益 ― 14,433
その他 ― 0
特別利益合計 ― 14,434
特別損失
固定資産除却損 747 0
特別退職金 1,131 ―
その他 ― 1,161
特別損失合計 1,878 1,161
税引前当期純利益 139,995 250,238
法人税、住民税及び事業税 23,250 77,874
法人税等調整額 △9,998 △19,997
法人税等合計 13,252 57,877
当期純利益 126,742 192,361
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(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2017年7月1日 至 2018年6月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 693,250 531,658 53,911 585,570 151,927 151,927
当期変動額
剰余金の配当 △19,399 △19,399
当期純利益 126,742 126,742
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 ― ― ― ― 107,343 107,343
当期末残高 693,250 531,658 53,911 585,570 259,271 259,271
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証券評 評価・換算差額等 純資産合計
自己株式 株主資本合計
価差額金 合計
当期首残高 △53,911 1,376,835 8,428 8,428 1,385,264
当期変動額
剰余金の配当 △19,399 △19,399
当期純利益 126,742 126,742
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 2,466 2,466 2,466
額)
当期変動額合計 ― 107,343 2,466 2,466 109,810
当期末残高 △53,911 1,484,179 10,895 10,895 1,495,075
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アクモス株式会社(6888) 2019年6月期 決算短信
当事業年度(自 2018年7月1日 至 2019年6月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 693,250 531,658 53,911 585,570 259,271 259,271
当期変動額
剰余金の配当 △29,098 △29,098
当期純利益 192,361 192,361
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 ― ― ― ― 163,262 163,262
当期末残高 693,250 531,658 53,911 585,570 422,533 422,533
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証券評 評価・換算差額等 純資産合計
自己株式 株主資本合計
価差額金 合計
当期首残高 △53,911 1,484,179 10,895 10,895 1,495,075
当期変動額
剰余金の配当 △29,098 △29,098
当期純利益 192,361 192,361
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 61 61 61
額)
当期変動額合計 ― 163,262 61 61 163,324
当期末残高 △53,911 1,647,442 10,957 10,957 1,658,399
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5.その他
役員の異動
<2019年9月26日開催の定時株主総会日付予定>
取締役の選任
(1)取締役(監査等委員である取締役を除く)
飯島 秀幸 (現 代表取締役会長 兼 CEO) 重任
清川 明宏 (現 代表取締役社長 兼 COO) 重任
石川 稔 (現 取締役 専務執行役員 営業本部長) 重任
深作 耕一 (現 取締役 専務執行役員 技術本部長) 重任
(2)監査等委員である取締役
改選なし
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