2020年3月期 第3四半期決算説明資料
株式会社IMAGICA GROUP
証券コード：6879
2020年2月5日
第3四半期連結決算ハイライト
（単位：百万円）
売上高40億増収、営業利益は10億増益
のれん償却前 親会社株主に帰属
売上高 営業利益
営業利益 する当期純利益
67,405 1,186 357 815
前年同期比 前年同期比 前年同期比 前年同期比
＋4,017 ＋716 ＋1,048 ＋1,122
67,405
63,387 1,186
815
特別利益に
有形固定資産
469 売却益1,650百
357 万を計上
△ 307
△ 691
※のれん等償却前営業利益
＝営業利益＋のれん償却＋商標権他無形固定資産償却
2019/3期 3Q 2020/3期 3Q 2019/3期 3Q 2020/3期 3Q 2019/3期 3Q 2020/3期 3Q 2019/3期 3Q 2020/3期 3Q
2
セグメント別 実績総括
メディア・ローカライゼーション事業 増益、映像システム事業 増収増益
2019年3月期 2020年3月期
（単位：百万円）
3Q実績 3Q実績 前年比増減 前年比増減率
売上高 16,334 20,038 3,704 22.7%
映像コンテンツ事業 営業利益又は損失(△) △ 149 △ 203 △ 53 ー
（営業利益率） ー ー
売上高 20,070 19,249 △ 820 △4.1%
映像制作サービス事業 営業利益 170 183 12 7.5%
（営業利益率） 0.9% 1.0%
売上高 18,240 16,516 △ 1,723 △9.5%
メディア・ローカライゼー 営業利益又は損失(△) △ 1,211 △ 729 481 ー
ション事業 （営業利益率） ー ー
のれん等償却前営業利益又は損失
（△） △ 322 72 395 ー
売上高 10,035 12,784 2,749 27.4%
映像システム事業 営業利益 822 1,478 656 79.8%
（営業利益率） 8.2% 11.6%
売上高 △ 1,292 △ 1,182 109 ー
その他（連結調整）
営業利益又は損失(△) △ 323 △ 371 △ 48 ー
売上高 63,387 67,405 4,017 6.3%
連結合計
営業利益又は損失(△)
△ 691 357 1,048 ー
3
映像コンテンツ事業
劇場映画作品の規模拡大と作品数増加、CM・音楽ライブ収録 等により増収
2019年3月期 2020年3月期
（単位：百万円）
3Q実績 3Q実績 前年比増減 前年比増減率
売上高 16,334 20,038 3,704 22.7%
映像コンテンツ事業 営業利益又は損失(△) △ 149 △ 203 △ 53 ー
（営業利益率） ー ー
売上高 前年比 ＋37.0億円 営業利益 前年比 ▲0.5億円
劇場映画（実写・アニメ）作品 制作 CM制作、音楽ライブ収録等増収によ
規模拡大、作品数増 る粗利益増加
大型TVドラマ作品の計上 のれん償却負担減少
CM制作、音楽ライブ収録 順調（大 映画作品の製作委員会への出資に対
型案件受注） する評価損等の影響大
4
映像制作サービス事業
E2Eサービス＊分野順調も、人材サービス分野は減収減益
2019年3月期 2020年3月期
（単位：百万円）
3Q実績 3Q実績 前年比増減 前年比増減率
売上高 20,070 19,249 △ 820 △4.1%
映像制作サービス事業 営業利益 170 183 12 7.5%
（営業利益率） 0.9% 1.0%
売上高 前年比 ▲8.2億円 営業利益 前年比 +0.1億円
E2Eサービス＊分野が順調 E2Eサービス＊分野にて増益
映画・アニメ向けポストプロダクションサー ポストプロダクションは原価コントロールが
ビス堅調 貢献し、利益改善
人材サービス分野連結子会社1社 人材サービス分野にて、投資により販管
売却等による影響 費増
※E2Eサービス：劇場映画やテレビドラマ作品などの映像コンテンツを編集等により作品として完成させた後に提供するサービス全般のこと。主にローカライズ(吹替、字幕付)とディストリビューションを統合したサービス。 5
メディア・ローカライゼーション事業
固定費削減策により営業利益が改善
2019年3月期 2020年3月期
（単位：百万円）
3Q実績 3Q実績 前年比増減 前年比増減率
売上高 18,240 16,516 △ 1,723 △9.5%
メディア・ローカライ
営業利益又は損失(△) △ 1,211 △ 729 481 ー
ゼーション事業 （営業利益率） ー ー
のれん等償却前営業利益
又は損失(△) △ 322 72 395 ー
売上高 前年比 ▲17.2億円 営業利益 前年比 +4.8億円
連結子会社2社売却による減収 制作体制見直しによる固定費削減策
TV番組向けの受注（欧州）が低調 が進捗
粗利率の高い制作案件（劇場映画ト
レーラー制作・ローカライズ 等）受注
6
映像システム事業
映像システムとイメージング（ハイスピードカメラ）の両分野で増収増益
2019年3月期 2020年3月期
（単位：百万円）
3Q実績 3Q実績 前年比増減 前年比増減率
売上高 10,035 12,784 2,749 27.4%
映像システム事業 営業利益 822 1,478 656 79.8%
（営業利益率） 8.2% 11.6%
売上高 前年比 ＋27.5億円 営業利益 前年比 +6.5億円
映像システム分野 納品順調 高利益率の大型案件をはじめとした受
ハイスピードカメラ新製品の販売が 欧 注増により粗利益が増加
米を中心に好調
ＣＭオンライン送稿数が順調に増加
7
2020年3月期 通期の業績動向について
第4四半期に映像システム事業で大型案件を計上予定
一部映画作品が来期以降に期ずれしたこと、製作委員会への出資
映像コンテンツ事業 に対する評価損の影響、CM制作の利益が想定より落ち込む見込
みであることから、通期で増収減益 を見込む
E2Eサービス分野での好調が続くが、人材サービス分野での子会社
映像制作サービス事業
売却や投資影響が第4四半期も継続し、通期では減収減益 を見込む
TV番組向けの受注（欧州）は低調だが、第4四半期から
メディア・
新しい映像配信プラットフォームからの受注がスタートし、
ローカライゼーション事業
固定費改善も継続することにより、通期で減収増益を見込む
映像システム分野の放送局向け大型案件が第4四半期に計上予定
映像システム事業
ハイスピードカメラの販売好調も継続し、通期で増収増益 を見込む
8
2020年3月期 連結業績予想
売上高、営業利益、経常利益、当期純利益を修正
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
（百万円）
2019/5/14
実績 実績 今回修正予想 増減 前回増減比
予想
売上高 91,351 90,212 95,000 93,000 △2,000 △2.1%
営業利益 2,424 926 1,680 1,200 △480 △28.6%
（営業利益率）
(2.7%) (1.0%) (1.8%) (1.3%)
経常利益 2,424 789 1,200 400 △800 △66.7%
親会社株主に帰属する当
期純利益又は純損失 2,937 △2,010 1,800 1,200 △600 △33.3%
1株当たり当期純利益又
は純損失（円） 65.98 △45.55 40.82 27.21 △13.61 △33.3%
9
Appendix.
連結損益計算書
2019年3月期 2020年3月期
（単位：百万円）
3Q実績 3Q実績 前年増減額 前年増減比
売上高 63,387 67,405 4,017 6.3%
売上総利益 16,259 16,919 660 4.1%
(売上総利益率) 25.7% 25.1%
営業利益 △ 691 357 1,048 ー
(営業利益率) ー 0.5%
経常利益 △ 685 △ 310 374 ー
(経常利益率) ー ー
特別利益 372 1,688 1,315 353.5%
特別損失 84 59 △ 25 △29.5%
税金等調整前当期純利益又は
△ 397 1,317 1,715 ー
純損失
親会社株主に帰属する当期純
△ 307 815 1,122 ー
利益又は純損失
(参考)のれん等償却前営業利益 469 1,186 716 152.7%
※のれん等償却前営業利益＝営業利益＋のれん償却＋商標権他無形固定資産償却
11
連結貸借対照表
2020年3月期
（単位：百万円） 2019年3月期末 前期比
3Q末
流動資産 40,119 34,957 △ 5,161
資
うち現預金 6,079 5,720 △ 358
産
固定資産 24,606 25,323 717
の
うちのれん 3,769 3,215 △ 554
部
資産合計 64,725 60,281 △ 4,444
流動負債 26,712 23,067 △ 3,645
うち短期借入金 5,375 4,593 △ 781
負 固定負債 10,115 9,068 △ 1,047
債 うち長期借入金 6,169 5,657 △ 512
・ 負債合計 36,828 32,135 △ 4,692
純 株主資本 24,857 25,566 709
資
その他包括利益累計額 292 181 △ 111
産
の 新株予約権 ー 11 11
部 非支配株主持分 2,747 2,386 △ 361
純資産合計 27,897 28,145 248
負債純資産合計 64,725 60,281 △ 4,444
ネット資金 △ 5,465 △ 4,530 935
12
2019年10月-2020年1月 主なグループTOPICS
2019/10 2019/11 2019/11 2019/11
イマジカ・ライヴ ROBOT ROBOT IMAGICA Lab.
AIスポーツ映像技術のグローバル ROBOT×松竹×ぴあ によるキャラ ROBOT 企画・制作の体験型エン 国内初 「Dolby Cinema™（ドル
リーダーであるWSC Sports、J クターコンテンツ『ももまち』 タテインメント、11月１日～ ビーシネマ）」に対応したカラー
リーグメディアプロモーション 岡山県とのコラボアニメーション 2020年１月13日公開 グレーディング、デジタルシネマ
(JMP)と共に日本サッカーの革新 公開 「さかなクンと秘密のラボ in サン パッケージ(DCP)マスタリング、
的映像コンテンツ配信に着手 シャイン水族館」 映写サービスを開始
2019/11 2019/11 2019/12 2020/01
フォトロン M&Eｿﾘｭｰｼｮﾝｽﾞ IMAGICA Lab.／フォトロン グループ内3社 イマジカデジタルスケープ
ネットワークカメラ収録システム 「Inter BEE 2019（国際放送機器 ウェザーマップ、 新潟に初進出
「Spider Rec」 を東邦大学に納入 展）」に出展 オー・エル・エム・デジタル、 デバッグ事業拡大で新拠点開設を
次世代の映像制作フローの核と IMAGICA GROUP 共同開発 決定
なるクラウド技術を活用した最新
サービスを提案
東京大学大学院情報理工学系研
究科 猿渡研究室と連携し、
お天気キャスター 森田正光の声
をAIで再現するリアルタイム音
声合成システム『バーチャル森
田さん』を共同開発
13
2019年7月-10月 主なグループTOPICS
2019/7 2019/8/5 2019/9/1 2019/9/11
IMAGICA Lab. フォトロンM&Eｿﾘｭｰｼｮﾝｽﾞ IMAGICA GROUP フォトロン
「日メコン交流年2019」記念事業 手術映像収録配信システム『Kada- 当社グループの企業経営と企業統 国産２次元ＣＡＤソフトウェアシ
（映画分野での交流・協力事業） OR』 治に関する基本姿勢を示した リーズ最新版
に総合協力企業として参加。日 循環器内科向け映像収録配信シス 「コーポレートガバナンス・ガイ 『図脳RAPIDPRO20』・『図脳
ミャンマー最初の合作映画（1935 テム『Kada-Live』 ドライン」を制定 RAPID20』新発売
年）のデジタル復元も 新発売
2019/10 2019/10
2019 公開劇場映画 制作実績
ROBOT・P.I.C.S IMAGICA Lab.
地域カルチャーイベント「恵比寿 第32回東京国際映画祭に協賛
『小さな恋のうた』5/24～ 文化祭 ２０１９ 」の企画として
『ウィーアーリトルゾンビーズ』6/14～ 恵比寿ガーデンプレイスでキッズ
『MONGOL800 -message-』7/5～ 向けイベント開催
『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』7/12～
『アルキメデスの大戦』7/26～
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』8/2～
『二ノ国』8/23～
『見えない目撃者』9/20～
『任俠学園』9/27～
『ひとよ』11/8～
『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』12/13～ 14
2019年4-6 主なグループTOPICS
2019/4/1
2019/4/1 IMAGICA Lab. 2019/4 フォトロン 2019/6 IMAGICA Lab.
IMAGICA GROUP
グループ内ベンチャー制度第１号 米映像企業Pixelogic Holdings,LLC 自動車衝突安全試験用高速度カメ 3Dホログラム生成技術の国内マー
デジタル映像会社 の増資引受により株式取得 ラ『FASTCAM Mini CX100』を ケティングでリアライズ・モバイ
「IMAGICA IRIS」事業開始 新発売 ル社と協業体制構築
2019/3/24 IMAGICA GROUP／ROBOT 2019/6 ROBOT 2019/6 IMAGICA Lab.
世界初：12 Kワイド映像と照明を同期した未来型ﾗｲﾌﾞﾋﾞｭｰｲﾝｸﾞを実施 第72回 広告電通賞にて総合賞、最 第23 回 JPPA AWARDS 2019
最先端ライブスペクタクル 高賞などを受賞 （日本ポストプロダクション協
「VISIONS SUPER LIVE VIEWING supported by LDH」 「おくる福島民報」スペシャル 会） にて 『日日是好日』が
ムービー 経済産業大臣賞 受賞
15
お問い合わせ先
株式会社IMAGICA GROUP 企画部
〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-3-2 内幸町東急ビル11階
ＴＥＬ：03-6741-5742 ＦＡＸ：03-6741-5752
Email：ir@imagicagroup.co.jp
URL：https://www.imagicagroup.co.jp/
【将来予測について】
本資料に記載されている当期ならびに将来の業績に関する予想、計画、見通し等は、現在入手可能な情報に基
づき算定しており、判断や仮定に内在する不確実性および今後の事業運営や内外の状況変化等による変動可能
性に照らし、実際の業績等が見通しの数値と異なる結果となり得ることをご承知おきください。