6879 IMAGICA G 2019-05-14 15:30:00
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月14日
上場会社名 株式会社IMAGICA GROUP 上場取引所 東
コード番号 6879 URL https://www.imagicagroup.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 布施 信夫
問合せ先責任者 (役職名) 取締役常務執行役員 (氏名) 森田 正和 TEL 03-6741-5742
定時株主総会開催予定日 2019年6月25日 配当支払開始予定日 2019年6月11日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月25日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期の連結業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 90,212 △1.2 926 △61.8 789 △67.5 △2,010 ―
2018年3月期 91,351 4.3 2,424 35.6 2,424 20.3 2,937 72.1
(注)包括利益 2019年3月期 △3,768百万円 (―%) 2018年3月期 3,349百万円 (625.7%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2019年3月期 △45.55 ― △7.4 1.2 1.0
2018年3月期 65.98 ― 10.5 3.5 2.7
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 20百万円 2018年3月期 58百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 64,725 27,897 38.9 570.90
2018年3月期 70,529 32,978 41.7 660.79
(参考) 自己資本 2019年3月期 25,150百万円 2018年3月期 29,425百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 117 △1,420 △3,760 6,067
2018年3月期 4,161 △1,251 △489 11,131
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2018年3月期 ― 0.00 ― 10.00 10.00 445 15.2 1.6
2019年3月期 ― 0.00 ― 5.00 5.00 220 ― 0.8
2020年3月期(予想) ― 0.00 ― 5.00 5.00 12.2
※2020年3月期配当予想の考え方については、添付資料1.(4)今後の見通しをご覧ください。
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 95,000 5.0 1,680 81.0 1,200 52.0 1,800 ― 40.86
(参考)営業利益には、費用としてのれん等償却費約11億円が含まれています。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 44,531,567 株 2018年3月期 44,531,567 株
② 期末自己株式数 2019年3月期 478,341 株 2018年3月期 108 株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 44,127,131 株 2018年3月期 44,531,459 株
(参考)個別業績の概要
2019年3月期の個別業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 3,016 9.5 1,042 △2.6 1,107 △1.3 △1,483 ―
2018年3月期 2,754 △2.8 1,070 △10.8 1,121 △4.1 3,036 319.9
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2019年3月期 △33.61 ―
2018年3月期 68.20 ―
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 27,376 18,833 68.8 427.52
2018年3月期 33,285 22,177 66.6 498.02
(参考) 自己資本 2019年3月期 18,833百万円 2018年3月期 22,177百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
株式会社IMAGICA GROUP(6879) 2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………14
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………14
(未適用の会計基準等) ……………………………………………………………………………14
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………14
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………17
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………18
4.その他 ………………………………………………………………………………………………19
― 1 ―
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1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
①当連結会計年度の概況
当連結会計年度におけるわが国の経済は、堅調な雇用者所得による個人消費の持ち直し等、景気は引き続き緩や
かに回復をしてきましたが、一方で、通商問題や海外経済の諸問題による影響の度合いは不透明な状況で推移しま
した。
当社グループは、映像ビジネスにおいて幅広い事業展開を行い、グループの総合力を発揮し、収益力及び財務体
質を強化することに取り組んでまいりました。なお、当社は、2018年10月1日付で会社名を株式会社イマジカ・ロ
ボット ホールディングスから株式会社IMAGICA GROUPに変更いたしました。
当連結会計年度における当社グループの業績につきましては、売上高は902億12百万円(前年同期比1.2%減)、
営業利益は9億26百万円(前年同期比61.8%減)、経常利益は7億89百万円(前年同期比67.5%減)となりまし
た。また、株式会社オー・エル・エムに係るのれんの未償却残高について一時償却を行い、特別損失を計上したこ
とにより、親会社株主に帰属する当期純損失は20億10百万となりました。なお、前連結会計年度につきましては、
株式会社IMAGICAティーヴィの全株式を売却し特別利益に計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益が
29億37百万円となっております。
②セグメント別の業績
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
1)映像コンテンツ事業
当連結会計年度における映像コンテンツ事業の業績は、売上高は234億29百万円(前年同期比7.4%減)、営業
利益は43百万円(前年同期比94.6%減)となりました。
TVCMや、プロジェクションマッピング、屋外広告等の制作案件は好調に推移しましたが、劇場版実写映画
の大型作品減少等により、売上減となりました。またアニメーション作品において、劇場版作品や一部TVシリ
ーズ作品、フルCG作品の制作コストが増加したこと等により営業利益は減益となりました。
2)映像制作サービス事業
当連結会計年度における映像制作サービス事業の業績は、売上高は275億29百万円(前年同期比0.7%減)、営
業利益は6億77百万円(前年同期比44.0%減)となりました。
TVアニメーション向けポストプロダクションサービス、IT系人材サービスや気象関連情報サービスは受注
が好調に推移いたしました。一方、働き方改革に対応して作業体制の変更に取り組むTV番組向けポストプロダ
クションサービスにおいては、上期業績からの改善はみられるものの通期では減収減益となり、セグメント全体
としては、売上高はほぼ前年並み、営業利益は減益となりました。
3)メディア・ローカライゼーション事業
当連結会計年度におけるメディア・ローカライゼーション事業の業績は、売上高は249億16百万円(前年同期比
0.4%増)、営業損失は12億57百万円(前年同期は営業損失6億74百万円)となりました。
欧州地域のローカライズサービスの売上は順調に伸長しております。米州、アジア地域においては、映像配信
プラットフォーム関連ローカライズサービスの顧客動向の変化により減収となったものの回復傾向にあり、全体
としては増収となりました。営業利益については、前期(2018年3月期)の受注増に対応して拡充した制作体制
の見直しを進めているものの、設備投資による減価償却費等の固定費増があり、減益となりました。
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4)映像システム事業
当連結会計年度における映像システム事業の業績は、売上高は159億46百万円(前年同期比6.3%増)、営業利
益は18億96百万円(前年同期比30.9%増)となりました。
イメージング分野においては国内販売を中心に堅調に推移し、プロ用映像機器分野においては放送局を中心に
販売が順調に推移したことに加え、コスト管理を一層進めました。またLSI開発分野においても、引き続き中
国向け等の映像・画像処理LSIの出荷が好調に推移し、増収増益となりました。
(2)当期の財政状態の概況
①資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べて4億58百万円(1.2%)増加し、401億円19百万円となりました。
これは主に、現金及び預金が減少した一方で、たな卸資産が増加したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて62億62百万円(20.3%)減少し、246億6百万円となりました。
これは主に、のれん等の減少によるものであります。
これらの結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて58億3百万円(8.2%)減少し、647億25百万円となりまし
た。
②負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べて28億18百万円(11.8%)増加し、267億12百万円となりました。
これは主に、支払手形及び買掛金、並びに前受金が増加したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて35億41百万円(25.9%)減少し、101億15百万円となりました。
これは主に、長期借入金の減少によるものであります。
これらの結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて7億23百万円(1.9%)減少し、368億28百万円となりま
した。
③純資産
純資産は、前連結会計年度末に比べ50億80百万円(15.4%)減少し、278億97百万円となりました。なお、自己資
本比率は38.9%となりました。
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(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、資金という。)は、前連結会計年度末に比べて50億64百
万円(45.5%)減少し、60億67百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
1)営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度末に比べて40億43百万円(97.2%)減少し、1億17百万円とな
りました。
これは、主に前受金により資金が増加した一方、たな卸資産の増加により資金が減少したことによります。
2)投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度末に比べて1億69百万円(13.5%)増加し、14億20百万円とな
りました。
これは、主に投資有価証券の売却により資金が増加した一方、有形固定資産の取得、及び無形固定資産の取得に
より資金が減少したことによります。
3)財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は、前連結会計年度末に比べて32億70百万円(667.6%)増加し、37億60百万円とな
りました。
これは、主に長期借入金の返済、及び連結子会社である株式会社オー・エル・エム株式の追加取得により資金が
減少したことによります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
自己資本比率 44.8 40.2 38.6 41.7 38.9
時価ベースの自己資本比率 51.8 28.4 48.5 76.0 45.5
キャッシュ・フロー対有利子
405.0 3,430.8 371.7 358.2 10,625.2
負債比率
インタレスト・カバレッジ・
349.8 5.9 26.3 26.0 0.4
レシオ
※自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
(注)1.各指標はいずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
2.株式時価総額は期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
3.営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用してお
ります。有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を払っているすべての負債を対象とし
ております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
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(4)今後の見通し
当社グループが事業展開する映像関連市場はデジタルネットワーク化が進んでおり、今後も益々加速していき
ます。4K・8K・HDRという技術面や、VR・AR・デジタルサイネージ等という制作面における映像表現
の高度化、スマートフォン・タブレットといった映像デバイスの多様化、圧縮技術やクラウドの進化といった映
像伝送システムの高度化など、従来のビジネスモデルを大きく転換させるような動きに直面しています。
一方で、「映像」というものは、技術革新や社会環境の変化を背景に、現代社会になくてはならないものとな
ってきており、今後も「映像」を活用するシーンは限りなく広がりを見せていくと考えております。
このような環境の下で、当社グループは、「誠実な精神をもって新たな価値創造につとめ、世界の人々に「驚
きと感動」を与える映像コミュニケーショングループを目指す」ことをグループ経営理念に掲げ、映像ビジネス
において幅広い事業展開を行っております。
2020年3月期、当社グループにおきましては、「映像を軸にグループ総合力を発揮」することを経営方針とし、
主力既存事業の収益力向上とともに、グローバルを含む新規マーケットへの参入、事業環境に即した新規ビジネ
スへのシフトそして技術革新への対応にスピード感をもって取り組む必要があり、また魅力ある選ばれる企業グ
ループとなるための変革も同様に重要と認識しております。
具体的には、
・海外戦略の再構築
・映像制作サービス事業の拡大、収益化、安定化
・安定したポートフォリオ(売上構成のみならず、バランスのとれた利益構成)の構築
を対処すべき課題として認識し、以下を重点項目として取り組んでまいります。
1.新たなグローバル戦略の構築
2.既存事業の収益力向上
3.新たなビジネスモデルへの転換
4.新規事業の創出と展開
5.働き方改革の推進
これらの重点取り組みをグループの総合力をもって推進していくことにより、2020年3月期の連結業績につき
ましては、売上高950億円、営業利益16億80百万円、経常利益12億円、親会社株主に帰属する当期純利益18億円を
予想しております。なお親会社株主に帰属する当期純利益予想につきましては、2019年4月実施の固定資産(土
地および建物)譲渡にかかる特別利益の計上を加味しております。
また、2020年3月期の期末配当金予想につきましては、下記方針に基づき、1株当たり5円00銭といたしまし
た。
《配当に関する方針》
当社グループは、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要事項のひとつと位置づけております。配当に
つきましては、連結業績に応じた利益配分を基本とした上で、連結配当性向の目標を30%とし、安定した配
当の維持と配当水準の向上を目指しております。
なお、特別な損益等の特殊要因が当期純利益に大きく影響を与える場合は、配当の決定にあたり、基本的
に特殊要因を考慮した配当性向を踏まえ、株主様への安定的な配当と今後の事業展開や内部留保の状況など
を総合的に勘案し決定いたしております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸表を作成する方針であ
ります。
なお、IFRS(国際財務報告基準)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であ
ります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 11,131,784 6,079,172
受取手形及び売掛金 18,415,035 19,043,240
たな卸資産 8,031,571 11,352,166
その他 2,142,656 3,704,760
貸倒引当金 △60,010 △60,006
流動資産合計 39,661,037 40,119,332
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 13,280,813 13,249,767
減価償却累計額 △9,380,072 △9,682,599
減損損失累計額 △77,124 △64,483
建物及び構築物(純額) 3,823,616 3,502,684
機械装置及び運搬具 12,173,703 10,979,003
減価償却累計額 △11,880,924 △10,752,343
減損損失累計額 △117,358 △109,269
機械装置及び運搬具(純額) 175,420 117,391
土地 2,943,085 2,944,295
リース資産 1,514,492 1,761,200
減価償却累計額 △599,989 △960,522
リース資産(純額) 914,502 800,677
建設仮勘定 99,593 60,508
その他 4,811,696 5,206,019
減価償却累計額 △3,171,570 △3,540,247
減損損失累計額 △7,372 △7,270
その他(純額) 1,632,753 1,658,500
有形固定資産合計 9,588,971 9,084,058
無形固定資産
ソフトウエア 1,213,321 1,189,223
のれん 7,255,938 3,769,751
その他 5,163,572 4,377,450
無形固定資産合計 13,632,833 9,336,425
投資その他の資産
投資有価証券 4,436,692 2,780,364
関係会社株式 614,858 306,705
敷金及び保証金 1,167,132 1,177,433
繰延税金資産 1,054,660 1,407,252
その他 488,717 624,476
貸倒引当金 △115,614 △110,528
投資その他の資産合計 7,646,445 6,185,703
固定資産合計 30,868,250 24,606,187
資産合計 70,529,288 64,725,520
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株式会社IMAGICA GROUP(6879) 2019年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 5,788,972 6,657,281
短期借入金 4,982,314 5,375,309
未払金 3,626,139 3,688,369
未払法人税等 711,802 646,989
前受金 2,944,637 5,735,832
賞与引当金 1,514,231 1,131,264
役員等報酬引当金 95,778 146,678
受注損失引当金 63,449 73,117
その他 4,167,091 3,257,658
流動負債合計 23,894,417 26,712,502
固定負債
長期借入金 8,891,288 6,169,835
長期未払金 601,062 316,773
繰延税金負債 1,011,906 493,520
退職給付に係る負債 1,259,724 1,356,280
その他 1,892,742 1,779,206
固定負債合計 13,656,725 10,115,616
負債合計 37,551,142 36,828,119
純資産の部
株主資本
資本金 3,244,915 3,244,915
資本剰余金 15,190,725 14,816,170
利益剰余金 9,749,118 7,286,290
自己株式 △42 △489,754
株主資本合計 28,184,716 24,857,620
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,689,371 741,443
繰延ヘッジ損益 △388 △1,346
土地再評価差額金 △17,933 △17,933
為替換算調整勘定 △433,870 △442,700
退職給付に係る調整累計額 3,942 12,919
その他の包括利益累計額合計 1,241,121 292,382
非支配株主持分 3,552,306 2,747,397
純資産合計 32,978,145 27,897,401
負債純資産合計 70,529,288 64,725,520
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 91,351,958 90,212,331
売上原価 67,229,463 66,595,086
売上総利益 24,122,494 23,617,245
販売費及び一般管理費 21,698,422 22,690,582
営業利益 2,424,071 926,663
営業外収益
受取利息 6,399 17,149
受取配当金 56,802 55,958
受取賃貸料 48,053 63,102
持分法による投資利益 58,211 20,157
為替差益 - 3,382
その他 141,935 125,553
営業外収益合計 311,402 285,303
営業外費用
支払利息 176,822 328,027
為替差損 98,333 -
その他 36,051 94,924
営業外費用合計 311,207 422,951
経常利益 2,424,266 789,014
特別利益
固定資産売却益 5,340 21,817
投資有価証券売却益 102,244 369,510
関係会社株式売却益 2,177,929 -
特別利益合計 2,285,514 391,328
特別損失
固定資産売却損 294 24,322
固定資産除却損 17,782 31,536
のれん償却額 - 2,290,323
関係会社株式売却損 - 296,324
関係会社整理損 115,716 -
労働災害関連損失 85,549 -
その他 133,275 233,527
特別損失合計 352,617 2,876,033
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損
4,357,163 △1,695,690
失(△)
法人税、住民税及び事業税 1,417,210 1,535,509
法人税等調整額 188,665 △405,507
法人税等合計 1,605,875 1,130,002
当期純利益又は当期純損失(△) 2,751,288 △2,825,692
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △186,675 △815,631
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に
2,937,964 △2,010,061
帰属する当期純損失(△)
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株式会社IMAGICA GROUP(6879) 2019年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益又は当期純損失(△) 2,751,288 △2,825,692
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 612,415 △950,923
繰延ヘッジ損益 △388 △958
為替換算調整勘定 △13,873 △387
退職給付に係る調整額 △366 8,976
その他の包括利益合計 597,786 △943,292
包括利益 3,349,074 △3,768,984
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,556,333 △2,958,800
非支配株主に係る包括利益 △207,259 △810,184
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 3,244,915 15,189,280 7,256,468 △42 25,690,622
当期変動額
剰余金の配当 △445,314 △445,314
親会社株主に帰属す
2,937,964 2,937,964
る当期純利益
子会社持分の変動 1,444 1,444
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - 1,444 2,492,649 - 2,494,094
当期末残高 3,244,915 15,190,725 9,749,118 △42 28,184,716
その他の包括利益累計額
その他 退職給付に その他の 非支配株主
繰延ヘッジ 土地再評価 為替換算 純資産合計
有価証券 係る 包括利益 持分
損益 差額金 調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 1,080,094 - △17,933 △443,718 4,308 622,752 3,628,199 29,941,574
当期変動額
剰余金の配当 △445,314
親会社株主に帰属す
2,937,964
る当期純利益
子会社持分の変動 1,444
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 609,277 △388 - 9,847 △366 618,369 △75,893 542,476
額)
当期変動額合計 609,277 △388 - 9,847 △366 618,369 △75,893 3,036,570
当期末残高 1,689,371 △388 △17,933 △433,870 3,942 1,241,121 3,552,306 32,978,145
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株式会社IMAGICA GROUP(6879) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 3,244,915 15,190,725 9,749,118 △42 28,184,716
当期変動額
剰余金の配当 △445,314 △445,314
親会社株主に帰属す
△2,010,061 △2,010,061
る当期純損失(△)
自己株式の取得 △512,001 △512,001
自己株式の処分 △2,739 22,288 19,548
子会社持分の変動 △371,815 △371,815
持分法の適用範囲の
△7,452 △7,452
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - △374,555 △2,462,828 △489,712 △3,327,095
当期末残高 3,244,915 14,816,170 7,286,290 △489,754 24,857,620
その他の包括利益累計額
その他 退職給付に その他の 非支配株主
繰延ヘッジ 土地再評価 為替換算 純資産合計
有価証券 係る 包括利益 持分
損益 差額金 調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 1,689,371 △388 △17,933 △433,870 3,942 1,241,121 3,552,306 32,978,145
当期変動額
剰余金の配当 △445,314
親会社株主に帰属す
△2,010,061
る当期純損失(△)
自己株式の取得 △512,001
自己株式の処分 19,548
子会社持分の変動 △371,815
持分法の適用範囲の
△7,452
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △947,928 △958 - △8,829 8,976 △948,739 △804,908 △1,753,648
額)
当期変動額合計 △947,928 △958 - △8,829 8,976 △948,739 △804,908 △5,080,744
当期末残高 741,443 △1,346 △17,933 △442,700 12,919 292,382 2,747,397 27,897,401
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期
4,357,163 △1,695,690
純損失(△)
減価償却費 2,719,479 2,887,997
のれん償却額 883,950 3,220,942
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △754,405 110,165
貸倒引当金の増減額(△は減少) △61,720 △4,073
賞与引当金の増減額(△は減少) 173,167 △382,966
受取利息及び受取配当金 △63,201 △73,107
支払利息 176,822 328,027
持分法による投資損益(△は益) △58,211 △20,157
投資有価証券売却損益(△は益) △102,244 △363,503
関係会社株式売却損益(△は益) △2,177,929 247,317
固定資産処分損益(△は益) 12,736 34,040
売上債権の増減額(△は増加) △786,440 △976,766
たな卸資産の増減額(△は増加) 1,647,792 △3,399,043
仕入債務の増減額(△は減少) △595,239 949,284
前受金の増減額(△は減少) △286,946 2,474,295
未払又は未収消費税等の増減額 275,893 △879,589
未払金の増減額(△は減少) 279,309 207,739
その他 645,491 △1,095,254
小計 6,285,467 1,569,656
利息及び配当金の受取額 68,490 74,673
利息の支払額 △159,909 △329,026
法人税等の支払額 △2,032,746 △1,197,909
営業活動によるキャッシュ・フロー 4,161,301 117,394
投資活動によるキャッシュ・フロー
短期貸付けによる支出 - △609,326
有形固定資産の取得による支出 △1,359,398 △1,177,430
有形固定資産の売却による収入 6,923 309,772
無形固定資産の取得による支出 △447,220 △653,733
投資有価証券の売却による収入 235,150 628,866
関係会社株式の売却による収入 - 401,551
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
△2,497,660 -
る支出
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却によ
2,941,715 -
る収入
その他 △131,178 △320,400
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,251,668 △1,420,700
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △365,898 471,552
長期借入れによる収入 2,748,664 -
長期借入金の返済による支出 △2,230,993 △2,490,726
自己株式の取得による支出 - △512,001
配当金の支払額 △445,314 △445,314
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
- △775,680
による支出
非支配株主からの払込みによる収入 127,500 447,500
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △321,975 △422,351
その他 △1,802 △33,026
財務活動によるキャッシュ・フロー △489,819 △3,760,046
現金及び現金同等物に係る換算差額 △3,956 △1,357
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,415,857 △5,064,711
現金及び現金同等物の期首残高 8,715,927 11,131,784
現金及び現金同等物の期末残高 11,131,784 6,067,073
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(未適用の会計基準等)
・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2018年3月30日)
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2018年3月30日)
(1) 概要
収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
(2) 適用予定日
2022年3月期の期首より適用予定であります。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
報告セグメントの決定方法
当社グループの報告セグメントは、当社及び連結子会社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、
取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであり
ます。
当社グループは、その事業領域を「映像」関連分野として、幅広く事業を展開しており、「映像コンテンツ事
業」「映像制作サービス事業」「メディア・ローカライゼーション事業」「映像システム事業」の4分野を報告セ
グメントとしております。
「映像コンテンツ事業」は、劇場映画・テレビドラマ番組・アニメーション作品・Web関連映像の企画制作、テレ
ビCMを中心とした広告制作、ミュージックビデオを主とした音楽映像制作のほか、各種映像コンテンツのライツビ
ジネスを行っております。
「映像制作サービス事業」は、撮影、TV番組・CM・PR等のビデオ映像・音声編集、デジタル合成、VFX・CGI制作、
デジタルシネマ関連サービスなど、あらゆるご要望にワンストップで対応する映像技術サービスと、クリエイティ
ブ分野に特化した人材ソリューションを展開しております。
「メディア・ローカライゼーション事業」は、映像コンテンツの吹替え、字幕、翻訳、聴覚障害者向け字幕等の
事業を展開しております。
「映像システム事業」は、映像・画像に関わる最先端の映像情報機器やソフトウエアの開発・製造・販売事業、
画像関連LSIの開発・販売、ハイエンド映像関連機器の輸入販売、保守サービス等の事業を展開しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」におけ
る記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの値であります。
セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
調整額
メディア・ロ 計上額
映像 映像制作 映像 (注1)
ーカライゼー 計 (注2)
コンテンツ サービス システム
ション
売上高
外部顧客への売
25,114,451 26,982,069 24,472,361 14,637,521 91,206,403 145,554 91,351,958
上高
セグメント間の
内部売上高又は 175,236 743,212 342,430 360,191 1,621,071 △1,621,071 ―
振替高
計 25,289,687 27,725,282 24,814,792 14,997,713 92,827,475 △1,475,517 91,351,958
セグメント利益又は
損失(△)
799,212 1,209,810 △674,142 1,449,462 2,784,343 △360,272 2,424,071
セグメント資産 16,097,772 12,450,481 21,194,410 9,692,555 59,435,219 11,094,069 70,529,288
その他の項目
減価償却費 168,877 801,714 1,301,288 275,406 2,547,286 172,192 2,719,479
減損損失 ― 102,050 ― ― 102,050 ― 102,050
有形固定資産及
び無形固定資産 114,415 702,140 780,583 176,859 1,773,998 107,089 1,881,087
の増加額
(注) 1.調整額は以下のとおりであります。
(1) 外部顧客への売上高は、不動産賃貸収入、ビル管理収入等であります。
(2) セグメント利益又は損失(△)の調整額△360,272千円は、持株会社(連結財務諸表提出会社)等 に係る
損益916,746千円 及びセグメント間取引消去△1,277,018千円であります。
(3) セグメント資産の調整額11,094,069千円には、各報告セグメントに配分していない全社資産20,817,098千
円、セグメント間取引消去△9,723,029千円が含まれております。全社資産は、主に持株会社(連結財務
諸表提出会社)等の現預金及び投資有価証券等の固定資産であります。
(4) 減価償却費の調整額172,192千円には、全社減価償却費180,728千円及びセグメント間取引消去△8,535千
円が含まれております。
(5) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額107,089千円には、全社資産の取得155,658千円及びセグ
メント間取引消去△48,569千円が含まれております。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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株式会社IMAGICA GROUP(6879) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
調整額
メディア・ロ 計上額
映像 映像制作 映像 (注1)
ーカライゼー 計 (注2)
コンテンツ サービス システム
ション
売上高
外部顧客への売
23,213,514 26,570,985 24,630,007 15,600,909 90,015,416 196,915 90,212,331
上高
セグメント間の
内部売上高又は 216,044 958,784 286,387 345,670 1,806,886 △1,806,886 ―
振替高
計 23,429,559 27,529,770 24,916,394 15,946,579 91,822,303 △1,609,971 90,212,331
セグメント利益又は
損失(△)
43,355 677,699 △1,257,694 1,896,925 1,360,286 △433,622 926,663
セグメント資産 16,036,756 11,484,445 17,872,463 12,057,441 57,451,107 7,274,413 64,725,520
その他の項目
減価償却費 188,066 814,111 1,481,642 275,855 2,759,676 128,320 2,887,997
減損損失 ― 12,266 ― ― 12,266 ― 12,266
有形固定資産及
び無形固定資産 181,155 489,249 898,367 316,065 1,884,837 21,118 1,905,955
の増加額
(注) 1.調整額は以下のとおりであります。
(1) 外部顧客への売上高は、不動産賃貸収入、ビル管理収入等であります。
(2) セグメント利益又は損失(△)の調整額△433,622千円は、持株会社(連結財務諸表提出会社)等 に係る
損益776,274千円 及びセグメント間取引消去△1,209,897千円であります。
(3) セグメント資産の調整額7,274,413千円には、各報告セグメントに配分していない全社資産16,916,844千
円、セグメント間取引消去△9,642,431千円が含まれております。全社資産は、主に持株会社(連結財務
諸表提出会社)等の現預金及び投資有価証券等の固定資産であります。
(4) 減価償却費の調整額128,320千円には、全社減価償却費165,355千円及びセグメント間取引消去△37,034千
円が含まれております。
(5) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額21,118千円には、全社資産の取得51,461千円及びセグメ
ント間取引消去△30,342千円が含まれております。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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株式会社IMAGICA GROUP(6879) 2019年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産 660.79円 570.90円
1株当たり当期純利益又は1株当た
65.98円 △45.55円
り当期純損失(△)
(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰
2,937,964 △2,010,061
属する当期純損失(△)(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
2,937,964 △2,010,061
又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 44,531,459 44,127,131
3.1株当たり純資産の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度末 当連結会計年度末
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
純資産の部の合計額(千円) 32,978,145 27,897,401
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) 3,552,306 2,747,397
(うち非支配株主持分(千円)) (3,552,306) (2,747,397)
普通株式に係る期末の純資産(千円) 29,425,838 25,150,003
1株当たり純資産の算定に用いられた期末の普通株式の
44,531,459 44,053,226
数(株)
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株式会社IMAGICA GROUP(6879) 2019年3月期 決算短信
(重要な後発事象)
1.株式の取得による持分法適用関連会社化
当社は、2019年3月28日開催の取締役会において、Pixelogic Holdings, LLC株式取得について決議し、2019年4
月1日付で当該株式を当社が100%出資するIMGI USA Inc.を通じて取得したことにより、持分法適用関連会社化い
たしました。
(1) 被取得企業の概要
名称 Pixelogic Holdings, LLC
資本金 2.5百万ドル
ハリウッドメジャーやTV放送局を中心とした顧客に対して、以下のサービスを提供
1.字幕や吹替などのローカライズサービス
2.デジタルシネマ マスタリングおよびキーフルフィルメント、演劇配信マスタ
リング、物理メディアのオーサリング、デジタル配信製品のフォーマット、ト
事業内容
ランスコーディング、パッケージング、およびアーカイブマスタリングなどの
ディストリビューションサービス
3.オーディオサービス、マーケティングおよび販促資料のデザインおよびバージ
ョン管理
(2) 株式取得の主な理由
協業による当社グループの映像制作サービス事業ならびにメディア・ローカライゼーション事業の強化
(3) 株式取得日
2019年4月1日
(4) 取得価格
24.5百万ドル
(5) 取得した株式の数ならびに取得後の持分比率
76,661.99 株 39.6%
2.固定資産の譲渡
当社は、2019年3月8日付で固定資産の譲渡を決定し、2019年4月19日付で下記のとおり固定資産を譲渡いたし
ました。
(1) 譲渡の理由
当社が保有する不動産の流動化による資本効率の向上を図るため
(2) 譲渡先の名称
中央不動産株式会社
(3) 譲渡資産の内容
資産の内容 譲渡価格 現況
土地 1,073.39 ㎡ 株式会社IMAGICA Lab.(当社連結子会社)
3,020百万円
建物 1,942.70 ㎡ 赤坂ビデオセンター
(4)当該事象の損益に与える影響額
当該固定資産譲渡により、2020年3月期第1四半期決算において約16億円の固定資産売却益を特別利益とし
て計上する見込みであります。
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4.その他
(1)役員の異動
内容が定まり次第、開示いたします。
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