2021年3月期 第3四半期決算説明資料
株式会社IMAGICA GROUP
証券コード：6879
2021年2月4日
第3四半期（累計） 決算ハイライト
売上高87億減収、営業損失23億を計上 （単位：百万円）
親会社株主に帰属
売上高 EBITDA 営業利益/損失
する当期純利益/損失
58,670 8 △2,369 △663
前年増減額 前年増減額 前年増減額 前年増減額
△8,735 △2,839 △2,727 △1,478
67,405
2,848
58,670
815
357
8
△663
△2,369
2020/3期 3Q 2021/3期 3Q 2020/3期 3Q 2021/3期 3Q 2020/3期 3Q 2021/3期 3Q 2020/3期 3Q 2021/3期 3Q 2
※EBITDA＝営業利益＋減価償却＋のれん償却＋商標権他無形固定資産償却
第3四半期（3ヶ月） 業績
第3四半期は第2四半期と比べ売上、利益が改善
第1四半期 第2四半期 第3四半期（3ヶ月） 第3四半期累計
（単位：百万円）
前四半期増減率
実績 実績 実績 実績
前四半期増減額
売上高 16,855 18,980 22,835 20.3％ 58,670
営業利益/損失 △1,868 △760 259 1,019 △2,369
経常利益/損失 △1,942 △986 199 1,185 △2,729
親会社株主に帰属す
る当期純利益/損失 △1,213 △739 1,289 2,028 △663
EBITDA（参考） △1,063 37 1,034 997 8
3
映像コンテンツ事業（四半期業績）
第1四半期をボトムとし、第2四半期より段階的に売上、営業利益が改善
（単位：百万円）
売上高 営業利益
6,698 150
4,258
2,932
△ 243
△ 469
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期
劇場映画作品は公開延期となっていた実写、アニメ案件が公開
ＯＴＴにてドラマ配信を開始（ROBOT企画・制作「Netflixオリジナルシリーズ 今際の国のアリス」）
音楽ライヴ収録等のイベントは無観客ライヴ配信としての受注が増加
ＴＶＣＭなどの広告制作は新作受注件数が回復せず
ＴＶアニメシリーズは制作本数減少や納品・放送スケジュール変更等が継続発生
4
映像制作サービス事業（四半期業績）
国内は受注が回復傾向、第3四半期は黒字化
（単位：百万円）
売上高 営業利益
国内 国内
12,024 国内
10,578 10,141 海外 海外
海外 海外 △84
海外 海外 △ 855
△ 1,369
国内 国内
国内
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期
国内の映像技術サービス：TV番組向けポスプロは継続して受注確保、ＴＶＣＭ向け及び
アニメのポスプロやＯＴＴ案件のエンコード等の受注も増加傾向
撮影・配信、アーカイブサービス：スポーツ再開や音楽ライブのオンライン配信化により
受注増加
海外の映像技術サービス（ローカライズ）は、ダビングスタジオが再開するも、米州各国
にて厳しい状況が継続し、受注減少
人材サービス分野は、人材派遣・紹介事業で苦戦するも、デバッグ事業の新規案件が増加、
ゲームの３ＤＣＧ制作の受注も堅調に推移 5
映像システム事業（四半期業績）
CMオンライン送稿の拡大継続、アジア地域での販売も堅調
（単位：百万円）
売上高 営業利益
4,973 4,502
3,522
503
284
55
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期
ＣＭオンライン送稿がマーケットニーズの拡大により送稿数が伸長し増収確保
放送局向け案件は一部案件減や縮小、延期が発生
ハイスピードカメラは国内や欧米で苦戦が続くも、アジア地域では回復基調
台湾・中国向け映像・画像処理LSIの販売は継続して堅調に推移
6
セグメント別総括 （累計業績）
映像システム事業は第1四半期より継続して黒字を確保
2020年3月期
2021年3月期 第3四半期
（単位：百万円） 第3四半期
実績 実績 前年比増減 前年比増減率
売上高 20,038 13,888 △ 6,149 △30.7%
映像コンテンツ事業 営業損失 △ 203 △ 562 △ 359 ー
（営業利益率） ー ー
売上高 35,663 32,743 △ 2,919 △8.2%
映像制作サービス事業 営業損失 △ 550 △ 2,308 △ 1,757 ー
（営業利益率） ー ー
売上高 12,784 12,997 212 1.7%
映像システム事業 営業利益 1,478 842 △ 636 △43.0%
（営業利益率） 11.6% 6.5%
売上高 △ 1,080 △ 959 120 ー
その他
営業損失 △ 367 △ 340 26 ー
売上高 67,405 58,670 △ 8,735 △13.0%
連結合計
営業利益/損失 357 △ 2,369 △ 2,727 ー
7
2021年3月期 連結業績予想
通期予想の変更なし
2020年3月期 2021年3月期
（単位：百万円）
第3四半期 前年 前年増減額 前年増減率
実績 通期予想
累計実績 増減額 （通期） （通期）
売上高 94,090 58,670 △8,735 84,000 △10,090 △10.7%
営業利益 1,351 △2,369 △2,727 △2,200 △3,551 －
（営業利益率） (1.0%) (-) - (-) -
経常利益 416 △2,729 △2,418 △2,650 △3,066 －
親会社株主に帰属する当
期純利益又は純損失 664 △663 △1,478 △1,150 △1,814 －
1株当たり当期純利益又
は純損失（円） 15.05 △14.96 △33.45 △25.91 △40.96 －
EBITDA（参考） 4,706 8 △2,839 1,255 △3,451 △73.3%
8
※EBITDA＝営業利益＋減価償却＋のれん償却＋商標権他無形固定資産償却
グループ再編について
1月22日発表
「新会社設立と映像制作サービス事業の構造改革、グループ事業再編の実施」
グループの成長と収益力向上を目的として、新たに子会社２社
① 株式会社 IMAGICA エンタテインメント メディアサービス
② 株式会社 IMAGICA Lab．
を設立し、映像制作サービス事業の構造改革とグループ事業再編を決定
詳細は次頁以降を参照
9
新会社設立と映像制作サービス事業の構造改革、
グループ事業再編に関する補足資料
2021年1月22日
中期経営戦略における位置づけ
中期経営戦略「総合力2021」の実現に向け、映像制作サービス事業の
構造改革とグループ再編によりグローバル戦略の構築と映像制作改革を推進
基本戦略 2020年度重点施策
１．新たなグローバル戦略の構築 新たなグローバル戦略の構築
• グローバルでE2Eサービスを展開
２．既存事業の収益力向上
新たなエンタテインメントのあり方を提案
３．新たなビジネスモデルへの転換
４．新規事業の創出と展開 映像制作改革への挑戦
• 働き方改革による生産性の向上
• 映像制作全工程のクラウド化
５．人材育成と働き方改革の推進
産業界での映像活用
11
具体的実施内容
IMAGICA Lab.のエンタテインメント事業を分離独立
新たなグローバル戦略の
構築
1 Pixelogicと連携強化し、グローバルE2Eサービスの展開を拡大
グループの成長を牽引し高収益体質を目指す
IMAGICA Lab.のTV/CMポスプロ事業を分離独立
2 クラウド化やリモート制作等による新しいビジネスモデルへ変革し、
強固な収益体質を構築し生まれ変わる
グループ事業会社のコア事業を明確化
映像制作改革への挑戦 3 IMAGICA Lab.の撮影事業、映像制作事業、ゲーム関連事業を
グループとして再編/集約し、事業の最適化と最大化を図る
グループ全体の技術開発部門をフォトロンに設置
4 IMAGICA Lab.とIDSの技術人材をフォトロンへ統合
グループとして映像制作改革を加速させる
12
グループ事業再編全体図
【現状】 【再編後】
2021年4月1日以降
：新会社
エンタテインメント事業等（注）
（吸収分割）
株式会社IMAGICA
エンタテインメント メディアサービス
株式会社IMAGICA Lab． （4月1日付けで上記商号に変更予定）
テレビ番組、テレビCM
ポストプロダクション事業
（吸収分割）
株式会社IMAGICA Lab.
（4月1日付けで上記商号に変更予定）
＊現株式会社IMAGICA Lab．の名称を継承 子会社
撮影技術、映像制作事業
（吸収分割）
株式会社コスモ・スペース
ゲーム・グラフィック関連事業
（吸収分割）
株式会社イマジカデジタルスケープ
デジタルリアリティラボチーム
技術開発本部 （吸収分割）
と上記事業以外の機能
（吸収合併）
株式会社フォトロン
（注）エンタテインメント事業等：映画・ドラマ・アニメ等の映像コンテンツ制作及び流通関連技術サービス（配給・配信・パッケージ・ ローカライズ等）、ならびにフィルム関連サービス事業
13
Appendix.
14
連結損益計算書
2020年3月期
2021年3月期 第3四半期
（単位：百万円） 第3四半期
実績 実績 前年増減額 前年増減比
売上高 67,405 58,670 △ 8,735 △13.0%
売上総利益 16,919 12,932 △ 3,987 △23.6%
(売上総利益率) 25.1% 22.0%
営業利益/損失 357 △ 2,369 △ 2,727 ー
(営業利益率) 0.5% ー
経常損失 △ 310 △ 2,729 △ 2,418 ー
(経常利益率) ー ー
特別利益 1,688 2,216 528 31.3%
特別損失 59 154 94 158.3%
税金等調整前当期純利益/損失 1,317 △ 667 △ 1,985 ー
親会社株主に帰属する当期純利益/損失 815 △ 663 △ 1,478 ー
EBITDA（参考） 2,848 8 △ 2,839 △99.7%
※EBITDA＝営業利益＋減価償却＋のれん償却＋商標権他無形固定資産償却
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連結貸借対照表
（単位：百万円） 2020年3月期末 2021年3月期 第3四半期末 前期比 主な増減要因
流動資産 35,295 35,070 △ 224 現金預金 ＋302
受取手形及び売掛金 △977
資 うち現預金 7,339 7,641 302 たな卸資産 △768 その他 +1,265
産
の 固定資産 26,859 36,317 9,457 投資有価証券 +372
関係会社株式 △1,624
部
うちのれん 3,167 15,480 12,312 繰延税金資産 △2
資産合計 62,154 71,387 9,232
流動負債 25,762 32,347 6,584 支払手形及び買掛金 △1,116
短期借入金 +8,998
うち短期借入金 5,004 14,002 8,998 未払法人税等 △1,365 前受金 △501
固定負債 8,913 14,394 5,480
負 長期借入金 +4,767
債 うち長期借入金 5,510 10,278 4,767
・
負債合計 34,676 46,741 12,065
純
資 株主資本 25,428 22,352 △ 3,075 （参考）自己資本
産 その他包括利益累計額 △ 361 △ 252 108 2020年3月期末 25,066 (40.3%)
の
部
新株予約権 11 11 ー 2021年3月期3Q 22,099 (31.0%)
非支配株主持分 2,400 2,534 134
純資産合計 27,478 24,645 △ 2,832
負債純資産合計 62,154 71,387 9,232
ネット資金 △ 3,175 △ 16,638 △ 13,463 （現預金－長短期借入金）
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2020年10月～ 主なグループTOPICS
2020/10/29 2020/10/30 2020/11/06 2020/11/16
フォトロン G各社連携 イマジカデジタルスケープ フォトロン
映像制作・管理・流通のクラウド ウェザーマップ、オー・エル・エ 超高精細画像をインタラクティブ フォトロンが株式会社フォトニッ
活用をアシストするワークフロー ム・デジタル、ロボット、新しい映 に高速表示が可能なビューア、 クラティスの株式取得（当社の孫
支援サービス「Pharos（ファロ 像体験型お天気ワークショップ Infinite Pixel Viewer-Remote を 会社化）。センシング領域への更
ス）」を開始 「Weather Wizard Academy」を 発売開始 なる事業拡大、新市場開拓を目指
開催 す。
2020/11/17 2020/11/20 2020/11～12 2020/12/03
IMAGICA EEX、P.I.C.S IMAGICA EEX フォトロン IMAGICA GROUP、G各社連携
初の完全オンライン開催 「東京 『ディノアライブの恐竜たち展』 リモートワーク支援ツール IMAGICA GROUPが文化庁「文化
国際プロジェクションマッピング 内で超高精細な恐竜映像コンテン 「Photron Remote Access 芸術収益力強化事業」を受託、 ラ
アワード Vol.5」のべ約21万人が ツを提供！ Gateway」を 販売開始 イブエンターテインメント業界の
視聴！ DXを推進。
その一環として、Live Exhibition
“Storyteller” 「MY FIRST
STORY」×「VISIONS」高臨場感
ライブビューイングを実施 (12/25)
120万画素＆1,000 fpsで撮影、
USBストリーミングハイスピード × 17
カメラ 『INFINICAM UC-1』 新
発売。（←）
2020年7月～ 主なグループTOPICS
2020/7/3 2020/7/7 2020/7/7 2020/7/10
IMAGICA GROUP IMAGICA EEX IMAGICA Lab. アイチップス・テクノロジー
新しいエンタテインメント体験を リアル恐竜ライブショーをニュー オンライン試写サービス 2画面 4K2K入力対応IP変換・解像
実現する事業会社、 ノーマル時代に対応した新しいエン Fraｍboise (フランボワーズ) を 度変換・画像歪補正(Warping)
株式会社IMAGICA EEX（イマジカ タテインメント体験を提供 開発 LSI 『IP00C814』を開発、サンプ
イークス）を設立！ 映画宣伝用マスコミ試写 ル出荷を開始（プロジェクター、
向けにサービスを開始 モニター、ビデオプロセッサー向
け）
2020/8/7 2020/9/6 2020/9/17 2020/10/1
IMAGICA GROUP IMAGICA EEX/フォトロン IMAGICA EEX/IMAGICA Lab． 主婦の友インフォス
Pixelogic Holdings, LLC の追加 オンライン配信ファッショショー 観客参加型・360度を囲う巨大 女性ファッション誌『S Cawaii!』
株式取得（連結子会社化） をXR映像で演出 LEDビジョンによる、オンライン （エスカワイイ）を株式会社主婦
アリーナ規模では日本初！248万人 ライブ配信ならではのプレミアム の友社より事業譲渡
が視聴 なステージ体験を提供
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2020年4月～ 主なグループTOPICS
2020/4/1 2020/5/11 2020/5/29 2020/6/1
IMAGICA GROUP ウェザーマップ IMAGICA Lab. イマジカデジタルスケープ
IMAGICA GROUPが「NTTドコモ ウェザーマップ、赤城乳業株式会 IMAGICA Lab.が 第24回JPPA イマジカデジタルスケープが株式
新体感ライブCONNECTスペシャル 社と、氷菓「ガリガリ君」のお天 AWARDS 2020 映像技術部門グ 会社湘南ハイテク企画の株式取得
イベント」高臨場感ライブビュー 気サイト「ガリ天 2020」をオープ ランプリほか各賞を受賞 （当社の孫会社化）、IT分野での
イングに参画 ン 更なる強化と事業拡大を目指す
2020/6/10 2020/4～6 2020/4～6 2020/7/1
アイチップス・テクノロジー フォトロン ROBOT イマジカデジタルスケープ
アイチップス・テクノロジー、 フォトロン、ハイエンド・コンパ ROBOTが外出自粛応援ムービー 大阪に新拠点開設
【4K60Hz対応】 4K 画像歪補正 クト高速度カメラ『FASTCAM を製作。 3DCG制作人材の育成と事業拡大
(Warping)/エッジブレンディング Nova S16』 第1弾「きょうのできごと a day を目指す
LSI『 IP00C382 』を開発、サン 新発売 in the home」、第2弾「いま
プル出荷を開始 だったら言える気がする」
4/24から6/4までyoutubeで無料
配信を実施。現在はHuluにて配信
超高解像度・コンパクト高速度カ 中！
メラ 『FASTCAM Nova R2』
新発売
19
事業セグメント別 連結子会社一覧
映像コンテンツ事業 映像制作サービス事業 映像システム事業
ロボット IMAGICA Lab. フォトロン
ピクス イマジカ・ライヴ フォトロン M&E ソリューションズ
オー・エル・エム コスモ・スペース PHOTRON USA
オー・エル・エム・デジタル IMAGICA SDI Studio PHOTRON EUROPE
オー・エル・エム ベンチャーズ SDI Media Group アイチップス・テクノロジー
Sprite Animation Studios PPC Creative Limited IPモーション
イマジカデジタルスケープ
イマジカアロベイス
湘南ハイテク企画
ウェザーマップ
キャスター・プロ
※4Q~ Pixelogic Holdings,LLC追加
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お問い合わせ先
株式会社IMAGICA GROUP グループ経営管理部
〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-3-2 内幸町東急ビル11階
ＴＥＬ：03-6741-5742 ＦＡＸ：03-6741-5752
Email：ir@imagicagroup.co.jp
URL：https://www.imagicagroup.co.jp/
【将来予測について】
本資料に記載されている当期ならびに将来の業績に関する予想、計画、見通し等は、現在入手可能な情報に基
づき算定しており、判断や仮定に内在する不確実性および今後の事業運営や内外の状況変化等による変動可能
性に照らし、実際の業績等が見通しの数値と異なる結果となり得ることをご承知おきください。
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