6857 アドバンテス 2020-01-29 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年1月29日
上場会社名 株式会社アドバンテスト 上場取引所 東
コード番号 6857 URL https://www.advantest.com/investors
代表者 (役職名) 代表取締役兼執行役員社長 (氏名) 吉田 芳明
問合せ先責任者 (役職名) 取締役兼常務執行役員管理本部長 (氏名) 藤田 敦司 TEL 03-3214-7500
四半期報告書提出予定日 2020年2月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満四捨五入)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の所有者に帰 四半期包括利益合計
売上高 営業利益 税引前利益 四半期利益
属する四半期利益 額
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 207,668 △5.0 47,131 △13.5 47,757 △14.3 38,712 △19.4 38,712 △19.4 36,945 △29.7
2019年3月期第3四半期 218,497 56.9 54,466 411.7 55,716 470.2 48,051 543.0 48,051 543.0 52,540 432.7
基本的1株当たり四半期利益 希薄化後1株当たり四半期利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 195.40 194.62
2019年3月期第3四半期 258.10 242.20
(2) 連結財政状態
資産合計 資本合計 親会社の所有者に帰属する持分 親会社所有者帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 329,840 220,266 220,266 66.8
2019年3月期 304,580 198,731 198,731 65.2
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 50.00 ― 42.00 92.00
2020年3月期 ― 41.00 ―
2020年3月期(予想) 34.00 75.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3. 2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に帰属す
売上高 営業利益 税引前利益 当期利益
る当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
通期 270,000 △4.4 56,000 △13.4 56,700 △14.4 49,000 △14.0 49,000 △14.0
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
詳細は、添付P.4「(4)今後の見通し」をご覧ください。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
詳細は、添付P.10「(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 199,566,770 株 2019年3月期 199,566,770 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 1,194,725 株 2019年3月期 1,732,515 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 198,111,619 株 2019年3月期3Q 186,175,205 株
(注)期末自己株式数には、業績連動型株式報酬 信託口が保有する当社株式(2020年3月期3Q:537,830株、2019年3月期:272,446株)が含まれております。また業績連動型株式報
酬 信託口が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本短信には、将来の事象についての、当社の現時点における期待、見積りおよび予測に基づく記述が含まれております。これらの将来の事象に係る記述は、当社における実際の財務状
況や活動状況が、当該将来の事象に係る記述によって明示されているものまたは暗示されているものと重要な差異を生じるかもしれないという既知および未知のリスク、不確実性その他
の要因が内包されており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。
(株)アドバンテスト(6857) 2020年3月期 第3四半期決算短信
添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… P.2
(1)経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………………… P.2
(2)財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………………… P.3
(3)キャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………………… P.3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… P.4
2.要約四半期連結財務諸表および主な注記 …………………………………………………………………………… P.5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… P.5
(2)要約四半期連結損益計算書および要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… P.6
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… P.8
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… P.9
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… P.10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… P.10
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… P.10
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… P.11
2019年度第3四半期決算(連結)の概要 ……………………………………………………………………………… P.13
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(株)アドバンテスト(6857) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.経営成績等の概況
(1)経営成績の概況
当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年12月31日)の状況 (単位:億円)
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
受注高 2,095 1,971 △5.9%
売上高 2,185 2,077 △5.0%
営業利益 545 471 △13.5%
税引前四半期利益 557 478 △14.3%
四半期利益 481 387 △19.4%
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、保護主義的な通商政策を背景とした貿易摩擦の長期化によっ
て、不透明感を高めながら推移しました。
この不確実な経済情勢のもと、エレクトロニクス、自動車、産業機器など広範な領域で最終製品需要や設備投
資が減衰し、その影響が半導体需要にも波及しました。2019年の半導体市場は好調だった2018年から一
転してマイナス成長となり、その結果、在庫過剰感が強まったメモリ半導体業界を中心に、多くの半導体メーカ
ーで生産調整や製造装置の投資計画の見直しが進められました。
一方で、半導体試験装置の需要は、被測定デバイスの生産量の増減だけではなく、半導体の技術進化トレンド
にも影響されます。先端プロセスを用い半導体の集積度を高めるほど、半導体の性能は向上し、信頼性担保の重
要度も上昇します。その結果、半導体試験時間の増大と機能試験の複雑化が進行し、より多くの試験装置需要へ
と結びつきます。当第3四半期連結累計期間においては、先端プロセスを用いる5G用半導体の開発・量産に向
けた動きが加速したことでそれら用途への試験装置需要が好調に推移し、半導体市場の停滞からくる他分野から
の受注・売上の減少を補いました。
これらの結果、受注高は1,971億円(前年同期比5.9%減)、売上高は2,077億円(同5.0%減)となりました。
利益面については、前年同期比減収となったことを主因に、営業利益は471億円(同13.5%減)、税引前四半期利
益は478億円(同14.3%減)、四半期利益は387億円(同19.4%減)となりました。なお前年同期の営業利益に
は、固定資産売却や年金制度の一部を確定拠出年金制度へ移行したことに伴う、一過性の利益約35億円が含まれ
ます。
当第3四半期連結累計期間の平均為替レートは、米ドルが109円(前年同期110円)、ユーロが122円(同130
円)、海外売上比率は94.9%(同95.0%)です。
セグメントの業績は次のとおりであります。
<半導体・部品テストシステム事業部門> (単位:億円)
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
受注高 1,607 1,404 △12.7%
売上高 1,619 1,522 △6.0%
セグメント利益 511 521 1.9%
当部門では、最終需要が広範囲にわたって低調な中、メモリ半導体向けをはじめとした多くの領域で新規の試
験装置需要の落ち込みが見られました。一方、スマートフォンの基幹半導体であるアプリケーション・プロセッ
サやベースバンド・プロセッサを手掛ける大手半導体メーカー各社が5G向け次世代品の開発・量産準備を積極
的に展開したことで、ハイエンドSoC向けの試験装置に対する需要は前年同期を上回って推移しました。ハイ
エンドSoC向けの売上構成比が高まったことで、収益性も向上しました。
以上により、当部門の受注高は1,404億円(前年同期比12.7%減)、売上高は1,522億円(同6.0%減)、セグメ
ント利益は521億円(同1.9%増)となりました。
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<メカトロニクス関連事業部門> (単位:億円)
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
受注高 285 236 △17.2%
売上高 324 261 △19.5%
セグメント利益 11 △16 -
当部門では、メモリ半導体市況の悪化が長期化している影響を受け、デバイス・インタフェース製品など、メ
モリ・テストと事業関連性の高い試験装置周辺機器の需要が全般的に振るいませんでした。
以上により、当部門の受注高は236億円(前年同期比17.2%減)、売上高は261億円(同19.5%減)、セグメン
ト損失は16億円(同27億円悪化)となりました。
<サービス他部門> (単位:億円)
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
受注高 203 331 63.3%
売上高 242 294 21.3%
セグメント利益 44 37 △15.9%
当部門では、2019年2月に譲り受けた米Astronics社のシステムレベル・テスト事業の連結効果と、当該事業製
品への引き合いが第3四半期に伸びたことの相乗効果で受注高が伸長しました。SSD(ソリッド・ステート・
ドライブ)の普及が進展する中、SSDテスト・システムの需要も拡大しました。一方でシステムレベル・テス
ト事業の譲受に伴う一時的費用として、無形資産償却費が増加しました。
以上により、当部門の受注高は331億円(前年同期比63.3%増)、売上高は294億円(同21.3%増)、セグメン
ト利益は37億円(同15.9%減)となりました。
(2)財政状態の概況
当第3四半期末の総資産は、前年度末比253億円増加し、3,298億円となりました。この主な要因は、現金およ
び現金同等物が298億円、使用権資産が89億円それぞれ増加したこと、また営業債権およびその他の債権が112億
円、棚卸資産が19億円それぞれ減少したことなどによります。負債合計は、リース負債が89億円、主に前受金の
増加によりその他の流動負債が19億円増加したこと、また営業債務およびその他の債務が66億円減少したことに
より、前年度末比37億円増加し、1,096億円となりました。資本合計は2,203億円となり、親会社所有者帰属持分
比率は前年度末比1.6ポイント増加し、66.8%となりました。
(3)キャッシュ・フローの概況
当第3四半期末における現金および現金同等物は、前年度末より298億円増加し、1,498億円となりました。当
第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益478億円を計上したことに加え、営業債権およびその
他の債権の減少(109億)、営業債務およびその他の債務の減少(△63億円)に、減価償却費などの非資金項目等
の損益を調整した結果、539億円の収入(前年同期は、359億円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、55億円の支出(前年同期は、25億円の支出)となりました。これは主
に、有形固定資産の取得(△49億円)によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、173億円の支出(前年同期は、138億円の支出)となりました。これは
主に、配当金の支払(△162億円)によるものであります。
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(4)今後の見通し
当年度の当社業績を牽引しているSoC用半導体試験装置については、顧客の投資が前倒し気味に進展してき
た反動への懸念はありますが、引き続き堅調な市場環境を見込んでいます。他方、減速が続いたメモリ半導体用
試験装置市場については、デバイス市況の改善感やメモリ半導体の性能向上を背景に持ち直し感がみられます。
これら業界動向およびこれまでの業績進捗を踏まえ、当年度の通期連結業績予想を以下のとおり修正します。
受注高は2019年10月に公表した2,350億円から2,700億円へ、売上高は2,470億円から2,700億円へ、営業利益は450
億円から560億円へ、税引前利益は458億円から567億円へ、当期利益は365億円から490億円へ、それぞれ上方修正
します。なお当期利益予想には、将来の税金費用の減税効果を見込んだ繰延税金資産の計上を考慮しています。
当年度第4四半期の業績予想の前提とした為替レートは、米ドルが105円、ユーロが120円です。
来年度以降の事業環境を展望しますと、5Gを筆頭としたデジタル・トランスフォーメションの進展が、より
高性能で、より低消費電力で、より信頼性の高い半導体を提供するための技術開発を喚起することで、微細化な
どの半導体技術の進化とともに半導体試験の重要度もまた継続して高まっていくものと考えます。
かかる見通しを踏まえ、当社は、2020年1月、高性能ICソケットの開発・製造を手掛ける米Essai社の買収を完
了しました。当買収は、今後いっそう重要度を増すと考えられる高精度試験需要に対する当社の事業基盤を強化
するものであり、またリカーリングビジネスの拡大を通じ収益基盤の多様化・安定化に寄与するものです。
今後とも、当社は、コーポレート・ビジョンとして掲げた「進化する半導体バリューチェーンで顧客価値を追
求」の体現、2018年度を起点とする中長期経営方針の達成に向けた成長基盤の整備、期間損益の改善、資本の効
率的活用を、引き続き追求してまいります。
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2.要約四半期連結財務諸表および主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産
流動資産
現金および現金同等物 119,943 149,789
営業債権およびその他の債権 51,786 40,548
棚卸資産 57,099 55,244
その他の流動資産 4,423 4,608
(小計) 233,251 250,189
売却目的で保有する資産 - 199
流動資産合計 233,251 250,388
非流動資産
有形固定資産 30,786 31,030
使用権資産 - 8,873
のれんおよび無形資産 26,119 25,211
その他の金融資産 2,861 3,134
繰延税金資産 11,209 11,035
その他の非流動資産 354 169
非流動資産合計 71,329 79,452
資産合計 304,580 329,840
負債および資本
負債
流動負債
営業債務およびその他の債務 43,942 37,314
未払法人所得税 8,650 6,520
引当金 2,886 2,900
リース負債 - 2,019
その他の金融負債 905 2,655
その他の流動負債 6,465 8,353
流動負債合計 62,848 59,761
非流動負債
リース負債 - 6,927
退職給付に係る負債 37,528 38,290
繰延税金負債 1,680 1,216
その他の非流動負債 3,793 3,380
非流動負債合計 43,001 49,813
負債合計 105,849 109,574
資本
資本金 32,363 32,363
資本剰余金 43,018 43,241
自己株式 △6,262 △4,340
利益剰余金 125,927 147,195
その他の資本の構成要素 3,685 1,807
親会社の所有者に帰属する持分合計 198,731 220,266
資本合計 198,731 220,266
負債および資本合計 304,580 329,840
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(2)要約四半期連結損益計算書および要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 218,497 207,668
売上原価 △98,869 △87,889
売上総利益 119,628 119,779
販売費および一般管理費 △68,841 △72,509
その他の収益 3,757 224
その他の費用 △78 △363
営業利益 54,466 47,131
金融収益 1,317 743
金融費用 △67 △117
税引前四半期利益 55,716 47,757
法人所得税費用 △7,665 △9,045
四半期利益 48,051 38,712
四半期利益の帰属
親会社の所有者 48,051 38,712
1株当たり四半期利益
基本的 258.10円 195.40円
希薄化後 242.20円 194.62円
(第3四半期連結会計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 74,920 69,917
売上原価 △32,397 △30,509
売上総利益 42,523 39,408
販売費および一般管理費 △24,445 △24,940
その他の収益 2,648 120
その他の費用 △23 △335
営業利益 20,703 14,253
金融収益 271 267
金融費用 △355 △42
税引前四半期利益 20,619 14,478
法人所得税費用 △2,717 △2,538
四半期利益 17,902 11,940
四半期利益の帰属
親会社の所有者 17,902 11,940
1株当たり四半期利益
基本的 92.37円 60.21円
希薄化後 90.51円 59.92円
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(株)アドバンテスト(6857) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(要約四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期利益 48,051 38,712
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
確定給付制度の再測定 2,093 -
その他の包括利益を通じて公正価値で測
37 △17
定される金融資産の公正価値の純変動
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 2,359 △1,750
税引後その他の包括利益 4,489 △1,767
四半期包括利益 52,540 36,945
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 52,540 36,945
(第3四半期連結会計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期利益 17,902 11,940
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
確定給付制度の再測定 2,093 -
その他の包括利益を通じて公正価値で測
- 0
定される金融資産の公正価値の純変動
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △2,463 2,422
税引後その他の包括利益 △370 2,422
四半期包括利益 17,532 14,362
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 17,532 14,362
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(株)アドバンテスト(6857) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の 資本合計
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 資本の 合計
構成要素
2018年4月1日 残高 32,363 43,466 △77,724 125,204 1,301 124,610 124,610
会計方針の変更の影響 788 788 788
修正再表示後期首残高 32,363 43,466 △77,724 125,992 1,301 125,398 125,398
四半期利益 48,051 48,051 48,051
その他の包括利益 4,489 4,489 4,489
四半期包括利益 - - - 48,051 4,489 52,540 52,540
自己株式の取得 △737 △737 △737
自己株式の処分 △99 1,033 △557 377 377
転換社債の転換 △576 56,079 △31,453 24,050 24,050
配当金 △13,806 △13,806 △13,806
株式に基づく報酬取引 318 318 318
その他の資本の構成要素から利
2,093 △2,093 - -
益剰余金への振替
所有者との取引額等合計 - △357 56,375 △43,723 △2,093 10,202 10,202
2018年12月31日 残高 32,363 43,109 △21,349 130,320 3,697 188,140 188,140
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の 資本合計
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 資本の 合計
構成要素
2019年4月1日 残高 32,363 43,018 △6,262 125,927 3,685 198,731 198,731
四半期利益 38,712 38,712 38,712
その他の包括利益 △1,767 △1,767 △1,767
四半期包括利益 - - - 38,712 △1,767 36,945 36,945
自己株式の取得 △1,122 △1,122 △1,122
自己株式の処分 △299 3,044 △1,116 1,629 1,629
配当金 △16,439 △16,439 △16,439
株式に基づく報酬取引 522 522 522
その他の資本の構成要素から利
111 △111 - -
益剰余金への振替
所有者との取引額等合計 - 223 1,922 △17,444 △111 △15,410 △15,410
2019年12月31日 残高 32,363 43,241 △4,340 147,195 1,807 220,266 220,266
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(株)アドバンテスト(6857) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 55,716 47,757
減価償却費および償却費 3,696 6,729
営業債権およびその他の債権の増減額(△は増加) △11,494 10,906
棚卸資産の増減額(△は増加) △7,014 1,520
営業債務およびその他の債務の増減額(△は減少) △301 △6,323
製品保証引当金の増減額(△は減少) △469 18
預り金の増減額(△は減少) 1,914 1,705
前受金の増減額(△は減少) 1,045 1,739
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △5,352 1,129
その他 2,868 △879
小計 40,609 64,301
利息および配当金の受取額 758 703
利息の支払額 △3 △118
法人所得税の支払額 △5,506 △11,007
営業活動によるキャッシュ・フロー 計 35,858 53,879
投資活動によるキャッシュ・フロー
資本性金融商品の売却による収入 - 111
資本性金融商品の取得による支出 △384 -
負債性金融商品の取得による支出 - △548
有形固定資産の売却による収入 1,921 68
有形固定資産の取得による支出 △3,839 △4,903
無形資産の取得による支出 △261 △295
その他 20 30
投資活動によるキャッシュ・フロー 計 △2,543 △5,537
財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株式の処分による収入 377 1,630
自己株式の取得による支出 △737 △1,122
配当金の支払額 △13,451 △16,217
リース負債の返済による支出 - △1,549
その他 △3 -
財務活動によるキャッシュ・フロー 計 △13,814 △17,258
現金および現金同等物に係る換算差額 1,304 △1,238
現金および現金同等物の純増減額(△は減少) 20,805 29,846
現金および現金同等物の期首残高 103,973 119,943
現金および現金同等物の四半期末残高 124,778 149,789
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(株)アドバンテスト(6857) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
IFRS第16号「リース」
当社グループは、第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」を適用しております。
IFRS第16号の適用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を適用開始日
に認識する方法を採用しております。
IFRS第16号への移行に際し、契約にリースが含まれているか否かについては、IFRS第16号C3項の実務上の便法を
選択し、IAS第17号「リース」およびIFRIC第4号「契約にリースが含まれているか否かの判断」のもとでの判断を
引き継いでおります。
当社グループは、過去にIAS第17号を適用してオペレーティング・リースに分類した借手としてのリースについ
ては、適用開始日に使用権資産およびリース負債を認識しております。リース負債は、残存リース料を適用開始日
における借手の追加借入利子率を用いて割り引いた現在価値で測定しております。
適用開始日において要約四半期連結財政状態計算書に認識した使用権資産は10,344百万円であります。
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(株)アドバンテスト(6857) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 161,852 32,399 24,246 - 218,497
セグメント間の売上高 - - - - -
合計 161,852 32,399 24,246 - 218,497
セグメント利益(調整前営業利益) 51,074 1,074 4,438 △1,794 54,792
(調整)株式報酬費用 - - - - △326
営業利益 - - - - 54,466
金融収益 - - - - 1,317
金融費用 - - - - △67
税引前四半期利益 - - - - 55,716
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 152,208 26,070 29,390 - 207,668
セグメント間の売上高 10 - 9 △19 -
合計 152,218 26,070 29,399 △19 207,668
セグメント利益(調整前営業利益) 52,056 △1,581 3,732 △6,438 47,769
(調整)株式報酬費用 - - - - △638
営業利益 - - - - 47,131
金融収益 - - - - 743
金融費用 - - - - △117
税引前四半期利益 - - - - 47,757
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(株)アドバンテスト(6857) 2020年3月期 第3四半期決算短信
前第3四半期連結会計期間(自 2018年10月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 56,723 10,643 7,554 - 74,920
セグメント間の売上高 - - - - -
合計 56,723 10,643 7,554 - 74,920
セグメント利益(調整前営業利益) 18,826 528 791 706 20,851
(調整)株式報酬費用 - - - - △148
営業利益 - - - - 20,703
金融収益 - - - - 271
金融費用 - - - - △355
税引前四半期利益 - - - - 20,619
当第3四半期連結会計期間(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 49,292 10,084 10,541 - 69,917
セグメント間の売上高 - - 8 △8 -
合計 49,292 10,084 10,549 △8 69,917
セグメント利益(調整前営業利益) 15,700 △28 1,615 △2,795 14,492
(調整)株式報酬費用 - - - - △239
営業利益 - - - - 14,253
金融収益 - - - - 267
金融費用 - - - - △42
税引前四半期利益 - - - - 14,478
(注)1.当社グループは、株式報酬費用調整前営業利益(△損失)をマネジメントによる事業別セグメントの評価等
に使用しております。
2.株式報酬費用は、ストック・オプションおよび業績連動型株式報酬の費用であります。
3.報告セグメントの利益は、株式報酬費用調整前営業利益(△損失)をベースとしております。
4.セグメント間の売上高は市場実勢価格に基づいております。
5.全社に含まれるセグメント利益への調整は、主として全社一般管理費および事業セグメントに割り当てられ
ていない基礎的研究活動に関連する研究開発費であります。
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2020年1月29日
株式会社アドバンテスト
2019年度第3四半期 決算(連結)の概要
1. 受注・受注残 (単位:億円)
2018年度 2019年度実績 2019年度業績予想
実績 1Q 2Q 3Q 2Q比 3Q累計 前年同期比 通期 前年度比
(2,350)
受 注 高 2,752 659 583 729 25.1% 1,971 Δ5.9% 2,700 Δ1.9%
(629)
受 注 残 749 746 613 643 4.9% 643 Δ9.2% 749 0.0%
(注)上段( )の数値は、2019年10月30日発表時の予想であります。
2. 損益 (単位:億円)
2018年度 2019年度実績 2019年度業績予想
実績 1Q 2Q 3Q 2Q比 3Q累計 前年同期比 通期 前年度比
(850) (2,470)
売 上 高 2,825 662 716 699 Δ2.3% 2,077 Δ5.0% 2,700 Δ4.4%
売 価 Δ1,285
上 原 Δ268 Δ306 Δ305 Δ0.2% Δ879 Δ11.1% - -
販売費および一般管理費 Δ930 Δ242 Δ234 Δ250 6.8% Δ726 5.3% - -
その他の収益・費用 37 0 1 Δ2 - Δ1 - - -
(450)
営 業 利 益 647 152 177 142 Δ19.6% 471 Δ13.5% 560 Δ13.4%
( 売 上 高 比 率 ) (22.9%) (22.9%) (24.8%) (20.4%) (22.7%) (20.7%)
金融収益・金融費用 15 Δ3 7 3 Δ63.2% 7 Δ49.9% - -
(458)
税 引 前 当 期 利 益 662 149 184 145 Δ21.0% 478 Δ14.3% 567 Δ14.4%
( 売 上 高 比 率 ) (23.4%) (22.6%) (25.6%) (20.7%) (23.0%) (21.0%)
法 人 所 得 税 費 用 Δ92 Δ28 Δ37 Δ26 Δ30.3% Δ91 18.0% - -
(365)
当 期 利 益 570 121 147 119 Δ18.7% 387 Δ19.4% 490 Δ14.0%
( 売 上 高 比 率 ) (20.2%) (18.3%) (20.5%) (17.1%) (18.6%) (18.1%)
(注)上段( )の数値は、2019年10月30日発表時の予想であります。
3. 財政状態 (単位:億円)
2018年度
2019年度実績
実績
4Q末 1Q末 2Q末 3Q末 2Q比
総 資 産 3,046 3,108 3,236 3,298 1.9%
親 会 社 の 所 有 者 に
帰 属 す る 持 分 合 計 1,987 1,994 2,136 2,203 3.1%
親会社所有者帰属持分比率 65.2% 64.2% 66.0% 66.8% -
4. 配当の状況 (単位:円)
2018年度実績 2019年度
(基準日) 中間期末 期末 年間 中間期末 期末(予想) 年間(予想)
1 株 当 た り 配 当 金 50.00 42.00 92.00 41.00 34.00 75.00
(注)配当は半期の連結業績をベースとした利益配分を行うこととしており、半期の連結配当性向30%を指標としております。
(注)詳細につきましては、本日公表しました「期末配当予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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