6822 J-大井電気 2021-11-26 16:30:00
株主による臨時株主総会の招集請求に関するお知らせ [pdf]
2 0 2 1年 1 1月 2 6日
各 位
会 社 名 大 井 電 気 株 式 会 社
代 表 者 の役 職 名 取 締役 社 長 石田 甲
コ ー ド 番 号 6 82 2
問 い 合 せ 先 経 営管 理 本 部長 仁 井 克 己
0 4 5 -4 3 3- 1 36 1
株 主 に よる 臨 時株 主 総会 の 招 集請 求 に関 す るお 知 ら せ
当 社 は 、 社 株主 よ り会 社 法 第 297 条 第 1 項の 規 定 に基 づ く臨 時 株主 総 会 の招 集 請求
当 (以
下 、 「 本請 求 」と い いま す 。 )に 関 する 書 面( 「 令 和 3 年 11 月 24 日 付 株 主提 案 書」 、以
下 、「 本 請 求書 面 」とい い ま す 。)を 2021 年 11 月 25 日 に 受 領 いた し ま した の で 、下記の
と お り お知 ら せい た しま す 。
記
1.本請求者の概要
(1) 名称 Unearth International Limited
(2) 所在地 F20,1st Floor,Eden Plaza,Eden Island,Seychelles
(3) 代表者の役職・指名 Director 内 藤 昌 弘
(4) 事業内容 経営コンサルティング、M&Aアドバイザリー、有価証券の保
有、運用及び投資
注:Unearth International Limited は、同社によれば、当社の発行済株式総数の3%以上を6カ
月以上の期間保有しているとのことであります。
2 . 本 請求 が 行わ れ た年 月 日
2021 年 11 月 25 日
3 . 本 請求 の 内容
(1) 株 主 総 会の 目 的であ る 事 項
取 締 役 1名 ( 代表 取 締役 社 長 であ る 石田 甲 氏) 解 任 の件
(2) 招 集 の 理由
別 紙 の とお り であ り ます 。
4 . 本 請求 へ の当 社 の対 応 方 針
本請求に対する当社の対応方針につきましては、本請求の内容を慎重に検討のうえ、
決 定 次 第速 や かに 開 示い た し ます 。
以上
(別紙)
本 請 求 の内 容 及び 招 集の 理 由 は以 下 のと お りで す 。
い ず れ も本 請 求書 面 記載 の 内 容を 原 文の と おり 表 記 して お りま す 。
1 . 提 案す る 議題 の 内容
( 1 ) 取締 役 1名 解 任の 件
代 表 取 締役 社 長で あ る石 田 甲 氏の 解 任
2 . 提 案の 理 由
( 1 ) 大井 電 気の 経 営状 況
大 井 電 気は 、 2020 年 6 月 に 2022 年 度 を 最終 年 度 とす る 3 年間 の中 期 計 画と し て
「 2020-2022 年 度 大 井電 気 グ ルー プ 中期 計 画」( 以 下「 中 期計 画 」と 言 い ます 。)を
策 定 い たし ま した 。資料 に よ りま す と、「 光波 長 多 重伝 送 シス テ ム事 業 」「 IoT シ ステ
ム 事 業 」「防 災・減 災ソリ ュ ー ショ ン 事業 」の 3 つ を 主 た る成 長 ドライ バ ー 事業 と し、
そ れ ぞ れ素 晴 らし い 成長 曲 線 を描 き なが ら 、最 終 年 度に は 連結 売 上高 280 億 円 、 連結
営 業 利 益 11 億 円 という 計 画 を立 て てお り まし た 。し かし な がら 、策 定 の わず か 翌年 に
は 業 績 予 想 が 下 方 修 正 さ れ 、 営 業 利 益 は 大 幅 減 少 、 当 期 純 利 益 に 至 っ て は 赤 字 転 落と
しており、当初の計画をどのような根拠のもと策定した数値なのか疑問を抱かざるを
得ません。加えて、今年度の配当予想につきましても、計画を大きく下回る見込みで
あ っ た こと か ら、 締役 会 の 一存 で 1 株 当 たり 期 末 配当 金 60 円 を無 配 に する と いう 非
取
常 に 残 念な 判 断を な され ま し た。
また、大井電気は、現時点では中期計画の最終年度見通しとして、当初より連結売
上 高 を 10 億 円 増 、連結営 業 利 益を 据 え置 き とさ れ て いま す が 、過 去の 計 画 比実 績 に鑑
み る と 、根 拠 に基 づ いた 数 字 であ る か否 か 甚だ 疑 問 です 。事実 、2019 年 6 月 に 策定 さ
れた「中期計画と主たる成長ドライバー」という資料によれば、連結営業利益ベース
の 計 画 値で 2020 年 度 680 百 万 円 、2021 年 度 910 百 万 円 と して い ました が 、 績 は 2020
実
年 度 303 百 万 円、 今 期予 想 50 百 万円 と 既に計 画 値 と大 き な乖 離 があ り ま す。 加 えて 、
大井電気の株価はここ十数年間冴えず、以前より弊社が申し上げている「流通株式の
流動性の改善」にも未だ着手される気配もなく、企業価値向上に対する意欲が垣間見
え な い 状況 が 続い て いま す 。
大井電気はここ数年間において、輝かしい中期計画を策定する一方で、著しい経営
上 の 失 敗を 経 験し て おり 、 株 主と し て非 常 に遺 憾 に 思う と ころ で す。
( 2 ) 経営 責 任の 所 在
上記のような経営状況をもたらしている大井電気取締役会の株主に対する責任は重
大 で す 。特 に 石田 甲 氏は 、 大 井電 気 の創 業 家の 3 代 目 で は あり ま すが 、 現 在の 大 井電
気の状況を踏まえると経営者としての資質には疑問を抱きます。代表取締役社長への
就 任 か ら 7 年 以上 が 経過 し て いる に も関 わ らず 、 大 井電 気 の企 業 価値 向 上 に全 く 貢献
できていない石田甲氏の代表取締役としての経営責任は、著しく重大であるといわざ
る を 得 ませ ん 。
以 上 の こと か ら、 弊 社 Unearth International Limited は、経営責任の追及のため、大井
電気の現代表取締役社長である石田甲氏の解任を提案します。かかる弊社の提案を株主総会に
おいて上程、可決することにより大井電気の経営体質の刷新を図り、飛躍的な成長に向けた新
体制が構築できるものと考えます。
以上