6826 本多通信 2021-05-11 15:00:00
2020年度 決算のご説明 [pdf]

                                                               1
                                               証券コード:6826




    2020年度 決算のご説明
           (2020年4月1日~2021年3月31日)




                    2021年5月11日
             本多通信工業株式会社
            代表取締役社長 樫尾 欣司



                                                               2
                   1-1.通期業績
■ 売上高は20/1Qを底に各分野回復/伸長、通期で対前年微増収
■ 営業利益は一時的な減益要因、品種構成、調達/物流価格の高騰が
  足枷となり黒字に届かず
■ 経常利益・純利益は助成金の活用・為替により黒字を確保
■ 配当は予定通り7円を実施
                                             単位:百万円、( )内利益率
 為替($/円)     19年度         20年度                    業績予想
                                       前年比
期中平均/期末日    109円/109円    106円/111円               (20/10/28)
売 上 高        14,923        14,932      100%        14,500
営業利益            237           ▲74       ―               0
                (1.6%)       (▲0.5%)                  (0.0%)

経常利益             157           147      94%            120
                (1.1%)        (1.0%)                  (0.8%)

純 利 益              43           75     174%              50
                (0.3%)        (0.5%)                  (0.3%)

配     当         21円           7円                      7円
                                                                                                  3
                                    1-2.四半期業績推移
                              20/1Qを底に右肩上がりに回復
                                                                                        単位:百万円



    売上高
                                                                                         4,298
                   3,897          3,772                                        3,883
    3,649                                      3,605                 3,630
                                                           3,120


   営業利益
    (利益率)                                                                                 158
                                    91                                                   (3.7%)
                    86
      31           (2.2%)         (2.4%)            29
     (0.8%)                                                                      5
                                               (0.8%)      ▲ 194      ▲ 44     (0.1%)
                                                                     (▲1.2%)
                                                           (▲6.2%)
     19/1Q         19/2Q          19/3Q        19/4Q       20/1Q     20/2Q     20/3Q     20/4Q
 ◆為替(期中)
   1$=110円         107円             109円        109円       108円      106円      105円      106円




                                                                                                  4
                                    1-3.分野別販売状況
                   通信・FA分野が対前年増販
              コロナ禍が影響した他分野も期末に向けて回復
                   ※今回より『その他』分野を
   単位:百万円           他分野へ振り分け集計
                                            4,298          コロナ禍により民間PJが遅延・停滞
                                                     情報S
                                    3,883                  徐々に影響は緩和、環境は改善傾向
  14,92314,932              3,630
                                             802
                                     685
   3,041 2,913
                   3,120
                                                           1Qを底に車両の生産と同期して回復
                            753                      車載
                                                           4Qに半導体不足が一部影響
           4,934    674                     1,445
   5,182                                    400万個
車載カメラ用数量
                                    1,474
                            1,150 450万個              民生
                                                           顧客の工場稼働停止やDSC・プロジェクタ
                    864
 1,355万個
         1,350万個      280万個                                向けの低調により減販
                215万個                        418
           1,463
   1,724            291
                            376      378
                                                     FA
                                                           半導体増産や自動車の生産回復等により
                                            1,006          設備投資需要が活況
   2,857   3,294            788      765
                    735

                                                     通信
                                                           5GやFTTHの普及・拡大など通信インフラ
   2,119 2,328      556     563      583     627           投資が好調
  19年度 20年度 20/1Q 20/2Q 20/3Q 20/4Q
    19年 20年
                                                                               5
           1-4. 20年度 営業利益分析(19年度比較)
      一時要因・品種構成・調達/物流価格の高騰により減益
             経費節減で減益幅を縮小
                           〇製造再編による影響:▲240
           コネクタ             稼働低下・在庫減・移管コスト等
            増販益            〇コロナ禍による稼働低下:▲60
            +100 一時要因                                       単位:百万円
                  ▲300                                      ( )内 利益率
   237
  (1.6%)                 品種構成                             情報S
                          ▲200                            減益
                         車載▲150                           ▲80         ▲74
                         他分野 ▲50              経費節減                   (▲0.5%)
                               調達/物流
                                               合理化
                               価格高騰
                                     為替        +300
                                ▲80
                                     ▲50

 19年度                     311百万円 減益                                 20年度
◆為替(期中)
  1$= 109円                                                          1$=106円




                                                                               6
                     2-1. 21年度 業績予想
   ■ 売上高はコロナ禍からの回復および事業環境の好転により、
     対前年10%増を見込む
   ■ 営業利益は増販および前期の一時要因の解消により黒字化
   ■ 配当予想は8円(配当性向58%)とする
                                              単位:百万円、( )内利益率
                                             21年度
           為替($/円)          20年度                            前年比
           期中平均              106円            通期計画
                                             107円

    売        上       高        14,932          16,500            111%

    営 業 利 益                         ▲74             500         -
                                   (▲0.5%)      (3.0%)

    経 常 利 益                          147            450         306%
                                    (1.0%)      (2.7%)

    純        利       益                75            320         427%
                                    (0.5%)      (1.9%)

    配                当               7円             8円          + 1円
                                                                       7
                  2-2. 21年度 分野別見通し
     車載・情報S分野の回復、FA分野の伸長で増販見込み
    部材不足(半導体・金属材等)の顧客・当社への影響が不透明
単位:百万円          16,500
 14,932                           コロナ禍から事業環境は改善
                 3,100    情報S
                                  DXビジネス拡大に向け取組みを本格化
  2,913

                                  上期に半導体不足の影響を予測
                          車載
                 5,500            通期で対前年10%増の回復を見込む
  4,934
                                  需要の好不調は機器によって斑模様
                          民生
                 1,500            大幅な回復は見込めず低調な推移を予測
  1,463

                 3,800            半導体・EV・自動化等への設備投資の活況が
  3,294                   FA
                                  継続、国内需要の回復にも期待

   2,328         2,600            通信インフラ投資の好調継続により
                          通信
                                  堅調な推移を予測
  20年度           21年度
                 (予想)




                                                                       8
             2-3. 21年度 営業利益分析(20年度比較)
         増販および一時要因解消で増益
   コロナ禍により停滞した成長/合理化投資を積極的に実施
                                                            単位:百万円
                                                            ( )内 利益率
                     20年度
                           品種構成
                    一時要因の                             情報S
                            ▲200
                      解消                              増益
                      +300       コスト増
                                   投資・人件費増等           +35
             コネクタ                     ▲250     合理化
             増販益                               +170
                                                              500
              +520                                            (3.0%)
           FA・通信・民生+320            設備投資
              車載 +200            20年度 ⇒ 21年度
                                 2.4億円 10億円超
    ▲74
   (▲0.5%)

  20年度                         574百万円 増益                    21年度
◆為替(期中)
  1$= 106円                                                  1$=107円
                               9
  2-4.株主還元方針の変更 / 配当予想
      還元方針に安定配当の内容を追加
        21年度の配当は8円を予想
◆株主還元方針の変更
 〇 総還元性向30%を基本とする
 〇 中期での業績動向や財務状況等を総合的に勘案し、
   安定配当を実施する
 〇 業績見通しの変動などにより、配当性向が30%を
   大幅に下回ることが見込まれる場合には、
   自己株式取得を検討する

◆21年度 年間配当予想 (対象:22年3月末の株主様)


    1株当たり   8円   (配当性向 58%)




                               10




          経営計画
                                                                                              11
                                         1.経営計画
      ■ 当社の状況および昨今の事業環境を踏まえ経営計画を見直し、
        『長期(創業100周年)ビジョン』『中期目標』を新たに設定
      ■ 基本戦略
        Society5.0で拡大する“つなぐ”市場に、新商品をスピーディに創出


                           Society5.0で“つなぐ”市場が拡大                                  500
単位:億円                                                         200                 100

                          149           165
 売上高         149                                               40
                                          31
                                                   3~4年内の
                                                                                  200
  情報S        30             29                     到達を目指す      70
                                          55
 車載用         51             49

  業務用                                                          90                 200
                                          79
(通信・FA・民生)   67             70

             19 年度         20             21                中期目標               長期ビジョン
                                                                                  32
                                                    ・・       中期          ・・・
                                                                                2032年度
営業利益(率)      2.3(1.6%)   ▴0.7(▲0.5%)   5.0(3.0%)            16.0(8.0%)          55.0(11.0%)
純利益(率)       0.4(0.3%)    0.7(0.5%)    3.2(1.9%)            12.0(6.0%)          40.0(8.0%)
 ROE           0.4%         0.7%         2.9%                 8.0%               12%以上




                                                                                              12
                                 2-1.業務用コネクタ
             拡がり多様化するニーズに新商品の連打で対応
                         市場拡大                      &     ニーズの多様化
              製造設備/通信インフラ投資                            あらゆる機器がIoTで繋がる
                   (半導体・EV・5G・光回線 等)

             実績                                短~中期                      長期ビジョン
〇主力商品の拡販                               〇新商品開発の加速                    社会の進化で発生する
  I/O・光コネクタの受注拡大                       ・カスタム→市場適合商品
                                       ・主力商品リニューアル
                                                                      つなぐ課題を
                                       ・光接続技術への注力                     スピード解決
〇ニューノーマル対応                             〇広域営業の強化
  ・オンライン展示会                            ・デジタルマーケの強化
  ・Webセミナー・商談 等                        ・販売チャネル構築


      多品種少量生産                                  適時適量生産                    スマート工場
                                         自動化・製造DXへの投資                    ネットワーク化

        20年度                       21年度                  中期目標              2032年度
      70億円                       79億円                    90億円              200億円
                                                           13
                    2-2.車載用コネクタ
  車載カメラ用の実績と高速伝送技術をベースに事業拡大
       CASEに向けてエレクトロニクス化が進展
          車載コネクタ市場                   車載カメラ市場
       予測 : 20年→25年:1.5倍             20年→25年:2倍

      実績                   短~中期             長期ビジョン
〇車載カメラ用
                                          高速伝送技術を磨き
 ・ビューイング…拡販          新OEM/車種向け納入拡大
                                           モビリティの
 ・センシング…納入開始         顧客展開・次世代/普及品開発
                                          自動運転を支える
〇車載機器接続用
 ・建機・農機への展開          顧客/採用機種拡大
 ・車内LAN向け技術開発        リリース~提案~拡販

  製造再編/量産立上げ                  Next拠点          地産地消化
                      合理化
 ベトナム移管品 & センシング用              立上げ           自動一貫生産化
   20年度             21年度          中期目標            2032年度
   49億円             55億円         70億円             200億円



                                                           14
                    2-3.情報システム
 新技術の活用で独自のDXビジネスを展開し、事業領域を拡大
               デジタルの社会実装が加速
        IoTビジネス市場                 クラウドサービス市場
       予測 : 20年→25年:1.5倍             20年→25年:2倍

      実績                   短~中期             長期ビジョン
〇既存ビジネス※             高付加価値化
                      ・新技術への深化
                                            中堅会社の
 ・新技術を積極的に活用
※システム設計・インフラ構築 等      ・サービスレベル深化         デジタル革命を支える
                                           DX支援事業へ
〇新:DXビジネス            DXビジネスモデルの確立
・開発部/営業部の立上げ         ・スマート化DXビジネス
・案件を獲得               ・Apliサービスビジネス

 新技術の獲得(AI・RPA・ブロックチェーン 等)           DX商材の開発
 人材開発(働き方改革・採用・教育)           (外観AI検査・遠隔地スコープ・動線トレース 等)

   20年度             21年度          中期目標            2032年度
   29億円             31億円         40億円             100億円
                                                    15
  3.デジタル・サステナビリティへの取組み
             積極的な取組みで生産性・持続性を向上

                      製造DX
        グループ内の連携を強化し、シナジーを創出
       コネクタ事業                    情報システム事業
       ものづくり力向上                 自社ビジネスへの展開


                サステナビリティ
                  委員会を立上げ推進
気候変動リスク対応           人材/組織力強化         ガバナンス強化
カーボンニュートラル            健康経営           改訂CGコードへの
 に向けて取組み強化          人材育成/組織開発            対応




                                                    16
       トピックス          新任役員(21年6月~)
新任取締役
              ■略歴
               1983年 松下電工(株)(現パナソニック(株))入社
               2006年 同社コネクタ事業部 商品企画開発部 部長
               2017年 同社メカトロニクス事業部 生産技術センター 所長
               2021年 パナソニック(株)を退職、当社 技術統括部長
               松下電工入社以来、約35年間技術部門に従事。研究開発・商品企画設計・
               生産技術と幅広い部門に携わり、同社の工場長、センター長など要職を
よねざわ   ひとし
               歴任。2021年からは当社の技術統括部長に就任。
米澤 均 氏         開発部門のトップとして、成長を牽引する商品の創出を期待。


新任社外監査役
              ■略歴
               1998年 弁護士登録(第二東京弁護士会) 石井法律事務所入所
               2004年 マーシャル・鈴木総合法律グループ
               2005年 金融庁総務企画局総務課国際室
               2009年 石井法律事務所 パートナー
               弁護士としての多様な経験と法務全般に関する知識に加え、投資法人の
ながさき   まみ      業務全般の執行及び事業会社の社外取締役の経験も有しています。
長崎 真美 氏        当社のガバナンスや法務面でのアドバイスを期待しています。
                                                     17




           IRに関するお問い合わせ先

              本多通信工業株式会社
               経営企画グループ
    MAIL : ir@htk-jp.com TEL : 03-6853-5820
           URL : https://www.htk-jp.com/




                                                     18
    参考.コネクタ事業 連結受注推移

                                              単位:%
             1Q      2Q      3Q     4Q        年間
2020年度
             -10    +11     +34     +13
    前期比
                                              +12
前年同期比        -18     -8     +27     +50
     1$=    108円    106円    105円    106円      106円



2019年度
             +4      -1      -3      -4
    前期比
                                              -14
前年同期比        -20     -16    -12      -5
     1$=    110円    107円    109円    109円      109円

実勢為替レートで算出