2020年３月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年１月31日
上 場 会 社 名 株式会社京写 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 6837 URL https://www.kyosha.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 児嶋 一登
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員人事総務・経理財務担当 (氏名) 平岡 俊也 (TEL) 075-631-3193
四半期報告書提出予定日 2020年２月10日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 ：無
四半期決算説明会開催の有無 ：無
(百万円未満切捨て)
１．2020年３月期第３四半期の連結業績（2019年４月１日～2019年12月31日）
（１）連結経営成績(累計) (％表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2020年３月期第３四半期 14,197 △11.4 68 △84.1 61 △85.5 67 △76.9
2019年３月期第３四半期 16,032 1.0 430 △4.3 423 △11.1 292 △7.4
(注) 包括利益 2020年３月期第３四半期 △132百万円( ―％) 2019年３月期第３四半期 92百万円( △74.1％)
潜在株式調整後
１株当たり
１株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年３月期第３四半期 4.72 ―
2019年３月期第３四半期 20.42 ―
（２）連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2020年３月期第３四半期 15,398 6,640 42.3
2019年３月期 15,558 6,887 43.4
(参考) 自己資本 2020年３月期第３四半期 6,517百万円 2019年３月期 6,751百万円
２．配当の状況
年間配当金
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年３月期 ― 0.00 ― 8.00 8.00
2020年３月期 ― 0.00 ―
2020年３月期(予想) 6.00 6.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 無
３．2020年３月期の連結業績予想（2019年４月１日～2020年３月31日）
(％表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 １株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通期 19,200 △8.7 150 △69.9 130 △72.4 100 △65.9 6.98
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 無
※ 注記事項
（１）当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ：無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
（２）四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ：有
（３）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ：有
② ①以外の会計方針の変更 ：無
③ 会計上の見積りの変更 ：無
④ 修正再表示 ：無
（４）発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む) 2020年３月期３Ｑ 14,624,000株 2019年３月期 14,624,000株
② 期末自己株式数 2020年３月期３Ｑ 294,287株 2019年３月期 294,287株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2020年３月期３Ｑ 14,329,713株 2019年３月期３Ｑ 14,329,720株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料２ページ「１.当四半期決算に関する定性的情報（３）連結業績予想など
の将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社京写(6837) 2020年３月期 第３四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………２
（１）経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………２
（２）財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………２
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………２
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………３
（１）四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………３
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………５
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………７
（継続企業の前提に関する注記） ……………………………………………………………………７
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） ……………………………………………７
（四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用） …………………………………………７
（会計方針の変更） ……………………………………………………………………………………７
― 1 ―
株式会社京写(6837) 2020年３月期 第３四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第３四半期連結累計期間の当社が属するプリント配線板業界の状況は、国内需要は主に中国やＡＳＥＡＮ向け電子
部品等の輸出減少が長期化し、低調に推移しました。海外においても米中貿易摩擦の不透明感から、中国を含むアジア
新興国は輸出の低迷により、景気の減速傾向が続き需要は伸び悩みました。
このような状況の中、当社グループの国内売上高は、プリント配線板事業では、自動車関連分野の受注が引き続き好
調に推移したものの、ＬＥＤ照明等の家電製品分野と液晶テレビ等の映像関連分野は受注が伸び悩み、前年同四半期を
下回りました。実装関連事業では、実装事業で航空機や産業用機器関連向けの受注が好調に推移しましたが、プリント
配線板事業の受注減により、国内は前年同四半期を下回りました。
海外の売上高は、中国、インドネシアでＬＥＤ照明を中心とした家電製品分野の受注が低迷し、中国では自動車関連
分野の受注も減少した結果、前年同四半期を下回りました。これらの結果、連結売上高は14,197百万円（前年同四半期
比11.4％減 1,835百万円の減収）となりました。
利益面は、米中貿易摩擦の影響による大幅な減収と、国内の自動車関連分野向けの増産対応遅れによる機会損失及び
海外子会社の立ち上げ準備費用等で、営業利益は68百万円（前年同四半期比84.1％減 361百万円の減益）、経常利益は
61百万円（前年同四半期比85.5％減 362百万円の減益）となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は67百万円
（前年同四半期比76.9％減 224百万円の減益）となりました。
（２）財政状態に関する説明
（総資産）
当第３四半期連結会計期間末における総資産は、主に現金及び預金の減少696百万円、受取手形及び売掛金の減少422
百万円、有形固定資産の増加232百万円、投資その他資産の増加187百万円等により、15,398百万円（前連結会計年度末
比160百万円の減少）となりました。
（負債）
当第３四半期連結会計期間末における負債は、主に支払手形及び買掛金の減少496百万円、短期借入金の減少227百万
円、長期借入金の増加840百万円等により、8,757百万円（前連結会計年度末比86百万円の増加）となりました。
（純資産）
当第３四半期連結会計期間末における純資産は、主に為替換算調整勘定の減少215百万円等により、6,640百万円（前
連結会計年度末比247百万円の減少）となりました。
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当期の業績につきましては、2019年10月31日発表からの変更はございません。
― 2 ―
株式会社京写(6837) 2020年３月期 第３四半期決算短信
２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
(単位：百万円)
前連結会計年度 当第３四半期連結会計期間
(2019年３月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,623 3,926
受取手形及び売掛金 4,098 3,675
製品 799 706
仕掛品 396 426
原材料及び貯蔵品 865 810
その他 404 1,077
貸倒引当金 △2 △7
流動資産合計 11,185 10,615
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 3,368 3,474
減価償却累計額 △2,752 △2,758
建物及び構築物（純額） 615 716
機械装置及び運搬具 7,524 7,514
減価償却累計額 △5,669 △5,560
機械装置及び運搬具（純額） 1,855 1,953
土地 723 723
建設仮勘定 137 69
その他 1,128 1,301
減価償却累計額 △896 △967
その他（純額） 232 334
有形固定資産合計 3,564 3,797
無形固定資産 56 45
投資その他の資産
投資有価証券 425 435
繰延税金資産 148 148
その他 190 368
貸倒引当金 △12 △12
投資その他の資産合計 751 939
固定資産合計 4,373 4,782
資産合計 15,558 15,398
― 3 ―
株式会社京写(6837) 2020年３月期 第３四半期決算短信
(単位：百万円)
前連結会計年度 当第３四半期連結会計期間
(2019年３月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,468 2,972
短期借入金 2,278 2,051
1年内返済予定の長期借入金 174 164
リース債務 16 38
未払法人税等 80 44
賞与引当金 179 146
その他 588 597
流動負債合計 6,787 6,016
固定負債
長期借入金 1,407 2,247
リース債務 65 64
退職給付に係る負債 358 377
その他 52 52
固定負債合計 1,884 2,741
負債合計 8,671 8,757
純資産の部
株主資本
資本金 1,102 1,102
資本剰余金 1,153 1,153
利益剰余金 4,241 4,194
自己株式 △33 △33
株主資本合計 6,464 6,417
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 35 58
繰延ヘッジ損益 0 2
為替換算調整勘定 340 125
退職給付に係る調整累計額 △89 △85
その他の包括利益累計額合計 287 100
非支配株主持分 135 122
純資産合計 6,887 6,640
負債純資産合計 15,558 15,398
― 4 ―
株式会社京写(6837) 2020年３月期 第３四半期決算短信
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第３四半期連結累計期間
(単位：百万円)
前第３四半期連結累計期間 当第３四半期連結累計期間
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 16,032 14,197
売上原価 13,225 11,796
売上総利益 2,807 2,400
販売費及び一般管理費 2,376 2,332
営業利益 430 68
営業外収益
受取利息 1 1
受取配当金 3 4
為替差益 3 26
仕入割引 13 8
受取手数料 4 8
雑収入 24 7
営業外収益合計 51 55
営業外費用
支払利息 35 32
売上債権売却損 14 14
雑損失 8 16
営業外費用合計 57 62
経常利益 423 61
特別利益
固定資産売却益 3 0
投資有価証券売却益 0 64
特別利益合計 3 64
特別損失
固定資産売却損 0 1
固定資産除却損 1 10
減損損失 0 ―
特別損失合計 2 11
税金等調整前四半期純利益 424 114
法人税、住民税及び事業税 124 47
法人税等合計 124 47
四半期純利益 300 66
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
7 △1
に帰属する四半期純損失（△）
親会社株主に帰属する四半期純利益 292 67
― 5 ―
株式会社京写(6837) 2020年３月期 第３四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第３四半期連結累計期間
(単位：百万円)
前第３四半期連結累計期間 当第３四半期連結累計期間
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 300 66
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △108 22
繰延ヘッジ損益 3 2
為替換算調整勘定 △99 △227
退職給付に係る調整額 △3 4
その他の包括利益合計 △208 △198
四半期包括利益 92 △132
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 92 △119
非支配株主に係る四半期包括利益 △0 △13
― 6 ―
株式会社京写(6837) 2020年３月期 第３四半期決算短信
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
当第３四半期連結累計期間(自 2019年４月１日 至 2019年12月31日)
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
当第３四半期連結累計期間(自 2019年４月１日 至 2019年12月31日)
該当事項はありません。
（四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用）
（税金費用の計算）
税金費用については、当第３四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会
計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
（会計方針の変更）
国際財務報告基準を適用している子会社は、第１四半期連結会計期間より、国際財務報告基準第16号「リー
ス」(以下「IFRS第16号」という。)を適用しております。これにより、リースの借手は、原則としてすべての
リースを貸借対照表に資産及び負債として計上することとしました。IFRS第16号の適用については、経過的な
取扱いに従っており、会計方針の変更による累積的影響額を適用開始日に認識する方法を採用しております。
この結果、当第３四半期連結会計期間末の「有形固定資産」が103百万円増加し、流動負債の「リース債務」
が21百万円及び固定負債の「リース債務」が10百万円増加しております。また、当第３四半期連結累計期間の
損益に与える影響は軽微であります。
― 7 ―