2018年度（2019年3月期）
決算説明会
2019年4月25日
株式会社アドバンテスト
All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
ご注意
会計基準について
– 本プレゼンテーション資料に記載されている実績や見通し数値は、国際会計基準（IFRS）に基づいて作成しています。
将来の見通しに関する記述について
– 本プレゼンテーション資料およびアドバンテスト代表者が口頭にて提供する情報には、当社の現時点における期待、見積りおよび予測に基づく記述が含まれていま
す。
– これらの将来の事象に係る記述は、当社における実際の財務状況や活動状況が、当該将来の事象に係る記述によって明示されているもの又は暗示されているも
のと重要な差異を生じるかもしれないという既知および未知のリスク、不確実性その他の要因が内包されています。
本資料の利用について
– 本プレゼンテーション資料に記載されている情報は、各国の著作権法、特許法、商標法、意匠法等の知的財産権法その他の法律及び各種条約で保護されて
います。事前に当社の文書による承諾を得ない限り、法律によって明示的に認められる範囲を超えて、これらの情報を使用（改変、複製、転用等）することを禁
止します。
2 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
2018年度決算報告
常務執行役員 藤田 敦司
All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
FY18業績ハイライト
• 半導体の高性能化や信頼性保証強化需要の高まりに呼応し、旺盛なテスタ需要が通期持続
• 半導体在庫調整など、事業環境が下期悪化したものの、過去最高の受注高を記録
• 高水準な需要に追従すべく生産・サポート体制の強化に努め、過去最高の売上高を達成
• 業務効率の改善などにも努めた結果、当期利益、ROE、年間配当金も過去最高
4 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
FY18業績概要
（億円）
FY17 FY18
1月時点 前年同期比
実績 予想 実績
増減額 増減率
受注高 2,478 2,650 2,752 +274 +11.1%
売上高 2,072 2,780 2,825 +752 +36.3%
営業利益 245 630 647 +402 +2.6倍
営業利益率 11.8% 22.7% 22.9% +11.1pts
税引前利益 243 640 662 +419 +2.7倍
当期利益 181 545 570 +389 +3.1倍
当期利益率 8.7% 19.6% 20.2% +11.5pts
IFRS第15号適用に伴う
期首受注残の調整 ▲30 ▲30
Astronics社SLT事業譲受に伴う
受注残の増加 +24
受注残 828 668 749 ▲79 ▲9.5%
1米ドル 111円 110円 110円 1円 円高
為替レート
1ユーロ 129円 130円 129円 -
1株当たり配当額（年間） 32円 88円 92円 60円 増配
5 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
四半期業績推移
（億円）
FY17 FY18
前期比 前年同期比
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
増減額 増減率 増減額 増減率
受注高 494 562 568 854 706 762 627 657 +29 +4.7% ▲198 ▲23.1%
売上高 407 477 509 679 709 727 749 640 ▲110 ▲14.6% ▲40 ▲5.9%
売上総利益 206 249 232 379 382 389 425 344 ▲81 ▲19.1% ▲34 ▲9.1%
売上総利益率 50.6% 52.1% 45.8% 55.7% 53.9% 53.6% 56.8% 53.8% ▲3.0pts ▲1.9pts
営業利益 22 52 32 139 158 180 207 102 ▲105 ▲50.8% ▲36 ▲26.3%
営業利益率 5.5% 10.9% 6.4% 20.4% 22.3% 24.7% 27.6% 15.9% ▲11.7pts ▲4.5pts
税引前四半期利益 16 48 34 145 165 186 206 105 ▲101 ▲49.1% ▲40 ▲27.7%
四半期利益 10 39 26 106 139 162 179 90 ▲90 ▲50.1% ▲17 ▲15.9%
四半期利益率 2.4% 8.2% 5.0% 15.6% 19.6% 22.4% 23.9% 14.0% ▲9.9pts ▲1.6pts
IFRS第15号適用に伴う
期首受注残の調整 ▲30
Astronics社SLT事業譲受に伴う
受注残の増加 +24
受注残 509 594 653 828 795 830 708 749 41 +5.8% ▲79 ▲9.5%
1米ドル 112円 111円 112円 111円 108円 111円 113円 111円 2円 円高 -
為替レート
1ユーロ 121円 128円 132円 134円 131円 129円 130円 126円 4円 円高 8円 円高
6 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
四半期受注高 事業セグメント別
854
762 【半導体・部品テストシステム内訳】
706
657
（億円） 627
602
568 583
562
602 536
484 494 488
118 192 461
583 309 57
536 461 388 391 78
388 391 488
297 316 316
297 126
205
99
95
418 431
391 383
141
76 79 92 265 293
108 112 94 123 68 217
202 183
110 98 111 77 104
70 62 55 71
FY16 FY17 FY18 FY16 FY17 FY18
4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
半導体・部品 メカトロニクス サービス他 メモリ・テスタ SoCテスタ
テストシステム事業 関連事業
*合計にはセグメント間の内部取引の消去分が含まれます
7 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
四半期売上高 事業セグメント別
749 【半導体・部品テストシステム内訳】
709 727
679
640
（億円）
568
541
509 495 510 498
483 477
173
510 541 568 70
407 495 194
176 194
498
337
312 337 312 310
310
267
267 127
128 122
105 428
395
319 316 347
90 91 100 111 107 106
72 96 68 210
184 162 188
82 69 70 81 85 89 78 75 73
FY16 FY17 FY18 FY16 FY17 FY18
4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
半導体・部品 メカトロニクス サービス他 メモリ・テスタ SoCテスタ
テストシステム事業 関連事業
*合計にはセグメント間の内部取引の消去分が含まれます
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四半期受注高/売上高 地域(出荷先)別
＜受注高＞ 854 ＜売上高＞
60
762 749
706 31 709 727
33
31 657 679 30
104
627 37
46 640
（億円） 152
323 46 40
562 568 152 33
158 197
25 154
494 31 509 136
484 142 180 483 477
98 37
58 63 156 343 58 32
407
128
105 36 138 358
124 339 124 290
241 142 272 295 223
220
280 124
163
137 147
128 116
110
180 198 104
79 99
57 115 65 90 104 93 145
52 100 78 43 79 109
23 29 23
37 17 28 45 37 52 31
23 38 44 30 19 27 24
34 15 17 25 42 35 29 13 26 19 16 42 43
92 89 16 17 18 20 19 90 19 17
51 59 69 43 49 45 58 43 69 69 65 72
34 36 36
FY16 FY17 FY18 FY16 FY17 FY18
4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
日本 韓国 台湾 中国 米州 欧州 その他 87.9% 91.1% 93.2% 92.8% 94.6% 93.5% 95.8% 95.6% 93.7%
海外売上高比率
9 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
売上高/売上総利益/営業利益
727 749
709
（億円）
679 56.8%
52.4% 52.1%
53.9% 53.6% 640
50.6%
*
45.8% 55.7% 53.8%
（億円）
483 509
477 FY17 FY18
407 425 売上高 2,072 2,825
379 382 389
27.6% 344 売上総利益 1,066 1,540
24.7% 売上総利益率 51.4% 54.5%
22.3%
253 249 20.4% 販管費等 821 893
206 232
180 207 15.9% 営業利益 245 647
10.9% 158
9.5% 139 営業利益率 11.8% 22.9%
6.4% 102
5.5%
46 52 32
22
FY16 FY17 FY18
4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
売上高 売上総利益 営業利益 売上総利益率 営業利益率
*FY17 3Qにナノテクノロジー事業の棚卸資産評価損(33億円)を計上しています。
この評価損影響を除いたFY17 3Qの売上総利益率は、52.3%となります。
10 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
投資等/キャッシュ・フロー
＜投資等＞ FY17 FY18 ＜キャッシュ・フロー＞ FY17 FY18
研究開発費 335 379 営業キャッシュ・フロー 283 448
研究開発費 売上高比率 16.2% 13.4% 営業キャッシュ・フロー
設備投資 54 66 投資キャッシュ・フロー ▲23 ▲159
設備投資 投資キャッシュ・フロー
減価償却費
減価償却費 50 50
フリー・キャッシュ・フロー フリー・キャッシュ・フロー 259 289
152
133 131
（億円） 102
97 96 95 85
85 84 86 （億円） 167
78 152 50
76 33 127
27
79 8 89
65
38 31 4
21
2 6
-11 -13 -18 -14 -14
24 26
-44
14 16
12 11 12 12
7
17 12 12 12 14 12 13 12 13 -134
FY16 FY17 FY18 FY16 FY17 FY18
4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
17.5% 18.6% 17.6% 15.3% 14.4% 12.2% 13.1% 13.7% 14.8%
研究開発費売上高比率 *フリー・キャッシュ・フロー＝営業キャッシュ・フロー＋投資キャッシュ・フロー
11 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
連結財政状態
＜資産の部＞ ＜負債・資本の部＞
3,046 3,046
2,966 2,966
（億円） （億円） 営業債務および
439 その他の債務
2,546 2,546 428
1,199
現金および 59 190 その他の流動負債
現金同等物
1,248 433 223
その他の
430 非流動負債
1,040 375
社債（流動） 299
324 資本金
140 324
営業債権および
518 その他の債権
495 428 430 資本剰余金
379 431
571 棚卸資産 324
496 566
45 その他の流動資産
435
56 64 308 有形固定資産 1,126 1,233 利益剰余金等
292 294
153 159 261 のれんおよび無形資産
487
130 140 144 その他の非流動資産
2018年 2018年 2019年 2018年 2018年 2019年
3月末 12月末 3月末 3月末 12月末 3月末
親会社の所有者に
帰属する持分 1,246 1,881 1,987
親会社所有者
帰属持分比率 49.0% 63.4% 65.2%
12 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
2019年度事業見通しと中期経営計画の進捗
代表取締役 兼 執行役員社長 吉田 芳明
All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
テスタ市場予想 <19年4月時点の見方>
CY18実績
– 半導体の性能・信頼性高度化を背景に、多くの半導体メーカーが活発なテスタ投資を通年維持
– 販売動向を精査し、CY18市場規模を1月時点の推定値から増額修正
CY19予想
– 世界経済の不透明感が濃い中、テスタ市場も減速局面入り。環境改善時期はFY19下期を見込む
– 次期先端半導体のテスト能力増強投資に牽引され、CY20のテスタ市場規模は再び拡大へ
CY18実績 CY19推定 変化率
約$2,550M 約$2,000M 前年比
SoCテスタ市場 (1月推定値:約$2.4B) （1月推定値から変更なし) 約20%減
約$1,150M 約$550-650M 前年比
メモリ・テスタ市場 (1月推定値:約$1.0B) (1月推定値:約$700-800M) 約40-50%減
14 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
FY19業績予想
（億円）
FY18 FY19
前年度比
実績 予想
増減額 増減率
受注高 2,752 2,300 ▲452 ▲16.4%
売上高 2,825 2,300 ▲525 ▲18.6%
営業利益 647 300 ▲347 ▲53.6%
営業利益率 22.9% 13.0% ▲9.9pts
税引前利益 662 310 ▲352 ▲53.2%
当期利益 570 260 ▲310 ▲54.4%
当期利益率 20.2% 11.3% ▲8.9pts
受注残 749 749 - -
1米ドル 110円 110円 -
為替レート*
1ユーロ 129円 130円 1円 円安
ROE 35.3% 12.6% ▲22.7pts
*為替レート変動が当社のFY19営業利益に与える影響の最新見通しは、対米ドルが1円安時プラス5億円です。対ユーロはマイナス1億円です。
15 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
FY19見通し（事業別）
半導体・部品テストシステム
売上高推移 (億円)
2,117
半導体・部品テストシステム事業
631
FY18比 ＜SoCテスタ＞
1,530 ▲28%
1,409 – 好調だったFY18比では減収予想となるが、半導体高性能
400
FY18比 化の進展がSoCテスタ需要水準を下支え
▲37%
530 – アプリケーション・プロセッサやイメージセンサなど、スマートフォン
端末高性能化を支える半導体へのテスト能力増強トレンド
が持続
1,486
1,130
FY18比
▲24%
– EUV本格立ち上げも、ハイエンド・プロセッサ向けテスタ需要を
879 サポート
– 5G関連の需要本格化はCY20以降を想定
FY17 FY18 FY19予想
メモリ・テスタ SoCテスタ
16 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
FY19見通し（事業別）
半導体・部品テストシステム
売上高推移 (億円)
2,117
半導体・部品テストシステム事業
631
FY18比 ＜メモリ・テスタ＞
1,530 ▲28%
1,409 – メモリ在庫調整の影響下、メモリ・テスタ需要は足元低調
FY18比
400 ▲37% – テスタ需要回復時期はビット需要の回復ペースに依存するが、
530 現状では下期の回復を見込む
– とくにDRAMで、微細化、DDR5シフト、HPC向け高速品の
1,486 需要立ち上がりなど、テスタにポジティブなトレンドを見込む
FY18比
1,130
879
▲24% – NVMは、NAND多層化投資に関連した需要が中心となる
見通し
FY17 FY18 FY19予想
メモリ・テスタ SoCテスタ
17 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
FY19見通し（事業別）
メカトロニクス関連 売上高推移 (億円)
メカトロニクス関連事業
– メモリ顧客のテスタ投資減速に伴い、DI製品は減収予想
359 392 360
FY18比
▲8%
– EUV関連需要の取り込みによりナノテク製品は増収見通し
FY17 FY18 FY19予想
サービス他 売上高推移 (億円)
サービス他事業
– 顧客内のテスタ稼働は一定維持されており、中核事業である
FY18比
410 +30% フィールド・サービス売上の底堅い推移を見込む
305 315
– Astronics社のSLT事業の買収効果などにより、セグメント増
収を予想
FY17 FY18 FY19予想
18 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
当社の中長期経営方針
「グランドデザイン」(長期経営方針・FY18-27) 中期経営計画(FY18-20)
– 製品需要の年ごとのアップダウンは避けられないため、３カ年平
＜長期経営目標＞ 均で数値目標を設定
「売上高3,000億円～4,000億円の達成」
– 新たなテスト需要に卓越したソリューションを提供し、売上高と
– 成長分野へのフォーカス、顧客とのパートナーシップ強化でシェアを 市場シェアを伸長
年1%ペースで改善（CY17実績:36%→CY27目標:46％）
– 中長期の売上成長に向け、積極的なR&D投資・M&A
– 新規事業として、現在のコアビジネスの周辺分野の開拓
– 半期連結配当性向30%を基本としつつ、成長投資見通しを
勘案した上で総株主還元を機動的に検討
＜コスト、利益構造＞ 中期経営計画
– 売上成長を目指すにあたり、コスト構造のバランスにも配慮 （FY18-20 平均）
3,000億円レベルでの 保守的シナリオ ベース・シナリオ
コスト構造モデル
半導体試験装置市場 成長率 年0％ 年4％
売上高 3,000億円
売上原価率 46％
売上高 2,300億円 2,500億円
売上高販管費比率 32％ 営業利益率 15％ 17％
(うちR&D費比率） 13％ ROE 15％ 18％
営業利益率 22％
１株当たり当期利益(EPS) 135円 170円
19 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
中長期成長に向けた取り組み
FY18に実施した重要施策 FY19重点施策
– 5Gへの注力と顧客獲得 – 業界をリードする最重要顧客とのエンゲージメント強化
– 中長期を見据えた戦略実行のための社内組織変更 – 市場シェアの維持・拡大
▪ テスタ開発部門のグローバル統合 – 中長期的成長の観点での人員増強、人材開発強化
▪ AIやデータアナリティクスの活用をはじめとした、新たなテストビジ ▪ R&D人員、重点地域におけるマーケティング/セールス/SE/
ネスの探索チームを組成 サービス要員を増強
– 近縁事業領域への拡大への一歩として、米Astronics社 – オペレーショナル・エクセレンスに向けた業務効率化
のシステムレベル・テスト事業部門を買収
– ROICを活用した事業運営の高度化
– 事業マネジメント体制強化のため、ROICベースの事業管
理・評価ツールを導入 ＜開発投資・設備投資の見通し＞
FY18実績 FY19予定
システムレベル・テスト・システム 研究開発費 379億円 370億円
ATS5034
設備投資 66億円 100億円
減価償却費 50億円 60億円
20 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
市場シェアの状況
当社
他社
CY17 CY18
全体シェア 全体シェア
36% 54%
前年比
+18pts
＜SoCテスタ＞ CY18市場シェア 52% (前年比 +22pts)
＜メモリ・テスタ＞CY18市場シェア 58% (前年比 +1pt)
21 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
5Gは中長期にわたってテスタ需要を牽引
Autonomous
Smart transportation
Data center
Smart Factory
Edge computing
AI
Machine learning
Infrastructure
Smart Home
• 5Gは通信技術にとどまらず、情報化社会のあり方を再定義する可能性のある技術基盤
• 広範な領域でデジタル革命の進展を促し、中長期かつ持続的に半導体需要・テスタ需要を押し上げる存在となると予想
22 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
初期の5Gとテスタ需要
通信用半導体の数量増・性能向上 スマートフォン全体の高性能化 データセンター能力向上
アプリケーション・ サーバー用
5G初期における
通信用半導体テストの需要増
プロセッサ プロセッサ
$200M～400M/年(当社推定値) 5Gベースバンド・ さらなる微細化・高性能化に伴う さらなる微細化・高性能化に伴う
プロセッサ テスト項目増 テスト項目増
マルチモード・マルチバンド対応、
5G基地局用
微細化に伴うテスタ需要増 DRAM サーバー用DRAM
半導体
5Gの伝送距離/指向性特性により 微細化・LPDDR5採用に伴う DDR5、HBM、GDDRなど高速/
4G比で数量増加 5G RF半導体 テスタ需要増 広帯域メモリ増に伴うテスタ需要増
ビームフォーミング対応のため NANDフラッシュ ストレージ・メモリ
4G比で数量増加
大容量化に伴う 大容量化、高速化に伴う
テスト時間増 テスタ需要増
5Gは半導体の高性能化と低消費電力化＝テスト難易度上昇・テスト複雑化を加速
テスト課題の顕在化とともに、当社に対するソリューション依頼が増加中
23 All Rights Reserved - ADVANTEST CORPORATION
中期経営計画の初年度進捗
中期経営計画
FY15-17 （FY18-FY20 平均） FY18実績
平均
保守的シナリオ ベース・シナリオ
売上高 1,751億円 2,300億円 2,500億円 2,825億円
営業利益率 9％ 15％ 17％ 22.9%
ROE 12％ 15％ 18％ 35.3%
１株当たり当期利益(EPS) 74円 135円 170円 302円
• 中期経営計画（FY18-20）初年度となるFY18は、テスタ市場拡大と市場シェア改善により、ベース・シナリオで掲げた全ての
KPIで目標値を超過。3ヵ年計画の達成に向け、力強く進捗できた
• 半導体の高性能化やテストの重要度増進など、当社の中長期的成長を支える市場トレンドに変化はない。世界経済の不透
明感がテスタ市場にも波及するなかFY19は減収減益を予想するが、FY20は業績回復を見込む
• 中期経営計画としては当初の目標値を据え置くとともに、引き続き目標値の達成に努める
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