2019年3月期 通期決算概要
株式会社IMAGICA GROUP
証券コード：6879
2019年5月14日
2019年3月期 連結業績実績
連結決算ハイライト
売上高 営業利益 親会社株主に
帰属する当期純利益
90,212百万円 926百万円 △2,010百万円
前年同期比 前年同期比 前年同期比
△1,139百万円 △1,497百万円 △4,948百万円
（単位：百万円）
91,351 90,21
2 2,937
2,424
特別損失に
OLMのれん一時償却
2,290百万を計上
▲ 2,010
926
2018/3期 2019/3期 2018/3期 2019/3期 2018/3期 2019/3期
3
売上高 前年比増減要因
映像システムとメディア・ローカライゼーションは増収。全体では前年比1.2％の減収。
（単位：百万円）
映像コンテンツ
△1,139
△1,860 映像システム （△1.2%）
映像制作 メディア・
91,351 サービス ローカライゼー +948
その他 ション
△195 90,212
（△7.4%）
△134 +101 （＋6.3%）
（△0.7%）
（+0.4%）
2018年3月期 2019年3月期
通期実績 通期実績
4
営業利益 前年比増減要因
映像システム以外の３セグメントで減益
（単位：百万円）
映像コンテンツ
△755 メディア・
ローカライゼー
ション
△583 映像制作
△1,497
2,424 サービス
（△61.7%）
映像システム
△532
その他 +447
926
△73
2018年3月期 2019年3月期
通期実績 通期実績
5
セグメント別 実績（前年比）
2018年3月期 2019年3月期
（単位：百万円） 分析
実績 実績 前年比増減 前年比増減率
売上高 25,289 23,429 △1,860 △7.4% TVCM制作、プロジェクションマッピングな
映像コンテンツ ど好調だが、大型劇場実写映画が前年比減
事業
営業利益 799 43
△756 △94.6% アニメ作品（劇場版、一部TVシリーズ、フル
（営業利益率） (3.2%) (0.2%) CG作品）の制作コストが増加
TVアニメ向けポスプロとIT系人材サービス、
売上高 27,725 27,529 △195 △0.7%
映像制作サービス 気象関連情報サービスは好調に推移
事業 営業利益 1,209 677 働き方改革対応のため作業体制変更に取り組
△532 △44.0%
（営業利益率） (4.4%) (2.5%)
むTV番組向けポスプロ事業は減収減益
売上高 24,814 24,916 101 0.4% 欧州でのローカライズサービスは順調
メディア・ローカ 市場環境の変化により米州、アジアでは前年
ライゼーション 営業利益 △674 △1,257
事業 △583 - 比減収だが、第4四半期で米州は予想より収益
（営業利益率） (---％) (---%)
改善
イメージング分野は国内堅調
売上高 14,997 15,946 949 6.3%
映像システム プロ用映像機器は放送局向け販売が想定を超
事業 営業利益 1,449 1,896
447 30.9% えて順調
（営業利益率） (9.7%) (11.9%)
中国向け映像・画像用LSIの出荷好調
売上高 △1,475 △1,609 △134 -
その他（連結調整）
営業利益 △360 △433 △73 -
売上高 91,351 90,212 △1,139 △1.2%
連結合計
営業利益 2,424 926 △1,498 △61.7%
6
連結損益計算書
（単位：百万円） 2018年3月期 2019年3月期
（単位：百万円）
通期実績 通期実績 前年増減額 前年増減比
売上高 91,351 90,212 △1,139 △1.2%
売上総利益 24,122 23,617 △505 △2.1%
(売上総利益率) (26.4%) (26.2%)
営業利益 2,424 926 △1,497 △61.8%
(営業利益率) (2.7%) (1.0％)
経常利益 2,424 789 △1,635 △67.5%
(経常利益率) (2.7%) (0.9％)
特別利益 2,285 391 △1,894 △82.9%
特別損失 352 2,876 2,523 715.6%
税金等調整前四半期純利益 4,357 △1,695 △6,052 △138.9%
当社株主に帰属する四半期純利益 2,937 △2,010 △4,948 △168.5%
(参考)のれん等償却前営業利益 3,878 2,469 △1,409 △36.3%
のれん等償却前営業利益＝営業利益＋のれん償却＋商標権他無形固定資産償却
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連結貸借対照表
（単位：百万円） 2018年3月期末 2019年3月期末 前期比 主な増減要因
流動資産 39,661 40,119 458 現預金△5,052 受取手形＆売掛金628
資 たな卸資産3,320 その他1,562
産 うち現預金 11,131 6,079 △5,052
の
部 固定資産 30,868 24,606 △6,262 のれん△3,486 投資有価証券△1,656
うちのれん 7,255 3,769 △3,486 関連会社株式△308 繰延税金資産352
資産合計 70,529 64,725 △5,803
流動負債 23,894 26,712 2,818 支払手形&買掛金868 短期借入金392
うち短期借入金 4,982 5,375 392 前受金2,791 その他△909
固定負債 13,656 10,115 △3,541 長期借入金△2,721 繰延税金負債△518
負
債 うち長期借入金 8,891 6,169 △2,721 長期未払金△284
・
純 負債合計 37,551 36,828 △723
資
産
の
株主資本 28,184 24,857 △3,327 （参考）自己資本
部
その他包括利益累計額 1,241 292 △948 2018年3月期末 29,425 (38.9%)
非支配株主持分 3,552 2,747 △804 2019年3月期末 25,150 (41.7%)
純資産合計 32,978 27,897 △5,080
負債純資産合計 70,529 64,725 △5,803
ネットデット 2,742 5,465 2,723 （長短期借入金－現預金）
8
連結キャッシュフロー計算書
2018年3月期 2019年3月期
税金等調整前当期純利益又は純損失（△） 4,357 △1,695
減価償却費 2,719 2,887
のれん償却費 883 3,220
関係会社株式売却損益（△は益） △2,177 247
たな卸資産の増減額（△は増加） 1,647 △3,399
前受金の増減額（△は減少） △286 2,474
法人税等の支払額 △2,032 △1,197
その他 △950 △2,420
営業活動によるキャッシュ・フロー 4,161 117
有形固定資産の取得による支出 △1,359 △1,177
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 △2,497 -
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入 2,941 ‐
その他 △336 △243
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,251 △1,420
長期借入れによる収入 2,748 -
長期借入金の返済による支出 △2,230 △2,490
自己株式の取得による支出 ‐ △512
その他 △1,007 △758
財務活動によるキャッシュ・フロー △489 △3,760
現金および現金同等物の増減額（△は減少） 2,415 △5,064
現金および現金同等物の期末残高 11,131 6,067
9
2020年3月期 連結業績予想
2020年3月期 連結業績予想
売上高、営業利益、経常利益とも増収、増益予想
当期純利益は前年比38億円増（特別利益に固定資産売却益を計上予定）
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
（百万円）
実績 実績 予想 前年増減額 前年増減比
（単位：億円）
売上高 91,351 90,212 95,000 4,788 5.3%
営業利益 2,424 926 1,680 754 81.4%
（営業利益率） (2.7%) (1.0%) (1.8%)
経常利益 2,424 789 1,200 411 52.0%
親会社株主に帰属する当期
純利益（損失） 2,937 △2,010 1,800 3,810 －
1株当たり当期純利益
（損失）（円） 65.98 △45.55 40.86 86.41 －
11
配当方針と配当予想について
配当方針
当社グループは、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要事項の一つと位置づけ、配当につき
ましては、連結業績に応じた利益配分を基本とし、連結配当性向の目標を30％とし、安定した配当
の維持と配当水準の向上を目指しております。
なお、特別な損益等の特殊要因が当期純利益に大きく影響を与える場合は、配当の決定にあたり、
基本的に特殊要因を考慮した配当性向を踏まえ、株主様への安定的な配当と今後の事業展開や内部
留保の状況などを総合的に勘案し決定いたします。
1株当たり
親会社に帰属する
親会社に帰属する 配当予想 配当性向
当期純利益(注）
当期純利益
2020年3月期予想
1,800百万円 40.86円 ５円 12.2%
＜注記＞
＊固定資産売却益を特別利益に計上
：2019年3月８日付「固定資産の譲渡に関するお知らせ」で公表済みの固定資産譲渡に伴い、
2020年3月期第1四半期決算において固定資産売却益を特別利益に計上する予定です。
12
Appendix.
2019年3月期 主なグループTOPICS-1
2018/4/20 フォトロン 2018/4/25 ピクス 2018/5/25 IMAGICA Lab. 2018/5/30 SDI Media
簡易モーションキャプチャシステ オリジナルTVアニメ「スペースバ 第22回 JPPA AWARDS 2018 一 ローマでレコーディングとミキシ
ム『6D-MARKER Analyst』発売 グ」TOKYO MXにて 7月8日より 般部門にて ングルームを備えたダビング・ス
放送決定 『絶景にっぽん月の夜』で「音響 タジオを拡張
技術部門グランプリ」受賞
© W.BABA&TMS
2018/9/18 ROBOT 2018/10/1 IMAGICA Lab. 2018/10/25 ピクス 2018/10/31 OLM
ドラえもんのブロックくずしゲー IMAGICA、IMAGICA ウェストと P.I.C.S.企画・制作による“経済的 株式会社オー・エル・エム・ベン
ム『ちょいちょい ドラえもん』 を IMAGICA イメージワークス合併 に正しい”ロボットヒーロー物語 チャーズ 出資約束金額約14億円
サービス開始 株式会社IMAGICA Lab.に 「ブルバスター」書籍化決定！ でOLM１号ファンドの組成完了
©Fujiko-Pro / ©ROBOT
2019年3月期 主なグループTOPICS-2
2018/11/17 ピクス＆ 2018/11/28
2018/11/12 ウェザーマップ 2018/11/15 フォトロン
イマジカデジタルスケープ IMAGICA GROUP
「Yahoo!天気・災害」へ独自気象 高性能・小型軽量密閉筐体、ハイ 次世代の若手クリエイターを対象 コンピュータグラフィックス国際
情報の提供を開始 エンド・コンパクト高速度カメラ とした映像制作の登竜門、東京国 会議 SIGGRAH Asia 2018 に出展
『FASTCAM Nova シリーズ』新 際プロジェクションマッピングア
発売 ワードVol.3開催
2019/3/28
2019/1/11 IMAGICA Lab. 2019/2/14 SDI Media 2019/3/5 フォトロン
IMAGICA GROUP
グループ内ベンチャー制度第１号 世界初の吹替業界に特化した人材 自動車衝突安全試験用 高速度カメ 米映像企業Pixelogic Holdings,LLC
としてデジタル映像会社 マッチングアプリ「Produb」を ラ『FASTCAM MH6』を新発売 の増資引受による株式取得を決定
「IMAGICA IRIS」設立 開発
お問い合わせ先
株式会社IMAGICA GROUP 企画部
〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-3-2 内幸町東急ビル11階
ＴＥＬ：03-6741-5742 ＦＡＸ：03-6741-5752
Email：ir@imagicagroup.co.jp
URL：https://www.imagicagroup.co.jp/
【将来予測について】
本資料に記載されている当期ならびに将来の業績に関する予想、計画、見通し等は、現在入手可能な情報に基
づき算定しており、判断や仮定に内在する不確実性および今後の事業運営や内外の状況変化等による変動可能
性に照らし、実際の業績等が見通しの数値と異なる結果となり得ることをご承知おきください。