6857 アドバンテス 2021-07-28 15:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年7月28日
上場会社名 株式会社アドバンテスト 上場取引所 東
コード番号 6857 URL https://www.advantest.com/ja/investors/
代表者 (役職名) 代表取締役兼執行役員社長 (氏名)吉田 芳明
問合せ先責任者 (役職名) 取締役兼経営執行役員管理本部長 (氏名)藤田 敦司 TEL 03-3214-7500
四半期報告書提出予定日 2021年8月13日
配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有
(百万円未満四捨五入)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
四半期包括利益
売上高 営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 97,116 45.5 26,125 94.1 25,741 99.6 19,344 83.4 19,344 83.4 19,875 96.1
2021年3月期第1四半期 66,725 0.8 13,458 △11.2 12,895 △13.7 10,550 △12.7 10,550 △12.7 10,137 16.5
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第1四半期 98.42 97.87
2021年3月期第1四半期 53.16 52.89
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 428,169 284,986 284,986 66.6
2021年3月期 422,641 280,369 280,369 66.3
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 38.00 - 80.00 118.00
2022年3月期 -
2022年3月期(予想) 50.00 - - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に
売上高 営業利益 税引前利益 当期利益
帰属する当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
通期 385,000 23.1 100,000 41.4 100,000 43.6 75,000 7.5 75,000 7.5
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
詳細は、添付P.4「(4)今後の見通し」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 199,566,770株 2021年3月期 199,566,770株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 2,818,332株 2021年3月期 3,132,075株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 196,550,687株 2021年3月期1Q 198,481,834株
(注)期末自己株式数には、業績連動型株式報酬信託口が保有する当社株式(2022年3月期1Q:453,859株、
2021年3月期:694,832株)が含まれております。また業績連動型株式報酬信託口が保有する当社株式を、
期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本短信には、将来の事象についての、当社の現時点における期待、見積りおよび予測に基づく記述が含まれておりま
す。これらの将来の事象に係る記述は、当社における実際の財務状況や活動状況が、当該将来の事象に係る記述によ
って明示されているものまたは暗示されているものと重要な差異を生じるかもしれないという既知および未知のリス
ク、不確実性その他の要因が内包されており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。
(株)アドバンテスト(6857) 2022年3月期 第1四半期決算短信
添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… P.2
(1)経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………………… P.2
(2)財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………………… P.3
(3)キャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………………… P.3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… P.4
2.要約四半期連結財務諸表および主な注記 …………………………………………………………………………… P.5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… P.5
(2)要約四半期連結損益計算書および要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… P.6
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… P.7
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… P.8
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… P.9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… P.9
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… P.9
2021年度第1四半期決算(連結)の概要 ………………………………………………………………………… P.10
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(株)アドバンテスト(6857) 2022年3月期 第1四半期決算短信
1.経営成績等の概況
(1)経営成績の概況
当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)の状況 (単位:億円)
2021年3月期 2022年3月期
前年同期比
第1四半期連結累計期間 第1四半期連結累計期間
受注高 615 1,612 2.6倍
売上高 667 971 45.5%
営業利益 135 261 94.1%
税引前四半期利益 129 257 99.6%
四半期利益 106 193 83.4%
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナ変異株の感染拡大によりコロナ禍の明確な収束シ
ナリオが見えない中、不透明な状況が続きました。一方で、中国や米国、欧州などではワクチン接種が進んだこ
とにより歴史的な景気後退からの回復軌道に入り、また各国の積極的な金融・財政支援策が景気を下支えしたこ
とで、全体として経済活動の正常化への動きが進展しました。
半導体市場においては、社会全般および産業界でのデジタル化の加速が、データセンターやPC、AI関連の
半導体需要を押し上げました。また5Gスマートフォンメーカー間の販売競争は、関連する半導体の需要増と高
機能化対応を促しました。加えてコロナ禍からの最終需要回復を受け、自動車向けを中心に、多様な用途で半導
体不足感が顕著となりました。さらにコロナ後の回復期待を背景とする在庫積み増しなどの動きも加わり、半導
体市場全般にわたって生産能力増強投資や先端技術投資に向けた動きが活発化しました。
こうした環境下、当社は、強みとする幅広い製品ポートフォリオを活用することで、拡大する半導体試験需要
の全方位的な取り込みに努めました。また旺盛な試験装置需要に応えるべく、半導体や電子部品の需給が逼迫す
る中、部材の安定調達に向けて最大限取り組みました。
これらの結果、受注高は1,612億円(前年同期比2.6倍)となり、四半期受注としての過去最高額を大幅に更新
しました。売上高も971億円(同45.5%増)と、受注同様に過去最高の数字を収めました。利益面については、営
業利益は261億円(同94.1%増)、税引前四半期利益は257億円(同99.6%増)、四半期利益は193億円(同83.4%
増)でした。当四半期の平均為替レートは、米ドルが109円(前年同期108円)、ユーロが131円(同118円)、海
外売上比率は97.0%(前年同期96.7%)でした。
セグメントの業績は次のとおりであります。
<半導体・部品テストシステム事業部門> (単位:億円)
2021年3月期 2022年3月期
前年同期比
第1四半期連結累計期間 第1四半期連結累計期間
受注高 424 1,162 2.7倍
売上高 423 673 59.2%
セグメント利益 118 244 2.1倍
当部門では、SoC半導体用試験装置は、ハイエンド化が進むスマートフォン関連や市況改善が進んだ車載・
産業機器関連を中心に全般的に需要が伸びました。とりわけ微細化を通じてアプリケーション・プロセッサやH
PC用デバイスの複雑化が進展し、当社製品の需要を力強く牽引しました。加えて顧客間で当社製品に対する先
行確保の動きが強まったことも、SoC半導体用試験装置の受注増の要因となりました。メモリ半導体用試験装
置は、昨年から良好な市場環境が続く中、前年同期と同等の需要水準で推移しました。
以上により、当部門の受注高は1,162億円(前年同期比2.7倍)、売上高は673億円(同59.2%増)、セグメント
利益は244億円(同2.1倍)となりました。
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(株)アドバンテスト(6857) 2022年3月期 第1四半期決算短信
<メカトロニクス関連事業部門> (単位:億円)
2021年3月期 2022年3月期
前年同期比
第1四半期連結累計期間 第1四半期連結累計期間
受注高 85 140 64.9%
売上高 89 115 29.1%
セグメント利益 2 20 10.9倍
当部門では、メモリ半導体用試験装置の需要が高水準であったことを背景に、同装置向けのデバイス・インタ
フェースやテスト・ハンドラの需要が堅調でした。またEUV露光技術の普及を受け、ナノテクノロジー製品の
需要も好調でした。
以上により、当部門の受注高は140億円(前年同期比64.9%増)、売上高は115億円(同29.1%増)、セグメン
ト利益は20億円(同10.9倍)となりました。
<サービス他部門> (単位:億円)
2021年3月期 2022年3月期
前年同期比
第1四半期連結累計期間 第1四半期連結累計期間
受注高 109 310 2.9倍
売上高 159 184 15.5%
セグメント利益 37 32 △12.6%
当部門では、高規格なSSDの普及やサーバー・パソコン市場の堅調さを主因として、システムレベル・テス
ト製品の受注が伸長しました。当部門でも当社製品の先行確保の動きが一部生じ、受注高の増加に繋がりまし
た。また当社製品の設置台数が拡大する中、保守サービスの需要も堅調でした。一方で、売上ミックスの関係
で、前年度比利益率は低下しました。
以上により、当部門の受注高は310億円(前年同期比2.9倍)、売上高は184億円(同15.5%増)、セグメント利
益は32億円(同12.6%減)となりました。
(2)財政状態の概況
当第1四半期末の総資産は、現金および現金同等物が41億円減少したものの、棚卸資産が74億円、営業債権お
よびその他の債権が23億円それぞれ増加したことなどにより、前年度末比55億円増加の4,282億円となりました。
負債合計は、営業債務およびその他の債務が49億円減少したものの、その他の金融負債が34億、その他の流動負
債が22億円それぞれ増加したことなどにより、前年度末比9億円増加の1,432億円となりました。なお、その他の
金融負債の増加は主に預り金の増加によるものであり、その他の流動負債の増加は主に前受金の増加によるもの
であります。また、資本合計は2,850億円となり、親会社所有者帰属持分比率は前年度末比0.3ポイント増加の
66.6%となりました。
(3)キャッシュ・フローの概況
当第1四半期末における現金および現金同等物は、前年度末より41億円減少し、1,451億円となりました。当第
1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益257億円を計上したことに加え、棚卸資産の増加
(△73億円)、法人所得税の支払額(△67億円)に減価償却費などの非資金項目等の損益を調整した結果、146億
円の収入(前年同期は、98億円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、31億円の支出(前年同期は、30億円の支出)となりました。これは主
に、有形固定資産の取得(△31億円)によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、158億円の支出(前年同期は、79億円の支出)となりました。これは主
に、配当金の支払による支出(△153億円)によるものであります。
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(株)アドバンテスト(6857) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(4)今後の見通し
今後の市場環境を展望しますと、最終製品の需要拡大と高機能化に沿って半導体需要の拡大が見込まれる中、
半導体供給不足を解消するための能力増強投資は当面持続するものと予想しています。またデジタル革命の進展
とエネルギー効率改善ニーズを背景に、いっそうの半導体高性能化を実現するための技術投資の必要性も高まっ
ています。これらを総合すれば、短期的にも中長期的にも半導体およびその関連市場の拡大が期待されます。
当社においては、第1四半期の急峻な受注増の反動を今後見込むものの、第2四半期以降も一定以上の高水準
な受注が継続すると想定しています。売上高については部材調達面での懸念はあるものの、今後の安定的な推移
を予想しています。
これらの見通しおよび当第1四半期連結累計期間の業績進捗を踏まえ、当連結会計年度の通期連結業績予想を
次のとおりに修正します。受注高は2021年4月時点の3,500億円から4,000億円へ、売上高は3,500億円から3,850
億円へ、営業利益、税引前利益は各々850億円から1,000億円へ、当期利益は640億円から750億円へ、それぞれ上
方修正します。予想の前提とした当連結会計年度第2四半期以降の9か月間の為替レートは、米ドルが110円、ユ
ーロが135円です。
新型コロナウイルス感染症の影響については、各国における移動制限や都市封鎖による事業制約が継続してい
ますが、当第1四半期連結累計期間の業績に対する影響は軽微であったと認識しています。しかしながら、変異
株拡大により、新型コロナウイルス感染症がもたらす世界経済の不確実性は未だ高い状態にあります。上述の通
り、中長期的にわたる市場環境の好調を現在想定していますが、当社は今後とも、外部環境の変化に機動的に対
応することを最優先事項とし事業活動に臨みます。そして中長期経営方針「グランドデザイン」で目標とする売
上高4,000億円の達成に向け、当2021年度を初年度とする第2期中期経営計画で掲げた各成長施策を推進してまい
ります。
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(株)アドバンテスト(6857) 2022年3月期 第1四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表および主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産
流動資産
現金および現金同等物 149,164 145,062
営業債権およびその他の債権 57,028 59,299
棚卸資産 64,340 71,776
その他の流動資産 8,563 9,280
流動資産合計 279,095 285,417
非流動資産
有形固定資産 41,613 41,090
使用権資産 11,668 11,302
のれんおよび無形資産 54,543 53,909
その他の金融資産 10,211 10,366
繰延税金資産 25,242 25,558
その他の非流動資産 269 527
非流動資産合計 143,546 142,752
資産合計 422,641 428,169
負債および資本
負債
流動負債
営業債務およびその他の債務 58,558 53,654
未払法人所得税 8,619 8,395
引当金 4,058 4,187
リース負債 2,486 2,512
その他の金融負債 3,509 6,892
その他の流動負債 12,581 14,731
流動負債合計 89,811 90,371
非流動負債
リース負債 9,364 8,976
退職給付に係る負債 36,891 37,725
繰延税金負債 4,473 4,667
その他の非流動負債 1,733 1,444
非流動負債合計 52,461 52,812
負債合計 142,272 143,183
資本
資本金 32,363 32,363
資本剰余金 44,573 44,192
自己株式 △15,001 △13,984
利益剰余金 214,858 218,308
その他の資本の構成要素 3,576 4,107
親会社の所有者に帰属する持分合計 280,369 284,986
資本合計 280,369 284,986
負債および資本合計 422,641 428,169
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(2)要約四半期連結損益計算書および要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 66,725 97,116
売上原価 △28,772 △42,371
売上総利益 37,953 54,745
販売費および一般管理費 △24,532 △28,270
その他の収益 76 163
その他の費用 △39 △513
営業利益 13,458 26,125
金融収益 47 17
金融費用 △610 △401
税引前四半期利益 12,895 25,741
法人所得税費用 △2,345 △6,397
四半期利益 10,550 19,344
四半期利益の帰属
親会社の所有者 10,550 19,344
1株当たり四半期利益
基本的 53.16円 98.42円
希薄化後 52.89円 97.87円
(要約四半期連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期利益 10,550 19,344
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測
16 272
定される金融資産の公正価値の純変動
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △429 259
税引後その他の包括利益 △413 531
四半期包括利益 10,137 19,875
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 10,137 19,875
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(株)アドバンテスト(6857) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の 資本合計
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 資本の 合計
構成要素
2020年4月1日 残高 32,363 43,550 △4,179 159,803 △85 231,452 231,452
四半期利益 10,550 10,550 10,550
その他の包括利益 △413 △413 △413
四半期包括利益 - - - 10,550 △413 10,137 10,137
自己株式の取得 △1 △1 △1
自己株式の処分 △83 827 △243 501 501
配当金 △8,135 △8,135 △8,135
株式に基づく報酬取引 288 288 288
所有者との取引額等合計 - 205 826 △8,378 - △7,347 △7,347
2020年6月30日 残高 32,363 43,755 △3,353 161,975 △498 234,242 234,242
当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の 資本合計
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 資本の 合計
構成要素
2021年4月1日 残高 32,363 44,573 △15,001 214,858 3,576 280,369 280,369
四半期利益 19,344 19,344 19,344
その他の包括利益 531 531 531
四半期包括利益 - - - 19,344 531 19,875 19,875
自己株式の取得 △2 △2 △2
自己株式の処分 △644 1,019 △179 196 196
配当金 △15,715 △15,715 △15,715
株式に基づく報酬取引 263 263 263
所有者との取引額等合計 - △381 1,017 △15,894 - △15,258 △15,258
2021年6月30日 残高 32,363 44,192 △13,984 218,308 4,107 284,986 284,986
- 7 -
(株)アドバンテスト(6857) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 12,895 25,741
減価償却費および償却費 2,646 3,397
営業債権およびその他の債権の増減額(△は増加) 7,737 △2,008
棚卸資産の増減額(△は増加) △7,978 △7,326
営業債務およびその他の債務の増減額(△は減少) △4,806 △4,394
製品保証引当金の増減額(△は減少) △19 130
預り金の増減額(△は減少) 2,702 3,317
前受金の増減額(△は減少) 1,852 2,038
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 341 538
その他 △1,725 △86
小計 13,645 21,347
利息および配当金の受取額 54 20
利息の支払額 △44 △38
法人所得税の支払額 △3,901 △6,744
営業活動によるキャッシュ・フロー 計 9,754 14,585
投資活動によるキャッシュ・フロー
負債性金融資産の売却による収入 - 124
有形固定資産の取得による支出 △2,862 △3,072
無形資産の取得による支出 △172 △130
その他 16 20
投資活動によるキャッシュ・フロー 計 △3,018 △3,058
財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株式の処分による収入 503 186
配当金の支払額 △7,882 △15,320
リース負債の返済による支出 △554 △639
その他 △0 △2
財務活動によるキャッシュ・フロー 計 △7,933 △15,775
現金および現金同等物に係る換算差額 △345 146
現金および現金同等物の純増減額(△は減少) △1,542 △4,102
現金および現金同等物の期首残高 127,703 149,164
現金および現金同等物の四半期末残高 126,161 145,062
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(株)アドバンテスト(6857) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 41,959 8,879 15,887 - 66,725
セグメント間の売上高 332 - - △332 -
合計 42,291 8,879 15,887 △332 66,725
セグメント利益(調整前営業利益) 11,814 183 3,713 △1,877 13,833
(調整)株式報酬費用 - - - - △375
営業利益 - - - - 13,458
金融収益 - - - - 47
金融費用 - - - - △610
税引前四半期利益 - - - - 12,895
当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 67,298 11,463 18,355 - 97,116
セグメント間の売上高 20 - - △20 -
合計 67,318 11,463 18,355 △20 97,116
セグメント利益(調整前営業利益) 24,394 1,998 3,245 △3,185 26,452
(調整)株式報酬費用 - - - - △327
営業利益 - - - - 26,125
金融収益 - - - - 17
金融費用 - - - - △401
税引前四半期利益 - - - - 25,741
(注)1.当社グループは、株式報酬費用調整前営業利益(△損失)をマネジメントによる事業別セグメントの評価等
に使用しております。
2.株式報酬費用は、ストック・オプションおよび業績連動型株式報酬の費用であります。
3.報告セグメントの利益は、株式報酬費用調整前営業利益(△損失)をベースとしております。
4.セグメント間の売上高は市場実勢価格に基づいております。
5.全社に含まれるセグメント利益への調整は、主として全社一般管理費および事業セグメントに割り当てられ
ていない基礎的研究活動に関連する研究開発費であります。
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2021年7月28日
株式会社アドバンテスト
2021年度第1四半期 決算(連結)の概要
1. 受注・受注残 (単位:億円)
2020年度実績 2021年度実績 2021年度業績予想
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 前年同期比 前期比 通期 前年度比
(3,500)
受 注 高 615 641 951 1,099 1,612 2.6倍 46.6% 4,000 21.0%
(1,088)
受 注 残 857 725 895 1,088 1,729 2.0倍 58.9% 1,238 13.8%
(注)上段( )の数値は、2021年4月27日発表時の予想であります。
2. 損益 (単位:億円)
2020年度実績 2021年度実績 2021年度業績予想
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 前年同期比 前期比 通期 前年度比
(3,500)
売 上 高 667 774 781 906 971 45.5% 7.2% 3,850 23.1%
売 上 原 価 Δ287 Δ358 Δ379 Δ421 Δ424 47.3% 0.6% - -
販売費および一般管理費 Δ245 Δ268 Δ249 Δ297 Δ282 15.2% Δ4.5% - -
その他の収益・費用 0 26 0 57 Δ4 - - - -
(850)
営 業 利 益 135 174 153 245 261 94.1% 6.4% 1,000 41.4%
( 売 上 高 比 率 ) (20.2%) (22.6%) (19.5%) (27.1%) (26.9%) (26.0%)
金融収益・金融費用 Δ6 Δ10 Δ14 19 Δ4 Δ31.8% - - -
(850)
税 引 前 当 期 利 益 129 164 139 264 257 99.6% Δ2.7% 1,000 43.6%
( 売 上 高 比 率 ) (19.3%) (21.2%) (17.7%) (29.2%) (26.5%) (26.0%)
法 人 所 得 税 費 用 Δ23 Δ25 Δ19 69 Δ64 2.7倍 - - -
(640)
当 期 利 益 106 139 120 333 193 83.4% Δ41.9% 750 7.5%
( 売 上 高 比 率 ) (15.8%) (18.0%) (15.4%) (36.7%) (19.9%) (19.5%)
(注)上段( )の数値は、2021年4月27日発表時の予想であります。
3. 財政状態 (単位:億円)
2020年度実績 2021年度実績
1Q末 2Q末 3Q末 4Q末 1Q末 前期比
総 資 産 3,591 3,613 3,627 4,226 4,282 1.3%
親 会 社 の 所 有 者 に
帰 属 す る 持 分 合 計 2,342 2,355 2,387 2,804 2,850 1.6%
親会社所有者帰属持分比率 65.2% 65.2% 65.8% 66.3% 66.6% -
4. 配当の状況 (単位:円)
2020年度実績 2021年度予想
(基準日) 中間期末 期末 年間 中間期末 期末 年間
1 株 当 た り 配 当 金 38.00 80.00 118.00 50.00 未定 未定
(注)1.現時点では2021年度の期末配当については未定です。今後の業績等を勘案し、予想が可能となった時点で速やかに開示する予定です。
(注)2.当社は、2021年5月に1株当たり配当金半期50円・通期100円を最低額とする配当方針に改定しております。
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