6857 アドバンテス 2020-10-29 15:00:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年10月29日
上場会社名 株式会社アドバンテスト 上場取引所 東
コード番号 6857 URL https://www.advantest.com/investors
代表者 (役職名) 代表取締役兼執行役員社長 (氏名) 吉田 芳明
問合せ先責任者 (役職名) 取締役兼常務執行役員管理本部長 (氏名) 藤田 敦司 TEL 03-3214-7500
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 2020年12月1日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満四捨五入)
1. 2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の所有者に帰 四半期包括利益合計
売上高 営業利益 税引前利益 四半期利益
属する四半期利益 額
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 144,102 4.6 30,937 △5.9 29,320 △11.9 24,491 △8.5 24,491 △8.5 22,731 0.7
2020年3月期第2四半期 137,751 △4.1 32,878 △2.6 33,279 △5.2 26,772 △11.2 26,772 △11.2 22,583 △35.5
基本的1株当たり四半期利益 希薄化後1株当たり四半期利益
円銭 円銭
2021年3月期第2四半期 123.61 122.97
2020年3月期第2四半期 135.20 134.77
(2) 連結財政状態
資産合計 資本合計 親会社の所有者に帰属する持分 親会社所有者帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 361,293 235,497 235,497 65.2
2020年3月期 355,777 231,452 231,452 65.1
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 41.00 ― 41.00 82.00
2021年3月期 ― 38.00
2021年3月期(予想) ― ― ―
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3. 2021年3月期の連結業績予想(2020年4月 1日∼2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に帰属す
売上高 営業利益 税引前利益 当期利益
る当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
通期 275,000 △0.3 52,500 △10.6 50,900 △13.1 42,500 △20.6 42,500 △20.6
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
詳細は、添付P.4「(4)今後の見通し」をご覧ください。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 199,566,770 株 2020年3月期 199,566,770 株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 3,076,297 株 2020年3月期 1,152,069 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 198,130,909 株 2020年3月期2Q 198,012,630 株
(注)期末自己株式数には、業績連動型株式報酬 信託口が保有する当社株式(2021年3月期2Q:694,832株、2020年3月期:537,830株)が含まれております。また業績連動型株式報
酬 信託口が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本短信には、将来の事象についての、当社の現時点における期待、見積りおよび予測に基づく記述が含まれております。これらの将来の事象に係る記述は、当社における実際の財務状
況や活動状況が、当該将来の事象に係る記述によって明示されているものまたは暗示されているものと重要な差異を生じるかもしれないという既知および未知のリスク、不確実性その他
の要因が内包されており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。
(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第2四半期決算短信
添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… P.2
(1)経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………………… P.2
(2)財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………………… P.3
(3)キャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………………… P.3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… P.4
2.要約四半期連結財務諸表および主な注記 …………………………………………………………………………… P.5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… P.5
(2)要約四半期連結損益計算書および要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… P.6
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… P.8
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… P.9
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… P.10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… P.10
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… P.10
2020年度第2四半期決算(連結)の概要 ……………………………………………………………………………… P.12
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第2四半期決算短信
1.経営成績等の概況
(1)経営成績の概況
当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年9月30日)の状況 (単位:億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第2四半期連結累計期間 第2四半期連結累計期間
受注高 1,242 1,256 1.1%
売上高 1,378 1,441 4.6%
営業利益 329 309 △5.9%
税引前四半期利益 333 293 △11.9%
四半期利益 268 245 △8.5%
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大により、深刻な景気
後退に直面しました。感染防止と経済活動のバランスに腐心しながら景気回復に向けた取り組みが各国で進めら
れたものの、2020年の世界経済成長率は依然歴史的な落ち込みが予想されています。
半導体試験装置市場においては、リモートワークの普及や巣ごもり消費の拡大を背景に、データセンターやゲ
ーム機器向けのメモリ半導体用およびSoC半導体用の試験装置需要が伸びました。この伸びを当社の幅広い顧
客基盤と多彩な製品ポートフォリオにより取りこんだことで、この方面のビジネスは好調に推移しました。一方
で、米国が中国スマートフォンメーカーへの規制を強化したことなどを受け、関連する顧客で新規投資に対する
様子見姿勢が続きました。またコロナウイルス封じ込めのための都市封鎖や人的移動制限により、自動車や産業
機器などの領域の需要が弱含みました。
これらの結果、受注高は1,256億円(前年同期比1.1%増)、売上高は1,441億円(同4.6%増)となりました。
利益面については、前年同期比で売上総利益率の良い製品群の割合が減少したことで、営業利益は309億円(同
5.9%減)となりました。なお当第2四半期連結累計期間の営業利益には、一過性の利益である事業譲渡益約25億
円が含まれます。米ドルに対するユーロ高の進行に伴う為替差損の増加などで、税引前四半期利益は293億円(同
11.9%減)、四半期利益は245億円(同8.5%減)となりました。当第2四半期連結累計期間の平均為替レート
は、米ドルが107円(前年同期109円)、ユーロが120円(同123円)となりました。海外売上比率は95.5%(前年
同期95.8%)です。
セグメントの業績は次のとおりであります。
<半導体・部品テストシステム事業部門> (単位:億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第2四半期連結累計期間 第2四半期連結累計期間
受注高 930 872 △6.2
売上高 1,029 898 △12.7%
セグメント利益 364 248 △31.8%
当部門では、一部スマートフォン関連サプライチェーンからのSoC半導体用試験装置需要が米中摩擦の先鋭
化を受け、大きく減少しました。一方でリモートワークの拡大や巣ごもり消費の伸びを背景に、HPC(ハイ・
パフォーマンス・コンピューティング)用途のSoC半導体に対する需要が上期を通じて堅調であったほか、ス
マートフォンの高性能化に連動してイメージ・センサー、ディスプレイ・ドライバーIC、アプリケーション・
プロセッサ向けのSoC半導体用試験装置受注が第2四半期に伸びました。メモリ半導体用試験装置は、サーバ
ーやゲーム機器用の高性能メモリ半導体向けを中心に、好調な販売が続きました。
以上により、当部門の受注高は872億円(前年同期比6.2%減)、売上高は898億円(同12.7%減)、セグメント
利益は248億円(同31.8%減)となりました。
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第2四半期決算短信
<メカトロニクス関連事業部門> (単位:億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第2四半期連結累計期間 第2四半期連結累計期間
受注高 140 177 26.3%
売上高 160 204 27.5%
セグメント利益 △16 36 -
当部門では、メモリ半導体用試験装置需要が伸長する中、事業関連性の高いデバイス・インタフェース製品の
販売が伸びました。またプローブ・カード事業譲渡による譲渡益約25億円が当第2四半期連結累計期間のセグメ
ント利益に含まれております。
以上により、当部門の受注高は177億円(前年同期比26.3%増)、売上高は204億円(同27.5%増)、セグメン
ト利益は36億円(同52億円改善)となりました。
<サービス他部門> (単位:億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第2四半期連結累計期間 第2四半期連結累計期間
受注高 172 211 22.4%
売上高 189 342 81.5%
セグメント利益 21 70 3.3倍
当部門では、データセンター投資の活発化やスマートフォンの高性能化を背景に、2020年1月に買収した米
Essai社の製品やSoC用システムレベル・テスト製品などを扱う、システムレベル・テスト事業が全般的に好調
に推移しました。
以上により、当部門の受注高は211億円(前年同期比22.4%増)、売上高は342億円(同81.5%増)、セグメン
ト利益は70億円(同3.3倍)となりました。
(2)財政状態の概況
当第2四半期末の総資産は、前年度末比55億円増加し、3,613億円となりました。この主な要因は、現金および
現金同等物が87億円減少しましたが、主に投資有価証券の増加によりその他の金融資産が66億円、棚卸資産が62
億円、のれんおよび無形資産が21億円それぞれ増加したことなどによります。負債合計は、営業債務およびその
他の債務が37億円減少しましたが、繰延税金負債が25億円、主に前受金の増加によりその他の流動負債が18億
円、退職給付に係る負債が15億円それぞれ増加したことなどにより、前年度末比15億円増加し、1,258億円となり
ました。また、資本合計は2,355億円となり、親会社所有者帰属持分比率は前年度末比0.1ポイント増加し、
65.2%となりました。
(3)キャッシュ・フローの概況
当第2四半期末における現金および現金同等物は、前年度末より87億円減少し、1,190億円となりました。当第
2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益293億円を計上したことに加え、棚卸資産の増加
(△63億円)に、減価償却費などの非資金項目等の損益を調整した結果、244億円の収入(前年同期は、299億円
の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、98億円の支出(前年同期は、31億円の支出)となりました。これは主
に、資本性金融商品の取得(△68億円)と有形固定資産の取得(△58億円)および事業譲渡による収入(33億
円)によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、224億円の支出(前年同期は、91億円の支出)となりました。これは主
に、自己株式の取得による支出(△139億円)と配当金の支払(△81億円)によるものであります。
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(4)今後の見通し
当社業績を牽引する半導体・部品テストシステム事業の先行きを展望しますと、SoC半導体用試験装置につ
いては、5G関連需要を背景に好調だった前年度から一転し、米中対立の先鋭化のもと厳しい環境が継続してい
ます。第1四半期以降、米国の規制対象となった中国スマートフォンメーカーと関連の深いサプライチェーンに
おいて試験装置投資への慎重姿勢が続いているため、当年度のSoC半導体用試験装置の売上高は前年度を下回
る見通しです。ただしスマートフォンメーカー間の競争の活発化を背景に、イメージ・センサー、ディスプレ
イ・ドライバーICでは想定以上の試験装置需要が顕在化するなど、SoC半導体用顧客の投資意欲には足元で
改善もみられます。
メモリ半導体用試験装置については、大手顧客複数社の積極投資がここ数四半期続いたことから下期の売上高
については反動減を予想しています。しかしメモリ半導体の高性能化を背景に、顧客各社からの引き合いは堅調
な推移を見込んでいます。
これらの市場見通し、および第2四半期連結累計期間の業績進捗を踏まえ、当連結会計年度の通期連結業績予
想を以下のとおりに修正します。受注高は2020年7月時点の2,400億円から2,600億円へ、売上高は2,600億円から
2,750億円へ、営業利益は450億円から525億円へ、税引前利益は444億円から509億円へ、当期利益は358億円から
425億円へ、それぞれ上方修正します。当連結会計年度下期の業績予想の前提とした為替レートは、米ドルが105
円、ユーロが120円と、7月時点の業績予想における前提レートから変更ありません。
当社における新型コロナウイルスの感染拡大の影響については、人的移動制限に伴うオペレーション上の支障
はほぼ解消しました。また市況面においては、コロナ禍により市場回復が長期化している自動車や産業機器関連
のSoC半導体用試験装置において軟調な需要が続く一方で、リモートワーク拡大などを背景にメモリ半導体向
けの試験装置需要は前年同期を上回る水準となる見通しです。これらを総じ、新型コロナウイルスの感染拡大に
よる当社業績への影響は概ねニュートラルであると現時点では認識しています。
しかしながらウイルス感染症の再拡大に伴い世界経済が再度減速する可能性があること、また米中経済摩擦の
今後の展開が非常に読み難い状況にあることを踏まえ、当社は外部環境の変化に機動的に対応することを当連結
会計年度の最優先事項とし、足元の難局に慎重に対応してまいります。
上述のとおり、足元の半導体試験装置市場は調整局面にあると分析していますが、当社の中長期成長戦略に変
更はありません。5Gを中核としたデジタル・トランスフォーメーションは、高性能かつ高い信頼性を備えた半
導体の需要を中長期にわたって拡大させると見込まれます。そしてこの潮流は、より高付加価値な半導体試験ソ
リューションに対する顧客ニーズの高まりを通じて、当社の事業機会を中長期にわたって拡大すると予想してい
ます。
この長期的な視座に立ち、当社は、半導体のウエハ・レベル試験やパッケージ・レベル試験といった既存事業
の強化のみならず、システム/モジュール・レベルでのテスト・ソリューション分野への参入や、半導体のテス
トデータを半導体プロセス解析などに活用するデータ・アナリティクス分野への展開を進めています。今後とも
これら成長施策の手を緩めず、2027年度を最終年度とする中長期経営方針「グランドデザイン」の目標として掲
げた売上高3,000億~4,000億円の達成に向け、全社一丸となり邁進してまいります。
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第2四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表および主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産
流動資産
現金および現金同等物 127,703 119,012
営業債権およびその他の債権 46,426 44,379
棚卸資産 58,943 65,122
その他の流動資産 6,871 8,370
(小計) 239,943 236,883
売却目的で保有する資産 199 199
流動資産合計 240,142 237,082
非流動資産
有形固定資産 35,072 36,769
使用権資産 11,184 10,306
のれんおよび無形資産 51,025 53,075
その他の金融資産 2,867 9,492
繰延税金資産 15,351 14,214
その他の非流動資産 136 355
非流動資産合計 115,635 124,211
資産合計 355,777 361,293
負債および資本
負債
流動負債
営業債務およびその他の債務 46,660 42,948
未払法人所得税 7,793 7,634
引当金 3,335 3,536
リース負債 2,275 2,311
その他の金融負債 1,892 2,045
その他の流動負債 8,582 10,375
流動負債合計 70,537 68,849
非流動負債
リース負債 9,013 8,138
退職給付に係る負債 40,622 42,089
繰延税金負債 1,563 4,099
その他の非流動負債 2,590 2,621
非流動負債合計 53,788 56,947
負債合計 124,325 125,796
資本
資本金 32,363 32,363
資本剰余金 43,550 43,913
自己株式 △4,179 △14,554
利益剰余金 159,803 175,620
その他の資本の構成要素 △85 △1,845
親会社の所有者に帰属する持分合計 231,452 235,497
資本合計 231,452 235,497
負債および資本合計 355,777 361,293
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書および要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 137,751 144,102
売上原価 △57,380 △64,476
売上総利益 80,371 79,626
販売費および一般管理費 △47,569 △51,253
その他の収益 117 2,646
その他の費用 △41 △82
営業利益 32,878 30,937
金融収益 476 78
金融費用 △75 △1,695
税引前四半期利益 33,279 29,320
法人所得税費用 △6,507 △4,829
四半期利益 26,772 24,491
四半期利益の帰属
親会社の所有者 26,772 24,491
1株当たり四半期利益
基本的 135.20円 123.61円
希薄化後 134.77円 122.97円
(第2四半期連結会計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 71,586 77,377
売上原価 △30,566 △35,704
売上総利益 41,020 41,673
販売費および一般管理費 △23,354 △26,721
その他の収益 74 2,574
その他の費用 △22 △47
営業利益 17,718 17,479
金融収益 650 32
金融費用 △38 △1,086
税引前四半期利益 18,330 16,425
法人所得税費用 △3,642 △2,484
四半期利益 14,688 13,941
四半期利益の帰属
親会社の所有者 14,688 13,941
1株当たり四半期利益
基本的 74.13円 70.48円
希薄化後 73.84円 70.12円
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(要約四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期利益 26,772 24,491
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測
△17 △333
定される金融資産の公正価値の純変動
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △4,172 △1,427
税引後その他の包括利益 △4,189 △1,760
四半期包括利益 22,583 22,731
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 22,583 22,731
(第2四半期連結会計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期利益 14,688 13,941
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測
1 △349
定される金融資産の公正価値の純変動
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △808 △998
税引後その他の包括利益 △807 △1,347
四半期包括利益 13,881 12,594
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 13,881 12,594
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の 資本合計
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 資本の 合計
構成要素
2019年4月1日 残高 32,363 43,018 △6,262 125,927 3,685 198,731 198,731
四半期利益 26,772 26,772 26,772
その他の包括利益 △4,189 △4,189 △4,189
四半期包括利益 - - - 26,772 △4,189 22,583 22,583
自己株式の取得 △1,120 △1,120 △1,120
自己株式の処分 △261 2,664 △1,025 1,378 1,378
配当金 △8,309 △8,309 △8,309
株式に基づく報酬取引 336 336 336
その他の資本の構成要素から利
111 △111 - -
益剰余金への振替
所有者との取引額等合計 - 75 1,544 △9,223 △111 △7,715 △7,715
2019年9月30日 残高 32,363 43,093 △4,718 143,476 △615 213,599 213,599
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の 資本合計
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 資本の 合計
構成要素
2020年4月1日 残高 32,363 43,550 △4,179 159,803 △85 231,452 231,452
四半期利益 24,491 24,491 24,491
その他の包括利益 △1,760 △1,760 △1,760
四半期包括利益 - - - 24,491 △1,760 22,731 22,731
自己株式の取得 △13 △11,732 △11,745 △11,745
自己株式の処分 △142 1,357 △539 676 676
配当金 △8,135 △8,135 △8,135
株式に基づく報酬取引 518 518 518
所有者との取引額等合計 - 363 △10,375 △8,674 - △18,686 △18,686
2020年9月30日 残高 32,363 43,913 △14,554 175,620 △1,845 235,497 235,497
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 33,279 29,320
減価償却費および償却費 4,548 5,503
営業債権およびその他の債権の増減額(△は増加) 390 1,748
棚卸資産の増減額(△は増加) 684 △6,326
営業債務およびその他の債務の増減額(△は減少) △5,437 △3,169
製品保証引当金の増減額(△は減少) 132 200
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 648 695
その他 2,530 1,643
小計 36,774 29,614
利息および配当金の受取額 470 87
利息の支払額 △76 △86
法人所得税の支払額 △7,289 △5,199
営業活動によるキャッシュ・フロー 計 29,879 24,416
投資活動によるキャッシュ・フロー
資本性金融商品の売却による収入 111 -
資本性金融商品の取得による支出 - △6,817
有形固定資産の取得による支出 △3,054 △5,841
無形資産の取得による支出 △227 △397
事業譲渡による収入 - 3,295
その他 44 10
投資活動によるキャッシュ・フロー 計 △3,126 △9,750
財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株式の処分による収入 1,378 701
自己株式の取得による支出 △1,120 △13,866
配当金の支払額 △8,302 △8,129
リース負債の返済による支出 △1,038 △1,107
その他 - -
財務活動によるキャッシュ・フロー 計 △9,082 △22,401
現金および現金同等物に係る換算差額 △2,821 △956
現金および現金同等物の純増減額(△は減少) 14,850 △8,691
現金および現金同等物の期首残高 119,943 127,703
現金および現金同等物の四半期末残高 134,793 119,012
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 102,916 15,986 18,849 - 137,751
セグメント間の売上高 10 - 1 △11 -
合計 102,926 15,986 18,850 △11 137,751
セグメント利益(調整前営業利益) 36,356 △1,553 2,117 △3,643 33,277
(調整)株式報酬費用 - - - - △399
営業利益 - - - - 32,878
金融収益 - - - - 476
金融費用 - - - - △75
税引前四半期利益 - - - - 33,279
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 89,499 20,381 34,222 - 144,102
セグメント間の売上高 334 - - △334 -
合計 89,833 20,381 34,222 △334 144,102
セグメント利益(調整前営業利益) 24,812 3,647 6,965 △3,884 31,540
(調整)株式報酬費用 - - - - △603
営業利益 - - - - 30,937
金融収益 - - - - 78
金融費用 - - - - △1,695
税引前四半期利益 - - - - 29,320
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第2四半期決算短信
前第2四半期連結会計期間(自 2019年7月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 52,007 9,341 10,238 - 71,586
セグメント間の売上高 - - 1 △1 -
合計 52,007 9,341 10,239 △1 71,586
セグメント利益(調整前営業利益) 18,697 △601 1,604 △1,732 17,968
(調整)株式報酬費用 - - - - △250
営業利益 - - - - 17,718
金融収益 - - - - 650
金融費用 - - - - △38
税引前四半期利益 - - - - 18,330
当第2四半期連結会計期間(自 2020年7月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
半導体・部品 メカトロ
消去または
テスト ニクス関連 サービス他 連結
全社
システム事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 47,540 11,502 18,335 - 77,377
セグメント間の売上高 2 - - △2 -
合計 47,542 11,502 18,335 △2 77,377
セグメント利益(調整前営業利益) 12,998 3,464 3,252 △2,007 17,707
(調整)株式報酬費用 - - - - △228
営業利益 - - - - 17,479
金融収益 - - - - 32
金融費用 - - - - △1,086
税引前四半期利益 - - - - 16,425
(注)1.当社グループは、株式報酬費用調整前営業利益(△損失)をマネジメントによる事業別セグメントの評価等
に使用しております。
2.株式報酬費用は、ストック・オプションおよび業績連動型株式報酬の費用であります。
3.報告セグメントの利益は、株式報酬費用調整前営業利益(△損失)をベースとしております。
4.セグメント間の売上高は市場実勢価格に基づいております。
5.全社に含まれるセグメント利益への調整は、主として全社一般管理費および事業セグメントに割り当てられ
ていない基礎的研究活動に関連する研究開発費であります。
6.当第2四半期連結累計期間および当第2四半期連結会計期間におけるメカトロニクス関連事業のセグメント
利益には、2020年7月30日にプローブ・カード事業を譲渡したことによる事業譲渡益2,451百万円が含まれ
ています。
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2020年10月29日
株式会社アドバンテスト
2020年度第2四半期 決算(連結)の概要
1. 受注・受注残 (単位:億円)
2019年度 2020年度実績 2020年度業績予想
実績 1Q 2Q 1Q比 2Q累計 前年同期比 通期 前年度比
(820) (2,400)
受 注 高 2,878 615 641 4.4% 1,256 1.1% 2,600 Δ9.7%
(710)
受 注 残 910 857 725 Δ15.4% 725 18.3% 760 Δ16.5%
(注)1.上段( )の数値は、2020年7月30日発表時の予想であります。
2. 損益 (単位:億円)
2019年度 2020年度実績 2020年度業績予想
実績 1Q 2Q 1Q比 2Q累計 前年同期比 通期 前年度比
(850) (2,600)
売 上 高 2,759 667 774 16.0% 1,441 4.6% 2,750 Δ0.3%
売 上 原 価 Δ1,194 Δ287 Δ358 24.1% Δ645 12.4% - -
販売費および一般管理費 Δ978 Δ245 Δ268 8.9% Δ513 7.7% - -
その他の収益・費用 0 0 26 68.3倍 26 33.7倍 - -
(80) (450)
営 業 利 益 587 135 174 29.9% 309 Δ5.9% 525 Δ10.6%
( 売 上 高 比 率 ) (21.3%) (20.2%) (22.6%) (21.5%) (19.1%)
金融収益・金融費用 Δ1 Δ6 Δ10 87.2% Δ16 - - -
(444)
税 引 前 当 期 利 益 586 129 164 27.4% 293 Δ11.9% 509 Δ13.1%
( 売 上 高 比 率 ) (21.2%) (19.3%) (21.2%) (20.3%) (18.5%)
法 人 所 得 税 費 用 Δ51 Δ23 Δ25 5.9% Δ48 Δ25.8% - -
(358)
当 期 利 益 535 106 139 32.1% 245 Δ8.5% 425 Δ20.6%
( 売 上 高 比 率 ) (19.4%) (15.8%) (18.0%) (17.0%) (15.5%)
(注)上段( )の数値は、2020年7月30日発表時の予想であります。
3. 財政状態 (単位:億円)
2019年度
2020年度実績
実績
4Q末 1Q末 2Q末 1Q比
総 資 産 3,558 3,591 3,613 0.6%
親 会 社 の 所 有 者 に
帰 属 す る 持 分 合 計 2,315 2,342 2,355 0.5%
親会社所有者帰属持分比率 65.1% 65.2% 65.2% -
4. 配当の状況 (単位:円)
2019年度実績 2020年度
(基準日) 中間期末 期末 年間 中間期末 期末(予想) 年間(予想)
1 株 当 た り 配 当 金 41.00 41.00 82.00 38.00 未定 未定
(注)現時点では2020年度の期末配当については未定です。今後の業績等を勘案し、可能となった時点で速やかに開示する予定です。
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