6844 新電元 2021-05-12 15:30:00
連結業績予想と実績値との差異、繰延税金資産、および子会社株式の評価損の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                                  2021 年5月 12 日
各 位

                                             会 社 名   新 電 元 工 業 株 式 会 社
                                             代表者名    代表取締役社長           鈴木    吉憲
                                                      (コード番号 6844 東証第 1 部)
                                             問合せ先    経営企画室企画部長 松本 義明
                                                           (TEL 048 – 483 – 5311)


                    連結業績予想と実績値との差異、
         繰延税金資産、および子会社株式の評価損の計上に関するお知らせ

 当社は 2021 年3月期決算(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)において、2021 年3月 12 日に「希
望退職者募集の結果、   特別損失の計上および業績予想の修正に関するお知らせ」        で公表した業績予想と本
日発表の実績値との間に差異が発生しました。また繰延税金資産のほか当社が保有する子会社株式の評
価損を計上することとなりましたので、下記のとおりお知らせいたします。

                                 記

1.連結業績予想と実績値の差異について
 2021 年3月期連結業績(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)
                                                         親会社株主に
                                                                      1株当たり
                                 営業利益        経常利益         帰属する
                     売上高                                              当期純利益
                                 又は損失        又は損失         当期純利益
                                                                       又は損失
                                                          又は損失
                         百万円         百万円          百万円         百万円           円 銭
前回発表予想(A)               80,000    △ 1,000      △ 1,400     △ 8,000     △ 776.34
実績値(B)                  80,437    △ 1,080      △ 1,164     △ 5,561     △ 539.73
増減額(B-A)                   437       △ 80          235        2,438     -
増減率(%)                    0.5      -            -           -           -
(ご参考)前期実績
(2020年3月期)              92,965       1,757       1,598     △ 4,156     △ 403.48


2.連結業績予想との差異の理由
 売上高、営業損失、経常損失に関しては、概ね予想通りの結果となりました。2021 年3月 12 日付
「希望退職者募集の結果、特別損失の計上および業績予想の修正に関するお知らせ」にて公表した特別
損失について、会計区分の精査の結果、事業構造改革費用の一部を販管費に計上したことで差異が生じ
ました。また、下記の通り繰延税金資産を法人税等調整額に計上したこと等で親会社株主に帰属する当
期純損失は、前回予想から大きく改善する結果となりました。

3.繰延税金資産の計上について
 当社は、今後の業績動向を総合的に勘案し、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結
果、2021 年3月期末において繰延税金資産を計上し、1,723 百万円を法人税等調整額に計上いたしまし
た。
4.株式評価損の計上について
 当社が保有する子会社株式のうち、連結子会社3社および非連結子会社1社において、収益性の低下
により純資産が毀損し株式の実質価額が著しく下落しました。このため、子会社株式評価損として、個
別決算において総額 1,191 百万円を特別損失として計上いたしましたが、連結子会社については連結決
算において相殺消去されるため、本評価損による連結業績への影響は軽微です。

                                                以上