6800 ヨコオ 2020-05-14 12:00:00
2020年3月期 連結業績予想値と実績値との差異並びに剰余金の配当(期末配当)に関するお知らせ [pdf]
2020 年5月 14 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ヨ コ オ
代表者名 代表取締役兼執行役員社長 徳 間 孝 之
(コード番号 6800 東証第1部)
問合せ先 取締役兼執行役員専務 深 川 浩 一
(TEL 03-3916-3111)
2020 年3月期 連結業績予想値と実績値との差異並びに
剰余金の配当(期末配当)に関するお知らせ
2020 年3月期(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)の連結業績予想値と実績値との差異並びに剰余
金の配当(期末配当)に関しまして、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.2020 年3月期(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)の連結業績予想値と実績値との差異について
(1)差異の内容
前回発表予想
(A) 今回実績 増減額 増減率 (ご参考)前期実績
(2019年11月12日 (B) (B-A) (%) (2019年3月期)
公表)
売 上 高(百万円) 59,500 60,595 +1,095 +1.8 54,752
車載通信機器 39,400 39,264 △135 △0.3 38,183
回路検査用コネクタ 11,600 12,832 +1,232 +10.6 9,138
無線通信機器 8,500 8,498 △1 △0.0 7,429
営 業 利 益(百万円) 4,350 4,916 +566 +13.0 3,028
経 常 利 益(百万円) 3,900 4,583 +683 +17.5 3,286
親会社株主に帰属する
2,750 3,440 +690 +25.1 2,209
当期純利益(百万円)
1株当たり当期純利益
(円 銭)
135.73 169.85 - - 109.18
(2)差異の理由
売上高につきましては、回路検査用コネクタセグメントにおける5G用半導体の需要増に伴う
高周波対応製品の受注増などにより想定を上回ったことから、予想値を上回りました。
営業利益につきましては、車載通信機器・無線通信機器の両セグメントにおいて、新型コロナ
ウイルス感染症の拡大を受けた中国生産拠点の一時的な製造要員不足・部材供給遅滞に伴う休日
出勤・残業増などの減益要因がありましたが、回路検査用コネクタセグメントにおける想定以上
の増収による増益により、予想値を上回りました。
経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、営業増益に加え、為替差損の
縮小(450 百万円の見込みに対し実績は 214 百万円)などにより、予想値を上回りました。
2.剰余金の配当(期末配当)について
(1)内容
決定額 直近の配当予想 前期実績
(2020 年6月 25 日総会付議) (2019 年 11 月 12 日公表) (2019 年3月期)
基 準 日 2020 年3月 31 日 同左 2019 年3月 31 日
1 株当たり
16 円 14 円 14 円
配 当 金
配当金の総額 324 百万円 ― 283 百万円
効力発生日 2020 年6月 26 日 ― 2019 年6月 26 日
配 当 原 資 利益剰余金 ― 利益剰余金
(2)理由
当期の業績につきましては、連結売上高が6期連続で過去最高を更新したことに加え、連結営
業利益、連結経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益が過去最高益となり、当社グルー
プが中期経営目標に掲げる「ミニマムエイト」(売上高成長率/売上高営業利益率/自己資本利
益率(ROE)を8%以上確保)を達成するに至りました。
しかしながら、一方で、新型コロナウイルス感染拡大の影響などから、当社主要市場における
需給・競争環境の動向は極めて不透明な状況にあり、手元流動性や財務安定性をより重視した事
業運営が不可欠であると考えております。また、市場全体では不透明ながらも、5Gなどの成長
分野では依然として引合いが強く、引き続き製品開発投資・設備投資の資金需要が高い状態にあ
ります。
以上の状況を踏まえ、当期の期末配当につきましては、過去最高となった利益の株主様への還
元、次期以降の資金需要および財務安定性の確保を総合的に勘案し、 1株当たり 16 円(直近の配
当予想から1株当たり2円増額)とさせていただきたく、2020 年6月 25 日開催予定の当社第 82
期定時株主総会に付議することを決定いたしました。なお、当期は1株当たり 14 円の中間配当
を実施しておりますので、この場合、通期の配当金は1株当たり 30 円(連結配当性向 17.7%)
となります。
(注)本資料に記載の予想数値は、公表日現在入手可能な情報に基づき作成しております。実際の業績は、今後様々な
要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
以 上