6857 アドバンテス 2020-07-30 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年7月30日
上場会社名 株式会社アドバンテスト 上場取引所 東
コード番号 6857 URL https://www.advantest.com/investors
代表者 (役職名) 代表取締役兼執行役員社長 (氏名) 吉田 芳明
問合せ先責任者 (役職名) 取締役兼常務執行役員管理本部長 (氏名) 藤田 敦司 TEL 03-3214-7500
四半期報告書提出予定日 2020年8月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満四捨五入)
1. 2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の所有者に帰 四半期包括利益合計
売上高 営業利益 税引前利益 四半期利益
属する四半期利益 額
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 66,725 0.8 13,458 △11.2 12,895 △13.7 10,550 △12.7 10,550 △12.7 10,137 16.5
2020年3月期第1四半期 66,165 △6.7 15,160 △4.2 14,949 △9.6 12,084 △13.0 12,084 △13.0 8,702 △44.8
基本的1株当たり四半期利益 希薄化後1株当たり四半期利益
円銭 円銭
2021年3月期第1四半期 53.16 52.89
2020年3月期第1四半期 61.07 60.93
(2) 連結財政状態
資産合計 資本合計 親会社の所有者に帰属する持分 親会社所有者帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 359,061 234,242 234,242 65.2
2020年3月期 355,777 231,452 231,452 65.1
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 41.00 ― 41.00 82.00
2021年3月期 ―
2021年3月期(予想) ― ― ― ―
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に帰属す
売上高 営業利益 税引前利益 当期利益
る当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
通期 260,000 △5.8 45,000 △23.3 44,400 △24.2 35,800 △33.1 35,800 △33.1
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
詳細は、添付P.4「(4)今後の見通し」をご覧ください。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 199,566,770 株 2020年3月期 199,566,770 株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 933,695 株 2020年3月期 1,152,069 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 198,481,834 株 2020年3月期1Q 197,881,414 株
(注)期末自己株式数には、業績連動型株式報酬 信託口が保有する当社株式(2021年3月期1Q:537,352株、2020年3月期:537,830,株)が含まれております。また業績連動型株式報
酬 信託口が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本短信には、将来の事象についての、当社の現時点における期待、見積りおよび予測に基づく記述が含まれております。これらの将来の事象に係る記述は、当社における実際の財務状
況や活動状況が、当該将来の事象に係る記述によって明示されているものまたは暗示されているものと重要な差異を生じるかもしれないという既知および未知のリスク、不確実性その他
の要因が内包されており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。
(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第1四半期決算短信
添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… P.2
(1)経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………………… P.2
(2)財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………………… P.3
(3)キャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………………… P.3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… P.4
2.要約四半期連結財務諸表および主な注記 …………………………………………………………………………… P.5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… P.5
(2)要約四半期連結損益計算書および要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… P.6
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… P.7
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… P.8
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… P.9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… P.9
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… P.9
2020年度第1四半期決算(連結)の概要 ……………………………………………………………………………… P.10
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第1四半期決算短信
1.経営成績等の概況
(1)経営成績の概況
当第1四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年6月30日)の状況 (単位:億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第1四半期連結累計期間 第1四半期連結累計期間
受注高 659 615 △6.7%
売上高 662 667 0.8%
営業利益 152 135 △11.2%
税引前四半期利益 149 129 △13.7%
四半期利益 121 106 △12.7%
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により大幅な景気後
退に直面しました。感染防止措置と経済維持とのバランスに腐心しながらも多くの国で都市封鎖が解除され、
徐々に経済活動は取り戻されつつありますが、先進国、新興国ともに2020年は歴史的な成長率の落ち込みが予想
されているとおり、新型コロナウイルスの流行は世界経済に依然深刻な影響を及ぼし続けています。
半導体市場においても、幅広い領域で需要の減退や生産活動の停滞が生じました。特に、コロナウイルス封じ
込めのため発令された都市封鎖や人的移動制限の影響により自動車や産業機器などの最終需要が弱含んだこと、
およびスマートフォン販売の停滞が続いたことから、SoC半導体用テストシステム顧客において半導体試験装
置の新規投資を抑制する傾向が春先より広がりました。
それに加え、5月に米国が中国企業向け取引の規制強化を発表したことにより、スマートフォン市場全体に対
する先行きの不透明感は一層高まりました。これにより、半導体業界全体に今後のスマートフォン関連需要への
懸念が台頭するとともに、米国の規制強化の影響を見極めるべく、半導体サプライチェーンの後工程を担うOS
AT(Outsourced Semiconductor Assembly and Test)企業を中心に設備投資への様子見姿勢が一段と強まりま
した。
コロナ禍における安全確保のためのリモートワークの普及や、外出制限による巣ごもり消費の伸びを背景に、
データセンターやゲーム機器に関連する半導体の試験需要は好調に推移しましたが、コロナウイルスの感染拡大
や米中摩擦先鋭化に伴う需要減少を補うには至りませんでした。
これらの結果、受注高は615億円(前年同期比6.7%減)となりました。売上高は、コロナウイルス影響に起因
した納入延伸要請や人的移動制限の影響を一部製品で受けたことで、667億円(同0.8%増)となりました。利益
面については、半導体・部品テストシステム事業の製品ミックスが前年同期に比べ悪化したことで、営業利益は
135億円(同11.2%減)、税引前四半期利益は129億円(同13.7%減)、四半期利益は106億円(同12.7%減)とな
りました。当四半期の平均為替レートは、米ドルが108円(前年同期111円)、ユーロが118円(同125円)となり
ました。海外売上比率は96.7%(前年同期95.9%)です。
セグメントの業績は次のとおりであります。
<半導体・部品テストシステム事業部門> (単位:億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第1四半期連結累計期間 第1四半期連結累計期間
受注高 499 424 △15.0%
売上高 509 423 △16.9%
セグメント利益 177 118 △33.1%
当部門では、SoC半導体用テストシステムは、4Gスマートフォン性能向上と5G投資の開始を背景に力強
く需要を集めた前年同期から一転し、現下のスマートフォン販売の弱含みと米中摩擦の先鋭化を受け、スマート
フォン関連およびディスプレイ関連の需要が減少しました。一方でリモートワークの拡大や巣ごもり消費の伸び
を背景に、HPC(ハイ・パフォーマンス・コンピューティング)用途のSoC半導体に対するテスト需要は堅
調であったほか、メモリ半導体用テストシステムもサーバー用メモリ半導体向けで高水準な需要が続きました。
以上により、当部門の受注高は424億円(前年同期比15.0%減)、売上高は423億円(同16.9%減)、セグメン
ト利益は118億円(同33.1%減)となりました。
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<メカトロニクス関連事業部門> (単位:億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第1四半期連結累計期間 第1四半期連結累計期間
受注高 72 85 18.0%
売上高 66 89 33.6%
セグメント利益 △10 2 -
当部門では、メモリ・テスト・システムの需要が拡大する中、メモリ・テストと事業関連性の高いデバイス・
インタフェース製品などの販売が伸びました。
以上により、当部門の受注高は85億円(前年同期比18.0%増)、売上高は89億円(同33.6%増)、セグメント
利益は2億円(同12億円改善)となりました。
<サービス他部門> (単位:億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第1四半期連結累計期間 第1四半期連結累計期間
受注高 88 109 23.2%
売上高 86 159 84.5%
セグメント利益 5 37 7.2倍
当部門では、2020年1月に買収した米Essai社の連結効果により業容が拡大しています。データセンター投資の
活発化を背景に、Essai社製品やSSDテスト・システムの販売が順調でした。SoC用システムレベル・テスト
事業も、顧客数拡大を背景として販売を伸ばしました。
以上により、当部門の受注高は109億円(前年同期比23.2%増)、売上高は159億円(同84.5%増)、セグメン
ト利益は37億円(同7.2倍)となりました。
(2)財政状態の概況
当第1四半期末の総資産は、前年度末比33億円増加し、3,591億円となりました。この主な要因は、営業債権お
よびその他の債権が78億円減少しましたが、棚卸資産が80億、のれんおよび無形資産が34億それぞれ増加したこ
となどによります。負債合計は、営業債務およびその他の債務が53億円減少しましたが、主に預り金の増加によ
りその他の金融負債が28億、繰延税金負債が26億それぞれ増加したことなどにより、前年度末比5億円増加し、
1,248億円となりました。また、資本合計は2,342億円となり、親会社所有者帰属持分比率は前年度末比0.1ポイン
ト増加し、65.2%となりました。
(3)キャッシュ・フローの概況
当第1四半期末における現金および現金同等物は、前年度末より15億円減少し、1,262億円となりました。当第
1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益129億円を計上したことに加え、棚卸資産の増加
(△80億円)、営業債権およびその他の債権の減少(77億円)、営業債務およびその他の債務の減少(△48億
円)に、減価償却費などの非資金項目等の損益を調整した結果、98億円の収入(前年同期は、33億円の収入)と
なりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、30億円の支出(前年同期は、15億円の支出)となりました。これは主
に、有形固定資産の取得(△29億円)によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、79億円の支出(前年同期は、84億円の支出)となりました。これは主
に、配当金の支払による支出(△79億円)によるものであります。
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(4)今後の見通し
米中摩擦の影響のもと、半導体試験装置市場は以前にも増して不透明な状況に置かれています。
現在、スマートフォンやサーバー、ゲーム機器に搭載されるSoC半導体の多くは、水平分業体制のもと量産
試験が行われています。一部の有力製品ないし大手企業の需要見通しの変化が、半導体サプライチェーン全体の
SoC半導体試験装置の稼働率ならびに新規投資に強く連動する市場構造となっています。米中摩擦が今後どの
ようにスマートフォン市場および関連有力半導体メーカーの事業動向に影響を及ぼしていくかは極めて不透明で
すが、米国の規制対象となっている大手半導体メーカー向けの試験需要が今後減少する可能性を前に、当社顧客
のSoC半導体用試験装置投資は当面調整される可能性が高いと予想しています。加えて、新型コロナウイルス
の感染拡大を受け、自動車や産業機器関連、ディスプレイ関連の半導体試験装置も当面鈍い状態が継続する見通
しです。リモートワーク拡大などによるデータトラフィック量増加を背景にメモリ半導体向けのテスタ需要は前
年比増加となる見通しですが、米中対立の先鋭化とコロナウイルス感染拡大を主因に、2020年の半導体試験装置
市場は全体としては前年比横ばいを予想しています。
このような市場見通しを踏まえ、当連結会計年度の連結業績予想については、受注高2,400億円、売上高2,600
億円、営業利益450億円、税引前利益444億円、当期利益358億円を予想しています。予想の前提とした当連結会計
年度第2四半期以降の9か月間の為替レートは、米ドルが105円、ユーロが120円です。ウイルス感染の収束が不確
実な中、感染症再拡大に伴い世界経済が再減速する可能性があることを踏まえ、当社は外部環境の変化に機動的
に対応することを当連結会計年度の最優先事項とします。また米中経済のデカップリングの帰趨が非常に読みづ
らい中、その影響を過小評価することなく、足元の難局に慎重に対応してまいります。
また、新型コロナウイルス感染拡大に関して当社が想定する主な事業リスクは、次の5点です。
① 当社グループ、顧客、サプライヤーの従業員が感染することによる業務中断や効率低下
② 世界各地の移動制限や都市封鎖が長期化することで生じる次の問題
i) 当社グループや委託先において製造人員の安定確保ができないことによる製品供給能力低下
ii) 移動制限による顧客サポート能力低下
iii) 世界的規模のサプライチェーン寸断による部材調達難がもたらす製品供給能力低下
③ 世界経済の急激な悪化による最終需要減とエレクトロニクス業界全体への波及、半導体市場および半導体製造
装置市場の減速
④ 顧客のサプライチェーン変動などを通じ、半導体産業の構造が中期的に大きく変化する可能性
⑤ ポストコロナ時の人間の行動および社会の変化がもたらす事業環境の変容
これらリスクのうち②、③が顕在化した結果、第1四半期において約35億円の減収影響が生じたと見積もって
います。
上述のとおり、足元は市場調整局面にあると予想しておりますが、当社の中長期成長戦略に変更はありませ
ん。5G商用化を中心としたデジタル・トランスフォーメーションは、快適なリモートワーク環境や高度な遠隔
医療環境の実現などを通じ、より高性能でより高い信頼性を持つ半導体の生産量を、そして同時に半導体試験装
置の需要機会を、中長期にわたり拡大していくものと予想しています。
この潮流に呼応し、当社はウエハ・レベルやパッケージ・レベル試験といった既存事業の強化と並行して、シ
ステム/モジュール・レベルでのテストなど、近隣市場での事業拡大にかねてより取り組んできました。その取
り組みを一段と推し進め、当社はこのたびデータ・アナリティクス領域のソリューションを拡大します。半導体
のテストデータを半導体プロセス解析などに活用可能な環境を整えることで、コーポレート・ビジョンとして掲
げた「進化する半導体バリューチェーンで顧客価値を追求」の体現を目指します。
そしてこれらにとどまらず、当社は今後も中長期経営方針「グランドデザイン」の達成に向け、長期的な成長
に向けた事業基盤の整備、期間損益の改善、そして資本の効率的活用を追求してまいります。
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第1四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表および主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産
流動資産
現金および現金同等物 127,703 126,161
営業債権およびその他の債権 46,426 38,650
棚卸資産 58,943 66,972
その他の流動資産 6,871 8,843
(小計) 239,943 240,626
売却目的で保有する資産 199 199
流動資産合計 240,142 240,825
非流動資産
有形固定資産 35,072 35,834
使用権資産 11,184 10,604
のれんおよび無形資産 51,025 54,392
その他の金融資産 2,867 2,935
繰延税金資産 15,351 14,120
その他の非流動資産 136 351
非流動資産合計 115,635 118,236
資産合計 355,777 359,061
負債および資本
負債
流動負債
営業債務およびその他の債務 46,660 41,358
未払法人所得税 7,793 6,139
引当金 3,335 3,317
リース負債 2,275 2,265
その他の金融負債 1,892 4,666
その他の流動負債 8,582 10,566
流動負債合計 70,537 68,311
非流動負債
リース負債 9,013 8,459
退職給付に係る負債 40,622 41,231
繰延税金負債 1,563 4,190
その他の非流動負債 2,590 2,628
非流動負債合計 53,788 56,508
負債合計 124,325 124,819
資本
資本金 32,363 32,363
資本剰余金 43,550 43,755
自己株式 △4,179 △3,353
利益剰余金 159,803 161,975
その他の資本の構成要素 △85 △498
親会社の所有者に帰属する持分合計 231,452 234,242
資本合計 231,452 234,242
負債および資本合計 355,777 359,061
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(2)要約四半期連結損益計算書および要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 66,165 66,725
売上原価 △26,814 △28,772
売上総利益 39,351 37,953
販売費および一般管理費 △24,215 △24,532
その他の収益 46 76
その他の費用 △22 △39
営業利益 15,160 13,458
金融収益 232 47
金融費用 △443 △610
税引前四半期利益 14,949 12,895
法人所得税費用 △2,865 △2,345
四半期利益 12,084 10,550
四半期利益の帰属
親会社の所有者 12,084 10,550
1株当たり四半期利益
基本的 61.07円 53.16円
希薄化後 60.93円 52.89円
(要約四半期連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期利益 12,084 10,550
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測
△18 16
定される金融資産の公正価値の純変動
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △3,364 △429
税引後その他の包括利益 △3,382 △413
四半期包括利益 8,702 10,137
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 8,702 10,137
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の 資本合計
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 資本の 合計
構成要素
2019年4月1日 残高 32,363 43,018 △6,262 125,927 3,685 198,731 198,731
四半期利益 12,084 12,084 12,084
その他の包括利益 △3,382 △3,382 △3,382
四半期包括利益 - - - 12,084 △3,382 8,702 8,702
自己株式の取得 △0 △0 △0
自己株式の処分 △35 363 △181 147 147
配当金 △8,309 △8,309 △8,309
株式に基づく報酬取引 128 128 128
その他の資本の構成要素から利
111 △111 - -
益剰余金への振替
所有者との取引額等合計 - 93 363 △8,379 △111 △8,034 △8,034
2019年6月30日 残高 32,363 43,111 △5,899 129,632 192 199,399 199,399
当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の 資本合計
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 資本の 合計
構成要素
2020年4月1日 残高 32,363 43,550 △4,179 159,803 △85 231,452 231,452
四半期利益 10,550 10,550 10,550
その他の包括利益 △413 △413 △413
四半期包括利益 - - - 10,550 △413 10,137 10,137
自己株式の取得 △1 △1 △1
自己株式の処分 △83 827 △243 501 501
配当金 △8,135 △8,135 △8,135
株式に基づく報酬取引 288 288 288
所有者との取引額等合計 - 205 826 △8,378 - △7,347 △7,347
2020年6月30日 残高 32,363 43,755 △3,353 161,975 △498 234,242 234,242
- 7 -
(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 14,949 12,895
減価償却費および償却費 2,389 2,646
営業債権およびその他の債権の増減額(△は増加) △5,635 7,737
棚卸資産の増減額(△は増加) △2,514 △7,978
営業債務およびその他の債務の増減額(△は減少) △4,750 △4,806
製品保証引当金の増減額(△は減少) 1 △19
預り金の増減額(△は減少) 2,463 2,702
前受金の増減額(△は減少) 1,826 1,852
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 353 341
その他 342 △1,725
小計 9,424 13,645
利息および配当金の受取額 229 54
利息の支払額 △38 △44
法人所得税の支払額 △6,288 △3,901
営業活動によるキャッシュ・フロー 計 3,327 9,754
投資活動によるキャッシュ・フロー
資本性金融商品の売却による収入 111 -
有形固定資産の取得による支出 △1,652 △2,862
無形資産の取得による支出 △17 △172
その他 32 16
投資活動によるキャッシュ・フロー 計 △1,526 △3,018
財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株式の処分による収入 147 503
配当金の支払額 △7,981 △7,882
リース負債の返済による支出 △578 △554
その他 △0 △0
財務活動によるキャッシュ・フロー 計 △8,412 △7,933
現金および現金同等物に係る換算差額 △1,974 △345
現金および現金同等物の純増減額(△は減少) △8,585 △1,542
現金および現金同等物の期首残高 119,943 127,703
現金および現金同等物の四半期末残高 111,358 126,161
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(株)アドバンテスト(6857) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
(単位:百万円)
半導体・部品
メカトロニクス 消去または
テストシステム サービス他 連結
関連事業 全社
事業
売上高
外部顧客への売上高 50,909 6,645 8,611 - 66,165
セグメント間の売上高 10 - - △10 -
合計 50,919 6,645 8,611 △10 66,165
セグメント利益(調整前営業利益) 17,659 △952 513 △1,911 15,309
(調整)株式報酬費用 - - - - △149
営業利益 - - - - 15,160
金融収益 - - - - 232
金融費用 - - - - △443
税引前四半期利益 - - - - 14,949
当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
半導体・部品
メカトロニクス 消去または
テストシステム サービス他 連結
関連事業 全社
事業
売上高
外部顧客への売上高 41,959 8,879 15,887 - 66,725
セグメント間の売上高 332 - - △332 -
合計 42,291 8,879 15,887 △332 66,725
セグメント利益(調整前営業利益) 11,814 183 3,713 △1,877 13,833
(調整)株式報酬費用 - - - - △375
営業利益 - - - - 13,458
金融収益 - - - - 47
金融費用 - - - - △610
税引前四半期利益 - - - - 12,895
(注)1.当社グループは、株式報酬費用調整前営業利益(△損失)をマネジメントによる事業別セグメントの評価等
に使用しております。
2.株式報酬費用は、ストック・オプションおよび業績連動型株式報酬の費用であります。
3.報告セグメントの利益は、株式報酬費用調整前営業利益(△損失)をベースとしております。
4.セグメント間の売上高は市場実勢価格に基づいております。
5.全社に含まれるセグメント利益への調整は、主として全社一般管理費および事業セグメントに割り当てられ
ていない基礎的研究活動に関連する研究開発費であります。
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2020年7月30日
株式会社アドバンテスト
2020年度第1四半期 決算(連結)の概要
1. 受注・受注残 (単位:億円)
2019年度実績 2020年度実績 2020年度業績予想
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 前年同期比 前期比 通期 前年度比
(620)
受 注 高 659 583 729 907 615 Δ6.7% Δ32.3% 2,400 Δ16.6%
42 (830)
受 注 残 746 613 643 910 857 14.9% Δ5.8% 710 Δ22.0%
(注)1.上段( )の数値は、2020年4月24日発表時の予想であります。
(注)2.米国Essai, Inc.の買収に伴い、2019年度4Qで受注残を42億円調整しております。
2. 損益 (単位:億円)
2019年度実績 2020年度実績 2020年度業績予想
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 前年同期比 前期比 通期 前年度比
(700)
売 上 高 662 716 699 682 667 0.8% Δ2.2% 2,600 Δ5.8%
売 上 原 価 Δ268 Δ306 Δ305 Δ315 Δ287 7.3% Δ8.7% - -
販売費および一般管理費 Δ242 Δ234 Δ250 Δ252 Δ245 1.3% Δ2.8% - -
その他の収益・費用 0 1 Δ2 1 0 54.2% Δ63.4% - -
(130)
営 業 利 益 152 177 142 116 135 Δ11.2% 16.2% 450 Δ23.3%
( 売 上 高 比 率 ) (22.9%) (24.8%) (20.4%) (17.0%) (20.2%) (17.3%)
金融収益・金融費用 Δ3 7 3 Δ8 Δ6 166.8% Δ25.9% - -
(130)
税 引 前 当 期 利 益 149 184 145 108 129 Δ13.7% 19.2% 444 Δ24.2%
( 売 上 高 比 率 ) (22.6%) (25.6%) (20.7%) (15.9%) (19.3%) (17.1%)
法 人 所 得 税 費 用 Δ28 Δ37 Δ26 40 Δ23 Δ18.2% - - -
(105)
当 期 利 益 121 147 119 148 106 Δ12.7% Δ28.8% 358 Δ33.1%
( 売 上 高 比 率 ) (18.3%) (20.5%) (17.1%) (21.7%) (15.8%) (13.8%)
(注)上段( )の数値は、2020年4月24日発表時の予想であります。
3. 財政状態 (単位:億円)
2019年度実績 2020年度実績
1Q末 2Q末 3Q末 4Q末 1Q末 前期比
総 資 産 3,108 3,236 3,298 3,558 3,591 0.9%
親 会 社 の 所 有 者 に
帰 属 す る 持 分 合 計 1,994 2,136 2,203 2,315 2,342 1.2%
親会社所有者帰属持分比率 64.2% 66.0% 66.8% 65.1% 65.2% -
4. 配当の状況 (単位:円)
2019年度実績 2020年度予想
(基準日) 中間期末 期末 年間 中間期末 期末 年間
1 株 当 た り 配 当 金 41.00 41.00 82.00 未定 未定 未定
(注)現時点では2020年度の配当については未定です。今後の業績等を勘案し、予想が可能となった時点で速やかに開示する予定です。
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