6879 ＩＭＡＧＩＣＡ Ｇ 2019-03-28 15:30:00
Pixelogic Holdings,LLCの増資引受による株式取得（持分法適用関連会社化）に関するお知らせ [pdf]
2019 年 3 月 28 日
各 位
会 社 名 株式会社 IMAGICA GROUP
代 表 者 の 役 職 氏 名 代表取締役社長 塚田 眞人
（コード番号：６８７９ 東証第一部）
問 合 わ せ 先 取締役執行役員 森田 正和
T E L ０３－６７４１－５７４２
Pixelogic Holdings,LLC の増資引受による株式取得
（持分法適用関連会社化）に関するお知らせ
当社は、本日（2019年3月28日）開催の取締役会において、以下に記載の本件取引を通じて、Pixelogic
Holdings,LLC（以下、「Pixelogic」）の株式を取得することについて決議いたしましたので、お知らせい
たします。
記
１．本件取引の概要
本件取引は、当社が 100%出資する特別目的会社（以下、「SPC」）を通じて、Pixelogic による増資を引
き受けることで発行済株式の 39.6%を取得するものです。本件取引により Pixelogic は当社の持分法適用関
連会社となります。
２．株式取得の理由
Pixelogic はメディアサービス業界の中で 25 年以上のキャリアを有する 2 名の創業者によって 2016 年
に設立されました。
同業界においては、映像コンテンツへの投資を加速する動画配信事業者（OTT）や、話題作を次々と公開
しているハリウッドメジャースタジオからのメディアローカライズとディストリビューション（注１）の共同
提供サービス（「End to End サービス」と呼ぶ、以下 E2E サービス（注 2））への需要が年々増大しています。
このような環境の中、Pixelogic はハリウッドメジャースタジオや TV 放送局を中心とした顧客との強固
な関係と最先端の IT システムを基盤として、E2E サービス分野で実績を築き上げてきました。
一方当社グループでは、株式会社 IMAGICA Lab.（以下、IMAGICA Lab.）がポストプロダクション及びデ
ィストリビューション分野で、SDI Media Group,Inc.（以下、SDI）がグローバルなメディアローカライズ
分野において、それぞれビジネスを展開しております。
本件取引後、当社グループは Pixelogic とのシナジーを創出することによって世界でも稀なグローバル
での E2E サービスを提供することが可能になり、今後更に映像制作サービス事業、メディア・ローカラー
ゼーション事業を拡充し、顧客企業のニーズに応えてまいります。
1
（注）
１．ディストリビューション：劇場映画やテレビドラマ作品などの映像コンテンツの原版作品を各メディ
ア（劇場、VOD や DVD/BD など）へ配信するため、各メディア用にデータ作成、データチェック、納品
の作業及びその工程管理、素材管理を包括的に提供するサービス
２．End to End サービス：映像コンテンツの原版作品が完成した後に提供するローカライズとディストリ
ビューションを総合したサービス。
３．異動する子会社（SPC）の概要
名称 IMGI USA Inc.
所在地 2711 Centerville Road,Suite 400, Wilmington, DE 19808 USA
代表者の役職・氏名 President 森田 正和
事業内容 純粋持株会社
資本金 5 千ドル（約 550 千円）＊1 ドル＝110 円換算
設立年月日 2019 年 3 月 13 日
大株主及び持株比率 当社 100%
資本関係 100%を出資し、当社連結子会社に該当します。
当社取締役が当該会社の代表者を兼任してお
上場会社と当該会社と 人的関係
ります。
の関係
取引関係 記載すべき該当事項はありません。
関連当事者への該当状況 記載すべき該当事項はありません。
当該会社の最近 3 年間
の連結経営成績及び連 記載すべき該当事項はありません。
結財政状態
４．異動する子会社（Pixelogic）の概要
名称 Pixelogic Holdings, LLC
所在地 4000 W.Alameda Ave, Suite 110 Burbank, CA 91505 USA
代表者の役職・氏名 Co-President John Suh
Co-President Robert Seidel
事業内容 ハリウッドメジャーや TV 放送局を中心とした顧客に対して、以下のサービ
スを提供。
１．字幕や吹替などのローカライズサービス
２．デジタルシネマ マスタリングおよびキーフルフィルメント、演劇配信
マスタリング、物理メディアのオーサリング、デジタル配信製品のフォ
ーマット、トランスコーディング、パッケージング、およびアーカイブ
マスタリングなどのディストリビューションサービス。
３．オーディオサービス、マーケティングおよび販促資料のデザインおよび
2
バージョン管理。
資本金 2,500 千ドル（約 275,000 千円）＊1 ドル＝110 円換算
設立年月日 2016 年 7 月 19 日
大株主及び持株比率 個人等（詳細は Pixelogic の意向により非開示とさせていただきます。）
資本関係 記載すべき該当事項はありません
上場会社と当該会社と 人的関係 記載すべき該当事項はありません
の関係 取引関係 当社の連結子会社である SDI は当該会社にローカ
ライズサービスを提供しております。
当該会社の最近 2 年間の経営成績及び財政状態（＊1 ドル＝110 円換算）
決算期 2016 年 12 月期（6 ｹ月間） 2017 年 12 月期
29,256 千ドル 47,348 千ドル
総資産
（3,218 百万円） (5,208 百万円)
1,911 千ドル 491 千ドル
純資産
（210 百万円） （54 百万円）
6,467 千ドル 41,539 千ドル
売上高
（711 百万円） （4,569 百万円）
△995 千ドル △1,406 千ドル
当期純利益
（△109 百万円） （△154 百万）
＊当該会社の設立は 2016 年 7 月 19 日ですので、2016 年 12 月期の売上高、当期純利益は 6 ヶ月間の実
績となります。
５．取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況
0株
（１） 異動前の所有株式数
（議決権の数：0 個）
（議決権所有割合：0.0％）
（２） 取 得 株 式 数 76,661.99 株（議決権の数：1 個）
（３） 取 得 価 額 24.5 百万ドル（2,695 百万円）＊1 ドル＝110 円換算
（４） 異動後の所有株式数 76,661.99 株（議決権の数：1 個）
（議決権所有割合：39.6％）
６．株式取得の日程
取締役会決議日 2019 年 3 月 28 日
契約締結日 2019 年 3 月 28 日
本件取引実行日 2019 年 4 月 1 日以降（予定）
８．今後の見通し
本件取引に伴う 2019 年 3 月期（今期）の業績への影響につきましては、開示すべき影響はございませ
ん。また 2020 年 3 月期の業績への影響につきましては、詳細が確定次第、速やかにお知らせいたします。
以上
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