2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月7日
上場会社名 ホシデン株式会社 上場取引所 東
コード番号 6804 URL https://www.hosiden.com/index.html
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)古橋 健士
問合せ先責任者 (役職名) 取締役社長室担当 (氏名)本保 信二 TEL 072-993-1010
定時株主総会開催予定日 2021年6月29日 配当支払開始予定日 2021年6月30日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月29日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 233,934 10.4 12,377 10.3 13,401 18.0 10,338 9.6
2020年3月期 211,912 △9.2 11,219 △2.1 11,353 △15.0 9,433 △11.9
(注)包括利益 2021年3月期 11,932百万円 (45.9%) 2020年3月期 8,178百万円 (△14.1%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 178.70 166.28 9.8 8.6 5.3
2020年3月期 161.37 150.38 9.7 8.0 5.3
(参考)持分法投資損益 2021年3月期 -百万円 2020年3月期 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 161,894 109,250 67.5 1,935.14
2020年3月期 150,161 100,767 67.1 1,723.79
(参考)自己資本 2021年3月期 109,250百万円 2020年3月期 100,767百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 12,590 △2,360 △3,860 69,522
2020年3月期 2,122 △4,775 △2,147 62,649
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
(合計) (連結) 率(連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 - 10.00 - 15.00 25.00 1,461 15.5 1.5
2021年3月期 - 10.00 - 15.00 25.00 1,431 13.8 1.4
2022年3月期(予想) - 10.00 - 10.00 20.00 13.6
・2020年3月期期末配当金の内訳 普通配当10円00銭 特別配当5円00銭
・2021年3月期期末配当金の内訳 普通配当10円00銭 記念配当(創立70周年記念の記念配当)5円00銭
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 116,000 △1.8 5,100 △1.3 5,100 12.0 3,800 8.0 65.68
通期 260,000 11.1 11,500 △7.1 11,500 △14.2 8,500 △17.8 146.92
業績予想における為替レートにつきましては、1米ドル110円を前提としております。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 67,710,084株 2020年3月期 67,710,084株
② 期末自己株式数 2021年3月期 11,253,893株 2020年3月期 9,253,243株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 57,856,544株 2020年3月期 58,457,425株
(参考)個別業績の概要
1.2021年3月期の個別業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 197,085 18.0 6,717 33.0 8,381 47.0 9,206 101.6
2020年3月期 167,075 △10.6 5,052 △18.2 5,701 △35.3 4,566 △30.6
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期 159.13 148.05
2020年3月期 78.12 72.68
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 131,109 78,137 59.6 1,384.03
2020年3月期 121,913 71,484 58.6 1,222.87
(参考)自己資本 2021年3月期 78,137百万円 2020年3月期 71,484百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている将来の業績に関する見通しは、現在入手可能な情報による当社の判断に基づく将来の予測であり、当社としてその実現
を約束する主旨のものではありません。さまざまな潜在リスクや不確定要素を含んでおり、実際の業績はさまざまな重要な要素により、記載さ
れた見通しと大きく異なる可能性もあり、これらの見通しに過度に依存されないようにお願いいたします。なお、業績予想の前提条件その他の
関連する事項につきましては、添付資料4ページの1.経営成績等の概況(4)今後の見通しをご参照ください。
ホシデン㈱(6804)2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 4
(6)事業等のリスク …………………………………………………………………………………………………… 4
2.経営方針 ………………………………………………………………………………………………………………… 5
(1)会社の経営の基本方針 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)中長期的な会社の経営戦略 ……………………………………………………………………………………… 5
(3)会社の対処すべき課題 …………………………………………………………………………………………… 5
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 6
4.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 7
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 7
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 9
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 9
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 10
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 11
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 13
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………… 14
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ……………………………………………………… 14
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………… 16
(1株当たり情報) ……………………………………………………………………………………………… 19
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………… 19
5.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 20
(1)代表者の異動 ……………………………………………………………………………………………………… 20
(2)その他の役員の異動 ……………………………………………………………………………………………… 20
(3)セグメント別販売実績 …………………………………………………………………………………………… 20
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ホシデン㈱(6804)2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度(2020年4月~2021年3月)の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、急激な経
済減速となりました。ワクチン接種も開始されておりますが、まだ全面普及には程遠く、感染は依然として拡大傾
向にあります。また、年度後半では世界的な半導体不足、加えて非鉄金属・樹脂材料等の不足・値上がりのほか、
物流面での運賃の高止まりやコンテナ不足が発生し、経済の足をさらに引っ張ることになりました。この状況は
2021年度も、しばらくは続くものと思われます。地域別では、中国は新型コロナウイルス感染症の拡大からいち早
く脱し、経済は堅調に回復しております。欧米や日本も感染症による経済低迷期は脱しつつありますが、不透明な
状況は続いております。
当社グループの属する電子部品業界におきましては、自動車関連向けは、上期は市場での車販売の大幅な減少に
見舞われ、部品業界も大幅な売上減となりました。下期は上期に比べ改善に向かいましたが、半導体の入手が困難
な状況が発生いたしました。移動体通信関連向けにつきましても、上期は大幅な減少でありましたが、下期は回復
傾向が見られます。一方、PC関連向けやアミューズメント関連向けはテレワークの推進や巣ごもり需要により、
好調に推移しております。
このような状況の下で、当社グループでは、上記市場の影響を受けた移動体通信関連向け及び自動車関連向け
は、減少したものの、アミューズメント関連向けは大きく伸長し、健康機器関連向けも増加したため、全体では増
加いたしました。
これらの結果、当連結会計年度の連結売上高は、233,934百万円(前連結会計年度比10.4%増)となりました。
利益面では、営業利益は、12,377百万円(前連結会計年度比10.3%増)、経常利益は、為替相場変動に伴う為替差
益(689百万円)を計上し、13,401百万円(前連結会計年度比18.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、
10,338百万円(前連結会計年度比9.6%増)となりました。
当連結会計年度のセグメント別の売上高の状況は次のとおりであります。
機構部品につきましては、移動体通信関連向けが減少したものの、アミューズメント関連向けが増加したことに
より、203,465百万円(前連結会計年度比13.2%増)となりました。
音響部品につきましては、自動車関連向け、移動体通信関連向けが減少したことにより、12,386百万円(前連結
会計年度比20.2%減)となりました。
表示部品につきましては、自動車関連向けが伸び悩み、8,551百万円(前連結会計年度比0.0%増)となりまし
た。
複合部品その他につきましては、健康機器関連向けが増加したことにより、9,529百万円(前連結会計年度比
17.1%増)となりました。
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ホシデン㈱(6804)2021年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末の総資産は、現金及び預金、有価証券、たな卸資産の増加等により前連結会計年度末比
11,733百万円増の161,894百万円となりました。又、負債につきましては、仕入債務の増加等により前連結会計
年度末比3,250百万円増の52,644百万円となりました。
なお、純資産は、利益剰余金の増加等により前連結会計年度末比8,483百万円増の109,250百万円となり、自己
資本比率は67.5%となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ6,873
百万円増加(前連結会計年度は5,411百万円の減少)し、当連結会計年度末には69,522百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、12,590百万円の増加(前連結会計年度は2,122百万円の増加)となりました。これは
主に、税金等調整前当期純利益13,330百万円(前連結会計年度は税金等調整前当期純利益11,532百万円)、減価
償却費3,136百万円(前連結会計年度は3,213百万円)、たな卸資産の増加3,809百万円(前連結会計年度は
15,965百万円の増加)、仕入債務の増加2,022百万円(前連結会計年度は11,650百万円の増加)、法人税等の支
払3,063百万円(前連結会計年度は2,872百万円)によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、2,360百万円の減少(前連結会計年度は4,775百万円の減少)となりました。これは主
に、有形固定資産の取得による支出2,663百万円(前連結会計年度は5,996百万円)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、3,860百万円の減少(前連結会計年度は2,147百万円の減少)となりました。これは主
に、自己株式の取得による支出1,987百万円(前連結会計年度は1百万円)、配当金の支払1,461百万円(前連結
会計年度は1,461百万円)によるものであります。
キャッシュ・フロー指標のトレンド
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
自 己 資 本 比 率 ( % ) 64.4 63.0 70.5 67.1 67.5
時 価 ベ ー ス の
52.2 58.5 40.6 29.4 40.3
自 己 資 本 比 率 ( % )
キャッシュ・フロー対
― 4.0 0.5 5.6 0.9
有利子負債比率(年)
イ ン タ レ ス ト ・
― 28.2 219.8 20.4 166.1
カバレッジ・レシオ(倍)
(算式) 自己資本比率=自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率=株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率=有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ=営業キャッシュ・フロー/利払い
※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※ 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。
※ 利払いにつきましては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を採用しております。
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ホシデン㈱(6804)2021年3月期 決算短信
(4)今後の見通し
今後の世界経済につきましては、現段階で新型コロナウイルス感染症の収束は見通せない状況ではありますが、
経済活動は復活傾向にあり、景気は回復方向に向かうものと思われます。但し、半導体不足、コンテナ不足等はす
ぐには収まらず、第1四半期は本格的な回復には至らないものと思われます。
当社の業績予想につきまして、自動車関連向けは上記の影響を受け、不透明な状況ではありますが増加を見込ん
でおり、移動体通信関連向け、アミューズメント関連向けにつきましては堅調に推移し、医療・健康関連、IoE
(すべてのものがインターネットにつながる)関連向けにつきましても、伸びを示すものと予想しております。但
し、非鉄金属や樹脂など材料が高騰しており、利益の下押し要因になる見込みです。このような状況のもと、2022
年3月期の連結業績見通しにつきましては以下の通り予想しております。
<連結業績見通し>
売上高 260,000百万円(前期比 11.1%増)
営業利益 11,500百万円(前期比 7.1%減)
経常利益 11,500百万円(前期比 14.2%減)
親会社株主に帰属する
当期純利益 8,500百万円(前期比 17.8%減)
なお、上記業績見通しにおける為替レートにつきましては、1米ドル110円を前提としております。
<業績等の予測に関する注意事項>
本資料に記載されている将来の業績に関する見通しは、現在入手可能な情報による当社の判断に基づく将来の予
測であり、当社としてその実現を約束する主旨のものではありません。さまざまな潜在的リスクや不確定要素を含
んでおり、実際の業績はさまざまな要因により、記載された見通しと大きく異なる可能性もあり、これらの見通し
に過度に依存されないようにお願いいたします。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、株主に対する利益還元を重要政策の一つと考えております。一方、企業価値の増大をはかるためには、
急速な技術革新に対応する研究開発及び生産設備投資等が必要であります。このため当社は、長期的な観点に立
ち、事業収益の拡大と内部留保の確保等による財務体質の強化に取り組むと共に、配当水準については、安定と向
上に努めてまいります。
当期の期末配当金につきましては、利益配分に関する基本方針に基づき、1株につき15円(普通配当10円、記念
配当5円)の配当を行う予定であります。この結果、当期の年間配当金は、中間配当金(1株につき10円)とあわ
せて1株につき25円となります。
また、次期の配当金につきましては、利益配分に関する基本方針に基づき、1株につき年間20円(中間配当金
普通配当10円、期末配当金 普通配当10円)を予定しております。
(6)事業等のリスク
当社グループは、世界各国に生産、販売及び開発拠点を有し、ワールドワイドに事業を展開しております。当社
グループの属する電子部品業界につきましては、世界経済の動向による影響が大きく、また、技術革新や市場価格
の変化も激しく、競合各社間の製品開発や顧客獲得に係る競争は非常に厳しいものがあります。
このため、当社グループにおける事業のリスクには日本及び諸外国の経済情勢、市場における当社の新製品の開
発・提供と需要動向、主要顧客グループへの集中、アミューズメント関連分野の売上比率の増大とその受注動向、
販売価格の下落、他社との価格競争、電子機器関連技術の急激な変化、原材料の価格変動及び供給不足、在庫リス
ク、訴訟リスク、移転価格税制他税金問題、知的財産権、製品品質問題(PL、リコール他)等訴訟リスク、環境管理
物質規制、金融収縮による資金不足、保有投資有価証券価格の下落、収益性の低下による固定資産の評価額の下
落、為替相場の変動、法令等の規制・変更、情報漏えい、サイバー攻撃、海外事業に伴うリスク、中国生産におけ
る人手不足・人件費高騰、戦争、暴動、テロ行為、気候変動、新型コロナウイルス感染症等のパンデミックの発
生、火災・地震・津波・風水害・原発事故等の大規模災害に伴う被害、当社の市場やサプライチェーンに悪影響を
与える事象、脱炭素化・SDGsへの貢献・ESG経営などに係るコスト増、高齢化等が含まれます。なお、業績等に影
響を与えうる要素は、これらに限定されるものではありません。
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2.経営方針
当社及びグループ各社は、当社の下記経営方針を共有し、グループ全体の経営の効率化による企業価値の増大を
目指しております。
(1)会社の経営の基本方針
当社は、電子部品メーカーとして常に市場が求めるものを、先進の技術力と徹底した品質管理体制に支えられた
高品質な製品をタイムリーに供給することにより、エレクトロニクス市場の発展に貢献してまいりました。
今後も、クラウドを活用したAI技術やADAS(先進運転支援システム)技術等の急速な発展に伴い、高度化、多様
化するエレクトロニクス市場に対し、独創性の高い技術でお客様の企業戦略をサポートする企業として前進してま
いります。
世界中の最新情報を分析し、次世代の独自技術を提案することにより、ユーザーのビジネスをサポートし、世界
のエレクトロニクス市場の発展に貢献してまいります。
また、環境活動につきましては、全生産拠点でISO14001の認証を取得し、地球環境に配慮した活動を推進してお
り、製品の環境管理物質の削減・全廃、省電力化、軽量化を推進し、脱炭素化も含め環境負荷の低減対策に取り組
んでまいります。
(2)中長期的な会社の経営戦略
当社の属するエレクトロニクス業界は、デジタル化、ネットワーク化等めまぐるしい技術革新により急速に大き
く変化しており、新たな発展が期待できる新製品・新技術が相次ぎ創出されております。スマートフォン及びタブ
レット端末やネット関連機器の分野は、5Gをはじめとした高速通信化や高機能化が見込まれ、従来の家電・AV
市場、ゲーム市場とも融合しながら、さらに進化・発展し、インターネットにつながる機器は急速に普及しており
ます。車業界のトレンド「CASE(※)」や「ADAS」は車載電子機器の増加を後押しし、電子部品デバイスの裾野が
拡大しております。加えて医療・健康・美容機器関連、IoE関連にも充分期待でき、電子部品業界全体では、成長
が見込まれます。
この中にあって、当社は電子部品メーカーとして豊富な製品ラインアップ、顧客の多様なニーズを満たす技術
力、顧客満足を第一としたきめ細かいサービスの提供等により、連結ベースでの売上高、利益の確保・拡大による
企業価値の増大をはかってまいります。
重点的取り組み市場といたしましては、安全、安心、快適を追求し高度化する自動車関連、移動体通信関連、ア
ミューズメント関連、医療・健康・美容機器関連、with/afterコロナ関連機器、5G関連機器、防災関連機器、IoE
関連機器等の事業を強化し、技術開発・生産・販売の連携をはかり、グローバルな視点をもって展開してまいりま
す。
また、当社及びグループ各社の技術・研究開発体制の強化をはかり、電子機器の高性能化、多機能化、高速伝送
化やワイヤレス化、高周波化、デジタル化、モバイル化、省電力化等の技術トレンドに対応する新製品開発による
高付加価値化の追求、及び開発のスピードアップ・効率化に積極的に取り組み、新規市場・新規顧客の開拓を進め
てまいります。
特にコア技術の深耕に注力し、機構設計技術、高周波設計技術、音響設計技術、光学設計技術、回路設計技術、
金型設計技術、シミュレーション技術、解析技術、ソフトウェア開発、EMC対策設計技術、センサー開発・応用技
術等の蓄積、レベルアップ及び共有化をはかり、市場ニーズに対応した独自技術製品の開発を強力に進めます。
また、生産においては、産業用ロボットの活用など、スピード感を持って自動化・省人化を進め、コスト削減、
及び品質の安定化を図ってまいります。
(※)CASE…自動車の次世代技術やサービスの新たな潮流を表す英語の頭文字4つをつなげた造語「C=コネクテ
ッド(つながる)」「A=オートノマス(自動運転)」「S=シェアリング(共有)」「E=エレクトリシティ―(電動
化)」
(3)会社の対処すべき課題
昨年から世界的に拡大している新型コロナウイルス感染症は現在も収束の状況を見せておりません。当社グルー
プといたしましては、感染リスクに対して様々な対策をとり、顧客と従業員等の安全、健康に留意しております。
また、世界各地の工場等の稼働や部品調達及び販売網につきましても維持できるよう努力しております。
一方、当社グループの属する電子部品業界を取りまく状況は、環境対応やADAS等の普及により、一層の電子化が
進む自動車関連向け需要が着実に増加しております。また、ウェアラブル端末やAI機器も電子部品需要の大きな牽
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ホシデン㈱(6804)2021年3月期 決算短信
引マーケットとして期待されると共に、クラウド化の進展に伴う高速・大容量化を目指したインフラ需要や、環
境・省エネ・新エネルギー関連市場なども新たな部品需要を創出していくと期待されております。
このような状況下にあって、当社グループといたしましては、新技術・新製品開発及び高付加価値商品の開発促
進として、伸びる市場、伸びるユーザー、伸びる商品、新しい市場、新しいユーザー、新しい商品へ向けて、自動
車関連機器、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル機器等のモバイル機器、アミューズメント機器など
の製品開発に取り組んでおります。また、次の柱となる市場の構築に向け、医療・健康・美容機器、産業機器等の
市場、さらには新たに市場が拡大しつつある環境・省エネルギー関連、IoE関連等の有望市場に対して、電子部品
への顧客ニーズ及び技術トレンドを着実にとらえ、スピーディー、かつ、タイムリーに新技術、新製品の開発、新
規ユーザーの開拓に取り組み、受注・売上高の拡大をはかってまいります。
生産については、ASEANでの生産拠点の増強・新設の検討を行うと共に、さらなる生産性の向上、品質向上、原
価力強化のための機械化、自動化、省人化を強力に推し進めます。また、経営全般の一層の効率化とスピードアッ
プを進め業績の向上、利益体質の強化及びコンプライアンス体制、CSR(企業の社会的責任)体制、内部統制シ
ステム、情報セキュリティ管理体制、リスク管理体制等の充実・強化をはかり、企業価値の増大に努めてまいりま
す。
品質については、全生産拠点でISO9001の認証を取得し、更に自動車関連向けの生産拠点では、IATF16949の認証
も取得しており、今後とも、品質の向上・安定化に努めてまいります。
また、脱炭素化に向け具体的に取り組むと共に、SDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献やESG経営など、地
球環境に配慮した生産活動、グリーン調達、RoHS指令、REACH規則等による環境管理物質対策、省資源・省エネ活
動、廃棄物削減、リサイクル等の環境負荷の低減に向けた取り組みをグループをあげて推進し、すべての企業活動
において環境に配慮し、環境マネージメントシステムの継続的改善に今後も積極的に取り組んでまいります。
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の企業間の比較可能性を確保するため、当面は日本基準で連結財務諸表を作成する方
針であります。
なお、IFRSの適用については、国内外の情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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ホシデン㈱(6804)2021年3月期 決算短信
4.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 49,213 52,371
受取手形及び売掛金 26,183 25,738
有価証券 14,599 18,400
商品及び製品 6,584 5,494
仕掛品 4,680 1,846
原材料及び貯蔵品 21,787 29,373
営業未収入金 1,571 2,072
その他 2,874 2,875
貸倒引当金 △27 △35
流動資産合計 127,468 138,138
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 18,287 18,749
減価償却累計額及び減損損失累計額 △13,686 △13,273
建物及び構築物(純額) 4,600 5,476
機械装置及び運搬具 22,977 23,448
減価償却累計額及び減損損失累計額 △16,880 △17,888
機械装置及び運搬具(純額) 6,097 5,560
土地 3,445 3,299
建設仮勘定 432 71
その他 35,713 32,290
減価償却累計額及び減損損失累計額 △33,491 △30,198
その他(純額) 2,221 2,091
有形固定資産合計 16,797 16,499
無形固定資産 393 416
投資その他の資産
投資有価証券 3,683 4,945
退職給付に係る資産 231 116
繰延税金資産 915 942
その他 955 1,126
貸倒引当金 △284 △290
投資その他の資産合計 5,501 6,840
固定資産合計 22,693 23,756
資産合計 150,161 161,894
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ホシデン㈱(6804)2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 25,050 27,137
短期借入金 1,990 1,941
未払法人税等 1,819 2,214
役員賞与引当金 166 152
その他 4,196 5,163
流動負債合計 33,223 36,609
固定負債
新株予約権付社債 10,094 10,073
繰延税金負債 780 1,209
退職給付に係る負債 4,434 3,973
その他 861 778
固定負債合計 16,170 16,034
負債合計 49,394 52,644
純資産の部
株主資本
資本金 13,660 13,660
資本剰余金 19,596 19,596
利益剰余金 77,791 86,668
自己株式 △8,661 △10,649
株主資本合計 102,386 109,276
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,676 2,570
為替換算調整勘定 △3,334 △2,951
退職給付に係る調整累計額 38 355
その他の包括利益累計額合計 △1,619 △25
純資産合計 100,767 109,250
負債純資産合計 150,161 161,894
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ホシデン㈱(6804)2021年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 211,912 233,934
売上原価 190,571 211,578
売上総利益 21,341 22,355
販売費及び一般管理費 10,121 9,977
営業利益 11,219 12,377
営業外収益
受取利息 196 101
受取配当金 104 109
為替差益 - 689
雇用調整助成金 1 112
その他 120 112
営業外収益合計 423 1,126
営業外費用
支払利息 107 70
為替差損 108 -
シンジケートローン手数料 42 17
その他 32 14
営業外費用合計 290 102
経常利益 11,353 13,401
特別利益
固定資産売却益 20 210
投資有価証券売却益 313 0
その他 16 4
特別利益合計 351 215
特別損失
固定資産除売却損 156 23
減損損失 - 233
その他 14 28
特別損失合計 171 286
税金等調整前当期純利益 11,532 13,330
法人税、住民税及び事業税 2,338 3,131
法人税等調整額 △239 △140
法人税等合計 2,099 2,991
当期純利益 9,433 10,338
非支配株主に帰属する当期純利益 - -
親会社株主に帰属する当期純利益 9,433 10,338
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(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 9,433 10,338
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △274 894
為替換算調整勘定 △786 382
退職給付に係る調整額 △193 316
その他の包括利益合計 △1,254 1,593
包括利益 8,178 11,932
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 8,178 11,932
非支配株主に係る包括利益 - -
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 13,660 19,596 69,881 △8,660 94,477
会計方針の変更による累積
的影響額
△62 △62
会計方針の変更を反映した当
13,660 19,596 69,819 △8,660 94,415
期首残高
当期変動額
剰余金の配当 △1,461 △1,461
親会社株主に帰属する当期
純利益
9,433 9,433
自己株式の取得 △1 △1
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 7,971 △1 7,970
当期末残高 13,660 19,596 77,791 △8,661 102,386
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評価 退職給付に係る調整 その他の包括利益累
差額金
為替換算調整勘定
累計額 計額合計
当期首残高 1,950 △2,548 232 △364 94,113
会計方針の変更による累積
的影響額
△62
会計方針の変更を反映した当
1,950 △2,548 232 △364 94,051
期首残高
当期変動額
剰余金の配当 △1,461
親会社株主に帰属する当期
純利益
9,433
自己株式の取得 △1
株主資本以外の項目の当期
△274 △786 △193 △1,254 △1,254
変動額(純額)
当期変動額合計 △274 △786 △193 △1,254 6,715
当期末残高 1,676 △3,334 38 △1,619 100,767
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ホシデン㈱(6804)2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 13,660 19,596 77,791 △8,661 102,386
会計方針の変更による累積
的影響額
-
会計方針の変更を反映した当
13,660 19,596 77,791 △8,661 102,386
期首残高
当期変動額
剰余金の配当 △1,461 △1,461
親会社株主に帰属する当期
純利益
10,338 10,338
自己株式の取得 △1,987 △1,987
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 8,877 △1,987 6,889
当期末残高 13,660 19,596 86,668 △10,649 109,276
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評価 退職給付に係る調整 その他の包括利益累
差額金
為替換算調整勘定
累計額 計額合計
当期首残高 1,676 △3,334 38 △1,619 100,767
会計方針の変更による累積
的影響額
-
会計方針の変更を反映した当
1,676 △3,334 38 △1,619 100,767
期首残高
当期変動額
剰余金の配当 △1,461
親会社株主に帰属する当期
純利益
10,338
自己株式の取得 △1,987
株主資本以外の項目の当期
894 382 316 1,593 1,593
変動額(純額)
当期変動額合計 894 382 316 1,593 8,483
当期末残高 2,570 △2,951 355 △25 109,250
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 11,532 13,330
減価償却費 3,213 3,136
減損損失 - 233
貸倒引当金の増減額(△は減少) 4 1
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △80 △77
受取利息及び受取配当金 △301 △211
支払利息 107 70
固定資産除売却損益(△は益) 136 △186
投資有価証券評価損益(△は益) 14 12
売上債権の増減額(△は増加) △5,173 932
たな卸資産の増減額(△は増加) △15,965 △3,809
営業未収入金の増減額(△は増加) △2 △501
その他の資産の増減額(△は増加) △887 41
仕入債務の増減額(△は減少) 11,650 2,022
その他の負債の増減額(△は減少) 230 250
その他 101 287
小計 4,580 15,533
利息及び配当金の受取額 282 189
利息の支払額 △103 △75
法人税等の支払額 △2,872 △3,063
法人税等の還付額 236 7
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,122 12,590
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の増減額(△は増加) 535 22
有形固定資産の取得による支出 △5,996 △2,663
有形固定資産の売却による収入 146 465
投資有価証券の売却による収入 621 0
無形固定資産の取得による支出 △148 △135
その他 65 △50
投資活動によるキャッシュ・フロー △4,775 △2,360
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △550 △306
自己株式の取得による支出 △1 △1,987
配当金の支払額 △1,461 △1,461
その他 △133 △105
財務活動によるキャッシュ・フロー △2,147 △3,860
現金及び現金同等物に係る換算差額 △611 504
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △5,411 6,873
現金及び現金同等物の期首残高 68,061 62,649
現金及び現金同等物の期末残高 62,649 69,522
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ホシデン㈱(6804)2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
当社はすべての子会社を連結しており、連結子会社数は22社であります。
国内連結子会社
ホシデン精工㈱、ホシデン九州㈱、ホシデンエフ・ディ㈱、ホシデン和歌山㈱、ホシデン化成㈱、ホシデンサービス
㈱
在外連結子会社
韓国星電㈱、台湾星電(股)、香港星電㈲、ホシデンアメリカ㈱、ホシデンシンガポール(私)、ホシデンマレーシ
ア(私)、ホシデンベソン㈱、ホシデンヨーロッパ㈲、青島星電電子㈲、豪熙電電子(上海)㈲、日星電貿易(深
圳)㈲、星電高科技(青島)㈲、ホシデンタイランド㈱、ホシデンベトナム(バクザン)㈲、東莞橋頭中星電器㈲、
ホシデンカンボジア(私)
2.連結子会社の事業年度に関する事項
連結子会社のうち、在外連結子会社6社(青島星電電子㈲、豪熙電電子(上海)㈲、日星電貿易(深圳)㈲、星電
高科技(青島)㈲、ホシデンベトナム(バクザン)㈲、東莞橋頭中星電器㈲)の決算日は12月31日であります。当連
結財務諸表の作成に当たっては12月31日現在の財務諸表を使用しておりますが、連結決算日との間に生じた重要な取
引については連結上必要な調整を行っております。
3.会計処理基準に関する事項
① 重要な資産の評価基準及び評価方法
有価証券
その他有価証券
時価のあるもの……決算日の市場価格等に基づく時価法によっております。(評価差額は全部純資産直入法
により処理し、売却原価は移動平均法により算定しております。)
時価のないもの……移動平均法による原価法によっております。
デリバティブ
……時価法によっております。
たな卸資産
……当社及び国内連結子会社は主として総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価
切下げの方法により算定)を、また、在外連結子会社は商品については先入先出法による低価法、製品・
仕掛品・材料及び貯蔵品については、主として総平均法又は加重平均法による低価法によっております。
② 重要な減価償却資産の減価償却の方法
有形固定資産
……当社及び国内連結子会社は、定率法によっております。ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建
物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法に
よっております。在外連結子会社は、主として定額法によっております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりです。
建物及び構築物 31~50年
機械装置及び運搬具 5~9年
無形固定資産
……定額法によっております。なお、社内利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5
年)に基づく定額法を採用しております。
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ホシデン㈱(6804)2021年3月期 決算短信
③ 重要な引当金の計上基準
貸倒引当金
……債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権につい
ては個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
役員賞与引当金
……役員に対して支給する賞与の支出に備えるため、支給見込額に基づき計上しております。
④ 退職給付に係る会計処理の方法
退職給付見込額の期間帰属方法
……退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度までの期間に帰属する方法については、
給付算定式基準によっております。
数理計算上の差異の費用処理方法
……数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主
として5年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとし
ております。
未認識数理計算上の差異の会計処理方法
……未認識数理計算上の差異については、税効果を調整の上、純資産の部におけるその他の包括利益累計額の
退職給付に係る調整累計額に計上しております。
⑤ 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲(現金及び現金同等物)には、手許現金、随時引き出し可能
な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヵ月以内に
償還期限の到来する短期投資を含めております。
⑥ 消費税等の会計処理
税抜方式によっており、控除対象外消費税及び地方消費税は、当連結会計年度の費用として処理しております。
なお未収消費税等は、流動資産のその他に含めて表示しております。
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ホシデン㈱(6804)2021年3月期 決算短信
(セグメント情報等)
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営
資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は電子部品の開発及び製造販売を主たる事業として行っており、それらの事業を製品種類、及び類似性
を考慮して「機構部品」「音響部品」「表示部品」「複合部品その他」の4つを報告セグメントとしておりま
す。
「機構部品」の区分に属する主要な製品にはコネクタ、ジャック、スイッチ等を含みます。「音響部品」の
区分に属する主要な製品はマイクロホン、ヘッドホン、ヘッドセット、スピーカー、レシーバー等となってい
ます。「表示部品」の区分に属する主要な製品はタッチパネル、液晶表示素子となっています。「複合部品そ
の他」の区分に属する主要な製品は上記の区分に属さない複合機器となっています。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」
における記載と概ね同一であります。
報告セグメントのセグメント利益は営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上高又は振替
高は取引高の実績に基づいています。
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ホシデン㈱(6804)2021年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額 連結
又は全社 財務諸表
複合部品
機構部品 音響部品 表示部品 計 (注)1 計上額
その他 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 179,862 15,383 8,577 8,143 211,967 △54 211,912
セグメント間の内部
- - - - - - -
売上高又は振替高
計 179,862 15,383 8,577 8,143 211,967 △54 211,912
セグメント利益 9,223 794 214 1,126 11,359 △140 11,219
セグメント資産 68,952 6,961 2,844 2,939 81,697 68,463 150,161
その他の項目
減価償却費 2,713 673 199 283 3,869 △656 3,213
有形固定資産及び無
4,888 741 96 173 5,899 85 5,985
形固定資産の増加額
(注)1.調整額は以下のとおりです。
(1)セグメント売上高の調整額△54百万円には、管理会計と財務会計の調整額1,715百万円、為替調整等決
算修正額△1,770百万円が含まれております。
(2)セグメント利益の調整額△140百万円には、たな卸資産の調整額△150百万円、内部取引消去237百万円
及び予算と実績の調整額等△227百万円が含まれております。
(3)セグメント資産の全社68,463百万円には、現金及び預金、有価証券、投資有価証券、繰延税金資産等が
含まれております。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額のうち85百万円は各報告セグメントに配分していない全社資産
であります。
(注)2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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ホシデン㈱(6804)2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自2020年4月1日 至2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額 連結
又は全社 財務諸表
複合部品
機構部品 音響部品 表示部品 計 (注)1 計上額
その他 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 211,062 12,436 8,558 9,533 241,591 △7,657 233,934
セグメント間の内部
- 0 - - 0 △0 -
売上高又は振替高
計 211,062 12,436 8,558 9,533 241,591 △7,657 233,934
セグメント利益 11,387 159 86 2,164 13,798 △1,420 12,377
セグメント資産 70,237 8,119 2,858 3,553 84,767 77,127 161,894
その他の項目
減価償却費 2,656 649 60 232 3,599 △462 3,136
有形固定資産及び無
2,622 453 56 183 3,316 160 3,476
形固定資産の増加額
(注)1.調整額は以下のとおりです。
(1)セグメント売上高の調整額△7,657百万円には、管理会計と財務会計の調整額△2,653百万円、為替調整
等決算修正額△5,003百万円が含まれております。
(2)セグメント利益の調整額△1,420百万円には、たな卸資産の調整額△34百万円、内部取引消去225百万円
及び予算と実績の調整額等△1,610百万円が含まれております。
(3)セグメント資産の全社77,127百万円には、現金及び預金、有価証券、投資有価証券、繰延税金資産等が
含まれております。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額のうち160百万円は各報告セグメントに配分していない全社資
産であります。
(注)2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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ホシデン㈱(6804)2021年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 1,723円79銭 1,935円14銭
1株当たり当期純利益金額 161円37銭 178円70銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 150円38銭 166円28銭
(注) 算定上の基礎は、以下のとおりであります。
1 1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
(1)1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益金
(百万円) 9,433 10,338
額
普通株主に帰属しない金額 (百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属す
(百万円) 9,433 10,338
る当期純利益金額
普通株式の期中平均株式数 (千株) 58,457 57,856
(2)潜在株式調整後1株当たり当期純
利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調
(百万円) △14 △14
整額
(うち社債発行差金の償却額
(百万円) (△14) (△14)
(税額相当額控除後))(注)
普通株式増加数 (千株) 4,173 4,231
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株 - -
当たり当期純利益金額の算定に含めなかった潜在
株式の概要
(注) 社債額面金額よりも高い価額で発行したことによる当該差額に係る償却額(税額相当額控除後)であります。
2 1株当たり純資産額
前連結会計年度末 当連結会計年度末
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
純資産の部の合計額 (百万円) 100,767 109,250
純資産の部の合計額から控除する金額 (百万円) - -
普通株式に係る期末の純資産額 (百万円) 100,767 109,250
1株当たり純資産額の算定に用いられた
(千株) 58,456 56,456
期末の普通株式の数
(重要な後発事象)
当社は、2021年5月7日開催の取締役会において、会社法第178条の規定に基づき、自己株式を消却することを決
議いたしました。
1.消却する株式の種類 当社普通株式
2.消却する株式の数 3,000,000株
(消却前の発行済株式総数に対する割合 4.43%)
3.消却予定日 2021年5月25日
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ホシデン㈱(6804)2021年3月期 決算短信
5.その他
(1)代表者の異動
該当事項はありません。
(2)その他の役員の異動(2021年6月29日予定)
①新任取締役候補
取締役 国内営業本部長 堂地 龍(現 上席執行役員 国内営業本部長)
取締役 海外営業本部長 水田 兼正(現 執行役員 海外営業本部長)
②退任予定取締役
常務取締役(品質センター担当) 滋野 安広(当社技術・品質アドバイザーに就任予定)
取締役(社長室・総務部・人事部・財務部担当)本保 信二(下記:当社監査役に就任予定)
③新任監査役候補
監査役 本保 信二(現 取締役 社長室・総務部・人事部・財務部担当)
④退任予定監査役
監査役 桔梗 三郎
(3)セグメント別販売実績
当連結会計年度
自 2020年4月1日
至 2021年3月31日
セグメントの名称 金額(百万円) 構成比
機構部品 203,465 86.9%
音響部品 12,386 5.3%
表示部品 8,551 3.7%
複合部品その他 9,529 4.1%
合 計 233,934 100.0%
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