6857 アドバンテス 2021-01-28 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年1月28日
上場会社名 株式会社アドバンテスト 上場取引所 東
コード番号 6857 URL https://www.advantest.com/investors
代表者 (役職名) 代表取締役兼執行役員社長 (氏名) 吉田 芳明
問合せ先責任者 (役職名) 取締役兼常務執行役員管理本部長 (氏名) 藤田 敦司 TEL 03-3214-7500
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満四捨五入)
1. 2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の所有者に帰 四半期包括利益合計
売上高 営業利益 税引前利益 四半期利益
属する四半期利益 額
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 222,174 7.0 46,178 △2.0 43,168 △9.6 36,518 △5.7 36,518 △5.7 35,081 △5.0
2020年3月期第3四半期 207,668 △5.0 47,131 △13.5 47,757 △14.3 38,712 △19.4 38,712 △19.4 36,945 △29.7
基本的1株当たり四半期利益 希薄化後1株当たり四半期利益
円銭 円銭
2021年3月期第3四半期 184.91 183.91
2020年3月期第3四半期 195.40 194.62
(2) 連結財政状態
資産合計 資本合計 親会社の所有者に帰属する持分 親会社所有者帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 362,706 238,674 238,674 65.8
2020年3月期 355,777 231,452 231,452 65.1
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 41.00 ― 41.00 82.00
2021年3月期 ― 38.00 ―
2021年3月期(予想) 57.00 95.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3. 2021年3月期の連結業績予想(2020年4月 1日∼2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に帰属す
売上高 営業利益 税引前利益 当期利益
る当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
通期 305,000 10.5 67,000 14.1 64,000 9.3 61,500 14.9 61,500 14.9
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
詳細は、添付P.4「(4)今後の見通し」をご覧ください。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 199,566,770 株 2020年3月期 199,566,770 株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 3,348,327 株 2020年3月期 1,152,069 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 197,495,822 株 2020年3月期3Q 198,111,619 株
(注)期末自己株式数には、業績連動型株式報酬 信託口が保有する当社株式(2021年3月期3Q:694,832株、2020年3月期:537,830株)が含まれております。また業績連動型株式報
酬 信託口が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本短信には、将来の事象についての、当社の現時点における期待、見積りおよび予測に基づく記述が含まれております。これらの将来の事象に係る記述は、当社における実際の財務状
況や活動状況が、当該将来の事象に係る記述によって明示されているものまたは暗示されているものと重要な差異を生じるかもしれないという既知および未知のリスク、不確実性その他
の要因が内包されており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。
(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第3四半期決算短信
添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… P.2
(1)経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………………… P.2
(2)財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………………… P.3
(3)キャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………………… P.3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… P.4
2.要約四半期連結財務諸表および主な注記 …………………………………………………………………………… P.5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… P.5
(2)要約四半期連結損益計算書および要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… P.6
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… P.8
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… P.9
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… P.10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… P.10
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… P.10
2020年度第3四半期決算(連結)の概要 ……………………………………………………………………………… P.12
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.経営成績等の概況
(1)経営成績の概況
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)の状況 (単位:億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
受注高 1,971 2,207 12.0%
売上高 2,077 2,222 7.0%
営業利益 471 462 △2.0%
税引前四半期利益 478 432 △9.6%
四半期利益 387 365 △5.7%
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大によって、深刻な影
響を受けました。景気回復に向けた取り組みが感染防止と経済活動のバランスに腐心しつつ各国で進められたも
のの、2020年の世界経済成長率は歴史的な落ち込みとなったと予想されています。
一方で半導体試験装置市場においては、コロナ禍の中でもリモートワークの普及や巣ごもり消費が拡大したこ
とで、データセンターやゲーム機器関連の半導体用試験装置の需要が堅調に推移しました。自動車や産業機器関
連ではコロナウイルス封じ込めのための都市封鎖や人的移動制限の影響下、春先より需要停滞が続きましたが、
最終製品の生産回復とともに、関連顧客の投資意欲は第3四半期に改善しました。スマートフォン関連では、ス
マートフォン高機能化に伴う試験装置需要増の流れと、米国の規制強化に端を発した中国スマートフォン関連サ
プライチェーンにおける余剰能力発生の動きとが交錯しましたが、スマートフォンメーカー間の活発な競争を背
景に、余剰能力は当社想定を超える速度で解消に向かいました。
これらの結果、受注高は2,207億円(前年同期比12.0%増)、売上高は2,222億円(同7.0%増)となりました。
利益面については、前年同期比で売上総利益率の良い製品群の割合が減少したことで、営業利益は462億円(同
2.0%減)となりました。なお当第3四半期連結累計期間の営業利益には、一過性の利益である事業譲渡益約25億
円が含まれます。米ドルに対するユーロ高の進行に伴う為替差損の増加などで、税引前四半期利益は432億円(同
9.6%減)、四半期利益は365億円(同5.7%減)となりました。当第3四半期連結累計期間の平均為替レートは、
米ドルが107円(前年同期109円)、ユーロが122円(同122円)となりました。海外売上比率は95.4%(前年同期
94.9%)です。
セグメントの業績は次のとおりです。
<半導体・部品テストシステム事業部門> (単位:億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
受注高 1,404 1,540 9.7%
売上高 1,522 1,421 △6.7%
セグメント利益 521 411 △21.1%
当部門では、リモートワークの拡大や巣ごもり消費の伸びを背景に、HPC(ハイ・パフォーマンス・コンピ
ューティング)用のSoC半導体向けの需要が堅調に推移しました。メモリ半導体用試験装置も、サーバーやゲ
ーム機器用のメモリ半導体向けを中心に好調な販売が続きました。また米中摩擦先鋭化の影響下、スマートフォ
ン関連のSoC半導体試験装置の売上が上期に弱含みましたが、スマートフォンの高性能化とスマートフォンメ
ーカー間の活発な競争がイメージ・センサー、ディスプレイ・ドライバーIC、アプリケーション・プロセッサ
などの試験需要を喚起したことで、SoC半導体試験装置の受注はこれら品種向けを中心に第2四半期以降好調
に推移しました。
以上により、当部門の受注高は1,540億円(前年同期比9.7%増)、売上高は1,421億円(同6.7%減)、セグメ
ント利益は411億円(同21.1%減)となりました。
- 2 -
(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第3四半期決算短信
<メカトロニクス関連事業部門> (単位:億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
受注高 236 295 25.2%
売上高 261 301 15.5%
セグメント利益 △16 48 -
当部門では、EUV露光技術の普及を背景にナノテクノロジー製品の受注が伸びました。メモリ半導体用試験
装置需要が伸長する中、事業関連性の高いデバイス・インタフェース製品の販売も伸びました。またプローブ・
カード事業譲渡益として約25億円を当事業のセグメント利益に計上しました。
以上により、当部門の受注高は295億円(前年同期比25.2%増)、売上高は301億円(同15.5%増)、セグメン
ト利益は48億円(同64億円改善)となりました。
<サービス他部門> (単位:億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第3四半期連結累計期間 第3四半期連結累計期間
受注高 331 376 13.6%
売上高 294 505 71.9%
セグメント利益 37 81 2.2倍
当部門では、データセンター投資の活発化やスマートフォンの高性能化を背景に、2020年1月に買収した米
Essai社の製品やSoC用システムレベル・テスト製品などを扱う、システムレベル・テスト事業が全般的に好調
に推移しました。
以上により、当部門の受注高は376億円(前年同期比13.6%増)、売上高は505億円(同71.9%増)、セグメン
ト利益は81億円(同2.2倍)となりました。
(2)財政状態の概況
当第3四半期末の資産合計は、現金および現金同等物が162億円減少したものの、その他の金融資産が83億円、
営業債権およびその他の債権が76億円、棚卸資産が58億円それぞれ増加したことなどにより前年度末比69億円増
加し、3,627億円となりました。負債合計は、その他の金融負債が25億円、繰延税金負債が24億円それぞれ増加し
たものの、営業債務およびその他の債務が55億円減少したことなどにより前年度末比3億円減少し、1,240億円と
なりました。なお、その他の金融資産の増加は主に投資有価証券の評価によるものであり、その他の金融負債の
増加は主に預り金の増加によるものであります。また、資本合計は2,387億円となり、親会社所有者帰属持分比率
は前年度末比0.7ポイント増加し、65.8%となりました。
(3)キャッシュ・フローの概況
当第3四半期末における現金および現金同等物は、前年度末より162億円減少し、1,115億円となりました。当
第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益432億円を計上したことに加え、営業債権およびその
他の債権の増加(△79億円)、棚卸資産の増加(△58億円)に減価償却費などの非資金項目等の損益を調整した
結果、284億円の収入(前年同期は、539億円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、130億円の支出(前年同期は、55億円の支出)となりました。これは主
に、有形固定資産の取得(△88億円)と資本性金融商品の取得(△68億円)および事業譲渡による収入(33億
円)によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、301億円の支出(前年同期は、173億円の支出)となりました。これは
主に、配当金の支払(△154億円)と自己株式の取得による支出(△140億円)によるものであります。
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(4)今後の見通し
SoC半導体用試験装置は、米中対立激化の影響のもと、上期は前年度を下回る売上高が継続しましたが、ス
マートフォンメーカー間の競争活発化、スマートフォンの高性能化、自動車や産業機器の市況改善の流れを受
け、第3四半期に引き続き、第4四半期の売上高は10月時点の見通しを大きく上回る見込みです。
メモリ半導体用試験装置については、メモリ半導体の高性能化やメモリ需給状況の好転期待を背景とする顧客
各社からの堅調な引き合いを、第4四半期に見込んでいます。
これら主力事業の需要見通しおよび第3四半期連結累計期間の業績進捗を踏まえ、当連結会計年度の通期連結
業績予想を以下のとおりに修正します。受注高は2020年10月時点の2,600億円から3,100億円へ、売上高は2,750億
円から3,050億円へ、営業利益は525億円から670億円へ、税引前利益は509億円から640億円へ、当期利益は425億
円から615億円へ、それぞれ上方修正します。当年度第4四半期の業績予想の前提とした為替レートは、米ドルが
105円、ユーロが125円です。また当年度を最終年とする中期経営計画の進捗ならびに今後の業績見通し等を踏ま
え、将来一定期間に実現する可能性が高い繰延税金資産を当年度第4四半期に計上する見込みです。上記の予想
にはその見通しが含まれています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響については、コロナ禍により自動車や産業機器関連の半導体試験装置投資
の停滞が長期化した一方、リモートワーク拡大などを背景にデジタル機器関連の半導体で試験装置需要の活性化
が見られました。当社事業環境におけるこれらの動きを総合すると、当連結累計期間の業績においてはプラス方
向の影響となったと認識しています。
ただし新型コロナウイルス感染症に収束の兆しが見えない中、一部の地域で人的移動制限を強化する動きが再
び生じるなど、世界経済の不確実性は依然として高い状態が継続しています。これを踏まえ、当社は、外部環境
の変化に機動的に対応することを当面の最優先事項とし事業活動に臨みます。
他方で、新型コロナウイルス感染症の拡大は、デジタル・トランスフォーメーションを加速する契機となって
います。5G通信を中核としたデジタル・トランスフォーメーションは、高性能かつ高い信頼性を備えた半導体
の需要を中長期にわたり拡大するものです。そして、より高付加価値な半導体試験ソリューションに対する顧客
ニーズの高まりを通じ、当社の事業機会もまた中長期にわたって拡大すると予想しています。
この長期的な視座に立ち、当社はこれまで、半導体のウエハ・レベル試験やパッケージ・レベル試験といった
既存事業の強化のみならず、システム/モジュール・レベルでのテスト・ソリューション分野への参入や、半導
体のテストデータを半導体プロセス解析などに活用するデータ・アナリティクス分野への展開を進めてきまし
た。今後もこれら成長施策の手を緩めず、2027年度を最終年度とする中長期経営方針「グランドデザイン」で目
標としたベース・シナリオ売上高4,000億円の達成に向けて取り組んでまいります。
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2.要約四半期連結財務諸表および主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産
流動資産
現金および現金同等物 127,703 111,494
営業債権およびその他の債権 46,426 54,026
棚卸資産 58,943 64,727
その他の流動資産 6,871 6,994
(小計) 239,943 237,241
売却目的で保有する資産 199 -
流動資産合計 240,142 237,241
非流動資産
有形固定資産 35,072 38,518
使用権資産 11,184 9,743
のれんおよび無形資産 51,025 51,542
その他の金融資産 2,867 11,120
繰延税金資産 15,351 14,245
その他の非流動資産 136 297
非流動資産合計 115,635 125,465
資産合計 355,777 362,706
負債および資本
負債
流動負債
営業債務およびその他の債務 46,660 41,119
未払法人所得税 7,793 5,514
引当金 3,335 3,495
リース負債 2,275 2,307
その他の金融負債 1,892 4,436
その他の流動負債 8,582 10,000
流動負債合計 70,537 66,871
非流動負債
リース負債 9,013 7,597
退職給付に係る負債 40,622 42,976
繰延税金負債 1,563 3,979
その他の非流動負債 2,590 2,609
非流動負債合計 53,788 57,161
負債合計 124,325 124,032
資本
資本金 32,363 32,363
資本剰余金 43,550 44,070
自己株式 △4,179 △16,089
利益剰余金 159,803 179,852
その他の資本の構成要素 △85 △1,522
親会社の所有者に帰属する持分合計 231,452 238,674
資本合計 231,452 238,674
負債および資本合計 355,777 362,706
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書および要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 207,668 222,174
売上原価 △87,889 △102,364
売上総利益 119,779 119,810
販売費および一般管理費 △72,509 △76,253
その他の収益 224 2,736
その他の費用 △363 △115
営業利益 47,131 46,178
金融収益 743 858
金融費用 △117 △3,868
税引前四半期利益 47,757 43,168
法人所得税費用 △9,045 △6,650
四半期利益 38,712 36,518
四半期利益の帰属
親会社の所有者 38,712 36,518
1株当たり四半期利益
基本的 195.40円 184.91円
希薄化後 194.62円 183.91円
(第3四半期連結会計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 69,917 78,072
売上原価 △30,509 △37,888
売上総利益 39,408 40,184
販売費および一般管理費 △24,940 △25,000
その他の収益 120 90
その他の費用 △335 △33
営業利益 14,253 15,241
金融収益 267 781
金融費用 △42 △2,174
税引前四半期利益 14,478 13,848
法人所得税費用 △2,538 △1,821
四半期利益 11,940 12,027
四半期利益の帰属
親会社の所有者 11,940 12,027
1株当たり四半期利益
基本的 60.21円 61.29円
希薄化後 59.92円 60.97円
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(要約四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期利益 38,712 36,518
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測
△17 664
定される金融資産の公正価値の純変動
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △1,750 △2,101
税引後その他の包括利益 △1,767 △1,437
四半期包括利益 36,945 35,081
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 36,945 35,081
(第3四半期連結会計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期利益 11,940 12,027
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測
0 997
定される金融資産の公正価値の純変動
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 2,422 △674
税引後その他の包括利益 2,422 323
四半期包括利益 14,362 12,350
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 14,362 12,350
- 7 -
(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の 資本合計
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 資本の 合計
構成要素
2019年4月1日 残高 32,363 43,018 △6,262 125,927 3,685 198,731 198,731
四半期利益 38,712 38,712 38,712
その他の包括利益 △1,767 △1,767 △1,767
四半期包括利益 - - - 38,712 △1,767 36,945 36,945
自己株式の取得 △1,122 △1,122 △1,122
自己株式の処分 △299 3,044 △1,116 1,629 1,629
配当金 △16,439 △16,439 △16,439
株式に基づく報酬取引 522 522 522
その他の資本の構成要素から利
111 △111 - -
益剰余金への振替
所有者との取引額等合計 - 223 1,922 △17,444 △111 △15,410 △15,410
2019年12月31日 残高 32,363 43,241 △4,340 147,195 1,807 220,266 220,266
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の 資本合計
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 資本の 合計
構成要素
2020年4月1日 残高 32,363 43,550 △4,179 159,803 △85 231,452 231,452
四半期利益 36,518 36,518 36,518
その他の包括利益 △1,437 △1,437 △1,437
四半期包括利益 - - - 36,518 △1,437 35,081 35,081
自己株式の取得 △47 △13,947 △13,994 △13,994
自己株式の処分 △207 2,037 △867 963 963
配当金 △15,602 △15,602 △15,602
株式に基づく報酬取引 774 774 774
所有者との取引額等合計 - 520 △11,910 △16,469 - △27,859 △27,859
2020年12月31日 残高 32,363 44,070 △16,089 179,852 △1,522 238,674 238,674
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 47,757 43,168
減価償却費および償却費 6,729 8,470
営業債権およびその他の債権の増減額(△は増加) 10,906 △7,872
棚卸資産の増減額(△は増加) 1,520 △5,763
営業債務およびその他の債務の増減額(△は減少) △6,323 △5,115
製品保証引当金の増減額(△は減少) 18 156
預り金の増減額(△は減少) 1,705 2,144
前受金の増減額(△は減少) 1,739 1,099
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 1,129 1,201
その他 △879 △166
小計 64,301 37,322
利息および配当金の受取額 703 128
利息の支払額 △118 △136
法人所得税の支払額 △11,007 △8,879
営業活動によるキャッシュ・フロー 計 53,879 28,435
投資活動によるキャッシュ・フロー
資本性金融商品の売却による収入 111 -
資本性金融商品の取得による支出 - △6,817
負債性金融商品の取得による支出 △548 -
有形固定資産の取得による支出 △4,903 △8,818
無形資産の取得による支出 △295 △571
事業譲渡による収入 - 3,295
子会社の取得による支出 - △156
その他 98 60
投資活動によるキャッシュ・フロー 計 △5,537 △13,007
財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株式の処分による収入 1,630 989
自己株式の取得による支出 △1,122 △14,022
配当金の支払額 △16,217 △15,392
リース負債の返済による支出 △1,549 △1,697
その他 - -
財務活動によるキャッシュ・フロー 計 △17,258 △30,122
現金および現金同等物に係る換算差額 △1,238 △1,515
現金および現金同等物の純増減額(△は減少) 29,846 △16,209
現金および現金同等物の期首残高 119,943 127,703
現金および現金同等物の四半期末残高 149,789 111,494
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 152,208 26,070 29,390 - 207,668
セグメント間の売上高 10 - 9 △19 -
合計 152,218 26,070 29,399 △19 207,668
セグメント利益(調整前営業利益) 52,056 △1,581 3,732 △6,438 47,769
(調整)株式報酬費用 - - - - △638
営業利益 - - - - 47,131
金融収益 - - - - 743
金融費用 - - - - △117
税引前四半期利益 - - - - 47,757
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 141,531 30,110 50,533 - 222,174
セグメント間の売上高 520 - - △520 -
合計 142,051 30,110 50,533 △520 222,174
セグメント利益(調整前営業利益) 41,069 4,773 8,095 △6,740 47,197
(調整)株式報酬費用 - - - - △1,019
営業利益 - - - - 46,178
金融収益 - - - - 858
金融費用 - - - - △3,868
税引前四半期利益 - - - - 43,168
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第3四半期決算短信
前第3四半期連結会計期間(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 49,292 10,084 10,541 - 69,917
セグメント間の売上高 - - 8 △8 -
合計 49,292 10,084 10,549 △8 69,917
セグメント利益(調整前営業利益) 15,700 △28 1,615 △2,795 14,492
(調整)株式報酬費用 - - - - △239
営業利益 - - - - 14,253
金融収益 - - - - 267
金融費用 - - - - △42
税引前四半期利益 - - - - 14,478
当第3四半期連結会計期間(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 52,032 9,729 16,311 - 78,072
セグメント間の売上高 186 - - △186 -
合計 52,218 9,729 16,311 △186 78,072
セグメント利益(調整前営業利益) 16,257 1,126 1,130 △2,856 15,657
(調整)株式報酬費用 - - - - △416
営業利益 - - - - 15,241
金融収益 - - - - 781
金融費用 - - - - △2,174
税引前四半期利益 - - - - 13,848
(注)1.当社グループは、株式報酬費用調整前営業利益(△損失)をマネジメントによる事業別セグメントの評価等
に使用しております。
2.株式報酬費用は、ストック・オプションおよび業績連動型株式報酬の費用であります。
3.報告セグメントの利益は、株式報酬費用調整前営業利益(△損失)をベースとしております。
4.セグメント間の売上高は市場実勢価格に基づいております。
5.全社に含まれるセグメント利益への調整は、主として全社一般管理費および事業セグメントに割り当てられ
ていない基礎的研究活動に関連する研究開発費であります。
6.当第3四半期連結累計期間におけるメカトロニクス関連事業のセグメント利益には、2020年7月30日にプロ
ーブ・カード事業を譲渡したことによる事業譲渡益2,451百万円が含まれています。
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2021年1月28日
株式会社アドバンテスト
2020年度第3四半期 決算(連結)の概要
1. 受注・受注残 (単位:億円)
2019年度 2020年度実績 2020年度業績予想
実績 1Q 2Q 3Q 2Q比 3Q累計 前年同期比 通期 前年度比
(2,600)
受 注 高 2,878 615 641 951 48.2% 2,207 12.0% 3,100 7.7%
(760)
受 注 残 910 857 725 895 23.4% 895 39.2% 960 5.5%
(注)上段( )の数値は、2020年10月29日発表時の予想であります。
2. 損益 (単位:億円)
2019年度 2020年度実績 2020年度業績予想
実績 1Q 2Q 3Q 2Q比 3Q累計 前年同期比 通期 前年度比
(850) (2,750)
売 上 高 2,759 667 774 781 0.9% 2,222 7.0% 3,050 10.5%
売 上 原 価 Δ1,194 Δ287 Δ358 Δ379 6.1% Δ1,024 16.5% - -
販売費および一般管理費 Δ978 Δ245 Δ268 Δ249 Δ6.4% Δ762 5.2% - -
その他の収益・費用 0 0 26 0 Δ97.7% 26 - - -
(525)
営 業 利 益 587 135 174 153 Δ12.8% 462 Δ2.0% 670 14.1%
( 売 上 高 比 率 ) (21.3%) (20.2%) (22.6%) (19.5%) (20.8%) (22.0%)
金融収益・金融費用 Δ1 Δ6 Δ10 Δ14 32.2% Δ30 - - -
(509)
税 引 前 当 期 利 益 586 129 164 139 Δ15.7% 432 Δ9.6% 640 9.3%
( 売 上 高 比 率 ) (21.2%) (19.3%) (21.2%) (17.7%) (19.4%) (21.0%)
法 人 所 得 税 費 用 Δ51 Δ23 Δ25 Δ19 Δ26.7% Δ67 Δ26.5% - -
(425)
当 期 利 益 535 106 139 120 Δ13.7% 365 Δ5.7% 615 14.9%
( 売 上 高 比 率 ) (19.4%) (15.8%) (18.0%) (15.4%) (16.4%) (20.2%)
(注)上段( )の数値は、2020年10月29日発表時の予想であります。
3. 財政状態 (単位:億円)
2019年度
2020年度実績
実績
4Q末 1Q末 2Q末 3Q末 2Q比
総 資 産 3,558 3,591 3,613 3,627 0.4%
親 会 社 の 所 有 者 に
帰 属 す る 持 分 合 計 2,315 2,342 2,355 2,387 1.3%
親会社所有者帰属持分比率 65.1% 65.2% 65.2% 65.8% -
4. 配当の状況 (単位:円)
2019年度実績 2020年度
(基準日) 中間期末 期末 年間 中間期末 期末(予想) 年間(予想)
1 株 当 た り 配 当 金 41.00 41.00 82.00 38.00 57.00 95.00
(注)配当は半期の連結業績をベースとした利益配分を行うこととしており、半期の連結配当性向30%を指標としております。
(注)詳細につきましては、本日公表しました「期末配当予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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