6838 J-多摩川HD 2020-09-29 15:30:00
第9回新株予約権の資金使途変更に関するお知らせ [pdf]
2020 年9月 29 日
各 位
会 社 名 株式会社多摩川ホールディングス
代表者名 代表取締役社長 桝沢 徹
(コード番号:6838 東証 JASDAQ)
問合せ先 経営企画部 田中 竜太
(TEL.03-6435-6933)
第9回新株予約権の資金使途変更に関するお知らせ
当社は、2019 年1月 25 日付「第三者割当による第9回新株予約権の発行に関するお知らせ」
(以下「第9回発行のお知らせ」といいます。)及び 2020 年8月 27 日付「第9回新株予約権の
資金使途変更に関するお知らせ」
(以下「第9回資金使途変更のお知らせ」といいます。)にて開
示いたしました、第三者割当による第9回新株予約権(以下「第9回新株予約権」といいます。)
の発行及びその行使により調達した資金の使途について、下記のとおり変更(以下「本件変更」
といいます。)することといたしましたので、お知らせします。
1.変更の理由・経緯
第9回新株予約権は、第9回発行のお知らせにおいて開示しましたとおり、当社グループ
(当社及び当社の関係会社)の主たる業務である再生可能エネルギー事業のうち、風力発電事
業において、①当社が小型風力発電所複数基毎に、原則として同発電所事業を運営する子会社
(以下「SPC」といいます。)1社を設立すること、②SPC が小型風力発電所事業に関する投資
総額のうち 20%から 40%までの範囲で出資による資金を調達し、投資総額の残部をリース
会社等金融機関からの資金の借入により調達すること、③SPC が AURA-Green Energy 株式会
社が保有する風力発電の売電の権利を購入して小型風力発電所を建設し売電事業を行うこと
により、当社として収益性のある小型風力発電事業を行うことができるものと判断し、その
SPC に対する出資金を資金使途として発行したものです。
また、第9回資金使途変更のお知らせのとおり、小型風力発電所の開発において、権利取得
時に採用を想定していた小型風力発電機器メーカー内部の紛争により、購入手続きが開始前
に保留となり、紛争の解決が長引くことが想定されたため、権利取得した全ての発電所で当社
が他社メーカーへの機種変更を行うことを 2019 年9月中旬に判断しました。このような機種
変更を行ったことにより、現時点で機器の発注が出来ておらず、それに伴って小型風力発電所
の建設工事に一部の遅延が生じておりました。
今後は小型風力発電所の建設の速度を上げ、建設基数を増やしていく予定であります。建設
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の速度を上げていくためには、まずは SPC がまとまった風力機器を発注する必要があり、発注
分の金額が必要となります。しかしながら、SPC に対する資金拠出方法が当初想定していた出
資金による場合には、機器代金及び工事代金並びにリース会社等金融機関からの借入額が確
定した段階でそれに応じて出資金の金額を確定させるものであることから、SPC によるリース
会社等金融機関からの借入額が未定の段階で、SPC がまとまった風力機器を事前に発注するた
めには適していません。そこで、SPC によるリース会社等金融機関からの借入額が未定の段階
で、風力機器等の代金を支払うためには、SPC に対して融資により資金を拠出する必要があり
ます。そして、SPC によるリース会社等金融機関からの借入額の確定後に、金融機関等の必要
性に応じて SPC が借入で調達した負債を出資に振り替えていく方針であります。
2.変更の内容
上記記載の理由により、第9回使途変更のお知らせにおいて開示いたしました具体的な資
金使途「小型風力発電所を建設し、売電事業を行う当社子会社への出資金」
(下記①)につき、
当社子会社への融資を追加し、「小型風力発電所を建設し、売電事業を行う当社子会社への融
資または出資金」に変更いたします(下記②から④については、変更はありません。。なお、
)
変更部分には下線を付して表示しています。
変更前
具体的な使途 金 額 支出(予定)時期
① 小型風力発電所を建設し、売電事業を
行う当社子会社への出資金(当社子会
社は、出資金を小型風力発電所の権利
の取得及び建設に充当します。
)
2020 年8月 31 日から
なお、当社子会社は、原則として小型 376,122,280 円
2022 年2月末まで
風力発電所複数基毎に1社設立する予
定であり、現時点では、小型風力発電
所を新規に 52 基~104 基を見込んでお
ります。
② 当社の連結子会社である株式会社多摩
川エナジーが建設する岐阜県各務原市
の太陽光発電所の一部建設費用として
2019 年8月 29 日から
の設備投資資金及び運転資金のための 110,000,000 円
2020 年1月 27 日まで
当社から同社への貸付:同社において
は、設備投資 6,294,600 円と運転資金
103,705,400 円に使用
③ 北海道根室市にて大型風力発電所を建
設し売電事業を行うウインドパワード
2019 年 11 月 15 日から
ットコム株式会社(当社関連会社とな 90,123,720 円
2020 年5月 25 日まで
ります。 の株式及び債権の AURA-Green
)
Energy 株式会社からの買取りのための
2
具体的な使途 金 額 支出(予定)時期
資金及び同社の風況調査代及び系統連
系費用のための当社から同社への貸
付:同社においては、株式及び債権の買
取 45,000,000 円と風況調査代及び系統
連系費用 45,123,720 円に使用
④ 当社の連結子会社である株式会社 GP エ
ナジー2 が保有する、長崎県五島市荒神
岳太陽光発電所の約 500kw の増設に係
る金融機関にリース料を支払うための 2020 年1月 27 日から
83,000,000 円
資金及び運転資金のための当社から同 2020 年4月 27 日まで
社への貸付:同社においては、リース料
33,000,000 円と運転資金 50,000,000
円に使用
合計 659,246,000 円 -
(注)具体的な資金使途の②から④は既に充当済みであります。
変更後
具体的な使途 金 額 支出(予定)時期
① 小型風力発電所を建設し、売電事業を
行う当社子会社への融資または出資金
(当社子会社は、出資金を小型風力発
電所の権利の取得及び建設に充当しま
す。
) 2020 年9月 30 日から
376,122,280 円
なお、当社子会社は、原則として小型 2022 年2月末まで
風力発電所複数基毎に1社設立する予
定であり、現時点では、小型風力発電
所を新規に 52 基~104 基を見込んでお
ります。
② 当社の連結子会社である株式会社多摩
川エナジーが建設する岐阜県各務原市
の太陽光発電所の一部建設費用として
2019 年8月 29 日から
の設備投資資金及び運転資金のための 110,000,000 円
2020 年1月 27 日まで
当社から同社への貸付:同社において
は、設備投資 6,294,600 円と運転資金
103,705,400 円に使用
③ 北海道根室市にて大型風力発電所を建 2019 年 11 月 15 日から
90,123,720 円
設し売電事業を行うウインドパワード 2020 年5月 25 日まで
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具体的な使途 金 額 支出(予定)時期
ットコム株式会社(当社関連会社とな
ります。の株式及び債権の AURA-Green
)
Energy 株式会社からの買取りのための
資金及び同社の風況調査代及び系統連
系費用のための当社から同社への貸
付:同社においては、株式及び債権の
買取 45,000,000 円と風況調査代及び
系統連系費用 45,123,720 円に使用
④ 当社の連結子会社である株式会社 GP
エナジー2 が保有する、長崎県五島市
荒神岳太陽光発電所の約 500kw の増設
に係る金融機関にリース料を支払うた 2020 年1月 27 日から
83,000,000 円
めの資金及び運転資金のための当社か 2020 年4月 27 日まで
ら同社への貸付:同社においては、リ
ー ス 料 33,000,000 円 と 運 転 資 金
50,000,000 円に使用
合計 659,246,000 円 -
(注)具体的な資金使途の②から④は既に充当済みであります。
3.今後の見通し
本件変更による当社 2021 年3月期連結業績に与える影響はありません。
以 上
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