6857 アドバンテス 2019-10-30 15:00:00
2020年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年10月30日
上場会社名 株式会社アドバンテスト 上場取引所 東
コード番号 6857 URL https://www.advantest.com/investors
代表者 (役職名) 代表取締役兼執行役員社長 (氏名) 吉田 芳明
問合せ先責任者 (役職名) 取締役兼常務執行役員管理本部長 (氏名) 藤田 敦司 TEL 03-3214-7500
四半期報告書提出予定日 2019年11月13日 配当支払開始予定日 2019年12月2日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満四捨五入)
1. 2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の所有者に帰 四半期包括利益合計
売上高 営業利益 税引前利益 四半期利益
属する四半期利益 額
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 137,751 △4.1 32,878 △2.6 33,279 △5.2 26,772 △11.2 26,772 △11.2 22,583 △35.5
2019年3月期第2四半期 143,577 62.4 33,763 355.5 35,097 450.8 30,149 512.0 30,149 512.0 35,008 528.4
基本的1株当たり四半期利益 希薄化後1株当たり四半期利益
円銭 円銭
2020年3月期第2四半期 135.20 134.77
2019年3月期第2四半期 165.35 151.81
(2) 連結財政状態
資産合計 資本合計 親会社の所有者に帰属する持分 親会社所有者帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2020年3月期第2四半期 323,619 213,599 213,599 66.0
2019年3月期 304,580 198,731 198,731 65.2
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 50.00 ― 42.00 92.00
2020年3月期 ― 41.00
2020年3月期(予想) ― ― ―
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3. 2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に帰属す
売上高 営業利益 税引前利益 当期利益
る当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
通期 247,000 △12.6 45,000 △30.4 45,800 △30.8 36,500 △36.0 36,500 △36.0
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
詳細は、添付P.4「(4)今後の見通し」をご覧ください。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
詳細は、添付P.10「(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 199,566,770 株 2019年3月期 199,566,770 株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 1,294,673 株 2019年3月期 1,732,515 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 198,012,630 株 2019年3月期2Q 182,341,468 株
(注)期末自己株式数には、業績連動型株式報酬 信託口が保有する当社株式(2020年3月期2Q:538,046株、2019年3月期:272,446株)が含まれております。また業績連動型株式報
酬 信託口が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本短信には、将来の事象についての、当社の現時点における期待、見積りおよび予測に基づく記述が含まれております。これらの将来の事象に係る記述は、当社における実際の財務状
況や活動状況が、当該将来の事象に係る記述によって明示されているものまたは暗示されているものと重要な差異を生じるかもしれないという既知および未知のリスク、不確実性その他
の要因が内包されており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。
(株)アドバンテスト(6857) 2020年3月期 第2四半期決算短信
添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… P.2
(1)経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………………… P.2
(2)財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………………… P.3
(3)キャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………………… P.3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… P.4
2.要約四半期連結財務諸表および主な注記 …………………………………………………………………………… P.5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… P.5
(2)要約四半期連結損益計算書および要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… P.6
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… P.8
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… P.9
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… P.10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… P.10
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… P.10
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… P.11
2019年度第2四半期決算(連結)の概要 ……………………………………………………………………………… P.13
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(株)アドバンテスト(6857) 2020年3月期 第2四半期決算短信
1.経営成績等の概況
(1)経営成績の概況
当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年9月30日)の状況 (単位:億円)
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第2四半期連結累計期間 第2四半期連結累計期間
受注高 1,468 1,242 △15.4%
売上高 1,436 1,378 △4.1%
営業利益 338 329 △2.6%
税引前四半期利益 351 333 △5.2%
四半期利益 301 268 △11.2%
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、保護主義的な通商政策を背景とした貿易摩擦の長期化・拡大
の影響により、各国における景気減速感が一段と鮮明なものとなりました。
この不確実な経済情勢のもと、エレクトロニクス、自動車、産業機器など広範な領域で最終製品需要や設備投
資が減衰したほか、米中貿易摩擦に直接的な影響を受けるスマートフォン関連市場で不透明感がいっそう高まり
ました。これら需要軟化要因により2019年の半導体市場はマイナス成長となっており、在庫過剰感の濃いメモリ
半導体を中心に、多くの半導体メーカーで生産調整や投資計画の見直しが進められました。
一方で、半導体試験装置の需要は被測定デバイスの生産量の増減だけではなく、半導体の技術進化トレンドに
も影響されます。先端プロセスを用い半導体の集積度を高めるほど半導体の性能向上と低消費電力化が促され、
その結果半導体試験時間の増大と機能試験の複雑化が進行し、より多くの試験装置需要へと結びつきます。当第
2四半期連結累計期間においても、5G関連半導体など先端プロセス品の生産が拡大したことでSoCテスト・
システムの需要が増加し、他用途における需要減速を補いました。
これらの結果、受注高は1,242億円(前年同期比15.4%減)、売上高は1,378億円(同4.1%減)となりました。
利益面については、営業利益は329億円(同2.6%減)、税引前四半期利益は333億円(同5.2%減)、四半期利益
は268億円(同11.2%減)となりました。なお前年同期の営業利益には、固定資産売却に伴う一過性の利益約10億
円が含まれます。
当第2四半期連結累計期間の平均為替レートは、米ドルが109円(前年同期109円)、ユーロが123円(同130
円)、海外売上比率は95.8%(同94.7%)です。
セグメントの業績は次のとおりであります。
<半導体・部品テストシステム事業部門> (単位:億円)
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第2四半期連結累計期間 第2四半期連結累計期間
受注高 1,119 930 △16.9%
売上高 1,051 1,029 △2.1%
セグメント利益 322 364 12.7%
当部門では、最終需要が広範囲にわたって低調な中、メモリ半導体メーカーをはじめとした多くの顧客でテス
タ投資が減速しました。一方、スマートフォンの基幹半導体であるアプリケーション・プロセッサやベースバン
ド・プロセッサを手掛ける大手半導体メーカー各社が5G向けハイエンドSoCの開発・量産準備を積極的に展
開したことで、SoCテスト・システムに対しては高水準な需要が続きました。ハイエンドSoC向けの売上構
成比が高まったことで、収益性も向上しました。
以上により、当部門の受注高は930億円(前年同期比16.9%減)、売上高は1,029億円(同2.1%減)、セグメン
ト利益は364億円(同12.7%増)となりました。
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<メカトロニクス関連事業部門> (単位:億円)
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第2四半期連結累計期間 第2四半期連結累計期間
受注高 217 140 △35.6%
売上高 218 160 △26.5%
セグメント利益 5 △16 -
当部門では、メモリ半導体の市況悪化の影響を受け、デバイス・インタフェース製品など、メモリ・テストと
事業関連性の高い試験装置周辺機器の需要が全般的に振るいませんでした。
以上により、当部門の受注高は140億円(前年同期比35.6%減)、売上高は160億円(同26.5%減)、セグメン
ト損失は16億円(同21億円悪化)となりました。
<サービス他部門> (単位:億円)
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第2四半期連結累計期間 第2四半期連結累計期間
受注高 132 172 31.0%
売上高 167 189 12.9%
セグメント利益 36 21 △42.0%
当部門では、2019年2月に譲り受けた米Astronics社のシステムレベル・テスト事業の連結効果により、業容が
拡大しました。一方で当M&Aに伴い、無形資産償却費が一時的に増加しました。またSSDテスト・システム
や中古品販売事業の売上が伸び悩みました。
以上により、当部門の受注高は172億円(前年同期比31.0%増)、売上高は189億円(同12.9%増)、セグメン
ト利益は21億円(同42.0%減)となりました。
(2)財政状態の概況
当第2四半期末の総資産は、前年度末比190億円増加し、3,236億円となりました。この主な要因は、現金およ
び現金同等物が149億円、使用権資産が92億円それぞれ増加しましたが、営業債権およびその他の債権が16億円、
棚卸資産が14億円それぞれ減少したことなどによります。負債合計は、リース負債が92億円、主に前受金の増加
によりその他の流動負債が14億円増加しましたが、営業債務およびその他の債務が58億円減少したことにより、
前年度末比42億円増加し、1,100億円となりました。また、資本合計は2,136億円となり、親会社所有者帰属持分
比率は前年度末比0.8ポイント増加し、66.0%となりました。
(3)キャッシュ・フローの概況
当第2四半期末における現金および現金同等物は、前年度末より149億円増加し、1,348億円となりました。当
第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益333億円を計上したことに加え、営業債務およびその
他の債務の減少(△54億円)に、減価償却費などの非資金項目等の損益を調整した結果、299億円の収入(前年同
期は、192億円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、31億円の支出(前年同期は、11億円の支出)となりました。これは主
に、有形固定資産の取得(△31億円)によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、91億円の支出(前年同期は、46億円の支出)となりました。これは主
に、配当金の支払(△83億円)によるものであります。
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(4)今後の見通し
今後の事業環境を展望しますと、上期の業績を牽引した5G関連需要については、基地局整備の推進や5Gス
マートフォンの普及を背景に、中長期にわたり持続的な需要が期待できます。しかしながら大手半導体メーカー
各社の5G関連テスタ投資が当社の想定より急拡大していることから、この領域では短期的な反動が今後生じる
可能性を見込んでいます。一方で低調が続いていたメモリ・テスタ需要については、DRAMの高速化・信頼性
高度化を背景に、下期に持ち直す兆しが見られます。
これら直近の業界動向およびこれまでの業績進捗を踏まえ、当連結会計年度の通期連結業績予想を以下のとお
り修正します。受注高は2019年7月時点の2,300億円から2,350億円へ、売上高は2,300億円から2,470億円へ、営
業利益は300億円から450億円へ、税引前利益は310億円から458億円へ、当期利益は260億円から365億円へ、それ
ぞれ上方修正します。当連結会計年度下期の業績予想の前提とした為替レートは米ドルが105円、ユーロが120円
です。7月時点の通期予想の前提レートから米ドルは5円高、ユーロは10円高の方向で見直しています。
上述のとおり短期的には市場調整の可能性を見ているものの、「半導体試験装置市場は短期需要変動を繰り返
しつつも半導体市場の拡大とともに成長する」という、当社の中長期市場予測に変更はありません。5Gを筆頭
としたデジタル・トランスフォーメションの進展には、より高性能で、より低消費電力で、より信頼性の高い半
導体を提供するための技術開発が不可欠であり、さらなる微細化などの半導体技術の進化とともに半導体試験の
重要度もまた高まっていくものと考えます。
かかる展望を踏まえ、当社は、コーポレート・ビジョンとして掲げた「進化する半導体バリューチェーンで顧
客価値を追求」の体現と、2018年度を起点とする中期経営計画で掲げた経営指標の達成に向けた成長基盤の整
備、期間損益の改善、資本の効率的活用を、引き続き追求してまいります。
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2.要約四半期連結財務諸表および主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産
流動資産
現金および現金同等物 119,943 134,793
営業債権およびその他の債権 51,786 50,230
棚卸資産 57,099 55,719
その他の流動資産 4,423 4,298
流動資産合計 233,251 245,040
非流動資産
有形固定資産 30,786 30,657
使用権資産 - 9,208
のれんおよび無形資産 26,119 25,136
その他の金融資産 2,861 2,627
繰延税金資産 11,209 10,634
その他の非流動資産 354 317
非流動資産合計 71,329 78,579
資産合計 304,580 323,619
負債および資本
負債
流動負債
営業債務およびその他の債務 43,942 38,190
未払法人所得税 8,650 7,644
引当金 2,886 3,008
リース負債 - 2,036
その他の金融負債 905 1,176
その他の流動負債 6,465 7,901
流動負債合計 62,848 59,955
非流動負債
リース負債 - 7,202
退職給付に係る負債 37,528 37,223
繰延税金負債 1,680 1,338
その他の非流動負債 3,793 4,302
非流動負債合計 43,001 50,065
負債合計 105,849 110,020
資本
資本金 32,363 32,363
資本剰余金 43,018 43,093
自己株式 △6,262 △4,718
利益剰余金 125,927 143,476
その他の資本の構成要素 3,685 △615
親会社の所有者に帰属する持分合計 198,731 213,599
資本合計 198,731 213,599
負債および資本合計 304,580 323,619
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(2)要約四半期連結損益計算書および要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 143,577 137,751
売上原価 △66,472 △57,380
売上総利益 77,105 80,371
販売費および一般管理費 △44,396 △47,569
その他の収益 1,109 117
その他の費用 △55 △41
営業利益 33,763 32,878
金融収益 1,392 476
金融費用 △58 △75
税引前四半期利益 35,097 33,279
法人所得税費用 △4,948 △6,507
四半期利益 30,149 26,772
四半期利益の帰属
親会社の所有者 30,149 26,772
1株当たり四半期利益
基本的 165.35円 135.20円
希薄化後 151.81円 134.77円
(第2四半期連結会計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 72,646 71,586
売上原価 △33,739 △30,566
売上総利益 38,907 41,020
販売費および一般管理費 △21,946 △23,354
その他の収益 1,016 74
その他の費用 △32 △22
営業利益 17,945 17,718
金融収益 640 650
金融費用 △25 △38
税引前四半期利益 18,560 18,330
法人所得税費用 △2,303 △3,642
四半期利益 16,257 14,688
四半期利益の帰属
親会社の所有者 16,257 14,688
1株当たり四半期利益
基本的 88.25円 74.13円
希薄化後 81.61円 73.84円
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(株)アドバンテスト(6857) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(要約四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期利益 30,149 26,772
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測
37 △17
定される金融資産の公正価値の純変動
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 4,822 △4,172
税引後その他の包括利益 4,859 △4,189
四半期包括利益 35,008 22,583
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 35,008 22,583
(第2四半期連結会計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期利益 16,257 14,688
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測
- 1
定される金融資産の公正価値の純変動
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 2,979 △808
税引後その他の包括利益 2,979 △807
四半期包括利益 19,236 13,881
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 19,236 13,881
- 7 -
(株)アドバンテスト(6857) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の 資本合計
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 資本の 合計
構成要素
2018年4月1日 残高 32,363 43,466 △77,724 125,204 1,301 124,610 124,610
会計方針の変更の影響 788 788 788
修正再表示後期首残高 32,363 43,466 △77,724 125,992 1,301 125,398 125,398
四半期利益 30,149 30,149 30,149
その他の包括利益 4,859 4,859 4,859
四半期包括利益 - - - 30,149 4,859 35,008 35,008
自己株式の取得 △737 △737 △737
自己株式の処分 △74 776 △417 285 285
転換社債の転換 △575 56,032 △31,433 24,024 24,024
配当金 △4,118 △4,118 △4,118
株式に基づく報酬取引 175 175 175
所有者との取引額等合計 - △474 56,071 △35,968 - 19,629 19,629
2018年9月30日 残高 32,363 42,992 △21,653 120,173 6,160 180,035 180,035
当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の 資本合計
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 資本の 合計
構成要素
2019年4月1日 残高 32,363 43,018 △6,262 125,927 3,685 198,731 198,731
四半期利益 26,772 26,772 26,772
その他の包括利益 △4,189 △4,189 △4,189
四半期包括利益 - - - 26,772 △4,189 22,583 22,583
自己株式の取得 △1,120 △1,120 △1,120
自己株式の処分 △261 2,664 △1,025 1,378 1,378
配当金 △8,309 △8,309 △8,309
株式に基づく報酬取引 336 336 336
その他の資本の構成要素から利
111 △111 - -
益剰余金への振替
所有者との取引額等合計 - 75 1,544 △9,223 △111 △7,715 △7,715
2019年9月30日 残高 32,363 43,093 △4,718 143,476 △615 213,599 213,599
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(株)アドバンテスト(6857) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 35,097 33,279
減価償却費および償却費 2,457 4,548
営業債権およびその他の債権の増減額(△は増加) △12,840 390
棚卸資産の増減額(△は増加) △3,037 684
営業債務およびその他の債務の増減額(△は減少) 526 △5,437
製品保証引当金の増減額(△は減少) △452 132
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 863 648
その他 △142 2,530
小計 22,472 36,774
利息および配当金の受取額 445 470
利息の支払額 △3 △76
法人所得税の支払額 △3,716 △7,289
営業活動によるキャッシュ・フロー 計 19,198 29,879
投資活動によるキャッシュ・フロー
資本性金融商品の売却による収入 - 111
有形固定資産の売却による収入 1,855 49
有形固定資産の取得による支出 △2,718 △3,054
無形資産の取得による支出 △182 △227
その他 △6 △5
投資活動によるキャッシュ・フロー 計 △1,051 △3,126
財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株式の処分による収入 283 1,378
自己株式の取得による支出 △737 △1,120
配当金の支払額 △4,111 △8,302
リース負債の返済による支出 - △1,038
その他 △0 -
財務活動によるキャッシュ・フロー 計 △4,565 △9,082
現金および現金同等物に係る換算差額 3,433 △2,821
現金および現金同等物の純増減額(△は減少) 17,015 14,850
現金および現金同等物の期首残高 103,973 119,943
現金および現金同等物の四半期末残高 120,988 134,793
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(株)アドバンテスト(6857) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
IFRS第16号「リース」
当社グループは、第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」を適用しております。
IFRS第16号の適用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を適用開始日
に認識する方法を採用しております。
IFRS第16号への移行に際し、契約にリースが含まれているか否かについては、IFRS第16号C3項の実務上の便法を
選択し、IAS第17号「リース」およびIFRIC第4号「契約にリースが含まれているか否かの判断」のもとでの判断を
引き継いでおります。
当社グループは、過去にIAS第17号を適用してオペレーティング・リースに分類した借手としてのリースについ
ては、適用開始日に使用権資産およびリース負債を認識しております。リース負債は、残存リース料を適用開始日
における借手の追加借入利子率を用いて割り引いた現在価値で測定しております。
適用開始日において要約四半期連結財政状態計算書に認識した使用権資産は10,344百万円であります。
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(株)アドバンテスト(6857) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報)
前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 105,129 21,756 16,692 - 143,577
セグメント間の売上高 - - - - -
合計 105,129 21,756 16,692 - 143,577
セグメント利益(調整前営業利益) 32,248 546 3,647 △2,500 33,941
(調整)株式報酬費用 - - - - △178
営業利益 - - - - 33,763
金融収益 - - - - 1,392
金融費用 - - - - △58
税引前四半期利益 - - - - 35,097
当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 102,916 15,986 18,849 - 137,751
セグメント間の売上高 10 - 1 △11 -
合計 102,926 15,986 18,850 △11 137,751
セグメント利益(調整前営業利益) 36,356 △1,553 2,117 △3,643 33,277
(調整)株式報酬費用 - - - - △399
営業利益 - - - - 32,878
金融収益 - - - - 476
金融費用 - - - - △75
税引前四半期利益 - - - - 33,279
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(株)アドバンテスト(6857) 2020年3月期 第2四半期決算短信
前第2四半期連結会計期間(自 2018年7月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 54,150 10,678 7,818 - 72,646
セグメント間の売上高 - - - - -
合計 54,150 10,678 7,818 - 72,646
セグメント利益(調整前営業利益) 16,751 105 1,745 △542 18,059
(調整)株式報酬費用 - - - - △114
営業利益 - - - - 17,945
金融収益 - - - - 640
金融費用 - - - - △25
税引前四半期利益 - - - - 18,560
当第2四半期連結会計期間(自 2019年7月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 52,007 9,341 10,238 - 71,586
セグメント間の売上高 - - 1 △1 -
合計 52,007 9,341 10,239 △1 71,586
セグメント利益(調整前営業利益) 18,697 △601 1,604 △1,732 17,968
(調整)株式報酬費用 - - - - △250
営業利益 - - - - 17,718
金融収益 - - - - 650
金融費用 - - - - △38
税引前四半期利益 - - - - 18,330
(注)1.当社グループは、株式報酬費用調整前営業利益(△損失)をマネジメントによる事業別セグメントの評価等
に使用しております。
2.株式報酬費用は、ストック・オプションおよび業績連動型株式報酬の費用であります。
3.報告セグメントの利益は、株式報酬費用調整前営業利益(△損失)をベースとしております。
4.セグメント間の売上高は市場実勢価格に基づいております。
5.全社に含まれるセグメント利益への調整は、主として全社一般管理費および事業セグメントに割り当てられ
ていない基礎的研究活動に関連する研究開発費であります。
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2019年10月30日
株式会社アドバンテスト
2019年度第2四半期 決算(連結)の概要
1. 受注・受注残 (単位:億円)
2018年度 2019年度実績 2019年度業績予想
実績 1Q 2Q 1Q比 2Q累計 前年同期比 通期 前年度比
(820) (2,300)
受 注 高 2,752 659 583 Δ11.5% 1,242 Δ15.4% 2,350 Δ14.6%
(749)
受 注 残 749 746 613 Δ17.8% 613 Δ26.1% 629 Δ16.0%
(注)上段( )の数値は、2019年7月24日発表時の予想であります。
2. 損益 (単位:億円)
2018年度 2019年度実績 2019年度業績予想
実績 1Q 2Q 1Q比 2Q累計 前年同期比 通期 前年度比
(850) (2,300)
売 上 高 2,825 662 716 8.2% 1,378 Δ4.1% 2,470 Δ12.6%
売 上 原 価 Δ1,285 Δ268 Δ306 14.0% Δ574 Δ13.7% - -
販売費および一般管理費 Δ930 Δ242 Δ234 Δ3.6% Δ476 7.1% - -
その他の収益・費用 37 0 1 116.7% 1 Δ92.8% - -
(80) (300)
営 業 利 益 647 152 177 16.9% 329 Δ2.6% 450 Δ30.4%
( 売 上 高 比 率 ) (22.9%) (22.9%) (24.8%) (23.9%) (18.2%)
金融収益・金融費用 15 Δ3 7 - 4 Δ69.9% - -
(310)
税 引 前 当 期 利 益 662 149 184 22.6% 333 Δ5.2% 458 Δ30.8%
( 売 上 高 比 率 ) (23.4%) (22.6%) (25.6%) (24.2%) (18.5%)
法 人 所 得 税 費 用 Δ92 Δ28 Δ37 27.1% Δ65 31.5% - -
(260)
当 期 利 益 570 121 147 21.5% 268 Δ11.2% 365 Δ36.0%
( 売 上 高 比 率 ) (20.2%) (18.3%) (20.5%) (19.4%) (14.8%)
(注)上段( )の数値は、2019年7月24日発表時の予想であります。
3. 財政状態 (単位:億円)
2018年度
2019年度実績
実績
4Q末 1Q末 2Q末 1Q比
総 資 産 3,046 3,108 3,236 4.1%
親 会 社 の 所 有 者 に
帰 属 す る 持 分 合 計 1,987 1,994 2,136 7.1%
親会社所有者帰属持分比率 65.2% 64.2% 66.0% -
4. 配当の状況 (単位:円)
2018年度実績 2019年度
(基準日) 中間期末 期末 年間 中間期末 期末(予想) 年間(予想)
1 株 当 た り 配 当 金 50.00 42.00 92.00 41.00 未定 未定
(注)現時点では2019年度の期末配当については未定です。今後の業績等を勘案し、可能となった時点で速やかに開示する予定です。
(注)配当は半期の連結業績をベースとした利益配分を行うこととしており、半期の連結配当性向30%を指標としております。
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